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「あなたに会えてよかった」
これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。
このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。
【ライフファミリー137】たまたま。(ライフスタジオ仙台店:Gomei Kazuma)
2020/3/24
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第一のたまたま、出会い。 9月某日、仙台店は土日の空いた時間で、ヒマナノデというタイトルで、スタジオ見学会を開催していました。 見学会といっても、自由に見ていただきながら、子供たちがたくさん来てくれた目当ては“お菓子つかみ取り”でした。 みんな本当に無慈悲に取っていってくれるので、大人は大爆笑。ハッピーターンのみを20個程度選んでく子もいれば、入れ物ごともって逃走した子も。予想以上の大盛況で、お菓子は時間ぴったしで無くなり、私たちは片づけを始めるくらいの時間でした。確か16:00くらいだったような。 そこへ“たまたま”初めてブランチ仙台に遊びに来たKファミリーが、偶然店前を通ります。少し立ち止まってくれていたので、「お菓子はなくなりましたが、どうぞ見ていってください」と見学へ。パパさんママさんは、多くのことを聞いてくださり、私はお子様ととにかく遊びまくる。わー!とか。うえーとか。 人見知りは全くなく、とにかくみんな友達感覚の子供らしい可愛さを持っていました。本気のダッシュを繰り広げまくり、確か40分くらい走り回っていました。ここだけの話、帰宅してから太ももの付け根が痛かったです。楽しそうに遊ぶお子様を見てくれてか、その場でご予約を頂きました。 第二のたまたま、仙台店で働く人たちは暴れるタイプが集まった。 ライフスタジオのスタッフは本当に個性豊かなスタッフが多く、その個性を表現しするかのように、皆撮影のスタンスが異なります。優しいタイプもいれば、おっとりタイプも、共感タイプもいれば、芸人タイプもいます。千差万別なので、次はどんなスタッフにあたるのか。これも楽しみの一つです。 そんな中、仙台店には「暴れるタイプ」が集まりました。30代の男性が大きな声と動きで、子供さながらに暴れながら撮影する姿を、笑ってみていただけることも多いです。撮影が終わるころには、スタッフも汗だくでハァーハァーいいながら業務を遂行しています。 つまりは、お子様もスタッフも動き回るタイプ。 俊敏タイプのお子様×暴れるタイプのスタッフ。 この2つのタイプは、同じ種別に居るでしょう。息が合わないわけがありません。 たまたま改め、本気の情報収集 いざ撮影日。 「わぁ~お久しぶり~」なんて話をしていて、なんとフォーマルのお洋服を着て登場してくれたお子様。そして靴を脱ぐと否や、「わぁ~」と言って走りまくる。今日も絶好調ジャン☆と心の中でウィンクしました。 ママサーン、今日何か使いたい小物とかアリマスカーと伺うと。袋から4つのアイテムを消化してくれました。 コリラックマのぬいぐるみ ユニくん ユニクロから名前が来ていると教えてくれました。 真っ赤な☆型のサングラス。 パパのお兄さんから貰ったサッカーボール とんがり麦わら帽 ふむふむ。これら4つのお持ち込みグッズから、唯物論的に、事物は根本的一次的、意識は2次的に否定の否定を行って、“ママさんはどんなことを期待してくれているのか”を考えてみました。 コリラックマのユニ君を見せてもらった際、コリラックマの毛が立っていたことに気が付きました。そしてしっぽが取れていることを笑いながら教えてくれました。それらから長年愛用していること。そしておでこの毛が特に立っていたことを見ると寝るときに抱いているのか、きっとよくスリスリしている証拠でしょう。体感的な感覚で申し訳ないのですが、これまで我々とお子様はマッハ8くらいのスピードで動いてましたので、思い出の品との1cutはシーン割の落ち着いた瞬間に。 真っ赤な☆型のサングラス。 パパのお兄さんから貰ったサッカーボール この二つから考えることにしたイメージは、とにかく活発元気に!そんなイメージと声が聞こえた様な気がしました。2つともわかりやすく、遊び道具です。格好よくも撮ることは出来ますが、本当に格好いいことが必要なのか考える必要があります。まず、このアイテムを持ってきてくださった理由を考えます。 仮説にしかすぎませんが、何気ない会話や使用感などの、細かな情報を集めていくと、きっと本当の声が聞こえてきます。勿論現場はマッハ8くらい。 とんがり麦わら帽 これは全大人、同じ意見ではないでしょうか。「かわいい♡」かわいい×かわいい=かわいい かわいく撮れないほうがむつかしいので、最高です♡ 物には思いがあって、お持ち込みの物には理由があると思います。話を聞いて、物を見て、お子様の状態を見て、どんな提案を行うことができるのか、考え提案することが本当に大切だと感じます。私はカメラマンですので、極論写真を通したコミュニケーションが必要とされます。その中にどのような関係図を詰めていくのか、思っている通りに伝わらないとしても、それがカメラマンの一つの側面だと思うので、私なりの関係図を少しづつ詰めてみました。 最後に まとまったお写真を見ながら、次第にママさんが涙しました。「元気な子だから、どこかに申し訳ない気持ちがある」と。 子供は走り回ることが当たり前で、カメラの前で楽しかったら、当然走り回るものだと思います。きっとそれが普通の状態。ですがもちろんそれではいけない場所もあります。きっとママさんの中にも、写真館はその中の一つだったのだと思います。この2時間くらいはフリーに行こうぜ!そんな写真館を目指していますといいました。 写真館で写真をとる。家族には大きなイベントだと思いますし、日常的にあることではありません。ですから少し敷居が高い印象もあると思いますが、本当に写真館ってそんな場所なのでしょうか。少なくとも私たちは、次回あった際に 「おっす」 そう言える写真館でありたいと考えます。 Kファミリーとの関係をこのように規定してみます。 【自由闊達を教えていただきました】 Gomeiさんのブログはコチラから ▶Gomeiさんのいる店舗はこちらライフスタジオ仙台店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー136】想いを伝えるということ。(ライフスタジオ草加店:Kubo Namika)
2020/3/17
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想いを伝えるということ。 - S Family - みーちゃんとの初めましては、今年の3月。みーちゃんの卒園と、入学を記念しての撮影で草加店を訪れてくれました。 最初の印象は素直で大人しく、恥ずかしさを含んだはにかみが可愛らしい女の子。初めての場所や私たちに対して緊張しているのが伝わってくるようでした。 そんなみーちゃんの緊張を少しでもほぐしてあげたいなと、いつも通り、いつも以上にママさんパパさんともたくさんコミュニケーションを取ろうと話してみると、みーちゃんと似た笑顔で対照的に明るく気さくなママさんと、みーちゃんとどこか似た雰囲気の少しシャイで穏やかなパパさん。お二人と話していて感じるみーちゃんへの愛情はとてもあたたかいものを感じていました。 時には勢いが大切な撮影もあります。底抜けにテンションを上げて引っ張る瞬間が必要な撮影もあります。ただみーちゃんの場合は勢いで進めて彼女を置いて行ってしまわないように、ひとつずつ、時にはふざけたりもしながら丁寧にやり取りをしていきました。みーちゃんと一緒に楽しむために。 そんな意図と願いを込めながら進めた撮影の中で、はにかみながら私たちの指示に素直に懸命に応えてくれる彼女に愛しさを募らせていました。 かわいい。かわいい。 そんなみーちゃんが時々カメラマンの甲斐さんを見つけて、投げかけをしている私を見て、はみかみの先の、ふわっとした笑顔を向けてくれる瞬間がありました。あ、楽しんでくれているのかな。そんな風に感じられて、すごく嬉しくなったのを覚えています。 終始みーちゃんのまとう優しくふんわりとした柔らかい空気に包まれた撮影も終わり、お別れの時間が近づいて来た頃、泣き出してしまったみーちゃん。バイバイが寂しくて泣いてくれた彼女とどうにかしてまた笑顔が見たくて、たくさんの言葉をかけたけれど、その日は泣き顔のままお別れになってしまいました。その時のことを綴ったお手紙はこちら▶大好きな女の子のお話。 後日みーちゃんたちご家族を忘れられない私たちは、また会いたいねと言いつつも何か機会が作れないかと考えている時にママさんから連絡がありました。七五三の撮影を草加店で撮りたい。みーちゃんがそう言ってくれたそうでした。 当時はおじいちゃん、おばあちゃんも出向きやすいようにママさんのご実家の方で考えていると言っていた七五三撮影。それを聞いて沢山の人の気持ちを考えました。草加で撮りたいと言ってくれたみーちゃんの気持ち。それを叶えようと連絡を下さったママさんパパさん。みーちゃんがそうしたいなら、と言ってくださったおじいちゃん、おばあちゃん。沢山の人のみーちゃんへの愛情を感じながら、再会の約束をすることが出来ました。 その日から七五三の撮影についてや、みーちゃんの近況などマメに連絡を下さるママさんとやり取りをしながら、何をしてあげられるかなと当日をただひたすらに楽しみにしていました。 そして再会の日。 朝からずっとそわそわしていた私は、到着したみーちゃんたちを車までお迎えに行きました。車から降りてきたみーちゃんは初めましての小学校入学前の時より少し焼けて、髪も少しさっぱりしていて、少しお姉さんらしい雰囲気に見えました。子どもの3ヶ月は大きいなと。ただやっぱり最初は少しだけ緊張した様子が伺えるシャイな一面もみーちゃんだな、なんて思ったりもして。またゆっくり、みーちゃんに楽しかった記憶を思い出してもらえるように、私たちとの距離感を思い出してもらえるようにたくさんお話をしました。 そして何が出来るのか、と考えた時、コーディネーターである私に出来ることのひとつとして衣装提案がありました。 この再会する日までに私の中でみーちゃんへの印象も初めて会った時とはどんどん変化していました。初めての撮影の時はひだまりのような笑顔が優しいシャイな女の子で長いロングヘアが印象的だったみーちゃんには、女の子らしい真っ白なワンピース衣装をご提案しました。そんな中で撮影をしていってママさんパパさんからもたくさんお話を聞いて、きっとお家ではもっとおしゃべりな女の子なのかなと思ったりして。 そして2回目の撮影までにママさんが送ってくれた、お友達との写真やみーちゃんが楽しそうにしている写真を見て、どんどん元気で活発な印象に変わっていきました。そんな元気なみーちゃんに会いたい気持ちも込めて、前回とはまた違う、もう少し"いつものみーちゃん"に近づけるように、オーバーオールという元気なパンツ衣装を提案してみることにしました。 くうちゃんのオススメなら着たい。これにしよう。 そう言ってくれたママさんとみーちゃん。そんな信頼を伝えてくれる言葉がまたひとつ嬉しくて。 最初は久しぶりの再会に少し緊張していたみーちゃんも、徐々に口数も増えてきて、しっかりと「くうちゃん」と呼んでくれることが嬉しくて。嫌がるから、と隠れながらこっそり撮影を見てくれていたパパさんの姿に、事前に聞いていたプチ反抗期が見えた瞬間もありました。笑私たちの近況を把握されているママさんとは話題も途切れず、パパさんとみーちゃんも交えて”推し”の話をしたり。 前回の初めましてとは違う、最初から私たちに会いにきてくれているこの時間が愛しいと思いました。 ママさんには2回分のゲストストーリーを始め、ブログもチェックしてくれているようで、コメントという形でたくさんの言葉をいただいてきました。 その中でも心に残っている言葉があります。 「これから、何年一緒に写真を撮ってくれるか分かりませんが、一緒に成長を見守っていただけたらと思います。」 これは私が一番願っていた想いではないかと思いました。 この出会いは私にとってもかけがえなく、本当に大きなもので。しっかり「これからを一緒に見守ることができる」関係を言葉にしてもらえたことが、同じ想いだったということが。想いを伝えるって難しいけど、伝わるとこんなに嬉しいから。だからしっかり残そうと思いました。私にとってみーちゃんfamilyは【重なる想いを伝え合える喜びを教えてくれたご家族】です。 私のお誕生日を祝ってくれたのも嬉しかったです。小人を楽しみにしてくれていたのも嬉しかったです。私たちに会いに来てくれたことが嬉しかったです。想いを伝えてくれたことが嬉しかったです。 少しでもこの気持を伝えていきたい。伝わっているといいな。大好きでは足りない、そんな想いでいっぱいです。 次は私が会いに行きます。必ず。待っててね。 ご家族様からのメッセージ くうちゃん 本当にありがとうございました❗ 子供は、すぐに誰とでも、例えばその日に公園で偶然に会っただけでお友だちになれたりします。大人みたいに構えたりせず、その時を一生懸命楽しむ、それだけ、だからなのかなぁと思います。大人になったら、なかなかいろんな気持ちが出てきて、邪魔して、お友達になれる機会を自分から逃したり、そんなことも多々あります。 今回の出会い、偶然ではあったけど、ちゃんと想いを伝えなければ、と本当に思った出会いでした。恥ずかしがっていたら、幸せ逃しちゃうかもしれない!ってwくうちゃんもかいちゃんも、私達家族と仲良くなってくれてありがとう。この歳で、お友達ができるなんてそうそうない。それもうんと年下w これからも繋がりましょう。「またね!」 Kuboさんのブログはコチラから。 ▶Kuboさんのいる店舗はこちらライフスタジオ草加店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー135】ことばとしゃしん。(ライフスタジオ横浜青葉店:Kuroki Reiri)
2020/3/10
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ことばとしゃしん。 - Abe Family - 『れいりさんのblogのファンだそうで、れいりさん指名です』。お客様情報のメモには、そう書かれていました。 お会いしたことのない、でもライフスタジオを複数回ご利用いただいているご家族からの、初めましての指名。写真館的には、写真を見て撮影者のスタッフを指名する、という流れは珍しくはないかと思いますが、私の場合はそういうケースはあまりなく(あるとしたらbabyかな?)ありがたいことに、ここ最近は特に『blogを見て』というご指名をいただくようになってきました。 個人的には、写真1枚で表現し尽くすことができる程技術が優れている訳ではないんじゃないかな、と自己評価をしておりまして、どちらかというと文章に心情を込めることの方が得意です。なので、私の文章を見て『指名したい』と思っていただけることは、『わたし』という人間のパーソナルな部分に少なからず共感していただけている、という最低限の安心感はあるのですが、まあそれでも勿論緊張はします。最終的には、写真を抜きにして語ることはできないので。笑しかも今回は、『blogを見て指名』を通り越して『blogのファンだから指名』です。 私のような一般会社員のblogにファンがいるというちょっと不思議な感覚で(笑)、更に最近はライフスタジオに関係ないことまでblogに書いているので(しかもそれきっかけでご指名をいただいたこともあるので)、果たして今回はどんな出会いになるのか、緊張しつつも楽しみに、その日を迎えさせていただきました。 さて撮影当日。 ご挨拶に伺わせていただくと、ママさんは両手で口を覆って「く、くろきさんだ〜〜」と感嘆の声を上げてくださり、私自身は予想以上のリアクションに、思わず恐縮してしまいました。笑今回の撮影で、ライフスタジオのご利用そのものは6回目。普段は埼玉の店舗に行っていて、横浜まで来てくださったのは初めてでした。「本当は、もっと早く撮ってもらいたかったんですけど、遠いから横浜まで行くのは大変だからって言われてて。子どもも大きくなったので、何年か越しでようやく来れたんです」とママさんは仰ってくれました。 数年越しで実現した指名撮影……!!!!私の両肩に、どしっとプレッシャーがのしかかったのは言うまでもありません。笑主役の子どもたちは、6歳と4歳の男の子。照れてもじもじとしている弟くんと、やたらと元気に跳ね回るお兄ちゃん。今日はよろしくね、と挨拶して、撮影は始まりました。 ……そして、家族写真を撮り始めて数カット目には、その元気に圧倒されて早くも撮影プランを柔軟に変更していく私がいました。笑 「よし、立ち姿やめよう!!ここ座ろっか!!!!」 「マ、ママに潜るなーーー!!」 「へそ見えてるよ〜お腹隠して!!……いやまだ出てるって!!!!」 そんな声が飛び交う撮影空間。やはり、男子の撮影は元気一直線。ご指名のプレッシャーはありつつも、彼らの元気を受けて熱を帯びていく撮影の現場は『楽しい遊びの空間』になっていきます。当然、2階に上がればそのボルテージは止まるところを知らず。もじもじしていた弟くんも、お兄ちゃんのテンションに引っ張られて開放的になっていきました。そして、弟くんのソロを撮っている間に、それは起こったのです……。 元気大爆発のお兄ちゃんは、弟くんのソロ撮影中に部屋中を所狭しと駆け回り、写真に見切れてしまうことを心配したパパさんがディフェンスしてくださっていました。しかし、彼の元気はその程度では収まらず。やがてパパさんのディフェンスから脱出するようになり、その度にパパさんが捕まえては羽交い締めになっており、私もコーディネーターのこばちゃんも、弟くんの撮影をしながらも「あ、荒ぶる兄の封印が解かれる……!!!!」とやんややんやと囃し立てていたのですが。弟くんの撮影を終え、「よーし、お兄ちゃん、撮ろっか!!」と振り返った時、彼はこの状態でした。 めっちゃ拗ねている。 どうやら、パパさんのディフェンスが強固になるにつれて、遊びの範囲を超えてしまったご様子。「もう写真なんか撮りたくない!!!!」とブチギレな6歳の少年の心は、トゲトゲしていました。 個人的には、この写真がとても好きなのです。 すごく楽しくて、楽しくて楽しくて楽しかったのに、調子に乗りすぎてしまって、怒られて、周りはまた受け入れる準備をしてくれているんだけど素直にその輪に戻って行けない。あんなに楽しかったのに、もう一度あの空気に戻れない寂しさみたいな、そんな気持ちを抱え込んで、どうしていいかわからない。そんな彼の心情がありありと表れていて、なんだかそれがとても、今の彼の存在を生々しく感じさせてくれるようにも思えて、ぐっときてしまった私のファインダーは、トゲトゲした彼のこの心情を1枚だけ写真に残させてもらいました。そして、この1枚さえ笑い話になるような、そんな終わらせ方をしなければならない、と思う訳です。 かつて経験の浅かった私は、撮影させてもらっていた男の子の心情に気付けずに、撮影を嫌な思い出にさせてしまった苦い経験がありました。無理に撮り進めることや、弟くんのソロを増やすことは、75枚という枚数の帳尻合わせの為に過ぎません。そんな撮影は、したくない。私が撮っていきたいのは、あなたの為の写真。いつか君が、このトゲトゲした心情を懐かしく思い起こしてちょっと笑っちゃうような、そんな写真。 という訳で、長期戦を見込んで作戦を立て直します。 「じゃ、休憩しよっか!!!!」 衣装はそのままに、ひとまずモニタールームへ移動して、ジュースを飲みながらしばしのご歓談。こばちゃんがずっと彼に寄り添ってくれ、根気強く会話を投げ掛けるうち、彼は会話の中で笑顔も見られるようになってきました。しかし、ここで油断して「じゃあ撮影しよっか!」等と口にしてはいけないのです。『撮影』はまだ彼にとって、拒否の対象でした。しかし勿論、撮影をしなければ終われません。撮影という目的と、彼の心情との折り合いと、私が撮りたいと思う写真、そういうものをあれこれ考えて、提案は成されました。 「じゃ、外にバッタ取りに行こうか」 8月の夕方、横浜青葉店の駐車場で、バッタを探す彼をじりじりと西陽に灼かれながら撮影した、この日のことを忘れません。笑バッタを探したり、登っちゃいけなさそうなところを登ってもらったり、彼のやんちゃ心を刺激しながら撮影は進みました。75枚目の写真を撮り終える頃には、すっかり元の彼に戻っていて、「まあ、もう1回、2階で撮っても良いよ!!」とも言ってくれたのですが、その時には既に次のお客様が撮影中。もう2階は行けないんだ、と伝えると、案の定ちょっと拗ねてしまいました。笑 後日、ママさんが投稿してくださったGuest Storyは、私が個人的にすごーーーーく好きな、膝を抱えて拗ねている彼の写真でした。 『以前からこっそりファンだった黒木さんのいる横浜青葉店で撮影していただきました。 黒木さんの書く文章、黒木さんの写す写真が大好きで、図々しくも指名させていただきました!(快く受けてくださってありがとうございました) ハプニングもありました。でも辛抱強く声掛けしていただき、最後には笑顔で撮影が終わってほっとしました。さすがです! 子供たちの写真から黒木さんの想いが感じられて、とても心が温かくなりました。やっぱり黒木さん好きです!(写真が!?)』 やっぱり好き、なんて、光栄な言葉をいただいたものです。ママさんには、恥ずかしながら「何が良くて、私に指名を?」とお伺いしました。その答えは、「blogの文体から人柄が見えて」とのことでした。 写真1枚で、全てを伝えきる程の技術は持ち合わせていないかも知れません。どちらかと言えば、文章に心情を込める方が、得意です。文章を組み立てて、書き出して、伝えていこうとすることは、少なからずの労力を必要とします。いつも適切な言葉を探すのに苦労しながら、ニュアンスや、温度感や、語り口なんかも少し意識して、書いています。それでも、最後には写真を抜きにしては語れない、と思っています。 今回、ママさんが撮影の感想を送る為に選んだのは、私がぐっときた瞬間の写真。今回の撮影の中の、悲喜交々のドラマを象徴する1カットとしてこの写真が選ばれたことで、ああ、ちゃんと、写真も伝えることができている、と、思うことができました。 私にとって、【言葉から始まって、写真で伝えることができたご家族】が、彼らです。人柄を信頼していただけることはありがたく、しかしそれだけで押し切るには『写真館』としての面目が立ちません。最終的には写真を抜きにしては語れない。写真に想いが込められていなければならない。それだけは肝に命じている、それがちゃんと伝わっていることが、嬉しかった。 私の気持ちは、想いは、ちゃんと伝わっているでしょうか。言葉から、写真から、私の姿勢から。独り善がりではない、大切なものを、きちんと伝えていくことを、これからも大切にしていきたいと思います。 ご家族様からのメッセージ すっかりご無沙汰してしまいました。その節はありがとうございました。 こうやって憧れの黒木さんのBlogに書いていただけて感無量でございます。笑 今ではスマホで手軽に写真を撮ることができる時代ですが、私は写真を撮るのが苦手です。苦手と言うよりカメラを構える余裕がない、というほうがあってるかな。子供たちの写真をもっと撮りたいなと思うんですが、一緒に歩く時は両手は繋いでいるし、手が空いたと思ったら肩にはずっしりと重い荷物が。重い荷物を降ろせた、と思った時にはすっかり疲れてしまっていてなかなか写真を撮るところまで気持ちが向きません。 なので日常の延長線上の自然体の写真、を求めて、私はライフスタジオで写真を撮ってもらっています。自然体とは「喜怒哀楽」の怒と哀ももちろん含まれるので、ポーズをとって笑顔の写真よりも、どちらかというと怒と哀もおさめておきたいな、と思っています。 あの瞬間、瞬きもせずはらはらと涙を流す我が子を、不謹慎ながら美しいな・・・と眺めている時、たった一度、パシャっとシャターを切る音がした時、あぁわかってもらえてる・・・ととてもうれしかったんです。ほんとにこの一枚に全てが凝縮されていて、思い出深い写真になりました。 お会いしたこともない黒木さんに勝手に親近感を持っていて。笑 実際に写真を撮っていただいてやっぱりなんか・・・好きなんですよね、何なんでしょうこの感じ! B'zはあまり詳しくなないですが、音楽好き、誕生日一日違い、そして名前に同じ理を持つ・・・何かあるんでしょうか・・・笑 近々また伺いたいと思っています。その時はまたお騒がせするかと思いますがよろしくお願いします。 Reiriさんのブログはコチラから。 ▶Reiriさんのいる店舗はこちらライフスタジオ横浜青葉店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー134】Nファミリー(ライフスタジオ所沢店:Volvo)
2020/3/4
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【逆に、私の成長を見てくれてる人】 - N Family - Nファミリーがスタジオに撮影に来てくれるのは、昨年で8回目になりました(75cでの撮影も含めて) 今年の秋にも来てくれますので、9回目になります。その全ての撮影で、私はカメラマンを担当させていただいております。全ての撮影のカメラマンがボルボということ、それがどういう意味になるのかというと、Nファミリーはこれだけライフスタジオに来てくれていながら、私の撮影、私の写真しか味わったことがないということです。それ自体はとてもありがたいことでもありますし、常に思い出作りに携われているのは嬉しいことです。 しかし、毎年撮影に入るたびにどうしてもひとつの思いがよぎってしまいます。また今年も私でいいのだろうか?という思いです。私は変な人間なので、自分ならできるという自信もありがながら、同時にもしかしたら違うカメラマンが入ったらもっと大きな感動が生まれるんじゃないかという臆病さも出てきてしまいます。私だけがずっと入り続けることで、Nファミリーにとってライフスタジオの全てを味わうことができていないんじゃないか?とか…。 最初にライフスタジオに来てくれたのは2011年8月恵比寿店。一番上のお姉ちゃんが1歳記念できてくれた時でした。 私がライフスタジオに入社したのが2011年7月。入社して1ヶ月足らずでカメラマンを担当させていただくことになり、今と比べればいろんな面で力不足だった私にとっては、正直毎日が緊張との勝負でした。今でもその時のことを覚えています。Mちゃんは人見知りの赤ちゃんでした。私が近寄ることもままならなかったため、撮影時、きっとママさんは心配されたと思います。力の足りない私は、Nファミリーに喜んで帰ってもらいたい一心で、とにかく汗をかいて最善を尽くそうとした記憶があります。 そこから約1年後。恵比寿店が独立し「75C」となってから、またママさんから予約がありました。「マタニティを撮って欲しい」という内容でした。 このご予約は2つの意味で嬉しかったのを覚えています。ひとつは「前回の撮影を喜んでいただけていたんだ」という感情ともうひとつは「ライフスタジオから独立したのに、75cに来てくれた」という感情でした。マタニティをとりにきてくれた際にこちらから先にお礼をいいました「また来てくれてありがとうございます」と。そしたらママさんはこう仰いました「人見知りで大変だったけど、みんなで頑張って、最後に笑顔が撮れたのが感動した」と。「最後にいちごのおもちゃを持ちながら両手をあげて笑っている子供の姿が本当に印象的だった」そうです。 その人見知りだったMちゃんがお姉さんになり、弟が生まれました。その頃は私自身も異動となりまたライフスタジオに戻っていましたが、それに合わせてまたライフスタジオに予約をとってくださいました。その後も、私が異動になるたびに店舗をかえてくださり。とにかくがんばるしかない時代。私はNファミリーからこれを教えてもらいました。 「撮影で感動を生むためには、どれだけ子供が笑ったかではなくどれだけ自分が汗をかいたかだ」 パパさんは撮影にいらっしゃることはあまり多くはありません。どうやら写真が苦手なようです。でもお会いするたびに思うのは、メンズたちはパパさんにそっくりということです(笑)ママさんはなんと5姉妹。紹介していただき、いとこさんのご家族ももう3回撮影させていただいております。いつも一緒に見学に来てくださるママさんの別のお姉さんのソロ写真を撮影することもありました。 そのお姉さんもエピソードが色々あります。浦安店で撮影の時、横浜からいらっしゃるので前日にディズニーランドに泊まってきたというお姉さんとNファミリー。夜はホテルでしこたま飲んだということで、次の日撮影にいらした時にはおもいっきり二日酔い。。恒例のソロ写真を予定していたお姉さんは子供たちの撮影終了を待たずして帰られました(笑)でも、お姉さんがソロ撮影するのを見ていたママさんも「自分も撮ろうかな」といって撮り始めそれ以来ママソロ写真は毎年恒例となっています。3姉弟そろっての七五三撮影の時、私は完全にカメラを構えた親戚のおじさんのように「あの人見知りのMちゃんが・・・」とファインダーの中でこっそり感動していました。 昨年、所沢まで来てくれた時に「わざわざ横浜から来てくれてありがとうございます」と言ったらママからはこう返事をもらいました 「子供たちはライフスタジオに行くというより、ボルボさんの家に遊びに行くと思っているから」と。 その言葉を聞いた時、私の不安は吹き飛び8年間の関係性が「これでよかったんだ」と思うことができました。結婚式まで写真を撮るという約束は絶対守りますよ! Volvoさんのブログはコチラから ▶Volvoさんのいる店舗はこちらライフスタジオ所沢店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー133】仙台でこんにちは!(ライフスタジオ仙台店:Chiba Yoshihiro)
2020/2/25
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再会場所は仙台で 初めてあったのは2017年でした。場所は東京都港区。私は当時青山店で勤務をしていた頃で、当日はコーディネーターとして担当させていただきました。その時ははる君とただただ遊び呆けていた記憶がほとんどです。 あれから2年、再開したのが仙台店です。玄関でお互い声をそろえて「あっ!」と言ったのが嬉しかったです。まさかこんなところでという感じでした。 菅野FAMILYと私 2年の歳月が経ちましたが接したことの記憶が蘇ります。前回の写真を見返すとそれが加速しました。私がはる君にとって欲しいポーズをお願いするたびに「え?」「こう?」私がふざけると「え?」「どてww」とわずかかもしれませんが特別な反応をしてくれました。お互いに忘れてはなく思い出の一部に私を置いてくださったことに感謝です。 お客様から頂いた2017年青山店での撮影風景写真 後ろ姿だけ見てもなんか自分が若く感じる、もちろんはる君もまだ若く感じる。 そして、その当時の家族写真^^ 変化 予約の段階で気になっていた部分でもあります。3人家族から4人家族になっていたこと。そう、はる君の妹ゆあちゃんが誕生していたこと。個人的な話ではありますが、私の息子と同級生にあたるゆあちゃんなのでどんな成長具合も含めて興味津々な私でした。我が息子の2倍くらいおめめが大きいゆあちゃん。ドストレートにかわいい!!!と思ってしまいました。将来息子をお願いします!!とあやうく言いそうになりました。 そして、兄として はる君がお兄ちゃんとしてしっかり者だったことが親戚のおじさん的感覚で嬉しく思いました。ゆあちゃんとの撮影時もしっかり抱擁する兄、ソフトタッチで優しく接する兄、時には熱く抱きしめる兄。愛に溢れる兄でした。これはパパさんママさんも安心だ。と、そう思いました。兄になるとはそういうことだ!それに比べて自問自答です。父親になるとはどういうことだ!ちょっと考えてしまいました。 カメラマンとしてできること 大きな変化はやはり先ほども言いましたがゆあちゃんが誕生したことです。ゆあちゃんが誕生したと同時にはる君は兄になりました。その兄の証明写真として“ゆあちゃんをあやしているところ”を撮ると決めていた私。8個離れた兄ならば安心して任せられるという信頼も短い時間ながら判断させていただきました。ちょっと泣きそうになってしまったゆあちゃんに優しく接する兄はる君。私にできることはこれくらい。私自身ゆあちゃんに泣かれてしまったということもあり、ありがとうお兄ちゃんということもあります。でもそんなお兄ちゃんでずっといてほしいという気持ちも込めてシャッターを押しました。 そして今回の家族写真 Instagramで 私のインスタグラムでママさんからコメントをいただきました。 私の息子とゆあちゃんで一緒に写真を撮りたい!!いう内容。 ママさんのインスタグラムには可愛いゆあちゃんの写真がたくさん載っています。はる君の登場する写真はどれもちゃんとお兄ちゃんをやっている頼もしい姿ばかり、この二人の成長から目が離せません。ママさんのインスタグラムではママさんにしか撮れない写真の数々。ゆあちゃんのうつ伏せができるようになった写真、お座りが出来るようになった写真、お兄ちゃんと一緒に横になっている写真、離乳食が始まった写真、日常の進みがハートフルに伝わってきます。写真は記録と記憶。変化があるから、どんどん過去が過去として置き去りにならないようにと写真は活躍してくれます。 この先に この先やってみたい事としてママ会の様な感覚でゆあちゃんと私の息子のコラボをしてみたいと妄想しています。はる君を育ててきたこともあって、ママさんが持っている子育ての知識は豊富!なのでいろいろアドバイスもいただきたい部分もあります。スタッフと顧客ではなく、家族と家族といった関係になれたいいなあと思いました。まだ思っているだけなのでいつか実現させてみたいところです。 後日談・・・ 仙台店での撮影が終わり一週間後 8月3日に行われた【BRANCH仙台×LifeStudioフォトイベント第4弾 かざくるまフォト 】イベントに来てくれました。嬉しかったです!経った一週間前にお会いした家族がまた会いに来てくれたこと。 イベント報告のセンターを飾っている兄弟ははる君とゆあちゃんです。また会いに来てくれた嬉しさとパパさんに「あれ?千葉さん痩せましたか??」と言っていただきました。私自身がダイエット中ということも含め、私の変化に対して言葉をいただけることは本当にありがたきお言葉です。本当にご参加ありがとうございました!!! 東京での撮影、仙台での撮影、Instagram、ブランチのイベントなどは過去も現在もいろんな場所で繋がり、その積み重ねが関係を築いていくものだと、私に教えてくれました。 【人と人との繋がりを私に教えてくれた家族】 それが私にとって菅野FAMILYです。 Chibaさんのブログはコチラから ▶Chibaさんのいる店舗はこちらライフスタジオ仙台店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー133】GOTO Family GOTOとGOMEと千葉。(ライフスタジオ仙台店:Gomei Kazuma)
2020/2/19
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出会いはなんとなしに。 出会いは劇的なことではなく、7月15日に仙台店で開催しました「スマホの劇的ビフォーアフター」というイベントに参加していただいた際が初めましてでした。ママと2人で来た末っ子の美光ちゃんは少々イヤイヤそうにも感じましたが(笑) ▶プロカメラマンが教える、小学生がたった30分でスマホ写真が劇的に上手になるテクニック4選 後々話をお伺いすると、6月のBRANCHフォトイベントの「世界一ぬいぐるみと可愛く写真を撮ろう! BRANCH仙台× LIFE studioフォトイベント~第3弾~」で通りかかった際に、参加しなかったのを後悔している!!と思っていただいたようで参加してくださいました。出会いは特別ではなく、ただ来ていただいたということですが、いつもこのバタフライをかきながら思うことは、“出会いが特別なのではなく、出会いを特別に感じることができたのか否か”出会いはきっかけにすぎず、結局はその後をどのように過ごすのか。これしかないと思います。特別にすることに尽きると考えています。 GOTOファミリーGOMEの変化 出会いはきっかけに過ぎないと書きましたが、それは自己、内部でも変わりはないと考えます。その機会を通して、自分が何を思い、考え、暫定的に結論を出すのか。GOTOファミリーは親戚と撮影に来てくれたり、家族と来てくれたり、もしかしたら一番お会いしているご家族様です。沢山ご来店いただけることはうれしいことですが、そう思うと同時に「沢山来てくれること」を考えてみました。それは自分が思っている以上のペースで撮影に来てくれているからでした。何度も書いてきましたが、私はこれまで家族写真なんて撮ってもらう機会はそうそうなく、昔の私からしたら、今が不思議なくらいです。 以前雑談をしている時だったでしょうか。「お兄ちゃんが岩手に居て、夏帰ってくる」と教えていただきました。 何となくその時思ったことは、大人になっていくと家族全員で集まる機会はめっきし減るよなと。ちょうど私が仙台へ引っ越してきたこともあり、あと何回両親に会うのだろうか考えてみました。平均男性寿命が81歳で父親は確か65歳くらいなので、あと16年。年に1回変えるとしたら、単純に会うのが最大16回。その16回の内両親と写真を撮ろう!なんて思うのは何回あるでしょうか。5本の指で収まりそうですね。 いつかはもちろん別れを向かえ、写真をみて懐かしむ日が来ると思いますが、それはどんな写真なのでしょう?ずっと昔の写真?最近の写真?どちらも大切な写真になると思いますが、せっかくこんなことを考えているのなら、次会った際に写真を撮ってみようか。提案するのに、少々勇気がいりますが。私たちの撮影する写真は記録と記憶の二面性を持ち、家族の栞だと考えています。写真を見て振り返り、そして懐かしみ、懐かしい話を伝え、また新たな家族への考えを知る。単純に、こんなに大切で重要なことって他に中々ないんじゃないですかね?私はGOTOファミリーを撮影しながら、家族写真は“家族にいいもの”ではなく、“家族に必要な物”だと教えられるのです。 GOTOファミリーのプレゼント んん? NNN??? そう、私たちが来ているTシャツ。これお兄ちゃんがデザインして、ママが作成してくれたのです!正直、驚きすぎて、なかなかいい反応をその場ですることができませんでしたが、うれしすぎて即スタッフブログのアイコンを変えました。 兄よ、これからこのデザインはたくさん使わせていただくよ… そして地域性MAXの楽天イーグルスの家族写真!!最高すぎます! こんなVERも。 最後に こんな質問をされました。 今後もご家族と継続した関係を作れると思いますか? 正直、わかりませんがきっとできると信じています。両者の写真を残す必要性が結合され続けるならば、ゆっくりと時間をかけながら、その関係は強く大きなものになっていくのではないかと思います。そしてGOTOファミリーのように写真の必要性を、特に家族写真の重要性をより多くの方々へ伝えられるように、活動していきたいと考えています。そして家族写真を撮影して“よかった”とたくさんの方に思っていただけますと本望です。私はGOTOファミリーとの関係をこのように規定してみます。 「一言芳恩」 Gomeiさんのブログはコチラから ▶Gomeiさんのいる店舗はこちらライフスタジオ仙台店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー132】 Kondo Family~自分がここでできること~(ライフスタジオ新横浜店:Ito Satoshi)
2020/2/12
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自分がここでできること - Kondo Family - 新潟からご指名をいただいた伝説のファミリーがいます。(個人的に) 人生で初めての誕生日をしっかり祝いたい。そんな想いでママさんが県内・県外のフォトスタジオを検索してくださり、ライフスタジオのHPを見て、フォトジェニックのページをきっかけに僕をカメラマンとして指名し、来店してくれました。それが僕とKondo Familyのはじめましてでした。 はじめましての出会いはこちら↓↓↓ https://www.lifestudio.jp/studio/shinyokohama/staff_blog/itou7741/158688 そんな出会いから1年… と経たずに実はその3ヵ月後に再会が果たされていました(笑)「年賀状用に最新の家族写真が欲しい」とのことで予約をいただいていたのです。 その時には〈顔が見えないイメージ風の写真〉が欲しい電話越しにそんなご希望を聞いていました。 日々の撮影では、どんな風に写真を残したいかイメージがありますか??と少しでも寄り添えるように伺っています。 そしてご希望のように、顔がはっきり見えない家族写真となるとお子さんに目線を落としてもらったり、ご家族で談笑している様子を隠れて撮影したりしています。 しかし今回の場合は、前回よりも息子のKanちゃんの成長が分かるように、同時に年賀状用に使いやすい写真、という事前情報がありました。 Kondo Familyが求めているのは何なのか。自身の中でイメージを膨らませ、その他にも年賀状用ならどれくらいの余白があれば使いやすいのか。成長具合が分かるにはどんなポーズがいいだろうか。足りないイメージをネットや雑誌、インスタグラムを駆使し準備して臨みました。ここには載せられませんが当初1、2枚の予定が選びきれず4枚に・・・。ママさんにはたくさん撮ってすいませんと謝りました(笑) さて、そんな遠方からお越しいただいているKondo Family。とても嬉しいことに2歳の記念もライフスタジオに、そして僕に撮ってほしいと新横浜店に予約をしてくれました!!事前のお電話では、Kanちゃんが以前にも増してパワフルなこと、皆さんお変わりなく過ごされていることを聞き、今回も撮りたいイメージを率先して伺いました。「1歳の時は可愛さや今だけの仕草をお願いしたんですが、今回は男の子らしさ、少年っぽさをお願いしたいです」そうご希望をいただきました。2歳の男の子といえばカッコいいというよりも圧倒的に可愛さが8割だと考える僕ですが、一体どうやって少年っぽさを演出しようか。 自分の発想だけでは足りないイメージをたくさんの写真を見て想像し、またKanちゃんがどんな成長を遂げているか考えながら当日を迎えました。 久々の再会、最初に驚いたのはKanちゃんが1人で立てるようになっていたこと。最初は緊張してパパさんママさんのそばを離れませんでした。なので少しの警戒を解くためにモモちゃんと遊びを仕掛けてみると・・・2歳とは思えないほどたったか走り出しました! 「イェイイェイイェイイェイ」 と笑いながら朝5時起き(No昼寝)の彼は爆走していました(笑) うん、子どもの成長は予測出来ない。だから面白いのだと改めて思った瞬間でした。彼の元気さに負けじと臨機応変に立ち回り、撮影を全力で楽しむこと1時間弱。Kanちゃんもママさんパパさんも、再会を果たす毎に笑顔が自然になり、撮影中の会話も増え、どんどんリラックスいただけている、そんな空気を合間で感じました。 撮影では1歳の時とは違う、Kanちゃんの意志、好き嫌い、周りの人や環境に対する反応。様々なモノを理解し、自ら動くことができるようになったKanちゃん。今しかない彼を写真に残すために、彼の一挙一動をじっと観察します。少しづつ赤ちゃんから少年に近づいている彼ですが、くせ毛で肌が白く可愛らしい、そんな特徴があります。そこで頭の中で事前に練っていた、男の子・少年を彷彿させるイメージカットを、成長したKanちゃんと照らし合わせ、条件を作り、モモちゃんとタイミングを見計らいながら、ここぞと狙ってシャッターを切りました。 楽しく撮影を終え、モニターでは、「いっつもする仕草だ」「この顔よくするよね」「ちゃっぴー相変わらず写真上手いですね!!!」そんな嬉しいお言葉をパパさんママさんからたくさんいただきました^^ 遠く離れた所から我が子の成長を残したくて足を運んでくれるKondo Family。そんなママさんパパさんの期待を少しでも越えられていたら嬉しい。Kanちゃんの今しかない魅力を少しでもカタチにできたら嬉しい。そう素直に感じることができました。 ライフスタジオで今自分がしたいこと、写真を通して人に感動を。そしてあわよくば一緒にご家族とお子さんの成長を喜びたい。だから写真なのだと改めて実感できた貴重な機会だと思います。僕とKondo Familyの今の関係。言葉にするなら、【写真を通して距離を問わず、関係を結び続けることができる】そんな関係なんだと思います。次回会う時にはまた関係性の名前が変わると思いますが、その日を楽しみに、自身の写真を磨き続けていきます。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー131】NAKAYASU Family 仙台、どうだい、元気兄弟、めでたい、私四兄弟。(ライフスタジオ仙台店:Gomei Kazuma)
2020/1/31
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NAKAYASUFamily 仙台、どうだい、元気兄弟、めでたい、私四兄弟。 - Nakayasu Family- ●あ、3度目だ、会うの。 いえす。今回でお会いするのは3度目で、最初は2017年に横浜青葉店で。特に何か至って特別ということはありませんでしたが、その中で撮影された1枚の写真が特別にしてくれたことを覚えています。 ▶写真分析~観察してからの~?~ 今も越谷店の横の建物に掲示されているかもしれませんが、当時社内で写真受賞歴のない私が、ワンポイントという取り組みの中で、受賞できたことを覚えておりました。 それから1年余り、2018年に再度予約をとってくださった際に、お電話で話したのを覚えています。 「そういえばあの、どアップの写真が会社で表彰されたんですよ」 「へえ!そうなんですか」 こんな程度の話だったように思います。 そして2018年の撮影はありがたいことに、指名をもらえて再度撮影に入ることにありました。 そして2019年。私は神奈川から450キロほど離れた、仙台にいます。車で6時間程度でしょうか。 仙台店の予約公開をしてから間もないころです。予約表に見慣れた名前が表示されているではないでしょうか。 「中保(様)」 ムム?まさかこれは!あの中保様ではないか!? 五明指名と希望されている。驚きに驚きを重ねた、驚驚状態で、ありがたやありがたや。タイミングがなかなか合わず、私はお電話対応できず、ご来店いただく迄お話しする機会がありませんでした。さてはて、お会いするまではドキドキですね。 ●当日 「うぁ!中保さん!お久しぶりです!!!」一瞬にして、ドワっとテンションが上がる大人たちを裏腹に、お兄ちゃんは少々お年頃で、弟君は爆睡して起きやしない。 「前回のバタフライで、審査が…ウンヌンカンヌン」 「えっ、そんなのあるんですか!?」 「えっ!?」 なんと、バタフライの存在が伝わっていませんでた。笑 ▶Butterfly Nakayasu Family ~元気100倍ゴメラマン。~ 今回の撮影は、せっかく気に入っているカメラマンがいるから、旅行で予定を組んでいってみよう!と何ともありがたい、ありがたすぎるお話でした。経験上、ご縁が落ち着いてしまう大きな要因は環境と“距離”だと考えています。実体験を振り返ってみても、ここ数年引っ越しが多かった私は、その都度のみ仲間も変わってきました。そのくらい距離は重要で、現実問題機会が減ることがあります。そんな中、旅行の計画の一つに入れていただけることは大変うれしいことであり、とても光栄なことであります。そんなありがたみを感じながら、お兄ちゃんに、 「久しぶり!覚えている?」と声をかけると、 「覚えていない」 と即答。 ●撮影 最初こそ緊張をしていたものの、撮影をしていくと、きっと思い出していったのだと思います。みるみる慣れてきて、自然な笑顔が。しかし今回の撮影では、遊ぶ内容が以前より大人びてきたように感じます。以前はパンチキックみたいな感じでしたが、今は会話で。その変化を感じ、また成長を記録させていただけている、責任感を感じるものとなりました。その瞬間!弟君が起床しました!しかし、まさかのぐずぐず状態。これはこれはピンチな我々で、もうあの手この手でピエロになった結果… フリーダム。 ●最後に 細かなことは書いていませんが、この関係をどう記そうか悩みます。今回感じたことを含め、この関係を【純真無垢な考えに、戻してくれる】関係と表してみます。何が大切で、何が重要なのか、一番悩んでいた頃に戻してくれるような、言い換えると本質を考えなおさてくれるような。大きな決断をした際に、いつなんどきでも不安に駆られるものです。今回は、縁もゆかりもない仙台にすべての拠点を移して活動しています。そして当たり前ですが、今までのような状況では活動できていない自分がいて、仲間がいます。すると、これまでの自分を振り返り、これまでの自分がよかったのか悪かったのか、答えのない問いをずっとずっと行い続けます。 しかし、いつもこれまでを肯定的なものだと感じさせてくれるのは、お客様であり、いろんなケースの素敵な出来事です。その都度、今までの反省や課題やもろもろを含めて、肯定的に受け止めることができ、まっさら自分に返してくれます。だからこそ、このような表現にしました。 Gomeiさんのブログはコチラから ▶Gomeiさんのいる店舗はこちらライフスタジオ仙台店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー130】Matsuoka Family(ライフスタジオ横浜青葉店:Takagawa Natsuko)
2020/1/30
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〜Matsuoka Family〜 「次はハーフ成人の時に来るつもりだったけど、来年も来ます!お二人に会いに!」 そう力強く言ってくれたママさんの言葉は、私達にとてもパワーをくれました。 出会いは1年前。 七五三のお祝いで、初めてライフに来てくれたご家族でした。さくらちゃんは初め緊張していました。どうにかほぐしてあげたくて、Pちゃんと作戦会議をしました。 当時のPちゃんのButterflyにも書いてありますが、その頃Pちゃんと私は、お互い撮影の空気感を探っている感じで、一緒に空気を作るということを、試行錯誤しているような状態でした。 しかし、とにかくさくらちゃんの緊張をほぐしてあげたくて、心から楽しんで欲しくて、Pちゃんとおしゃべりを展開しながら、撮影を進めていきます。だんだん、さくらちゃんのリアクションが笑いを堪えているものに近づいていきます。これはいける!と思い、Pちゃんに変顔の無茶振りをしたところ、Pちゃんが全力で応えてくれ、見事さくらちゃんが笑ってくれたのでした。同時に私とPちゃんが心をひとつに、とても喜んだ瞬間でもありました。笑 そこからは、どんどん笑顔を見せてくれるようになりました。私達もママさんもお祖母様も、みんなで楽しみながら進んだ撮影でした。 そして、モニター終了時には、ママさんから冒頭の言葉を頂けました。また私達に会いに来てくれる、という嬉しすぎるお言葉。私とPちゃんがさくらちゃんやママさん達に楽しんで欲しくて、私達自身、心から楽しんだ撮影を、楽しかったと言ってもらえ、また会いたいと言ってもらえたこと、本当に嬉しかったです。そこから1年、ずっと私のパワーの源のひとつでした。きっと、Pちゃんもそう。 そして今年、ついに再会しました。しかも今年は家族そろって4人でのご来店。楽しみなのと同時に、気合もいれました。どうしたら楽しんでもらえるかな、どんな写真を残そうかな、と来る直前までPちゃんと2人で話していました。 そして鳴るチャイム。 急いでお出迎えに行くと、「こんにちはー!」と元気そうな皆さん。顔を見るだけで嬉しいご家族がいることに、改めて嬉しくなりました。 スタジオの中にご案内し挨拶をしていると、さくらちゃんもみゆちゃんもすっっっっっごい元気!!!笑 どうしたら楽しんでもらえるかな、と考えてた私達とは…、となるくらい楽しそうな2人を目の前に、「うん、今年も楽しもう」と心から思えました。 そうして始まった撮影は、やっぱりすごく楽しかったです。去年よりもさらに可愛らしい雰囲気になったママさん、とても優しい雰囲気のパパさん、去年本当に緊張してた?ってくらい元気なさくらちゃん、さくらちゃんから聞いて、ここに来るのをすっごく楽しみにしてくれてた、おしゃれ好きなみゆちゃん。全員とっても可愛くて、あたたかくて、とても居心地のいい空間でした。 去年より元気でたくさんおしゃべりしてくれるさくらちゃんや、とっても笑顔で撮影も楽しんでくれてるママさんや、さくらちゃんやママさんから聞いてここに来てくれたみゆちゃんやパパさんの様子から、私達が皆さんに会うのを楽しみにしていたのと同じくらい、楽しみにしてくれていたんだ、ということが伝わってきて、とても嬉しくなりました。1年ぶりなのに、1年前より仲良くなれていました。 そして最後には、ママさんから「みんなで写真を撮りましょう」のお言葉。私達も撮りたいと思ってました〜!と思いながら、急いで他のスタッフに協力してもらい、写真を撮りました。 その日の営業後の帰り道は、Pちゃんと撮影の話をしながら帰りました。 ママさんの笑顔が可愛かったこと、パパさんがとても優しい雰囲気だったこと、もっとママさんやパパさんと話したかったこと、さくらちゃん達がとても元気で驚いたこと、さくらちゃんがみゆちゃんに先輩風ふかせていて可愛かったこと、みゆちゃんがおしゃれを好きすぎる様子が可愛かったことetc.こんな風に撮影のこと、ご家族のことを、たくさん話しながら帰るその時間も楽しくて。改めて、私達も心から楽しんでいたんだな、と感じ嬉しくなりました。去年もそうでしたが、今年もまた、Pちゃんともさらに距離が縮まったように感じれた撮影でもありました。 このご家族は、私にとって【親戚のようで、友達のような存在】です。 私にはまだ、親戚の子、という存在はいないのですが、さくらちゃんとみゆちゃんを見ていて、いたらこんな感じなのかな、と思っています。可愛くて、元気な姿を見れるのが嬉しくて、年の差はすっごいあるんだけど、どこか友達のような感覚で。また、ママさんとお話する時間は、ママさんの柔らかい雰囲気により、とてもリラックスしているんです。それこそ友達といる時に近いような。もっとママさんとパパさんとお話できる時間あればよかったな。。。 また来年もお会いできること、心より、とっても楽しみにしております! COMMENT Piii_chan (新横浜店) 本当に楽しくてずーっと笑顔が止まらない撮影だったね^^ みんな家族みたいな、親戚のような、でも友達のような・・・ 本当そんな存在だな〜と私も思いました! これからも家族の成長を私たちの手で残せたら嬉しいね! また来年?それまで私たちも頑張ろうー^^ Natsukoさんのブログはコチラから。 ▶なっちゃんのいる店舗はこちらライフスタジオ横浜青葉店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー129】近すぎる写真館の近すぎるひとたち(ライフスタジオ横浜青葉店:Kuroki Reiri)
2019/11/5
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近すぎる写真館の近すぎるひとたち - Ballard Family - セルフタイマーで集合写真を撮ったのは、この空間を共有した全員を、写真に収めておきたかったから。クラッカーまで買い込んで、私はこの1枚を撮ろうと思っていました。 被写体であるこのご家族には、私はまだ3回しか会ったことはありません。おじいさま、おばあさまに至っては、この日がはじめまして、でした。しかし、出会いから今に至るまで、交わした言葉や、想いや、共感は、密度の濃いものでした。『ライフファミリー』としても認定され、初めましての出会いであっても第三者に伝わるような関係を繋いでいくことはできるということを示すことができた、『近すぎる写真館』のひとつの存在証明とも言える関係を構築させてもらえたご家族。Ballard Familyとのご縁は、『近すぎる写真館』の財産です。 その関係に基づいて、今回の撮影におけるママさんからのオーダーは、『ウェディング撮影』でした。 2017年の出会いを経てから、ママさんはライフスタジオのあらゆるコンテンツをフォローしてくださっていました。個人のInstagramのアカウントもフォローし合って、互いの近況を窺い知ることができる間柄。そんな彼女から、ある日届いたメッセージは、『8月のクリスマス』についての問い合わせでした。当時、メインでドレスでの撮影を行い写真を発信していた『8月のクリスマス』のアカウント。その実態がどんなものなのか、という問い合わせに併せて、実はまだ彼女たちご夫婦がウェディングフォトを撮っていないこと、『8月のクリスマス』や千葉フォレスト店でウェディング撮影ができるのかどうか、撮影が可能なのであれば、私に撮影して欲しいと思っていること、等を相談されました。 そのご相談に、私は率直に、ライフスタジオの通常の撮影メニューとしてウェディング撮影の条件が整っていないことや、私自身にウェディング撮影の経験と技術がないことをお話ししました。誠実に答えようとした結果、包み隠さず自らの不足もご説明することになり(笑)ただ、実力不足かも知れないけれど、Ballard Familyが撮らせてくれるのであれば、私自身は最大限努力をしたい、千葉フォレスト店であれば環境や備品はある程度整えることは可能かも知れない、とお伝えしました。 少しして、ママさんから返ってきたお返事は、『横浜青葉店でのウェディング撮影はできませんか?』というものでした。 『無理は承知ですが、レイリさんに撮ってもらうことに、意義があるんです。ドレスは持ち込みで、カジュアルウェディングのような雰囲気で良いので、横浜青葉店で撮影できませんか?ちゃんとした、いわゆるウェディングフォトとしてのこだわりはなく、ただ、あの空間で、家族がいて、青葉の皆さんがいて、そういう写真、そういう時間が欲しいのですが、難しいでしょうか?』 横浜青葉店は、通常ウェディングの撮影を受け付けてはいません。決して、ウェディング撮影に適した環境とも言えません。環境や設備が整ったウェディングフォトのスタジオはたくさんあるし、技術のあるカメラマンもきっと大勢いらっしゃるでしょう。そういうところでなら、衣装から何から全てお任せでも、きっと素敵な写真を撮ってもらえるでしょう。しかし、彼女のオーダーを叶えられるスタジオは、世界で唯一ライフスタジオ横浜青葉店のみになってしまいました。そして私も、技術がないとか経験がないとか言ってられない状況になりました。笑相手の願いを叶えられるのが、自分たちだけだとしたら、……でき得る限りのことをしよう、そう思えるようでありたいと思っています。現実的に不可能なことはできないけれど、形を変えれば、調整をすれば、できるように進めていけば、実現できることがありました。何よりも、一生に一度のウェディング撮影で、『横浜青葉店での時間と、写真』を求めてもらえることは、『近すぎる写真館』として、これ以上ない幸せなことでした。 その日から、ママさんとはイメージ写真の送り合いを重ねて、『横浜青葉店でのウェディング撮影』の形を擦り合わせていきました。カジュアルウェディングの雰囲気で、ご家族は白シャツとジーンズで、ドレスはシンプルなラインで……そんな打ち合わせを重ねながら、ママさんのお腹には3人目のBabyが来てくれたりもして。私自身は、自分がどのくらいできるのか未知数なまま、それでもできる限りの準備と、『近すぎる写真館』としてのおもてなしをしよう、ということで精一杯でした。躊躇いも、怯んだことも、プレッシャーもあったけれど、せめて自分たちらしく、できることを最大限、全力でやり尽くしていくことこそ、私たちの真正性である筈だと信じるより他はありませんでした。 撮影当日、スタッフたちのドレスコードは『白+デニム』で統一して、一緒にお祝いをさせてもらうような、式に参列するGuestのような気持ちも含んで、Ballard Familyをお迎えしました。1年振りのRioくんとReiくん。出会った時はほにゃほにゃのBabyだったReiくんが、会話を楽しめるくらいの成長を見せてくれて、Rioくんは相変わらずとても紳士な男の子でした。ママさんのお支度中は、なっちゃんと一緒に子どもたちのバースデーフォトを撮りながら、初めましてのおじいさま、おばあさまといろんなお話をして、おふたりの2ショットも少しだけ撮らせてもらいました。 相変わらず背の高いパパさんのソロ写真も、今回初めて撮影。日本語が堪能な方なので、コミュニケーションには何の問題もないけれど、一対一で向き合った時にちょっと意表を突きたくて放った、「ミスター、とってもクールです」という変な日本語は、思ったよりも効果的にその表情に作用したものでした。笑ご家族全員にフォーカスしながら、いろんなお話をしながら、主役のママさんの登場を、待ちました。 お支度が終わって、ホリゾントに現れたママさんは、本当に綺麗でした。カメラを持って、改めて向き合って、私は自分とも向き合うことになります。ウェディングの経験も技術もない私が、今、この時、こんなに綺麗な彼女を、どう撮るのか?この日までに、ひとを撮るとはどういうことか、ライフスタジオの写真とは何か、めちゃくちゃ考えて長い文章を書いて、自分なりに整理して、この撮影に臨んでいました。足りないものだらけの私が、その全てを補おうとするには無理があります。『わたし』が撮ることに意義がある、そう言い切ってくれるこの美しいひとに、せめて私は『わたし』を剥き出しにして対峙することしか、できません。『わたし』という人間らしく。不器用で、ジタバタしてて、ちょっとかっこ悪いけど、それが『わたし』なので、仕方ない。それで良い、それが良いと言ってくれるひとの為に、私はそんな自分で勝負していくしかないのです。 撮影は無我夢中で、見慣れた筈の空間は少しだけ『いつも』と違う表情を見せているように、見えました。でも、それはきっと、Ballard Familyのおかげなのだと思います。足りないものだらけの私に任せてくれた、この大切な撮影は、フォトグラファーとしての『わたし』に急激な条件変化を与え、色んなものを少しずつ、変えました。相変わらず不器用で、かっこ悪いままではありますが、それでもこの撮影でまた少し、『わたし』は変化することができたのだと思います。 【変化のきっかけになるような刺激を与えてくれるご家族】。 1年経って、今までの関係からまた一段、深いところで繋がったような感覚があります。最初の出会いがあって、そこから繋がった信頼があって、『近すぎる写真館』の存在証明、という規定をしました。『近すぎる写真館』は、その姿勢を貫き続ける為に、変化発展をしていかなければなりません。ひとの想いや願いに共感して寄り添うこと、寄り添い続けることは、そんなに簡単なことではないと思っています。同じところに留まったままでは、共感する感度は鈍っていきます。だからこそ、私は、私たちは、変化し続けなければいけない。 必要なのは、こうして繋がっていく関係。相互に人間らしく、誠実に向き合うことで、自分たちに求められている変化のきっかけを得ることができます。そして、誠実でいたいと思うのなら、そのきっかけを逃すわけにはいかないのです。 近すぎる写真館の、近すぎるひとたち。staffだけではなく、横浜青葉店を愛してくれる全てのご家族が、きっとそうなのでしょう。横浜青葉店を『近すぎる写真館』たらしめる、その為のきっかけを与えてくれるひとたち。私たちは、そのひとたちの為に変化しようとする誠実さを持ち続けていたい。Ballard Familyの存在は、私たちが『近すぎる写真館』で在り続ける為に、欠かすことのできない大切な繋がりです。 きっとまた、来年。飛行機に乗って海を越えて、今度は小さな妹さんも一緒に、こうしてみんなで集合写真を撮る日が来るでしょう。 その日まで、『近すぎる写真館』は少しずつ、少しずつ変化しながら、ひとの想いや願いに寄り添い続けていきましょう。 Ballard Familyからのメッセージ いつもレイリさんの文章を読む度に嬉しくて涙を流しています。歳のせいでしょうか(笑)。 今回の撮影は本当に前々から相談に乗って頂き、準備をしていただき、私の我儘を聞いてくださり、そして最高の時間を作ってくださり、本当にありがとうございました。 ウェディング撮影を行っていないのを承知の上、無理を申し上げ、きっといろんなプレッシャーを与えてしまい、そして通常ではありえないような準備もさせてしまい…すみませんでした。 でも、自己中心的なことを言わせていただくと、「レイリさんにお願いして本当によかった」です。 確かに、他にもたくさんウェディングフォトを専門にされているところがあるかとは思いますが、今回の撮影は横浜青葉のスタジオで、レイリさんに撮っていただかなければ叶わなかった、最高の時間でした。 普段は子どもがメインの撮影ですが、今回は自分が主役。嬉しいけれどすごく恥ずかしくて、緊張しました(笑)。こんな素敵な写真を撮っていただけたのはスタジオやドレスや小物が揃っているからではなく、レイリさんの作り出す空気と、思いと、お互いの信頼関係と、特別な色々が集まってできたものだと思います。 ずっと式を挙げなかったことを後悔していたので、今回この撮影を実現することができ、本当に嬉しかったです。皆さんが衣装を合わせてくださっていることに気づいたときもすごくその気持ちが嬉しく、クラッカーまで用意して、集合写真を撮ってくださって…私の想像をはるかに超えた「おもてなし」で、大好きな人たちに囲まれ幸せでした。本当に、本当にありがとうございました。 正面玄関に私たちのパネルを飾ってくださっていたこと。帰り際にパネルをプレゼントしてくださったこと。また皆さんにお会いできたこと。いろんなことが嬉しくて、帰り際は寂しくてやっぱり涙が込み上げてきてしまいました。最近涙腺が弱くなってきたみたいです(笑)。 リオのバースデー撮影でいただいた「らいふくん」。我が家のぬいぐるみは皆名前があるのですが、この子は「くろちゃん」にちなんで、「しろちゃん」とリオが名前を付けました。毎日一緒に寝ています。 来年もまた会いに行きます。来年は無理なお願いはしませんので(笑)また宜しくお願いします。 新しい家族を連れ、またお会いできるのを今から楽しみにしています。本当にありがとうございました。 スタッフからのコメント Reiriさんのブログはコチラから。 ▶Reiriさんのいる店舗はこちらライフスタジオ横浜青葉店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー128】思いを形にすることからはじめよう。(ライフスタジオ新横浜店:Matsumoto Momoka)
2019/11/4
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思いを形にすることからはじめよう。 - Ishii Family - こんにちは^^ライフスタジオ新横浜店のももちゃんです^^ Butterflyって? わたし と であい を文章にしていく、それが、このbutterflyというブログです。人と人の関係性を第三者に伝えるために、そして相手に伝えるために文にしていく作業というのは、とても繊細で、時間もかかります。それでも、私がこのブログを書き続ける理由は、かけがえのない出会いとその時の感情を記録することで、これからもその関係が続くことを願い、そして自分自身が人間的に成長することが目的です。 過去に書いたButterflyはこちら。 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 出会い 私が書き続けてきたこのバタフライというブログをきっかけに、もう一度再会できた出会いがあります。すでにライフファミリーにも認定されたご家族様… Butterfly05 楽しみの空間を表現していくこと 5回めに綴ったバタフライのご家族様で、今度はREIREIの七五三で来てくれました!再会が待ち遠しく、来る日が近づく度に、もうすぐですね!楽しみにしてますね!とママさんとSNSでやりとりするぐらい、この日を楽しみにしていました。 そして再会。 久しぶりの再会に嬉しさ爆発していたのは子どもたちよりも、私とゆきちゃんのほうで^^少し見ない間に、きちんと会話ができるようになってきたREIREIに感動しながら、いざ着物を着ようとすると… 全力で嫌がられました!!笑(三歳の七五三ではあるあるの光景ですね。) でも私達はREIREIがお兄さんとしてのプライドが生まれてきていることを知っていました。なぜなら、ママさんパパさんが毎日楽しくREIREIの成長をInstagramで更新してくれていて、最近オムツを卒業し、お兄さんパンツを履けるようになったということを知っていました。これを使わない手はない・・・・!! 「REIREI、それ、お兄さんパンツじゃない??え!すごいじゃん!今日これを着たらもっとお兄さんになれるって!!やってみる??」 そうしてみんなで盛り上げていきます^^!!一つ袖を通す度、「すごーい!」「かっこいい!」大人たちがリアクションする姿にすっかりお兄さんとしてのプライドを成長させたREIREI。見事、着物を着ることができました!AKOちゃんもREIREIも撮影でその成長はとどまることはしれず、楽しい時間を過ごしました。 そんなIshiiファミリーに、頑張ったREIREIに何かしてあげたい!そう思った私達はあるプレゼントを作りました。 それは撮影当日の写真とメッセージ入りのバースデーカード。~今REIREIが大好きなモササウルスを添えて~(撮影でもモササウルスは大活躍でした) 想いを伝えるために自分から行動すること 私は人に思いを伝えることが苦手です。心のなかでは思っていることがあっても ・どんな言葉が適切なのか考え込んでしまう ・その人にどう思われるか、その人と私の立場は釣り合っているのか ・見返りを求めているように見えて、迷惑になるのではないか そんなふうにネガティブに考え込んでしまうことも多くあります。自分の気持ちを相手に伝えたり、言葉にすることが少ないように思います。そのため、上司には、私はいつもロボットみたい、冷たい、ようやく人間になってきたね、とか言われたこともあります(笑) そんな臆病な私ですが、次いつ会えるか分からないishiiファミリーに、自分の思いや出会えた感謝の気持ちを伝えたい!と思ったら自然と体が動いていました。 ishiiファミリーにとってライフスタジオに来たことはただの思い出の一つにすぎないかもしれません。けれど、一人の臆病のスタッフを突き動かしてくれるようなすごいパワーを持っています。私に行動する勇気をくれ、前に進めてくれました。本当に感謝しています。わたしもREIREIやAKOちゃんに負けないように成長していきたいと思います。 人との出会いは、私の人生をよりカラフルにしてくれます。まだまだ未熟なわたしですが、これからも、ひとつひとつの出会いに感謝して、自分から行動していくことでいろんな色をもった豊かなひとになれるように、努力していきます。 ishiiファミリーとの関係性は改めてこう規定します。 【思いを形にすることからはじめよう。】 Momokaさんのブログはコチラから ▶Momokaさんのいる店舗はこちらライフスタジオ新横浜店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー127】I Fmamily(ライフスタジオ新横浜店:Fujimoto Yukika)
2019/10/31
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- I family - こんにちは。新横ゆきちゃんです。 わたしが夏に入るちょっと前、楽しみにしている再会が今年もありましたのでここに記したいと思います。実は昨年「Family紹介」と題してブログに綴っていたわけですが今年は「Butterfly」としてより深く、ご家族に、そして自分に深く入っていこうと思います。 I familyとは娘ちゃんがハーフバースデーの際に出会いました。このとき私はコーディネーターとして撮影に携わっていました。パパママの優しさ、暖かさ。そして娘ちゃんの愛らしさに夢中になってしまった私はぜひ次回カメラマンとして撮影に入らせてくださいとお伝えしました。 今思うとなかなかに厚かましお願いです。 そしてパパさんママさんは本当にその通りにカメラマンとして私を指名してくださり私はありがたいことにカメラマンとして皆様に再会することが出来たのでした。コーディネーターとして撮影に入っていたときとはまた違う緊張感と世界が広がっていました。一歩離れてご家族の雰囲気や娘ちゃんの成長や癖、チャームポイントを改めて冷静にキャッチすることが出来ました。たかが半年、されど半年。ゴロンとしていた赤ちゃんだった彼女はつかまり立ちもできるようになり、そして面白くない事があると眉間にシワを寄せ意思を伝えてくるのでした。でも愛らしい笑顔、まあるいチャーミングなほっぺはそのままでした。成長したところも、そのまま面影があるところもひっくるめて私は感動してしまいました。半年ってこんなに大きいんですねとパパさんママさんと笑い合って。そんなこれは彼女が1歳の、昨年の記憶。 そして今年も6月彼女は戻ってきました。 「今年もゆきちゃん指名でお願いします。」と一言添えていただいていたことが本当に嬉しくて私は舞い上がったのでした。 正直な話前回の指名は「私次回はいるので!ぜひ入らせてください!」と私の圧がすごすぎて指名しない訳にはいかないな的な感じで指名してくださったのかもしれません。ですが今回ママさんから今年も私でと言っていただけて、今度こそ本当に指名していただけたと感じ本当に嬉しかったです。ドアを開けた時の「こんにちは」はやっぱり前回までの2回とは違っていて前よりさらに近く、そしていい意味で少し砕けたようなそんな再会でした。 「お久しぶりです!」楽しみにしていました、そんな気持ちを込めてドアを開けるとそこには変わらず優しい笑顔のパパさんママさんと、より一層お姉さんになった娘ちゃんが。 ハーフバースデーでゴロンとしていた彼女がつかまり立ちをしていた去年。それだけでも成長に感動していたのですが。今年はもうすっかりお喋りができるようになっていてクイズをしたり。恥じらって隠れたり。一緒に遊んだり。彼女の成長を見て私たちは彼女の積み重ねてきた日々の大きさを感じたのでした。 そしてパパさんママさんとの撮影の合間合間の会話も昨年よりも自然にもっと増えたように感じます。 「去年癖だったあの顔はまだしますか?」「もうしなくなっちゃったんですよ~」 などなど。思い出話や近況話に花が咲きます。まるで合っていなかった一年分の時間を埋めるように。 子どもたちが小さいママいでいる時間は大人にとっては瞬きをする時間のように一瞬です。私はどれくらい成長したかを共有して話すことはそのままの成長を楽しむ、近況報告という意味合いだけではないと考えています。あの時はできなかったことが今はできるようになった。あの時していた癖を今はしなくなった。今はもう少しでこれができるようになりそう。そうやって人に話していくことで「現在(いま)」という時間を思い出に刻んで確かにしまっておくための一つの方法なのではないかと思うのです。 人の記憶はひどく曖昧で忘れてしまうことも多いです。特に子供の成長のように毎日たくさんのことが起きていればなおさらのこと。誰かに話すことで大切なその一瞬を抱きしめるように。噛みしめるように。それは写真を撮ること意味合いとしては一緒です。残しておくこと。誰かと共有すること。大切にすること。私たちに会うことで改めて一年という時間を、お子さんの成長を実感してもらえたら。そして一緒に喜び合えたら。そんな気持ちで私たちは再会を心待ちにしています。 そして私たちはまた「大きくなったね!」「親戚のおばちゃんみたいな気持ちだよ…」と口にするのです。 娘ちゃんの成長、変わっていく姿を楽しみにしている私たちですが実は楽しみにしているのはそれだけではありません。I family の第一印象は優しくて少し控えめなママさんパパさん、という印象でした。(まあ私たちがやたら話過ぎ近すぎているだけというのもありますが(笑))そもそも誰だって初めての場所でぐいぐい来られたらドキドキします。ですが回を重ねるごとに娘ちゃんを中心としてみなさんとの関係が変化しているのを感じ私たちはそれもうれしいことの一つです。「はじめましてのスタッフ」から「再会を楽しむ関係」へ。そして今度は「成長を一緒に見守っていく存在」へ。 わたしにとってI familyは【変わっていくことを共に楽しめる関係】だと感じています。 最後に2歳の記念にプレゼントした白クマちゃんを大事そうに抱えて小首をかしげて「ありがと♡」といった彼女の姿を私たちは忘れません。ついこの間までゴロンとしていた、ちょっと寂しがり屋さんで涙が出ちゃうあの子が。もうこんなにお姉さんになったんだなあと。次はどんな成長を見せてくれるのかなあと。今から早くも一年後が待ち遠しくてたまらないわけです。 娘ちゃん。 あなたの成長を楽しみに、再会を待っています。一年間沢山いろんなことを吸収して、まだちっちゃな身体にたくさん詰め込んで、ありのままのあなたで会いに来てくださいね。 パパさんママさん。 また一年後の再会、楽しみにしています。そしてまたこの一年の思い出や彼女の成長をたくさん聞かせてくださいね^^ Yukikaさんのブログはコチラから。 ▶Yukikaさんのいる店舗はこちらライフスタジオ新横浜店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー126】私がここにいる理由(ライフスタジオ横浜青葉店:Sasaki Kaori)
2019/10/29
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私がここにいる理由 - Otsuka Family - 2019年5月。私は約一年の育休から復帰しました。 「自分の出来る仕事はあるだろうか…」そんな不安を心の奥で抱えながら、毎朝「そんな後ろ向きじゃいけない!!自分で自分の居場所を作らなければ!!」と気合を入れなおして出勤していました。そんな中「かおちゃん、指名を頂きましたよ」とさきちゃんが教えてくれました。大塚ファミリー…あれ?遠方に引っ越しするって言っていたご家族だ…!! 出会い。 さかのぼる事2年前。 その時の撮影をしっかりと記憶しています。長男君の1歳記念で初めてライフスタジオにご来店された大塚ファミリー。大切な長男君のお誕生日当日にご来店いただきました。 ご挨拶を済ませ、カウンセリングを始めると、捕まり立ちを披露してくれるご機嫌なbabyの隣には、なにやら大きな黒いケース。中身が何かとお聞きすると、、、中からはパッと鮮やかな黄色のかわいいギターが出てきました。パパさんが長男くんにいつか教えてあげたいと思っているギター。撮影に使えたら…とご持参いただきました。 まだまだ小さいbabyに弾いてもらうには大きなギターだったので、家族写真で使う事に。大きなギターはパパさんに、小さな主役はママさんの膝の上で、「長男君に愛の歌を歌ってください~」なんて私たちの悪ふざけに、パパさんは楽しそうに笑ってくれて、そんなパパを不思議そうに見つめる長男くんに、その姿を愛おしそうに見つめるママさん。 そんな幸せな時間を一緒に過ごさせて頂きました。 撮影も終盤。こんなに幸せな時間をご一緒させてもらって、私がこの場でやってあげられる事ってなんだろう。家族写真はもちろん撮影したけれど、親になって1年のパパとママへ…そうだ。長男くんとそれぞれの関係を記録しよう。そんな思いで元々希望には無かったそれぞれとの2ショットを撮影しました。 ママとはまだまだ甘えん坊の姿を。 ママの胸の中に包まれ満足そうにする表情は、いつもの長男くんが現れた瞬間でした。 パパとは男同士楽しく遊ぶ姿を。 「この子のパパになれてよかったー!」なんて聞こえて来そうな1枚は、将来長男くんへの贈り物になるかな。なんて… 撮影後ずうずうしくも、ご夫婦二人の歴史をお聞きしました。大学の軽音部で知り合ったふたりの付き合いは約10年。二人の掛け合いや家族の雰囲気を見ると、その歴史に納得するくらい、ぴったり。というか、しっくり。くるご夫婦でした。二人だった関係性から、子供が生まれて、家族という関係性になる。そんな家族の未来が、私まで楽しみになるくらい温かいお二人でした。 また必ず再会したいと思った矢先、パパさんのお仕事の事情でゆかりのない遠方に引っ越しが決まっている事をお聞きしました。再会は難しいなと思い残念でしたが、後日、少しでも撮影した写真と私の気持ちが、新天地での生活に向けてエールになりますように!とママと息子君との2ショットをブログに残しました。 ▷家族の一年 そこから二年。 冒頭に戻りますが、また青葉店で予約を頂いたのです。「あれ?引っ越しなくなったのかな…?」と思いながら当日を迎えました。 再会 変わらないママさん(むしろ更に美しくなっている…)に、更に優しさがにじみ出るパパさん。恥ずかし過ぎて鞄に顔を突っ込んで照れながらも大きく成長し、もうすぐ3歳を迎える長男君。そしてそこには、はじめましての1歳を迎えた妹ちゃんがいました。そう、この日は妹ちゃんの1歳記念!お兄ちゃんの時と同じように、お誕生日当日です! 私も母になり、我が子の初めてのお誕生日がいかに大切な日か実感しました。365日前、苦しい苦しい出産を家族みんなで乗り越えて、家族の絆がより深まった日。新しい命を腕の中に迎え、命の重みと温かさを実感した日。そこから一年間の我が子の成長と自分たちの変化に改めて対峙するお誕生日当日。そんな大切な日に写真を撮りに来てくれた…今の私は何ができるだろう。そう考えた時、自分自身に娘が生まれて家族が増えたことの喜び。それが今の私には誰よりもわかる! そう思いました。その共感の気持ちを込めて、いち撮影者としてだけではなく、佐々木かおりとして1歳のお誕生日を私たちも心からお祝いする気持ちで撮影しよう!!!そう決めました。 今回はママさん手作りのバースデーBOXケーキと真っ赤な大きな袋には妹ちゃんへのお誕生日プレゼントをお持ちいただきました。 家族写真でプレゼントを開封する写真を撮ったり、 生まれて来てくれた妹ちゃんを主役に家族みんなで囲んでキスしたり… その場にいる家族、スタッフ全員で妹ちゃんのお誕生日をお祝いする。そんな撮影でした。 2年前、私からの提案で撮影させて頂いたパパママそれぞれとの2ショット。 今回も新しく家族に加わった妹ちゃんとパパとママ、それぞれの2ショットを残しました。 撮影中、気になっていた引っ越しの件を聞くと、なんと引っ越した先から3時間かけて来てくれていました!!(涙) また、私の育休中のブログを見ていて下さり、5月に復帰をすることを見つけ予約を取ってくださったことを聞き、喉の奥というか胸がジーーーンとあつくなりました。子供を二人連れて(しかも二人ともまだ小さい…)車で3時間。旅行に行く様な長い長い距離を、写真を撮る為に会いに来てくれた…。私も親になって、いかにその距離が大変か、余計にそのありがたさが身にしみます。 私が再会したいと思っていた撮影なのに、私の方が「あぁ、ライフスタジオに戻って来て良かったなぁ」と、思わせて頂きました。 帰り際に改めて私の目をしっかり見て、新天地で兄妹育児。きっとママさんの方が10倍大変なはずなのに、「子育てしながらお仕事。本当にいろんな事があると思いますが………頑張ってください!!!」と勇気づけのエールを頂きました。心からのエールは、始まったばかりの仕事と家庭の両立で少しチグハグしていた私の心に、深く深く染み込みました。そして後日、HPに嬉しい書き込みを頂き、七五三での再会を約束しました。 1歳バースデー撮影@横浜青葉 先日私の娘も一歳を迎えました。過ぎ去ってみればあっという間の1年間でしたが、毎日がてんやわんやで必死だけど、時折自分の中の溢れる愛情に、自分もお母さんになったなぁ。としみじみします。自分もその立場になって、改めて写真撮影の重みや、日々の忙しさの中に感じる愛情を形に残すことの重要さを感じる毎日です。 大塚ファミリーは「私がライフスタジオで働く理由を再確認させてくれた家族」です。お客様からの希望だけでなく、自分に出来る事ってなんだろう。と、その家族に出来る最善を考えること。私にも家族が出来たからこそ「共感」の目線でシャッターを押すこと。このふたつをもって広がっていく家族とのつながり。それが、私がライフスタジオにいる理由だと改めて実感しました。 Kaoriさんのブログはコチラから。 ▶Kaoriさんのいる店舗はこちらライフスタジオ横浜青葉店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー125】Sugimoto family(ライフスタジオ横浜青葉店:Kuroki Reiri)
2019/10/24
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001から… - Sugimoto Family - このご家族に初めてお会いしたのは、2014年の夏の終わり、でした。その時、既にライフスタジオでの撮影は3回目だったご家族。翌日に2歳の誕生日を控えた女の子は、人見知りも場所見知りもなく、スタジオ中を駆け回って遊んでくれていました。 パパさんは右手を怪我していて、包帯でぐるぐる巻かれた右手を写さないように撮りましょう、とママさんと笑いながら話したのを覚えています。敢えて密着はしないで、間もなく2歳になる彼女の動きに任せて撮影した1枚目の家族写真は、適度な距離感と、空間と、家族みんなが自由な感じがして、心地良い写真でした。 『001』というタイトルで、8月の最後のその日のうちにPhotogenicにUPした、あの1枚目から、繋がるご縁。あの時はまさか、こんな繋がりになるなんて思っていなかった、最初の出会い。 実は、直接の再会を果たすのはそれから3年後のことなのです。 ただ、その間に一度だけ、彼らを写真でお見かけしました。とある写真教育チームに参加していた時、メンバーが主題に沿って撮影した写真の中に、彼らの写真がありました。「れいりさんが前に撮っていた子ですよ」とこばちゃんに教えられ、改めて見返した写真の中には、私が撮影したあの思い出深い1枚目の写真から随分とお姉さんになった印象の女の子と、パパさんママさんの姿がありました。 Photo by Ryo Takahashi それから、更に1年後。 横浜青葉店に異動になった私は、遂に彼らとの再会を果たします。予約の中にあった、見覚えのある名前。その時は勿論指名はされていませんでしたが、自分から撮影をご一緒させていただきました。3人家族は4人家族になっていて、あの日の2歳を目前にした女の子は優しいお姉ちゃんになっていて、むっちむちの弟くんはそのくりんくりんの瞳で不思議そうにカメラを見ていました。 ころころ転がる弟くんと、それを本当に穏やかに、優しく、温かく見守っているご家族の空気感。コーディネーターのなっちゃんも私も、すっかりその空気感のファンになってしまいました。 この時の写真は、新しいHPを作るにあたり、ギャラリーページに掲載する写真を探しに来た社長の目に留まりました。 現行のHPの、家族写真のギャラリーに掲載されている写真。シンプルな構成の写真ではありますが、高い高いをされながらもカメラ目線をキープしている弟くんの表情とポーズは何処か少しユーモラスで、『この家族』の『らしさ』がちょっとだけ抽出できたような、印象的な写真になりました。 LIFE STUDIO Photo Gallery [Family] この時の写真から、弟くんの1歳記念を経て、そして今年は、きょうだいふたりでの七五三撮影。今年は遂に、なっちゃんとのW指名を受けての撮影でした。 『こども』という印象から、すっかり『少女』の趣を醸し出す姉のみーちゃんと、赤ちゃんぽさを大いに残した小柄な2歳半ながらも、ご機嫌で着物を着こなしてくれた弟のしゅんしゅん。そして、いつも通り、穏やかに撮影を見守ってくれる、私たちに任せてくれるパパさんママさんの空気感。着物を纏ったみーちゃんの涼やかな美しさと、体格的にはまだ大きい着物を何とか着せられているしゅんしゅんの天真爛漫さに、私たちは大はしゃぎして撮影を進めていったのでした。最後には、みんなで集合写真も撮らせてもらって(しゅんしゅんのポーズを真似した筈なのになんかバラバラなのはご愛嬌)、モニターの時間はみんなで5年分の思い出話に花を咲かせる、とても、とても幸せな時間でした。 その翌日、このご家族がインスタイベント『ライフマイベスト』にベストフォトとして投稿してくれたのは、この日のみーちゃんとしゅんしゅんの2ショットでした。 いつもは喧嘩ばかりだけど… いつもは物を取り合ってばかりだけど… いつもはふたり並んで仲良くできる時間はわずかだけど… この日のこのふたりのポーズ。 お揃いの洋服を着て、お揃いのポーズなんかとって、なんかリラックスしている。 こちらもほっこりする1枚です 添えられたコメントに、撮影の時からは想像もつかないようなふたりの『いつも』を垣間見て、私となっちゃんは衝撃でした。笑 それと同時に感じられたのは、ふたりの成長。あの日、2歳の誕生日を翌日に控えた1歳最後の日のみーちゃんと出会ってから5年が経って、家族は4人家族になり、ひたすら可愛い赤ちゃんだったしゅんしゅんも自己主張をするようになっていて、みーちゃんもただ優しいお姉さんなだけではいられない。きょうだいとはそういうもので、毎日くだらないことで喧嘩をしては数時間後にはけろっと仲直りをしていたりもして、そんな『いつもの日々』を積み重ねてきたふたりのその時間は、きっと『成長』という言葉に置き換えることのできる時間なのでしょう。 ママさんは、モニターの時に私たちに、「子どもたちの成長を感じながら撮影していただけることは、とっても嬉しいです」と伝えてくださいました。私たちからしてみれば、「子どもたちの成長を感じながら撮影させてもらえることが、とっても嬉しいです」とお伝えするべきなのでしょう。5年前の『001』から積み重ねられてきた時間を、その間の写真を、私たちはちょっとずつ共有しています。 1歳最後の日のみーちゃんを、ちょっとユーモラスなBabyの頃のしゅんしゅんを、人見知り真っ盛りだった1歳のしゅんしゅんの泣き顔や、それを一生懸命あやしてくれるみーちゃんの笑顔、いつも撮影を見守ってくれるパパさんママさんの穏やかな空気感、しゅんしゅんのポーズを真似してみんなで撮った集合写真。 【成長を共に感じ合いながら、撮影の時間を一緒に楽しめるご家族】。 このご家族との繋がりを規定するなら、そんな言葉でしょうか。年に1度、ほんの2時間程の撮影時間の中で、会っていなかった約1年分の子どもたちの成長をあちこちに感じます。そこにあの日の『001』から連なる想い出の数々が乗っかってきて、私は、私たちはいつも、本当に幸せな気持ちにさせてもらえるのです。そして、私たちがそう感じることを、このご家族には喜んでいただけます。「とっても嬉しい」、それは私たちもそうなのです。出会って、再会して、また次に会う日のことを想いながらそれぞれの日常に戻って行き、そしてその先でまた再会できるご縁。 『001』の時は想像もしていなかったけれど、今はこうしてこの先で再会できることを知っています。だからこそ、この時間を大切に感じ、楽しみ、その想いをこの先の再会の時にまた共感として交わしていくことのできる、大切な大切なご家族なのです。 Reiriさんのブログはコチラから。 ▶Reiriさんのいる店舗はこちらライフスタジオ横浜青葉店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー124】Tokuda family(ライフスタジオ横浜青葉店:Takagawa Natsuko)
2019/10/21
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- Tokuda family - 私の大好きな、こちらのご家族。 はじめてお会いした時から大好きだったので、いつから、何をきっかけに特別になったのか、はっきりと思い浮かべたことはありませんでした。でも、本当に大好きで、これからも何度もお会いしたいご家族なので、改めて振り返ってみたいと思います。 初めてお会いしたのは、2018年の冬でした。 お出迎えはかおちゃんがしてくれていて、私が途中からご挨拶に伺うと、既にかおちゃんが心を奪われた様子で「可愛いよ!」と教えてくれました。笑ひとりずつ明るくハキハキ自己紹介をしてくれる姿や、パパさんが「年齢順に、整列!」というと即座に、そして楽しそうに横一列に並んでくれる姿、末っ子くんが皆をよく見てゆっくりですが、後からついて行く姿がとても可愛く印象的でした。 そして、同じくらい印象的なことがありました。それは、衣装提案のタイミング。「衣装を持ってきますね」と声をかけ、衣装室に移動し準備をしていると撮影スペースから、ご家族全員の楽しそうな元気な声が聞こえてくるのです。 「たけのこ たけのこ にょっきっき !!!!」 え、家族みんなで待ち時間に、たけのこにょっきっきしてる…!!!「可愛い」「この撮影絶対楽しい」「混ざりたい」、とワクワクしながら急いでコーディネートを作り、何度目かの「4にょっき」のタイミングでゲームに混ざりながら部屋に入りました。笑そして、そんな私も笑って受け入れてくれる皆さんの明るい雰囲気に嬉しくなりながら、カメラマンの五明さんにご家族の雰囲気を伝えに行きました。 「可愛いです!いま、衣装提案の間にご家族みんなで、たけのこにょっきっきしてました!可愛いです!」 恐らくそれくらいの勢いの、共有だったと思います。 「おっけー。俺それ撮るわ!」と即答してくださった五明さん。 五明さんがカメラマンで良かったと、心から思いました。笑私が素敵だと思ったご家族の雰囲気、すべてを撮ってもらえたように感じたからです。 撮影が終わる頃には、もう特別なご家族でした。撮影が楽しくて、ご家族の雰囲気があたたかくて、撮影を通して見えてくる5人それぞれの個性が可愛くて、お見送りをしてすぐ「次はいつ会えるかな」と五明さんやかおちゃんと話したほどでした。 それからは、ママさんが相互フォローして下さったインスタで、徳田ファミリーの日常を見るのが楽しみになりました。笑初めはかおちゃんと一緒に。 「見ました?!雪降った時の5人可愛すぎません??」 「見た~。可愛いよね~!」 段々ほかのスタッフにも。 「見てください。私の大好きな5人きょうだいなんです~^^」 それが日常になってきて、「見ます?今日の徳田家^^♡」 1年経つ頃には他のスタッフから、「なっちゃん見た?徳田家きょうも可愛いよ~!」となりました。笑 なので、横浜青葉店でこのご家族を知らないスタッフはいないのです。笑 インスタで見れる5人の可愛さ、ご家族のあたたかさを、本当に毎日楽しみにしてました。可愛かったり、癒されたり、感動する度にコメントを残して。笑でも投稿にリアクションするたび、それにさらにリアクション頂くたびに、近づけていっているような気がしました。 何でこんなに素敵に感じるのか、自分の中で特別になっていったのか、改めて考えてみました。素敵に感じる理由の一つとして見えてきたのは、「楽しいことを、いつも家族みんなでシェアしている」ということでした。徳田ファミリーは行事が盛んです^^それぞれの誕生日会や、ママさんパパさんの結婚記念日、クリスマス、年末年始の大掃除、お正月etc…そして、どのイベントも子供達みんなが積極的に参加して、楽しんで、年齢が小さくても大きくても、みんなで一緒に同じことをしていました。どんな時も、みんな楽しそうでした。 「みんなで一緒にやれば、どんなことも、もっと楽しい。」 そんな風に見えました。 撮影を思い返しても、皆で一緒に遊んでいたし、皆でする整列も、やっぱりすごく楽しそうでした。たった1度の撮影でしたが、その中で感じたご家族の雰囲気や、インスタから見えたご家族の日常から、「このご家族はきっと、楽しいことも、気分が落ち込むような時も、それをシェアして、気持ちを楽に、みんなで笑顔になっているんだろうな」と感じていました。 そして、撮影をそのご家族と一緒に過ごしたことで、その楽しくあたたかい輪に触れて、混ざりたくなったのだと思います。特別な思いはたくさんありますが、シンプルに、楽しかったから仲良くなりたくなったのです。笑 「2年に1回ハーフ成人で来ますね♪」というお言葉通り、今年の5月にハーフ成人のお祝いでご予約を頂きました。しかしその時すでに五明さんの異動が決まっていました。もう1度五明さんが撮る徳田ファミリーが見たかったのと、「もっかい徳田さん撮りたかったな」と五明さんが呟いていたのと、前回「また次回もおふたり共いて下さいよ~^^」というお言葉を頂いた際に「もちろんです!」とお答えしていたこともあり、どうしても五明さんとお出迎えしたかった私は、異動前の3月中に来ていただけないかお願いしました。すると、なんとご快諾して下さり、そこでも徳田ファミリーの温かさを感じるばかりでした。 そしてついに再会です。インスタでコメントを残してはいても、お会いするのは2度目。引かれてしまうのではないかと、やや抑え目に、会いたかったこと、会えてうれしい気持ち、インスタ癒されてます!という想いを伝えました。笑「え~、ぜんぜんインスタ見てください^^」と言ってくださるママさんにホッとしつつ、今年も家族、きょうだいをワイワイ楽しく撮影しました。 モニター後には、みんなで集合写真を撮りました。その時もみんなでわちゃわちゃしたり、5人の個性がそれぞれ見えたりと、お見送りまでずっと楽しい時間でした。 そして、翌日嬉しすぎるメッセージを頂きました。 横浜青葉店スタッフみんなのこと、私たちがどれだけ徳田ファミリーを大好きか伝わってきて、嬉しかったということ。また、いろいろな写真館で撮影をしてきたけど、ここまで感情移入して、また会いたいと思える関係性が出来る写真館は他にはないと、感じて下さっているということ。「 1番はなっちゃんの人柄もあるのかもしれませんが❤️ 」という一文も、涙が出るくらいうれしかったです。 もう、とにかく次会うのがとにかく楽しみなんです!と思っていた矢先、先日ママさんのお姉さん家族が撮影に来て下さった時、お見送りで店先まで来て下さっていて、久しぶりにお会いできてうれしかったです^^そしてお姉さんのご家族もみなさん素敵でした…>< こうやって、少しずつ縁が広がっていくのも嬉しいです。このご家族は私にとって【楽しい時間をシェアして、一緒に楽しみたいご家族】であり、【私の理想の家族像のハードルをかなり高く上げたご家族】です。笑 またお会いできることを、楽しみにしております。 スタッフからのコメント Natsukoさんのブログはコチラから。 ▶なっちゃんのいる店舗はこちらライフスタジオ横浜青葉店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー123】ひだまりのような撮影空間の中で初心を思い出させてくれる(ライフスタジオ新横浜店:Matsumoto Momoka)
2019/10/17
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ひだまりのような撮影空間の中で初心を思い出させてくれる - Adachi Family - こんにちは!ライフスタジオ新横浜店のももです!先日再会することが出来た嬉しい出会いについて、想いを綴りたいと思います。 出会い 初めてお会いしたのは、昨年の4月のことでした。新横浜店が現体制になってから、すぐのことで、とにかく、スタートダッシュ!のような気持ちで日々過ごしていたのを覚えています。そのころは、撮影をすること、撮影を楽しむこと、に全員が必死で食らいついている時期で、思い返せば、いまよりも周りが見えていなかったように思います。 ある意味、がむしゃらだった私達に、温かい素敵な笑顔でパワーをくれたのがadachiファミリーでした^^ 私にとってadachiファミリーは… 天真爛漫なsawaちゃんとしっかりもので、超がつくほど妹思いで素直なyusei!実は少し、しゃべることが苦手だったsawaちゃんに優しく寄り添い、リードしてあげるその姿に心の底から感動したのを覚えています。私達の声掛けに対して、自然に助けてあげる、教えてあげる、ごく自然に行われていたやり取りでしたが、そこには日常的にパパさんママさんを含めてご家族の中で、愛情を言葉で伝え合い、強い絆で繋がっていることが伝わってきました。 きっとsawaちゃんやyuseiのその天真爛漫な笑顔をみるだけで、誰もが癒やされ、それだけで救われる。そんな暖かで柔らかい雰囲気に、私達自身が潜在的に抱えていた焦りのような気持ちが少し昇華したようにおもいました。 私達自身が変化したこと 来てくれるご家族様のことに全力で、「がむしゃらにやる」そんな毎日でしたが、adachiファミリーとの撮影空間は、ふと、立ち止まれるような、柔らかいひだまりの休息のような時間が流れていました。品質のいい形が揃った写真を撮影しようとすることに夢中になるのではなく、いま目の前にいるご家族様の良い所を表現するためにはどうしたらいいか。 出会ったご家族様のいいところにアンテナを張り巡らせて、そのご家族様だけが持てる雰囲気を一つ一つ感じ、それを写真で表現しようと努力することをもう一度教えてくれたような気がします。 考えるな、感じろ!という言葉がありますが、全くそのとおりで、形ばかりを追求するのではなく、声掛けや遊びの撮影空間を通じて、人の本質を感じること。そして、それを写真で表現するためにはどうしたらよいか考え続けることがライフスタジオのコーディネーターでの技術の研磨に繋がるのではないでしょうか。 アクション そんな印象的で、ステキな出会いから1年。また、新横浜店に来てくれる事になりました。予約の名前を見たとき、私とチャッピーさんで入りたい!と自ら立候補させて頂きました!どんなふうに成長しているか、会えることが本当に楽しみでした。1年ぶりに再会したのに、覚えていてくれて、そしてさらに身長も精神面もすごく成長した姿をみて、本当に感動しました。思わず、実は前回の撮影が終わった後も、何度もみなさんの話を店舗の中でもしていて、本当に会いたかったです^^と照れながらも、お伝えさせて頂きました。 私は、素直に思いを伝える事がとても苦手なのですが、どうしても、前回の撮影を通して、楽しかったことはもちろん、実は私達自身も成長できたことに対して少しでも感謝していることをお伝えさせていただきたくて、勇気を振り絞って言葉にしました。 Adachiファミリーから頂いた反応 最後に写真を撮ってもらってもいいですか?^^前回みんなで撮ればよかったと思って後悔したんです~~!とおっしゃっていただいたときはもちろんです!といいながら、嬉しすぎてにやにやしてしまいました^^前回少しでも思い出の空間になれていたことに嬉しく思いましたし、今回勇気を振り絞って思いを伝えて本当によかったと思いました。 そして、その日お家に帰ったあとも、今日の思い出を絵に書いてくれてステキなメッセージもいただくことができました^^ 今後について ただ撮影をする、されるのではなく、自分はどれくらい来てくださるご家族様に入り込み、観察することができるでしょうか。そのご家族様の良いところを何個見つけることができるでしょうか。そして、それを写真に表現するための技術はどれくらいあるでしょうか。 毎日が夢中になればなるほど、当たり前のようで、忘れがちな部分ではありますが、ライフスタジオのコーディネーターとして最も重要な部分だと思います。これらを忘れてしまえば、私達自身の人間的な成長も、技術としての向上も見込むことはできません。 そんな、立ち止まるきっかけをくれたのがadachiファミリーです。 本当に出会えたこと、撮影に携われたこと、そして楽しい思い出を一緒に過ごせたことに心から感謝しています。adachiファミリーは【ひだまりのような撮影空間の中で初心を思い出させてくれる】関係です。これからもずっと成長を見守らせてくれると嬉しいです。 また会えますように。 感謝の気持ちをこめて…。 Momokaさんのブログはコチラから ▶Momokaさんのいる店舗はこちらライフスタジオ新横浜店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー122】改めて、伝えたい想い。(ライフスタジオ横浜青葉店:Kobayashi Kaori)
2019/10/16
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改めて、伝えたい想い。 - Okugawa Family - Butterflyの取り組みが始まって、二年が経とうとしています。 お客様との関係を言葉で規定して、その思いを伝えることが、何を意味するのか。考え続けて、言葉にし続けて、また考えて。自分の感情や思いは何かにあてはめることのできない概念部分だからこそ、常に答えは変わっていきます。 そのたびに考え続け、伝えたい思いをどのように伝えていくのかを、考えて、考えて、そのたびに答えを見つけて、行動していく。そうして、ずっと続いていくものこそが、Butterflyが意味する、人との関係において大切なものだと感じます。 ひとつひとつの出会いを大切にしながらも、目の前のことに必死になりすぎて、時に自分が一番大事にしたいことを見失ってしまう時もあります。そんな時、立ち戻らせてくれるのは、やはり人との出会いや再会なのです。これからお話しさせていただくfamilyも、いつも再会するたびに、大事にしたい思いを振り返るきっかけをくれる大切なfamilyです。 History 彼らに初めて出会ったのは5年前でした。 それまでも、ライフスタジオの別の店舗に毎年来てくれていたので、緊張することなく、最初からきゃっきゃと遊んで笑顔がとってもそっくりな3きょうだいさんでした。いざ、撮影が始まり、さてどのように進めていこうか?どんな声かけをしていったら楽しんでくれるのか?を考えました。彼らが仲良しなのは目に見えてわかっていたので、3人に協力をしてもらうような声かけをしていきました。声をかけるたびに、えー!そんなことやるの!なんて反応しながらも楽しそうにやってくれる3人。 何をやっても楽しそうに笑ってくれるものだから、可愛くて楽しくて。そこから、毎年の再会を重ねていきました。 コーディネーターとして入っていた時に意識していたのは、彼らの統率力でした。緊張感なく楽しそうにしてくれる反面、喧嘩も始まりやすいので(笑)3人揃って動いてもらうことで、一体感を作り出すように声かけをしていきます。その中で恒例になっていたのは、カメラのお兄さんに対してビシッと決めるこのポーズ。 特に希望されたわけでもなく、私の思いつきです。(笑) わたしの中で彼らの定番ポーズになりました。なんやかんやと文句を言いつつも、大きくなってからも“いくよ!せーの!”と声をかけると、やってくれます。笑顔は昔から、変わりません。今年ももちろん、やりました^^ はじめてであった日から月日が流れ、2016年ライフギフトという取り組みが始まりました。それは10年目を迎えるライフスタジオ が、10回以上ライフスタジオに遊びに来てくれているご家族を招待して、撮影や、いままでの思い出のつまった写真のスライドショーでおもてなしをして、ご家族とゆっくりお話をしながら、家族への思いや、ライフスタジオへの思いを聞き、感謝を伝える、というものでした。 彼らファミリーも、もう毎年遊びにきてくれていたものですから、ライフギフトへ招待されました。しかしわたしはその当日どうしてもご一緒することができず、いつも一緒に撮影に入っていたムーさんだけが向かうことに。どうしても気持ちを伝えたくて、3人の似顔絵を描いてムーさんに託し、渡してもらいました。あまり上手ではないので悩みましたが、すごく会いたかった、一緒に歴史を振り返ったり、その時間を一緒に過ごしたかった、思いを込めて、伝えたくて。描きました。 後日、喜んでいたよと教えていただき、ライフギフトで“ライフスタジオに対するご家族の思いを聞く”ためのアンケートでは、ママさんがとても嬉しいことを言ってくれていたことを、教えていただきました。 それは、ライフスタジオ はどんな場所か?という問いかけに、 親戚のお兄さん、お姉さんが待っていてくれる場所、 と答えてくれたのです。安心して遊びに行けるような、そんな場所。一年に一回遊びに行くのが当たり前になっている場所。私は指名をもらわなくても必ず撮影に入っていたのですが、いつも撮影中は子供達とてんやわんやで、パパママがどんな風に思ってくれているのかを知ることがそれまで出来なかったのですが、ライフギフトという機会を通して、言葉をもらい、思いを知り、とても嬉しかったのを今でも覚えています。 ムーさんが卒業した後も、わたしが今度はカメラを握り、撮影に入らせてもらっています。どんどん大きくなって行く3人。ついに長男くんはわたしよりも背が大きくなっていて、今年はなんとも感慨深い撮影となりました。 長男くんは背が伸びて、思春期に差し掛かりながらも、昔と変わらない笑顔で話してくれて。長女ちゃんはやんちゃな笑顔はそのままに、少し大人びた仕草や表情をのぞかせてくれて。次男くんもいつだったか大泣きしたこともあったけど、とってもたくましくなっていて。こうして毎年成長を見ることができて、本当に、親戚のお姉さんのような立ち位置でいられることが嬉しくて。 そして、毎年もう飾る場所がないんだよなあ~と言いながらも、フレームを購入してくださるパパさん、ママさん。どんな風に飾っているのかを聞くと、お部屋にはもう収まらなくて、廊下、階段にかけてフレームがずらっと飾られているんだそうです。パパさんママさんは、穏やかにいつも撮影を見守ってくださって、子供達には容赦無く突っ込む(笑)なんだか友達同士のようなご家族なのですが。写真を形に残しておうちに飾っている様子を想像しては、パパさんママさんの、子供達への深い愛情を感じるのです。 ファミリーはずっとライフスタジオ という場所を好きでいてくれています。わたしは、その中でたまたま偶然出会ったにすぎません。でも最初の出会いから、再会を重ねるたびに、どんどん彼らが本当に親戚の子の成長を見守っているような感覚になって。途中からはカメラマンとして、彼らを表現することになり、わたしが見た彼らが、家族の大切な歴史や思い出として残って行くことが、とても嬉しく思います。いつまでみんなが来てくれるのかは、わたしにもわからないけど。ここがいつも来る場所、恒例の場所になっていて、ここだったら家族みんなで行こうか、と言ってもらえたらとても幸せだなと思います。 Important thing バタフライは、お客様に私たちの想いを伝えるものです。その中から、他の人が読んだとしても、その思いや家族との関係性が、文章として、より伝わるものになっているものがライフファミリーとなります。Butterflyはライフファミリーになること、が目的ではありません。何度も考察を重ねては、 自分が相手に対してどのように思い、撮影をして、出会いを大事にしているのかの自問自答の繰り返し。その中で、相手と向き合うことができて、いまの自分が大事にしたいものと向き合うことができるのです。人と向きあい、思いを伝えて関係を繋いでいくこと。それがButterflyなのだと、考えます。 その中でも相手に対して、自分に何ができると考えるのかを毎回確認します。どんな出会いも大事にしたい。どんな再会も嬉しい。その中で自分にできることは?それを 考えて行くためにも、実行していくためにも。こうして文章に残すことは、続けていかなくてはいけません。 それがライフスタジオという場所が最も大事にしたい、人との関係に置いて大切な過程の一つだと、わたしは思っています。 拙くても伝えて行くこと。 考えること。行動すること。 わたしは奥川ファミリーとは5年の付き合いですが、こうして自分の想いを綴って伝えることは初めてです。でも、改めてこの出会いは当たり前ではない事を再確認して、続いている関係に感謝して、これからも大事にして行くためにも、自分の思いを整理し、伝えたいと思いました。毎年飾られて行くフレームの写真。そこにはシャッターを切るカメラマンの視点から見えた、成長や家族の形が写っています。最大限、自分ができることは。いま自分の目の前にいる彼らの成長を、自分の表現を通して残して行く事。 たった数年でも、その成長を見てきたから、知っているからこその、いまの表現を。それがおうちに飾られて行く事を想像するだけでとても嬉しくて、使命感を感じます。 今回2019年の撮影は、長女ちゃんのハーフ成人式。思いを込めて撮影したものを、写真分析として以前文章にしています。 写真分析:残したいもの 色んな姿を残したくて、気合の入った撮影となりました。 一番大好きなのは、いつまでも変わらない、初めて出会ったときから変わらない、そっくりの3人の笑顔です。 ↑ゲストストーリーにてママさんが投稿してくださいました。まだお会いする前のはじめての撮影時の写真が幼すぎて、かわいすぎて泣けました。。。 どんどん成長して行くその姿を、また残すお手伝いをさせて下さい。年齢が大きくなっていけばいくほど、面倒だったり、照れくさいかもしれないけれど。そんな思いを込めて、バタフライで、思いを伝えたいと思います。 【改めて、自分の想いを伝えたいと思ったfamily】 想いを伝えるのに早いも遅いもない。けど、内側にあるものを出さなければ自分でもわからないことも多い、そして相手にも伝わらない。伝え続けていくこと、そしてだ最大限自分にできることを続けていくことを。言葉と共に、約束をします。また自分も成長した姿で、出会いたいと思います。 また、会いましょう。 Kobaさんのブログはコチラから‼ ▶Kobaさんのいる店舗はこちらライフスタジオ横青葉店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー121】心から人のためを思う瞬間を共に(ライフスタジオ新横浜店:Matsumoto Momoka)
2019/10/9
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心から人のためを思う瞬間を共に - K Family - こんにちは^^ライフスタジオ新横浜店のももちゃんです^^ はじめに(Butterflyって?) わたし と であい を文章にしていく、それが、このbutterflyというブログです。人と人の関係性を第三者に伝えるために、そして相手に伝えるために文にしていく作業というのは、とても繊細で、時間もかかります。それでも、私がこのブログを書き続ける理由は、かけがえのない出会いとその時の感情を記録することで、これからもその関係が続くことを願い、そして自分自身が人間的に成長することが目的です。過去に書いたButterflyはこちら。 01 02 03 04 05 06 07 出会い 実は撮影に来る前から出会いは始まっていました。私達新横浜店が4月に参加した、ロクシタン様とのコラボイベント。たくさんのお客様と出会い、短い時間でしたが言葉を交わす機会をくれました。そんな中、すでにライフスタジオを知っていただいていて、そしてフォトジェニックにもご参加いただいているママさんとお会いしました。ママさんに幸せそうに抱かれているRくんは、どんぐり帽子をかぶったプニプニ赤ちゃんで、人の表情をみて笑う天使ちゃんでした^^「私達、いつもは新横浜店にいるんです^^ぜひ遊びに来てください」そういってさよならをしました。 そしてある日、いつもどおり自己紹介をしながら何だか見たことがある気がする…でも…人間違いだったら恥ずかしいよな…と思っていたところ、ママさんが一言、実はロクシタンのイベントの時…あああ~~~!!!!あの時の!!どんぐり帽子の!!!!!大きくなってる!!!思わぬ再会に胸が踊りました^^本当に新横浜店に遊びに来てくれたのです。 ママさんは日頃から私達にすごく興味を持ってくれていて、こんなイベントやるんですよね?とかアナザーミー知ってます!とか本当に嬉しいこと言葉を掛けてくださいました^^撮影も順調に進み、前回あやしたときのような笑顔だけでなく、成長したRくんらしいちょっと下を向いて笑う癖も、喋れなくとも言いたいことは目で訴えるなんとも言えない表情も。それは、何気ない日常だけど、ママさんやパパさんの愛情を一身に受けて、成長したRくんの一部なのだ、とひと目で分かる75カットになりました。 Kファミリーからの温かい言葉 そんな温かい出会いに感謝しながら、楽しかった撮影。後日嬉しいメッセージが届きました。 息子のファーストバースデーで伺いました。担当してくださったのはあらちゃんももちゃん。 実はロクシタンのイベントで1度お会いしていたのですが、息子のことも覚えていてくださり、成長を喜んでくれたり、衣装もその時の雰囲気に合わせて選んで下さいました。イベント時は少しの時間しかお話してなかったですし、ライフスタジオでの撮影は初めてだったというのに、こんなに覚えていてくださって、主人と2人感動しました。 集中して遊んでる姿だったり、不意に見せる笑顔だったりを素敵に捉えてくださって、できあがった写真を見た時には思わず涙が零れました。 撮影風景を思い出してはニマニマしながら、ずっと写真を見返してます。 これからも息子の記念日にはライフスタジオで、できることならずっとあらちゃんももちゃんにお願いしたいです。 この度は本当にありがとうございました。 Instagramでも♡ 変化 実は、私ごとなのですが、この撮影の前、とてもとても落ち込んでいました。5人体制の新横浜店がスタートしてから1年半。自分にのしかかる役割やできるようになったことが増え、当たり前ですが量も質も求められるようになりました。量を増やしながら質を担保していくことは、周りの人間からしてみたら当たり前で、いつしか自己評価と周囲の評価を比較して勝手にギャップを感じてしまい、自分が思ったよりも消耗してしまっていることに気づいてしまいました。そうするうちにネガティブな感情が渦巻くようになっていました。 そのため、悩みながら今やれることに集中して、向き合っていたつもりだったのですが、それもうまく伝えることができず、もっと自分を変えなければならない、みんなに迷惑をかけている、何でもすぐに謝るのはなぜ?と… 余計に自分を追い詰める結果となってしまい、気づいたら、大切な家族も仲間も友人もいるのにひとりぼっちになった感覚になってしまって、どうしてここにいるのだろう。消えてしまいたい、と思うようになりました。 人間だから、波というものはあるのでしょうが、今の仕事で初めて経験するほどの谷だったので、自分自身どうしていいかわからず、思い悩む時間はとても長く感じました。そんな時に、Kファミリーとお会いすることができて、撮影中にかけて貰った言葉や、嬉しいメッセージを貰って、もう一度なぜこの仕事をしているのか、原点にふと立ち返ることができました。そして、純粋に元気をもらうことができました。 私にとってのKファミリー 心から人のことを大切に思う時間というのは人生の中でどれくらい、何時間くらいあるのでしょうか?ママさんのInstagramをみているとお腹にいるときから、あるいはもっと前から、Rくんのことを、毎秒毎日大切に、一つ一つの成長を喜んだり、ときには辛いこともあったり、笑ったりを繰り返しながら共に時間を過ごし、1歳のお誕生日という少しの節目に、ライフスタジオで写真に残そうとしてくれた思いが伝わってきました。 私達ができるのは、その時、その瞬間の表情やできるようになったことを思い出のインデックスとして残してあげること。Rくんがパパやママ、周りの人達に沢山愛されて、大切に思われていることを写真で残してあげること。それは、決してヒーローのようにかっこよくてダイナミックなことではありませんが、私達にしかできない仕事であり、価値です。それが少しだけ伝わって、こうして嬉しい言葉やメッセージにして、わざわざ私達に届けてくれたことが嬉しく思います。 Kファミリーのおかげで、心から人のためを思う時間を、瞬間を、共にし、残していくことができるこの仕事を、改めて誇りに思うことができました。 アクション 少し自分のことについて書いてしまいましたが、自分の仕事の価値について、前向きに見つめ直すきっかけをくれたのはKファミリーです。少しでもこの感謝の気持ちと、この想いが届けばいいな、とこのButterflyを書いています。もしかしたらKファミリーにとって言われのない感謝かもしれませんが・・・笑それでも、一期一会の出会いをありがとうございます。そして、この仕事をやっている意味をもう一度気づかせてくれてありがとうございます。温かい言葉やメッセージに救われました。ぜひ、こちらこそ、私にこれからも成長を見守らせてください。 これからの私 私達の仕事は、誰かが心から人のためを思う瞬間を共にできる仕事です。それはどの仕事でもできるような、当たり前のことではなく、そのご家族さまだけのストーリーがあって、いろんな想いがあって、ここを選んでくれています。私達ができることは、本当にちょっとのことかもしれませんが、一つでも多く、心から人のためを思う瞬間を共に残せるように、前向いて、一つ一つを噛み締めて向き合っていきたいと思います。Kfamilyとは、これからも、【心から人のためを思う瞬間を共に】そんな関係でいれたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 ★追記 このバタフライを読んでいただき、ままさんから嬉しいメッセージが届きました。 息子を通じて色々な方と出会う機会がある中で、出会いに感謝だなあと感じることは沢山ありますが、まさか私たち家族が誰かの力になれていると思わなくて。 私たちとの出会いをこんなに素敵に書いていただけると思ってなくて、 (しかも私の息子への想いまで想像して頂いて…)うれしくて少し照れくさくて…本当に何をしたというわけではないので笑 ももちゃんが悩んでいる時に、私たちとの出会いで少し前を向けたと知れて本当にうれしかったし、よかったなあと思いました。 当日はそんな落ち込んでる気持ちを少しも見せず、私たちを迎えてくれて、息子と沢山遊んでくれて、本当にありがとうございまし 個人的な話なんですが、ももちゃん妹と歳が近くて笑 姉みたいな気持ちで応援してます♡笑 これからも迷い悩むことが沢山あるかとは思いますが、誰かの人生の一部分を切り取る素敵なお仕事です。迷い悩んだことをもバネに、ももちゃんらしくがんばってください♡ Momokaさんのブログはコチラから ▶Momokaさんのいる店舗はこちらライフスタジオ新横浜店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー120】特別な普通の出会い(ライフスタジオ草加店:Kai Ayako)
2019/10/8
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特別な普通の出会い - S Family - 改めて特別な出会いはないんだなと実感した出会いでした。 初めては今年の春先、ピカピカのランドセルを抱えてパパママと一緒のご来店。少し不安な面持ちの彼女はチラチラこちらの様子を窺うように目を合わせてくれました。特段珍しい事ではありません。性格はそれぞれ、初対面の人にいきなり自分をさらけ出していける人は少ないでしょう。これまで沢山のご家族と撮影を共にしてきた経験を思い出し、撮影を通してきっとアクティブな彼女が出てくるはず。そんな事を考えていました。というのも彼女のパパママがとてもフランクな方々だったから。 まるで家の近所で鉢合わせて雑談をするような…といったら何だかお洒落ではありませんが、それほど素で話しているようなそのくらい壁を作らない人でした。きっと彼女自身も本来はこの輪に入るくらいお話し好きなはずと言うのはその時の想像にすぎませんが、そうなる事を期待してその日の撮影が始まりました。私達は普段大きな声で元気いっぱい遊ぶことが定番です。今回もシャイな彼女が途中から元気に弾けて!を想定していた撮影だったのですが、気付けば全く違った空気が出来上がっていました。声を張る必要などなく、ジャンプして、走って汗をかいてというのが微塵もない空間。こちらが話しかけるとゆっくりと答えてくれる彼女。こちらの冗談には陽だまりの様な温かい笑みを見せてくれました。 その一言、その所作一つに柔らかさを持つ彼女の撮影はとても穏やかなものでした。いつもなら刺すような強さを持つ西日もこの時ばかりは印象が変わります。包み込むような温かく優しいオレンジ。彼女を表現するのにぴったりな色合いでした。 撮影が終わり、モニターで泣き出した彼女。聞けばお別れが寂しいと涙したらしいのです。さっきまで目の前にあった優しい笑顔はふさぎ込んで見えなくなってしまいました。「最後は笑顔でバイバイしたら?」とパパママ。「またおいで」と私達。 その場に居た大人達は何とか顔をあげてもらおうと声を掛けますが、その日は最後まで何もする事が出来ずにお別れ。笑顔で送り出してあげたかったという思いと撮影を通して感じた彼女への想いと感謝を込めて後日ご家族に手紙を残しました。 ⇒ 【 Dear You. 】 ママが残してくれたメッセージはその日のパパママの想いと、また彼女が会いたいと言ってくれているという事。私は何度も読み返しました。涙で終わってしまったあの日は、悲しい想い出ではなかったようです。温かい撮影の余韻と安堵感。頭の片隅には「七五三」と話していたママの言葉が残りどこか期待をしながら過ごす事約1ヶ月。 ご予約の名前にそのご家族を見つけました。 嬉しさと驚きで妙な昂ぶりを感じつつ撮影を共にした久保ちゃんにもすぐ報告。久保ちゃん自身もご家族の事が忘れられず、お手紙を残していたのです。興奮気味に私たちは撮影日を確認し、ママにメッセージを入れました。聞くとママから七五三の撮影を切り出したところ彼女自身が草加店を希望したというのです。撮影後に私達ともっと一緒に話したかったと言っていたことも聞きました。 それからは度々連絡を取らせてもらいました。 髪を少し切ろうと思っていること、早くもプチ反抗期を迎えているらしいこと、草加店の着物のページを見てどれにしようか悩んでいること。桜の下で友達と並んで笑う写真は大好きな優しい笑顔でした。少し切った髪の毛を見せようと送ってくれた写真の彼女は、少し緊張した様子に見えました。 再会の日が1ヶ月を切った頃、私は少しの間旅行へ。お土産を眺めながらいくつかのご家族の事を考えました。渡すならお揃いの方が良いかな。どんな反応してくれるかなとグルグル…。その中には勿論彼女のことも頭にあって。前回プレゼントした白くまのぬいぐるみには名前を付け、手作りの洋服を着せて、お出かけに連れて行っているらしい彼女。白くまのお友達にしてくれるかな?とぬいぐるみをお土産に決めました。 待ちに待った再会の日。久しぶりに会えたのが嬉しくて、私は思わず抱きしめました。と同時に、伝わってくる緊張。ほんの数ヶ月前に会っていたとしても、例え同じ場所だったとしても彼女はまだ幼い女の子で、とても繊細な子。今日向かえる新しい体験と、会った事のない人達に不安を覚えるのは当然の事です。そこからはお土産のぬいぐるみを渡し初めて会った時のようにゆっくり、そしてたまに冗談を言いながら彼女の心を温める時間を作りました。 たった数ヶ月の期間。それでもご家族の中には変化が見えました。 ママから聞いていた通り、彼女は少しだけ大人になっていたようです。パパママに対してのたまに素っ気ない態度。洋服へのこだわりとか。それは決して悪いわけではなく成長している証です。そんな彼女をママはどっしり構えて受け入れパパは気を使いながらも近くに居たそうな素振り。とても微笑ましい光景でした。そして彼女と私達だけではなく全員での会話が増えました。好きなアイドルの話がパパママにも派生したり私達のブログを見て下さっている事実を知ったり少しだけネタとしていじらせてもらったりと。 前回に以上に充実した時間でした。そして再会した事で気づいた大切な事が1つ。 「まだまだ関係を深められる」という事。 撮影だけでは物足りませんでした。どんな些細な話でも良い。話がしたい。という事で現在小旅行を計画中です。果たして次に会う時は私達がまた彼女を迎えるのが先か、それとも会いに行くのが先か。初めての出会った日に私達からかけた「またおいで」。目標はこの言葉をお互いに言い合えるような関係になる事です。初めから特別な感覚を得る出会いがあります。ただこうして普通に出会って、少しずつ関係が変化する出会いもあります。 【大切な存在になるのに、特別な出会いは必要ない事】を気づかせてくれたご家族。今度は一緒にラーメンを食べるというこれまた普通の約束。そんな些細な繋がりで、これからもゆっくりとお互いを知っていけたら良いなと願っています。 S Familyからのメッセージ かいちゃん 素敵なお手紙、本当にありがとうございます! ありがとうという言葉しか見つからない位。 本当にありがとう。 娘の卒園、入学記念の撮影をどこにお願いしようと携帯とにらめっこしていたとき、、草加店のあの緑に惹かれた私のときめきに。。。この出逢いに繋がっていたことに。。。草加店を頑張って予約した自分を誉めてあげたいw かいちゃんとくうちゃん また会いましょうね。 たくさんお話しましょうね。 またね、が言い合える仲になりたい。 うちも同じ気持ちです! 本当にありがとうございました! またね! Kaiちゃんのブログはコチラから ▶Kaiちゃんのいる店舗はこちらライフスタジオ草加店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
【ライフファミリー119】これからも、末永く関係を繋げていきたい、大好きな人(ライフスタジオ越谷店:Kanasugi Mayu)
2019/8/15
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これからも、末永く関係を繋げていきたい、大好きな人 - Iwata Family - [出会い]というのは[偶然]です。けれどもその[出会い]を[偶然]で終わらせず、[継続的な関係性]に繋げていくためには、自分から[きっかけ]を作り出して、[気持ちを伝えていくこと]が必要だと考えています。これは、【これからもお互いの中にお互いが存在している関係性であり続けたい】そう思えたご家族への、私からのメッセージです。 はじめての出会い 初めての出会いは、昨年秋の撮影でした。七五三の撮影で越谷店を訪れた[さなちゃん]。私が着付け室に入ると、既にワイワイとした雰囲気でさなちゃんファミリーと着付けの菊池先生が話していました。 私が挨拶をし、さなちゃんがどんな子なのか知るために話しかけてみると[将来の夢が考古学者]ということを教えてもらいました。小学1年生の夢が考古学者!?とにかくびっくりして、その理由を聞いてみると[ONE PIECEに出てくるロビン(考古学者という設定のキャラクター)が大好きで、彼女みたいになりたいから]だとのこと。 聞くと、ママさん自身がONE PIECEが好きで、その影響でさなちゃんもアニメを見始めてどっぷりハマってしまったとのこと。快活で気さくなママさんと元気でおしゃべりなさなちゃんに私もアニメや漫画を好んでいることを伝えると、あっという間に会話に花が咲き、撮影が始まる前には既に空気があったまっていました。好きなものが一緒だと仲良くなるのが早いとは言いますが、この時の私と2人の意気投合する速さはすごかったな、と今だからこそ思います。さなちゃんの好きなキャラクターみたいな衣装を選んだり、アレンジをしてみたり。共通の好きなものがあるからこそ撮影中の話題も弾んで、楽しんでもらおうと思いながらも私自身が一番楽しんでいたんじゃないかな、と思うくらいに笑顔の絶えない撮影でした。 距離を縮めた一言 撮影終了後のモニター待ちの時に、ママさんはスマホを取り出して今まで行ったイベントの時の写真をたくさん見せてくれました。写真を見ると、さなちゃんは大好きなロビンを始め、ONE PIECEの色々なキャラクターの衣装を着ていました。[強くて格好良いところが好きだから、このキャラクターみたいになりたい]そんなさなちゃんの想いに応えるために、ママさんは衣装を買ってあげたり、自分で小物を作ってあげたりしているそうです。[でも子供用の衣装はあんまり種類もなくて、結構高かったりするのよね。]なんて言うママさん。 私自身、洋服を作ることが趣味でもあり、個人のプロジェクトとしてスタジオ用の衣装を作り始めたことをキッカケに子供用の衣装を作ることにも興味が湧き始めていた時期でした。こんなにも楽しい時間を共有できたご家族と、そしてさなちゃんと。この1回の思い出だけで終わらせたくないな。1歳の誕生日、3歳の七五三、そして今回の7歳の七五三。記念ごとにライフスタジオを訪れているさなちゃんは、次はいつ来てくれるのだろうか。 《会える機会》を待っているよりも、自分から《会う機会》を作りに行きたい。 そう思った私は勇気を出して、「もしよかったら、私にさなちゃんの衣装を作らせてもらえませんか?」と声を掛けました。 いきなり写真館のスタッフがこんなことを言うなんてびっくりされるんじゃないか…と思いましたが、ママさんはむしろ「え?いいんですか!!」と喜んでくれて、私とママさんはその日にLINEを交換しました。きっとたった数時間だけでこのような仲になれたのは「好きなものが同じ」というきっかけはありつつも、一緒にいた時間を通して、ママさんが私という人間自身に心を開いてくれたからではないかと思います。 「会いたい気持ち」を伝え続けて じゃあ実際にどんな衣装を作ろうか、ということを話すために翌月私は早速ママさんとさなちゃんをご飯に誘いました。この日のエピソードはこちらのブログにて。 (はじめて一緒にさなちゃんとご飯を食べた日) まさかこんなに早く機会を作らせてもらえるなんて。撮影とは違いゆっくり話せることで、私のことを知ってもらうことも、さなちゃんのことをよく知ることもできました。この時から、「なすちゃんは格好良い」というイメージがママさんとさなちゃんの中でついてしまったようです。笑その後、12月に越谷店ではクリスマス会があり、各スタッフが1家族お客様をご招待するとのことで、私は「さなちゃん達を招待したい!」と思い、誘わせてもらうとこれまた2つ返事で遊びにきてもらうことができました!この日のエピソードはこちらのブログにて。 (なすちゃんが好きといっぱい言ってもらった日) この時感じたことは、さなちゃんが私を意識して洋服を着てきてくれたり、私以外のスタッフに対する言葉から、「さなちゃんの中に私という存在が色濃くある」という嬉しい事実でした。ママさんいわく、さなちゃんは学校や、近所の人にも私のことをよく話しているそうです。先日は、「お友達にお手紙を書こう」という学校の取り組みで私に対して手紙を書いてくれたり、ということもありました。私自身も、その手紙に対して手書きでハガキに書いて送ったり、ママさんからさなちゃんのことについてLINEをもらうと、ほかのスタッフにまるで自分の妹のように話しているので、なんだかお互い同じことをしたくなってしまうんだな、と思うと嬉しくなります。 4月に会った時には、さなちゃんは私に対して誕生日プレゼントも用意してくれました。その時のエピソードはこちらのブログで。 (突然変顔の写真を見せてくれたさなちゃんの日) さなちゃんは相変わらず私に話す時はもじもじしているのですが、私もさなちゃんがかわいくてもじもじしてしまうので、なんだか似たもの同士だな、と思います。好きすぎて恥ずかしくなってしまうのです。 わたしとさなちゃんファミリーの関係性 「ライフスタジオでの撮影」で会ってからはまだ8ヶ月ほどですが、その短い期間で何回も会わせてもらっています。きっと、さなちゃんの中では私はもう「ライフスタジオのスタッフ」ではなく、「1人の大好きな友達」であり、私の中でもさなちゃんは「お客様」ではなく「1人の大好きな友達」であるのだと思います。私とさなちゃん、私とママさんとの関係性は、さなちゃんからの反応やママさんと話すことで実感出来ていましたが、12月のクリスマス会の時に書いたブログにいただいたパパさんからのコメントから、パパさんと私も、さなちゃんという存在を通して繋がっていることを実感させていただきました。そのコメントは以下のようなものでした。 こんにちは、さなパパです! クリスマスパーティにお招きいただき、ありがとうございました。 さな含め夫婦共々、楽しい時間を過ごせました。 ジェスチャークイズ、子どもたちに大当たりでしたね! なすちゃんや他のスタッフさんが気さくな方ばかりで、 ライフスタジオ利用当初から、ずっとお気に入りです。 これからもお世話になりますが、さなの事を末永くよろしくお願いします(笑 私とさなちゃんファミリーとの「ライフスタジオでの撮影」はたった1回です。けれども、私の「さなちゃんともっと仲良くなりたい」という想いをきっかけに関係が始まり、「末永くよろしくお願いします」という言葉までいただけるような関係になりました。この言葉はとても嬉しい反面、まだまだ幼いさなちゃんの今後の成長に私が悪い影響を与えるわけにはいかない!と緊張もしつつ、笑「一緒にさなちゃんの成長を見守れる」関係になれたことが、私の誇りでもあります。 7月、さなちゃんとママさんの誕生日の月に、さなちゃんは私と、前回一緒に撮影に入っていたまなみさんを指名してくれて撮影に来てくれます。さなちゃんの通っているチアの衣装や、スタジオに新しく入れたドレスや衣装を着て撮影しようね、と4月に会った時に話していたのですが。実は先日、私は7月末にライフスタジオを退職することを決めました。つまり、次の撮影が「ライフスタジオのスタッフとして会える最後の機会」でもあります。 さなちゃんの成長を記録する機会に立ち会えなくなることは私にとってとても辛いことで、すごく悩みました。けれども、次のステップに進むためにも、この道を選びました。 はじめての出会いからこれまで、さなちゃんから、ママさんから、パパさんから、たくさんのあたたかい気持ちや言葉・プレゼントをいただきました。私も、この最後の機会に、「《ライフスタジオのスタッフのなすちゃん》として出来ること」で精一杯返していきたいと考えています。さなちゃんにはどんな衣装が似合うだろうか、さなちゃんのためにヘアアレンジも練習しておこう。楽しいネタもたくさん仕入れておこう。そんなことを、毎日考えています。 もちろん、《ライフスタジオのスタッフのなすちゃん》でなくなっても、私とさなちゃんファミリーとの関係はこれからも続いていくと思っています。今年のハロウィンには私が衣装を作って一緒に仮装のイベントに行く計画を立てていますし、なにより私たちは《お互いの中にお互いがいること》を実感できていますから。 「私も好きなものが同じ」という「私からの1つ目のアクション」で仲良くなれた私とさなちゃんファミリーは「私が衣装を作ってあげたい」という気持ちを伝える「私からの2つ目のアクション」によって、関係を「お客様とスタッフ」という距離のあるものから変えることができ、そして「会いたい」という気持ちをお互いに伝え合うことで、このような関係性を繋いでいくことができています。私があの時、勇気を出して一歩を踏み出していなかったら。「楽しかったな」という思い出で終わってしまっていたかもしれません。 あの時、私の想いを受け止めてくれてありがとうございます。私という人間自身を見てくれてありがとうございます。ライフスタジオにいなければ、さなちゃんファミリーと出会うことはできませんでした。 この偶然のような出会いに感謝しながらも、これからもこの関係性を繋いでいくために、私からの想いを伝え続けていきたいと思います。 Iwata Familyからのメッセージ こんにちは、さなパパです! ブログ拝見してとても感動しました。 いきさつを丁寧にご紹介いただき、ありがとうございます。 私は男なので女子会(食事会)に参加しませんが…笑 さなも妻も、なすちゃんとの食事を毎回とても楽しみています。 これからも機会があれば、よろしくお願いします! また、7月お世話になりますが、よろしくお願いします。 その際お時間取れれば、お話ししましょう! ライフスタジオ卒業するとの事で残念ではありますが、 ライフスタジオの白紙キャンパスが埋まった感じですかね。 想い描くことは誰でもあり、満足するまで追求していきます。 それが満たされれば、新たに探求することは自然な事です。 それが新しいフィールドなら胸を張り旅立てば良いですよ。 なすちゃんの多彩な一面を見ていますのであくなき探求は、 これからも続くのでしょうね。 これからも様々なシーンで出会う人との偶然が、多々あると思いますが、 今までのように過ごせば、素敵な出会いも多く訪れると感じます。 多彩ななすちゃん、これからも頑張ってくださいね! 長々とコメントを残してしまい申し訳ございませんでした。 これからもよろしくお願いします!! さなパパ家一同より ▶こちらの店舗はライフスタジオ越谷店です。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
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