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思い出を共有し合える関係 人生を記録する写真館の中で生まれる家族とのストーリー [ライフスタジオ青山店 Kuoroki Reiri] -181

投稿日:2022/3/4

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カメラマンにとって幸せなこと、嬉しいことの一つは、毎年ご家族に会って成長を共に実感できること、そしてその家族が、自分のことも記憶してくれて、またスタジオに来てくれることです。いろんな共通の思い出を話しながら、今の成長している姿を今の形で収めること、変化していくものと変わらずに残っているものをまた今年も一緒に笑いと共に共有できることはカメラマンにとってもとても楽しい一日、記憶に残る一日となっていきます。また会える日が楽しみになり、カメラマンとしてここに居続けたい理由にもなります。ある季節がやってくると、いつも来てくれる家族。いつしかその季節がカメラマンの心にも、家族を連想させるようになりました。そんな家族との撮影のストーリーをご紹介します。

少し前の話です。ジリジリ暑い、夏の話。
ここ数年の夏の暑さは、私が子どもの頃よりずっと過酷な感じがします。それでも、個人的には夏という季節が好きです。自分も夏生まれだし、何かとアニバーサリーなこともあるし、撮影で大好きなご家族に会える季節でもあります。
ここ数年、毎年夏になるとやってくる、こんがり日焼けをした3きょうだいは、もはや私にとって夏の代名詞。ライフスタジオで撮影してきた彼らの写真を見ると、めちゃくちゃ楽しくて最高に幸せな、あの暑い夏の日を思い出します。

2021年の1月、ライフスタジオ青山店に届いたとある1枚の年賀状には、眩しいくらいのご家族の笑顔の写真と『自分で撮った写真で年賀状が来るってどんな気持ち?笑』と書かれていました(笑)

そりゃもう嬉しいもんですよ、と思いながらその年賀状を眺めて、今年はピザパーティーできるかなあ、と来たるべき夏に想いを馳せたものでした。

2019年のご来店時に、次の撮影の時にはみんなでピザでも食べようよ、と約束をしたご家族。昨年は、感染症のことを考えればピザを食べてる場合でもなかったので泣く泣く諦めて、気がつけばあっという間に1年。ピザパーティーは、今年もちょっと難しい情勢。とは言え、彼らはやって来てくれました。遂に、遂に末っ子の7歳七五三記念撮影!

ついに迎えた7歳の七五三記念撮影


2015年の、彼女の1歳記念の撮影で初めてお会いしてから早6年。毎年その成長を見守らせていただいておりましたが、優しい兄たちの愛情を一身に受けすくすくと成長した末っ子姫は、すっかり一家の暴れん坊として栄華を極めていました(笑)。

すごく可愛いんです。すごく可愛いんですけど、兄ふたりに負けじと逞しくなった結果と言うか、まさに『男勝り』な女の子に成長を遂げ、父に対しても当たりが強い。しかし、本人の美意識は高めなので撮影の時には女の子なモードに入るのですが、どうやらそういうところを家族に見られたくないらしく、着物のソロ撮影の時は完全に人払いしての撮影でした(笑)。日本髪風のヘアスタイルが撮っても似合っている可愛い七五三の記念写真。クリクリの目に、鮮やかな色の七五三の着物、色とりどりの髪飾り。彼女にとっても似合っています。(撮影:ライフスタジオ青山店 / カメラマン:黒木玲理)


そんな彼女の兄ふたり。小さな頃から妹への愛情深いお兄ちゃんたちでしたが、ここ最近は妹が強くなり過ぎて、とは言え蝶よ花よと可愛がってきた手前強く出ることもできずにやられっぱなしなんだとか。以前の10歳記念撮影の時には、わざわざ女の子用のドレスを纏って待ち構えて、その姿をひと目見るなり膝から崩れ落ちた私を見て満足気だった長男も、今や立派な中学生。年々次男との体格差がなくなっていたのですが、今年は少し身長差がついていて、

「あれ、ちょっと背が伸びてきたんじゃない??」と言うと、
「うわ〜、気付いてくれましたかぁ!!!!」とめっちゃ嬉しそうに笑うその顔が、とても良かった。

そして次男も、相変わらずの爽やかさ。ジャケットを羽織るその姿がサマになる逞しさは、スポーツマンである彼の魅力。真ん中っ子の宿命か、兄と妹に挟まれ少しばかり窮屈そうにする時もありましたが、それでもやはり親友のような兄と、強くなり過ぎてちょっと距離を置きたいけど何だかんだ可愛い妹に囲まれて、少し照れ臭そうなその顔も、とても良かった。中学生になった今、彼らしい無邪気な笑顔と、ふと見せる大人っぽくなった表情。色んな角度から彼の今を写真に残していきます。(撮影:ライフスタジオ青山店 / カメラマン:黒木玲理)

撮影するのが恥ずかしくも難しくもなってくる年齢でも、話をしながら、楽しく気楽にアットホームな空間で、彼らしさを表現します。(撮影:ライフスタジオ青山店 / カメラマン:黒木玲理)

子供達の成長の姿は、その姿を撮り続けるカメラマンとしての喜び


子どもたちの成長を数年に渡り見守らせてもらえる。この仕事の醍醐味です。

1歳の赤ちゃんを可愛がる優しいお兄ちゃんたち、という3きょうだいも、初めて会った時のようにずっと無邪気なままではありません。毎日いっしょにいる『きょうだい』『家族』という関係性の中で、笑い合って喧嘩もして、怒ったり許したり、そんなことを繰り返しながら、それぞれの関係性がちょっとずつ変化していくのも、感慨深く眺めています。みんなでぎゅーってしてみて、なんて声掛けに、何の躊躇いもなくぎゅーーっとくっついてくれる、そんな時期はあと何年あるのでしょう。


その子らしさを、家族らしさを、自然と心を開かせ表現出来るように 


思春期に差し掛かる年頃の子どもたちは、いつしか撮影に来てくれなくなることもあります。部活や塾で忙しくなったりすることももちろんですし、本人が行きたくない、と言うこともあります。家族との予定より、友人との予定を優先することもあるでしょう。そりゃあそうだ。私たち大人だって、そういう時期を越えて大人になって、だから今、こういう時間の写真がどれだけ大切かってことが、わかっています。

とは言え、中村さんちの3きょうだいはまだまだ愛しい無邪気さを残していて、これはひとえに、パパさんママさんが醸し出す『中村さんち』という空気感が家族全体に浸透しているこの楽しい感じのおかげなのでしょう。(次男は若干、暴れん坊な妹の隣にくっつきたくはないという意思表示をするけれど笑)

撮影中にもらった家族からのとっても嬉しい言葉


撮影の終盤の家族写真の時には、各々好きなこと叫んでくださーい、とお願いしてみたところ、末っ子からは「くろちゃん家族になってえぇぇぇーーー!!!!」というありがたい絶叫をいただき(笑)どうやら、仲間に加えてもらえそうです。大好きな中村さんファミリーの家族写真。家族の関係性、カメラマンとの関係性も見えてくるような一枚。
(撮影:ライフスタジオ青山店 / カメラマン:黒木玲理)

いっしょに撮影に入ってくれたくまちゃんのことも「きんぱつ」と呼んで何だかんだ懐いていた暴れん坊の末っ子姫。年頃になって少しずつ照れや葛藤の片鱗を見せつつも、まだまだ全然いっしょに遊んでくれそうな兄ふたり。そして、そんな子どもたちの撮影をぜーんぶお任せしてくださるパパさん、ママさん。最近は、予約の電話の時に子どもたちの日焼け具合の話しかしてないこともしばしば。笑 


年に1度のライフスタジオ撮影はカメラマンの私にとっても待ち遠しい日


こんがり日焼けした子どもたちを連れて、中村さんちが夏休みの家族のイベントとしてライフスタジオに遊びに来てくれる。年に1回、その1日が、私は毎年楽しみすぎる。

あれから少し経って、季節は秋になった今もなお、中村さんちとの撮影は思い出してはニヤニヤしちゃう楽しい記憶です。仕事を通してこんなにニヤニヤさせてもらえちゃうような、楽しい思い出をいくつも作らせてもらえている、そんなご縁に感謝しています。

【思い出すと笑えるような、そんな思い出を共有できるご家族】が中村さんちです。

来るべき少年たちの思春期も反抗期も、どんと来い。多少は寂しいけど、多分もうあと2年くらいは「何でも好きなピザ頼んであげるから!!!!!」と言えば来てくれるんじゃないだろうかと思っています。次こそ、ピザパーティーができると良いな。育ち盛りの子どもたちが好き勝手にオーダーするピザメニューってどんなのだろう。肉とかチーズとか盛り盛りなのかなあ。考えただけで胃がもたれそうです(笑)。 

今までの思い出も、未来に向けての約束も、きっと変わりゆく関係性も、全部が楽しみ。中村さんち。これからもよろしくお願いします。

 

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「あなたに会えてよかった」
これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。

このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。


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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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