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「あなたに会えてよかった」
これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。
このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。
7年以上撮り続けてきた家族 出会いから今までのつながりは自分想いを行動にすることから [ライフスタジオ名古屋西店 Kobayashi Kaori] -184
2022/5/10
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名前を呼んでくれて、ありがとう 人生を通して、人との出会いは何度訪れるでしょうか。ライフスタジオにいると毎日が、出会いと再会の連続です。人に出会い、向き合う毎日。そんな嬉しい毎日が、当たり前になってしまわないように。向き合い続けていかなくてはと、改めて感じています。 【写真館のお姉さんではなく、一人の人として、名前を呼ばれる幸せを教えてくれたMちゃんファミリー】 デレデレと書き綴ってみようと思います。笑 彼女とのライフスタジオでの出会いは2歳の撮影の時 2014年。ライフスタジオで初めて出会った時、まだ彼女は2歳でした。ぱっつん前髪に、にこにこ笑顔。ふくふくのほっぺ。何をしても、笑ってくれて、表情豊かに反応してくれて。可愛くて可愛くて。ま~可愛くって。 最初はコーディネーターとして撮影に入らせて頂いていたのですが、まあ可愛すぎて離れられずにおりました(カメラマンは困ったことでしょう。) 3歳の七五三撮影では自ら入りたいと立候補 次の年には3歳の七五三記念の撮影予約が入ったのを見て、まっさきに「小林入りたい!!」と立候補しました。初めての七五三撮影での慣れない着物で緊張しちゃうかな?と思いましたが、変わらぬ笑顔でにこにこと着物を着て楽しんでいる姿にまたまた癒され、終始可愛い~~~と私が叫び続ける撮影となりました。 時折見せるお姉さんな表情も、にっこり目尻が下がっちゃうほどの笑顔も大好きで、また絶対会いたい!と思っていました。その次の撮影からは、カメラマンとして撮影に入らせてもらうように。 彼女が読んでくれる私の名前 コーディネーターやカメラマンとして撮り続ける家族 3度目くらいの撮影からは、「こばちゃん!」とお名前を呼んでくれるようになり、にこにこ大好きな可愛い笑顔で飛びついてくれるようになりました。とにかくその時は、予約が入って名前を見たら、「私が!入りたい!会いたい!!」と名乗りを上げ、撮影に入らせてもらっていました。 3度目のライフスタジオでの再会でカメラマンとして入らせて頂いた撮影では、ママさんのお腹には新しい命が!ママさんのマタニティ撮影もさせていただきました。初めて出会った時はまだ赤ちゃん感の残るむちむち2歳さんだった彼女が、何とお姉ちゃんに!!感激でした。 撮影以外にも、店舗で以前スタジオの衣装や小物のバザー&写真展イベント(カンボジアの寄付イベント)を行ったことがあり、そのイベントに遊びに来てくれました。そのときは出入り自由でお客様が店舗に沢山いらっしゃっていたのですが、その中でも「こばちゃ~~~ん!!!!」と、私を見つけて叫びながら駆け寄ってくる彼女。もうこの時点で、勝手に撮影に入らせてもらっていた「私の片思い」は、彼女と両思いであると確信しました、勝手に(笑) 2016年までの4度の撮影とイベント、私は彼女と再会をし続けました。 その後、2017年、転機が訪れ、1年間ライフスタジオ新横浜店へ異動となりました。 その年の撮影だけは、彼女の撮影には入れず。。 撮影に入ったスタッフから、「とってもおりこうさんで可愛かったよ!」という報告と、「こばちゃんのこと覚えていたよ~」と聞き、会いたかったな~なんて思っていました。よし、次回は何が何でも、と心に決めていたわけですが。 なんと、その次の年から、「彼女の」ご指名をいただけるようになりました。基本人懐っこく、誰とでも仲良くなれる彼女、そして妹ちゃん。出会ったお姉さんやお兄さんとはすぐに仲良くなっちゃうふたりなのですが、それでも「こばちゃん」を覚えてくれていて、指名してくれるなんて。驚きと感激で泣きそうになったことを覚えています。その時点で「やっぱり、両思いだ!」と再度確信したのでした^^ そこから今年の再会まで、彼女と彼女のファミリーと7回の撮影をご一緒させていただきました。 2歳だった彼女はすっかりお姉さんに。もう9歳。 お腹の中にいた妹ちゃんも、もう5歳。 今回は二年ほど時間が空いたので、より彼女たちの成長に驚かされました。でもいつもと変わらない笑顔で、「こばちゃん!」と呼んでくれるのは本当に嬉しい限り。 「また会いたい」その気持ちを大切にしよう。 「また会いたい」それなら気持ちを伝えなければ。行動しなければ。 そうやって突き進んできた結果、こうして大切な関係が生まれました。 今回、撮影後に彼女と妹ちゃんが私とみきちゃんに絵を描いてくれました。 実は、お写真の掲載が出来ないファミリーさまでしたので、絵を見た瞬間、あ!!!ブログを書こう、と思いました。思いを綴りたい。そう思いました。ママさんに、この絵って、ブログに掲載しても大丈夫でしょうか?と伺ったところ、どうぞどうぞ〜と快くご承諾いただけました。 可愛い二人の手と、絵とともに。私からの勝手な重めの愛を(笑)思いを綴らせていただきました。 いつも名前を呼んでくれてありがとう。 昔もいまも、ずっと大好きです!! 想いを綴ってきた撮影で出会ったご家族様とのブログ これまでも、「バタフライ」という、一つシリーズのように、お客様への思いを綴るブログを書いてきました。もちろん、私だけではなく、ライフスタジオのスタッフは日々お客様に向けて思いを、考えを、文章で綴っています。写真について書いている写真分析や、フォトジェニックなどもそうです。 その人のために、家族のために、どんな撮影をしたのか?どんな考えだったのか? それを言葉にして伝えることをライフスタジオでは大切にしています。 「伝えるためにまず自分の思いや考えと向き合うこと」 「それをちゃんと言葉にして発信して、伝えること」 「続けていくこと」 始まりは「また会いたい」の実現を、という思いから。写真スタジオで「また」を実現させるのは実はとても難しいです。一年のうちのたった数時間。その一つ一つを見逃さないように、繋ぎ合わせながら一緒に時間を共にして、また、と、約束をするのです。 私がライフスタジオ横浜青葉店に来てから、今年でまる8年の時が過ぎました。いろんな出会い、再会がありました。それに伴い自分自身にも、いろんな思いがありました。私にできることは、本当に些細なものしかなくて。それでも、「また会えて嬉しい」をつなげて行くために、日々心には緊張と楽しみを抱えながら、出会いを大切にして来ました。それが私たちがいるこの場所の最高の醍醐味だと思っているからです。 そして、できれば新しいメンバー達にもそんな風に一つ一つの出会いを大事にしてほしい。そんな思いから、再度バタフライという名前を一つのきっかけに、こうやって思いを綴り伝えることをスタートさせることになりました。思いを体現していく方法は様々です。自分の方法があれば一番です。でも、私はこのバタフライが一つのきっかけで向き合えたものが多くあります。少しでもいい。お客様にはもちろん、一緒に働くメンバーにも、少しでも、思いが届けばいいなと思います。 私はとても不器用で、天才的なセンスもなければ天才的なおしゃべり技術もなければ面白さ文章力も誤威力も、、、そんなにありません。でも誠実に、不器用でも、向き合うことから逃れずにまっすぐコツコツ進むことで、大切な関係を繋いでで行くことができるのだと考えています。 いろんな人のいろんな関係を見ながら。 いろんな出会いを経て。 今の私がいます。 大切なことに気がつき、自分の中で少しでもこうして思いを伝えることができるようになったことを嬉しく思います。今回お話したファミリーも、これまでお話させていただいたファミリーも。様々なきっかけがあって今があります。でもきっかけは自分の一歩から始まることが多いです。 改めてスタートするきっかけの一つ目の投稿、Mファミリーにも感謝の気持ちでいっぱいです。 本当にありがとうございます。 また会えて、嬉しかったです。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
写真館で出会うたくさんのご家族 そして生まれる幸せなご縁 [ライフスタジオ青山店 Kuroki Reiri] -183
2022/4/25
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ライフスタジオで2021年で10年間目を迎えるカメラマン。このライフスタジオという場所でたくさんのご家族に出会ってきました。記憶に残るご家族、そして何度もの再会を繰り返しながら10年以上もの歳月を撮り続けるご家族、本当に嬉しいご縁の数々です。ただのカメラマンとしてではなく彼女自身のことをご家族も記憶してくれて、日本に帰ってくるたびに彼女の場所を訪れてくれる家族。そのストーリーをご紹介します。 言葉にもたくさん残して来た家族との思い出そして、記録してきた写真の数々 幸せなご縁を繋がせていただいているご家族がいます。初めてお会いしたのは、2017年のこと。それ以来何度かお会いすることもできて、その出会いや再会について綴ったblogは『ライフスタジオとご家族のストーリー』として、HPの『ライフファミリー』というコンテンツで紹介させていただいています。 ◆ライフファミリー007/Rioへの手紙 ◆ライフファミリー065/近すぎる写真館 ◆ライフファミリー129/近すぎる写真館の近すぎるひとたち 私が今「こう」なっている大きなきっかけを与えてくれたご家族 『ライフファミリー』の中でも、3度のご来店で3度ともこちらにピックアップさせていただいているご家族はなかなか無いような気がします……。でも、その3度の撮影とそれにまつわるエピソードは、私自身にとっても強烈で、大切な経験でした。 商業的な関係性を超えて、人と人としての関係性を構築しようとするライフスタジオのスタッフの姿勢は、入社したばかりの頃の私にとってあまりにもカルチャーショックでした。そして、それに憧れたりもしました。こんなにカタい自分でも、いつかこういう風にお客さんと楽しい時間を過ごすようになれるのかな?って。 先輩たちの背中を通して見てきたものを自分なりに体現しようとして、私は今、こうなっています(笑)。そして、バラードfamilyは間違いなく、私が今「こう」なっている大きなきっかけを与えてくれたご家族なのです。 この春、ライフスタジオ青山店に異動することをお伝えしたら、すぐに青山店でご予約を取ってくださったバラードfamily。海外にお住まいでしたが、私の異動と時期を同じくして日本に戻ることになったということで、この春の再会を楽しみにしていました。何しろ前回の撮影の時はママさんがマタニティでのウェディング撮影。そして昨年はお会いすることができず、ママさんのInstagramで末っ子の女の子の成長を見守らせていただいていました。その彼女に、遂に、会える。当日は、おやすみだったなっちゃん(これまでの撮影に一緒にコーディネータとして臨んでくれたスタッフ)まで遊びに来てくれて、ライフスタジオ青山店に少し懐かしい空気感がありました。 初めて会った時には七五三の記念撮影だった長男のRioくんはすらりと背が伸びて、相変わらず紳士的で思いやりのある、優しい男の子。 次男のReiくんはやんちゃ盛りで、お兄ちゃんの後を追いかけて遊びまわってくれます。初めて会った時は、うつ伏せもやっとなくらいの小さなBabyだったのに。 そして、初めましての末っ子Baby、Sasha。次男くんの赤ちゃんの頃によく似たくるんくるんの栗色の髪が可愛くて、でも本人は初めての場所にちょっと緊張していて……そんな彼女の緊張に寄り添いながら、撮影は進みました。(撮影:ライフスタジオ青山店/Photograper:黒木玲理) ライフスタジオ青山店で撮影した赤ちゃん写真の数々 (撮影:ライフスタジオ青山店/Photograper:黒木玲理) お兄ちゃんたちの盤石な協力体制での3ショットを経て、ソロのおむつ撮影の頃にはとことこ歩き回るくらいに緊張の解れたSashaちゃんの、おむつを脱ごうとする後ろ姿はReiくんの1歳の記念撮影の時の写真とそっくりでした。仕草がとっても可愛い1枚。この家族だけの思い出のカットとして。 (撮影:ライフスタジオ青山店/Photograper:黒木玲理) まんまるい、赤ちゃんのライン。突然始まる可愛い仕草。とことこ歩き回りながらも、私たちを認識してくれる彼女の様子になっちゃんも私も可愛いかわいいと大はしゃぎしながらの撮影。 今回はパパさんが来れなくて、ママさんとママさんのお母様との、5人での撮影でした。おふたりともたくさん、たくさんの思い出話を一緒にして、Sashaちゃんの中にReiくんが赤ちゃんだった頃の面影を見ては笑い合ってしまいました。いただいたお土産の中に入っていたRioくんのお手紙は、私たちを気遣ってくれる本当に優しい言葉たちで綴られていました。 4年間という歳月、初めての撮影で出会ったその日から強く心に残る家族 改めて、この4年余りの間に繋がって、深まったご縁の不思議さを感じます。 飛行機に2回乗って、バスに乗って来てくれたあの男の子たちが、今は同じ国に住んでいて、私は場所を変えても同じ思い出を共有しながらこうして撮影させてもらうことができている。おやすみなのに都合をつけて来てくれたなっちゃんと、あの日出会った優しくて紳士的な男の子の成長を、ご家族の変化を、初めましての出会いを、一緒に喜び合うことができる、そういうことの、しあわせ。 ライフスタジオで出会って、近すぎる写真館で深まったご縁は、ひととひととしての繋がりになりました。恐らくこの先も、何かが変わることはたくさん、たくさんあるのでしょう。でも、きっとまた変わらずにお会いできる、そんな気がしています。 変わっていくものを、変わらない姿勢で見守らせてもらえる、私の今の仕事がとっても好きです。この時撮影したSashaの後ろ姿の写真は、ライフスタジオでの2021年4月のPhotogenicになりました。私にとって2回目の、自分でも心から喜べるPhotogenic。ライフスタジオ青山店の初めてのPhotogenicが、こういう関係性のもと撮影された写真であったことが、私にとってはこの上ない、幸せなことでした。 【出会えたことが幸せと言えるご縁】。 私とバラードfamilyとの関係は、そう言えます。 会いに来てくれて、ありがとうございました。そしてまた必ず、お会いしましょう^^ ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
ひとつの出会いを大切にー [ライフスタジオ横浜青葉店 Nakagawa Misaki] -182
2022/3/26
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カメラマンとコーディネータがファンになって、自らご家族の撮影に入ることを楽しみに、毎年の撮影に参加している2人。写真館で働く人で、家族のことを記憶し、毎年の撮影に自ら志願して入る人はどれほどいるのでしょうか?ライフスタジオでは多くのカメラマンやコーディネーターがご家族様との再会を楽しみに迎えています。そして子供達やパパママさんからスタッフの指名を頂く事はもちろんですが、スタッフ自らがご家族様のファンになり、撮影にはいることもあります。そんなご家族様とのストーリーです。 ライフスタジオで働きながら、学んだことのひとつ 【大事なのは、ひとつひとつの出会いを大切にすること。】 それを改めて感じさせてくれるのが今回ご紹介する大塚Familyです。 ライフスタジオで働きながら、日々思い、感じることは、言葉でいうのは簡単だけど、体現するのは難しいことだと思っています。 でも、大切にしてきたひとつひとつは確実に未来に繋がっていて、自分にとってかけがえのないものになっていくのだと、本当にそう思います。人は、人との出会いの積み重ねで出来ていて、その積み重ねは確実に自分の人生を豊かにしてくれる。 「この人に会いたい」そう思える人がいること自体、とても幸せなことだなと思うのです。願わくば、相手にも私のことをそう思ってもらえていれば…。そう思ってもらえるように働くことが、今この場所にいる理由だなぁと思います。 * 2017年にライフスタジオ横浜青葉店で働き始めてから、早いもので4年がすぎました。 実はこうしてブログを書かせていただくのは、2017年に出会ったご家族、というのがほとんどになります。働き始めたこの年が、自分にとって印象的な出会い、出来事が多かった1年であるのと同時に、はじめましての出会いからできた縁を大切にさせてくれる環境が、横浜青葉店には整っているからなのでしょう。 私がライフスタジオ横浜青葉店にいてよかったな、と思う1番はこの部分。 私の大切な人を、周りの人も大切にしてくれること。 「会いたい」というわがままを受け入れてくれること。(なんならスタッフ全員がそれぞれに「会いたい」というわがままをいうところ(笑)) これが横浜青葉店が『近すぎる写真館』である所以であるし、この場所にいたいなと思う1番の理由です。ただこれは「場所」よりも一緒に働く「人」が大きく関わる部分で、そんな文化を作ってきてくれた先輩たちには本当に感謝しかありません。今度は自分が先輩になって、そういう場所を作っていけるのか…踏ん張りどきです。(撮影:ライフスタジオ横浜青葉店/Photograper:小林香織/コーディネーター:中川みさき) 元気いっぱいさや楽しさの伝わる写真。ライフスタジオでは楽しい思い出に残る撮影をしながら、スタッフもご家族様をその瞬間を一緒に楽しめるように撮影を行っています。 初めての出会いとなる撮影は2017年 彼女たちとの関係も2017年のはじめまして!の撮影から、「会いたいな〜」という私のわがままからずっと繋がってきたものです。笑顔弾ける仲良し兄弟写真姉妹写真。 (撮影:ライフスタジオ横浜青葉店/Photograper:小林香織/コーディネーター:中川みさき) 実は2018年は彼女たちの撮影を担当することができませんでした。廊下ですれ違った彼女たちに「あいたかったよ〜!!!」と声をかけて、こどもたちにぽかん…とされたのを覚えています(笑) 「この子達は本当にかわいいし、写真もめっちゃ上手だから!!!」 「この三姉弟はとにかくかわいいから!」 2018年、撮影を担当したスタッフには念押ししながら伝えた記憶があります(笑)そしてここから、2019年、2020年、2021年…とずっと勝手に撮影を担当させていただいています。同じく彼らのファンである、こばちゃんとともに…ランドセルを背負って、記念写真をパシャリ。 (撮影:ライフスタジオ横浜青葉店/Photograper:小林香織/コーディネーター:中川みさき) こうして写真を並べてみると、3人とも本当に大きくなったなぁ。実は今年もちょこっとわがままを言って、彼女たちの撮影に入らせていただきました。協力をしてくれた店舗の皆さん、とくに飛翔くん、ありがとう。おかげで今年も彼女たちに会うことができました^^ 出会った時はお膝に乗っちゃうくらい小さかったてるやも、今年はピカピカのランドセルを持ってきてくれました。いつもなんだかんだと言いながらも一番楽しそうなこうやも、ずいぶんとしっかりがっしりとしてきました。しっかりものの長女ゆずちゃんは、来年はもう小学校の卒業を迎えます。 家族の成長を見守り、撮影するのを通して、いつしか親戚のような気持ちに ライフスタジオでの再会は1年にたった1日。しかも2時間程度。でもその2時間を積み重ねて、積み重ねて、パパさんママさんと一緒に、彼らの成長を見守らせていただきながら、私たちは勝手に親戚のような気持ちでいます。可愛いドレスを着ての記念撮影と、小学校に通う今を記録する記念写真。 (撮影:ライフスタジオ横浜青葉店/Photograper:小林香織/コーディネーター:中川みさき) 毎回「私の名前覚えてる?」と聞いても、3人とも「………(笑)」という反応です… こんなに毎年一緒に写真も撮っているのに…(笑)彼らに「さきちゃんとこばちゃんにに会いにきたよ!」といってもらうにはもうひと頑張りかもしれませんが…それでも私は彼らが大好きなので、来年も撮影に入らせてもらいます。ひとつ、ひとつの出会いを大切に。繋いだ縁を、この先も繋いでいけるように。 そして、『近すぎる写真館』として、この先もそんな出会いを作っていけますように。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
思い出を共有し合える関係 人生を記録する写真館の中で生まれる家族とのストーリー [ライフスタジオ青山店 Kuoroki Reiri] -181
2022/3/4
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カメラマンにとって幸せなこと、嬉しいことの一つは、毎年ご家族に会って成長を共に実感できること、そしてその家族が、自分のことも記憶してくれて、またスタジオに来てくれることです。いろんな共通の思い出を話しながら、今の成長している姿を今の形で収めること、変化していくものと変わらずに残っているものをまた今年も一緒に笑いと共に共有できることはカメラマンにとってもとても楽しい一日、記憶に残る一日となっていきます。また会える日が楽しみになり、カメラマンとしてここに居続けたい理由にもなります。ある季節がやってくると、いつも来てくれる家族。いつしかその季節がカメラマンの心にも、家族を連想させるようになりました。そんな家族との撮影のストーリーをご紹介します。 少し前の話です。ジリジリ暑い、夏の話。 ここ数年の夏の暑さは、私が子どもの頃よりずっと過酷な感じがします。それでも、個人的には夏という季節が好きです。自分も夏生まれだし、何かとアニバーサリーなこともあるし、撮影で大好きなご家族に会える季節でもあります。 ここ数年、毎年夏になるとやってくる、こんがり日焼けをした3きょうだいは、もはや私にとって夏の代名詞。ライフスタジオで撮影してきた彼らの写真を見ると、めちゃくちゃ楽しくて最高に幸せな、あの暑い夏の日を思い出します。 2021年の1月、ライフスタジオ青山店に届いたとある1枚の年賀状には、眩しいくらいのご家族の笑顔の写真と『自分で撮った写真で年賀状が来るってどんな気持ち?笑』と書かれていました(笑) そりゃもう嬉しいもんですよ、と思いながらその年賀状を眺めて、今年はピザパーティーできるかなあ、と来たるべき夏に想いを馳せたものでした。 2019年のご来店時に、次の撮影の時にはみんなでピザでも食べようよ、と約束をしたご家族。昨年は、感染症のことを考えればピザを食べてる場合でもなかったので泣く泣く諦めて、気がつけばあっという間に1年。ピザパーティーは、今年もちょっと難しい情勢。とは言え、彼らはやって来てくれました。遂に、遂に末っ子の7歳七五三記念撮影! ついに迎えた7歳の七五三記念撮影 2015年の、彼女の1歳記念の撮影で初めてお会いしてから早6年。毎年その成長を見守らせていただいておりましたが、優しい兄たちの愛情を一身に受けすくすくと成長した末っ子姫は、すっかり一家の暴れん坊として栄華を極めていました(笑)。 すごく可愛いんです。すごく可愛いんですけど、兄ふたりに負けじと逞しくなった結果と言うか、まさに『男勝り』な女の子に成長を遂げ、父に対しても当たりが強い。しかし、本人の美意識は高めなので撮影の時には女の子なモードに入るのですが、どうやらそういうところを家族に見られたくないらしく、着物のソロ撮影の時は完全に人払いしての撮影でした(笑)。日本髪風のヘアスタイルが撮っても似合っている可愛い七五三の記念写真。クリクリの目に、鮮やかな色の七五三の着物、色とりどりの髪飾り。彼女にとっても似合っています。(撮影:ライフスタジオ青山店 / カメラマン:黒木玲理) そんな彼女の兄ふたり。小さな頃から妹への愛情深いお兄ちゃんたちでしたが、ここ最近は妹が強くなり過ぎて、とは言え蝶よ花よと可愛がってきた手前強く出ることもできずにやられっぱなしなんだとか。以前の10歳記念撮影の時には、わざわざ女の子用のドレスを纏って待ち構えて、その姿をひと目見るなり膝から崩れ落ちた私を見て満足気だった長男も、今や立派な中学生。年々次男との体格差がなくなっていたのですが、今年は少し身長差がついていて、 「あれ、ちょっと背が伸びてきたんじゃない??」と言うと、 「うわ〜、気付いてくれましたかぁ!!!!」とめっちゃ嬉しそうに笑うその顔が、とても良かった。 そして次男も、相変わらずの爽やかさ。ジャケットを羽織るその姿がサマになる逞しさは、スポーツマンである彼の魅力。真ん中っ子の宿命か、兄と妹に挟まれ少しばかり窮屈そうにする時もありましたが、それでもやはり親友のような兄と、強くなり過ぎてちょっと距離を置きたいけど何だかんだ可愛い妹に囲まれて、少し照れ臭そうなその顔も、とても良かった。中学生になった今、彼らしい無邪気な笑顔と、ふと見せる大人っぽくなった表情。色んな角度から彼の今を写真に残していきます。(撮影:ライフスタジオ青山店 / カメラマン:黒木玲理) 撮影するのが恥ずかしくも難しくもなってくる年齢でも、話をしながら、楽しく気楽にアットホームな空間で、彼らしさを表現します。(撮影:ライフスタジオ青山店 / カメラマン:黒木玲理) 子供達の成長の姿は、その姿を撮り続けるカメラマンとしての喜び 子どもたちの成長を数年に渡り見守らせてもらえる。この仕事の醍醐味です。 1歳の赤ちゃんを可愛がる優しいお兄ちゃんたち、という3きょうだいも、初めて会った時のようにずっと無邪気なままではありません。毎日いっしょにいる『きょうだい』『家族』という関係性の中で、笑い合って喧嘩もして、怒ったり許したり、そんなことを繰り返しながら、それぞれの関係性がちょっとずつ変化していくのも、感慨深く眺めています。みんなでぎゅーってしてみて、なんて声掛けに、何の躊躇いもなくぎゅーーっとくっついてくれる、そんな時期はあと何年あるのでしょう。 その子らしさを、家族らしさを、自然と心を開かせ表現出来るように 思春期に差し掛かる年頃の子どもたちは、いつしか撮影に来てくれなくなることもあります。部活や塾で忙しくなったりすることももちろんですし、本人が行きたくない、と言うこともあります。家族との予定より、友人との予定を優先することもあるでしょう。そりゃあそうだ。私たち大人だって、そういう時期を越えて大人になって、だから今、こういう時間の写真がどれだけ大切かってことが、わかっています。 とは言え、中村さんちの3きょうだいはまだまだ愛しい無邪気さを残していて、これはひとえに、パパさんママさんが醸し出す『中村さんち』という空気感が家族全体に浸透しているこの楽しい感じのおかげなのでしょう。(次男は若干、暴れん坊な妹の隣にくっつきたくはないという意思表示をするけれど笑) 撮影中にもらった家族からのとっても嬉しい言葉 撮影の終盤の家族写真の時には、各々好きなこと叫んでくださーい、とお願いしてみたところ、末っ子からは「くろちゃん家族になってえぇぇぇーーー!!!!」というありがたい絶叫をいただき(笑)どうやら、仲間に加えてもらえそうです。大好きな中村さんファミリーの家族写真。家族の関係性、カメラマンとの関係性も見えてくるような一枚。 (撮影:ライフスタジオ青山店 / カメラマン:黒木玲理) いっしょに撮影に入ってくれたくまちゃんのことも「きんぱつ」と呼んで何だかんだ懐いていた暴れん坊の末っ子姫。年頃になって少しずつ照れや葛藤の片鱗を見せつつも、まだまだ全然いっしょに遊んでくれそうな兄ふたり。そして、そんな子どもたちの撮影をぜーんぶお任せしてくださるパパさん、ママさん。最近は、予約の電話の時に子どもたちの日焼け具合の話しかしてないこともしばしば。笑 年に1度のライフスタジオ撮影はカメラマンの私にとっても待ち遠しい日 こんがり日焼けした子どもたちを連れて、中村さんちが夏休みの家族のイベントとしてライフスタジオに遊びに来てくれる。年に1回、その1日が、私は毎年楽しみすぎる。 あれから少し経って、季節は秋になった今もなお、中村さんちとの撮影は思い出してはニヤニヤしちゃう楽しい記憶です。仕事を通してこんなにニヤニヤさせてもらえちゃうような、楽しい思い出をいくつも作らせてもらえている、そんなご縁に感謝しています。 【思い出すと笑えるような、そんな思い出を共有できるご家族】が中村さんちです。 来るべき少年たちの思春期も反抗期も、どんと来い。多少は寂しいけど、多分もうあと2年くらいは「何でも好きなピザ頼んであげるから!!!!!」と言えば来てくれるんじゃないだろうかと思っています。次こそ、ピザパーティーができると良いな。育ち盛りの子どもたちが好き勝手にオーダーするピザメニューってどんなのだろう。肉とかチーズとか盛り盛りなのかなあ。考えただけで胃がもたれそうです(笑)。 今までの思い出も、未来に向けての約束も、きっと変わりゆく関係性も、全部が楽しみ。中村さんち。これからもよろしくお願いします。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
カメラと写真を通して、愛する家族のいる幸せを分かち合う [ライフスタジオ横浜青葉店 Morohoshi Hisyo] -180
2022/2/18
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ライフスタジオでの家族の出会いは、その家族を通して、カメラマン自身も自分のことも振り返らせてくれたり、幸せを再実感させてくれるものになることが多くあります。目の前にいる幸せな家族の姿を通して、自分の家族のことを深く考えたり、大切な人との今を考えさせてくれたりします。こちらのカメラマンは同じ時期に生まれた自分の娘の姿が、重なったようです。カメラを向ける家族や子供達の成長する姿や笑顔は、それだけで周りにもたくさんのエネルギーと喜びを与えてくれるのだと思います。 初めての出会いはハーフバースデーの記念撮影(6カ月記念撮影) Tファミリーとの出会いは今から3年前。当時自分は娘が産まれたてで、それはもう毎日ライフスタジオに撮影に来るお客さん来るお客さんにノロケ話をしていたような頃。 なんと自分の娘と同じ月に生まれたRちゃんは、その日ハーフバースデーの記念撮影で遊びに来てくれて、新米パパだった私は勝手に親近感を沸かせ、パパさんママさんとずっとおしゃべりに花を咲かせていました。ご家族の普段お家でのご様子や、最近あった楽しいこと、お子様が日々見せる魅力の数々、どれも共感できる事ばかり。そこで判明した我が家との共通点が、我が子にそっくりだという理由で購入された「ペンギンのぬいぐるみ」です。 「ぬいぐるみって、意外と個体ごとに顔が違うんですよね!」 「ぬいぐるみ売り場で、娘に一番似ている子を探しました!」 当のRちゃんといえば、大人が盛り上がっている横で元々まんまるのお目めを更にまんまるにキョトンとしていて、ムチムチまんまるな体も相まってとってもかわいいお顔で私たちを見ていたのが印象的でした。更に仕上がった写真を見て、みんなでびっくり。Rちゃんの可愛らしさやご家族の仲睦まじさはもちろん、ペンギンとのそっくりさも表現されていたからです。 そんなあっという間に時間が過ぎ去ってしまうような撮影をハーフバースデー、1歳記念と担当させて頂きましたが、その後自分がもう一つの目標の為一度カメラマンを離れ今年4月の復帰までおよそ3年間、すっかりお会いする機会を失っていました。▲Rちゃん/大好きなペンギンとハーフバースデーの記念撮影(6カ月記念)ムチムチ感のたまらないベビー写真。そっくりなペンギンのぬいぐるみと共に。家族の大切な想いの詰まったぬいぐるみと共に記録する写真。 (撮影:ライフスタジオ横浜青葉店/Photograper:諸星飛翔)▲ついでに我が娘/大好きなペンギンとハーフバースデーの記念撮影(6カ月記念) 再会 2回目の撮影での思い出 だからこそ今年9月、Tファミリーから撮影のご予約を頂いたことを知った時の嬉しさは、文字通り飛び上がるほどでした。なんでもライフスタジオ横浜青葉店公式instagramの私の復帰ニュースを見てくれたとのことで、カメラマンで指名まで頂いたのです。 あの時まんまるの赤ちゃんだったRちゃんは、どんな女の子になっているだろうか? あの時お腹の中にいた赤ちゃんは、きっとRちゃんに似た可愛らしい子なんだろう。 僕達が繋がるきっかけになったペンギンのぬいぐるみは今も大事にとってあるだろうか? その時に生まれた会話や幸せに満ちたあの空気感は、今も覚えてもらえているだろうか? こうして撮影当日、期待に胸を膨らませてTファミリーの待つ部屋へ向かうと、元気な子供達の声が廊下まで聞こえてきます。最後にお会いした時は1歳の赤ちゃんの記念撮影の時だった為聞き慣れない声のはずでしたが、なぜかそれが二人の声であると確信できました。 「おお、お久しぶりです」パパさんとママさんがこちらを見てフランクに話しかけてくれました。 「ご無沙汰しております」子供達の顔を見て思わず涙ぐみそうになります。みんな全然変わっていません。 僕を見て「だあれ?」とキョトン顔のRちゃんにパパママは笑って「赤ちゃんの頃このお兄さんに撮ってもらったんだぞ!」そんな一連の流れが、なんだか親戚みたいで、認めてもらえたみたいでとても嬉しかった。あの時ママのおなかの中にいた弟のYくんは、もちろん初めまして。楽しそうに遊び回るお姉ちゃんの後をついて回りながら同じくケラケラ笑っていて、姉弟っていいなあとしみじみ感じます。 しかしそれにしても思うのは…「二人ともそっくりですねえ」 パパママは笑います。「そんなに似てます?私達だと分からなくて」 元々の顔立ちだけでなく笑顔や笑いのツボ、仕草やそのタイミング、そしてあのペンギンのぬいぐるみを大切にしているところまで。撮影を始めると、打ち合わせの時には分からなかった二人の仲良しポイントが沢山見えてきます。そっくりでいつも一緒の二人は、これからも仲良く、共に笑い、共に遊び、共に助け合っていくのでしょうか。そんな予感をさせる二人の仲睦まじさを、なるべく沢山撮ってあげようと思って過ごした、とても濃い2時間でした。 ▲後ろ姿もそっくり。自然光の降り注ぐスタジオで、お揃いの衣装で残す姉弟写真。 (撮影:ライフスタジオ横浜青葉店/Photograper:諸星飛翔)▲仕草もタイミングも一緒!笑顔弾ける姉弟写真。こんなに楽しそうな笑顔、撮影をするカメラマンやコーディネーターもたまりません。(撮影:ライフスタジオ横浜青葉店/Photograper:諸星飛翔)スタジオのインテリアの車で楽しそうな2人。 (撮影:ライフスタジオ横浜青葉店/Photograper:諸星飛翔) 撮影を終えた家族からの嬉しい言葉 この日のライフスタジオでの撮影も、沢山遊んで、沢山笑って。でもこの日、撮影終了後はあまりお話できなかったなあ。後日そんな事を考えていると、ゲストストーリーを見てみると、とても嬉しいお言葉が…! 主人と2人でマジマジと写真を眺め 「この写真の娘はモデルさんのようだ」 「この写真の息子はすごい可愛い」と大満足です! いくつかの写真を見てみると あぁ似てるって言われるのはこうゆうことか! と思いました(笑) 普段は知っていること、知らないこと。写真にする事で新たな発見があったり、改めて幸せを感じたり。そんな時間を少しでもお届けできればと日々撮影に望んでいますが、それが届いたのかなと嬉しく感じた瞬間でした。 愛しのペンギンガール&ペンギンボーイ Tファミリーは私にとって【愛する家族のいる幸せを、初めて分かち合えたファミリー】です。撮影に対する喜びだけでなく、今日は早く帰って自分の子供達に1冊多く絵本を読んであげよう。そんな気持ちにさせてくれます。 次にお会いするときも、私も妻と娘と息子と、Tファミリーに恥じない仲良し家族ででありたい。 Tファミリーは私にとって大切なファミリーです。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
カメラマンとコーディネーターそして家族の引き継がれていく関係性 [ライフスタジオ横浜青葉店 Nakagawa Misaki] -179
2022/2/4
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ライフスタジオで毎年の記念撮影を重ね、10年以上撮り続けるご家族がいます。そしてそれを撮り続ける一人のカメラマンがいます。時間の積み重ねの中でのたくさんの思い出や新しいお話を毎回の撮影で交わしながら、ご家族の成長をそばで見守らさせて頂いています。そんなカメラマンと家族の関係の中に、加わる一人のコーディネーターがいます。大切な家族の記録を彼女もこれから共にしていきたいと、共に作り上げていきたいと強く思っています。そんな彼女が綴った家族との出会いです。 先輩カメラマンのそばで見てきた10年以上撮影に携わるご家族 あーちゃん familyの10年は玲理さんがずっとずっとライフスタジオで彼女の成長を記録してきていました。そんなあーちゃんと、パパさん、ママさんと、玲理さんの関係に、私も混ぜてもらうようになったのは2017年です。ずっとずっと伸ばしていたという長い髪をバッサリと切ったボブカットのあーちゃん。それが私が初めて出会ったあーちゃんでした。(撮影:ライフスタジオ横浜青葉店/Photograper:黒木玲理/コーディネーター:中川みさき) 撮影10年来の関係の中で、初めての私を迎え入れてくれた家族 おしゃべり好きで、やんちゃで、元気いっぱいのあーちゃん。初めて会ったあーちゃんは、とてもエネルギッシュな女の子でした。撮影前から彼女の話はたくさん、それはもうたくさん聞いていて、印象としては「あなたがあの、あーちゃんね!!!!」という感じ(笑)それでも感じるのは緊張感。 カメラマンの玲理さんの大事な、大事な、家族のように大事にしているfamily。その輪の中に入っていく。当時は「人とどんなふうに繋がっていく」なんてイメージはもちろんなくて、そんな中、人と人の関係の中に入っていくことは少し怖いものでした。そんな私を、あーちゃんfamilyは温かく受け入れてくれました。 そこから。2018年は撮影に入ることができませんでした。ですが、2019年、2020年、2021年。あーちゃんの撮影は自然と私が一緒に入らせてもらうようになっています。9歳を迎えた彼女の記念撮影。スタジオの色んな衣装に身を包みながら色んな雰囲気や表情で記録された彼女の写真。心を開いて笑ったり、おしゃべりしたり、クールな表情を見せたりと進んでいく撮影、そして生み出された写真の数々。(撮影:ライフスタジオ横浜青葉店/Photograper:黒木玲理/コーディネーター:中川みさき) 撮影の予約が入ると「あーちゃんの撮影入ったよ」と連絡がきます。撮影前になると「何を着てもらおう」「何を撮ろう」とカメラマンとコーディネーターの2人して楽しく悩みはじめます。来店のチャイムがなればふたりで「久しぶりー!」とお迎えをして、この1年にどんなことがあったとか、最近はこうだ、とか世間話が始まって、「あぁ、喋ってないで撮影しなきゃ!」なんてなるのはいつものことで。自然と、元ある関係の中に自分が組み込まれていくようになりました。(撮影:ライフスタジオ横浜青葉店/Photograper:黒木玲理/コーディネーター:中川みさき) 年を重ねても撮影を楽しめるように、彼女と接することを楽しみながら 玲理さんが呼吸を止めて彼女の魅力に集中をするその時に、私は彼女と他愛のない話をしながら一緒にクスクスと笑っていて、パパさんママさんは少し離れたところで静かに見守ってくれている。時にはおしゃべりが長引きすぎちゃうこともあれば、彼女と私がふざけ合って、クッション投げ合ってる時もある。撮影をカメラマンやコーディネーターと共に楽しむ1コマ。 撮影終わりには一緒にケーキを食べながら、次の撮影の話をする。最近はその輪の中に、こばちゃんやなっちゃん、他のスタッフが加わることもあって、すっかりライフスタジオ青葉店familyというか、ライフfamilyというか。今年はママさんとあーちゃんからお手紙をいただきました。 こうして自然と私のことも輪の中に入れていただけるのは本当に嬉しくて。10年という時間の中で、彼女と、彼女を取り巻く周りの人たちの関係性の輪は、大きく、深くなっています。私もその輪の中の1人で入れることを嬉しく思います。ライフスタジオ横浜青葉店での撮影にて、カメラマンとコーディネーターとみんなで集合写真をパシャリ。 玲理さんが見守ってきた10年。 彼女がよちよちの1歳ベビーだったころから、今年はとうとう10歳。優しくて、お話好きで、好奇心いっぱいの素敵なお姉さんになりました。こどもは10年で驚くほどの成長を遂げます。そんな彼女の成長のひとつひとつをつぶさに見守ってきた玲理さんというカメラマン。そんな玲理さんとあーちゃんfamilyの絆は強固なものだなぁと思います。 笑顔で語られる「これまでの話」。 当たり前のように話される「この先の未来の話」。 たとえ場所がライフスタジオじゃなくなったとしても、きっと繋がっていくであろう関係性。【人生を通して繋がる関係をつくるということ】を改めて教えてくれるのがあーちゃんfamily、そして玲理さんの存在であると感じます。今は店舗が違くなってしまったけれど、「人と関係を作ること」とはどういうことなのか、玲理さんはそれを常に私に見せてくれている先輩の1人です。 私はまだまだ、人と関係をつくること、人と深くつながることが得意だとは言えないけど、大事なものを共有できる、一緒に大事にしていこうと受け入れられる。後輩たちに少しずつでも伝えられるものを作っていきたいと思います。 これからは玲理さんと一緒に、彼女の成長を見守る1人になれればいいなと思います。 私は彼女と出会ってまだたったの4年。そしてこの先の10年、もっともっと深く関係を作っていきたいと思っています。あーちゃん、パパさん、ママさん、そして玲理さん。これからもよろしくお願いします。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
「 言葉で思いを伝えよう」、そう感じさせてくれた家族とのライフスタジオでの出会い [ライフスタジオ横浜青葉店 Kobayashi Kaori] -178
2022/1/21
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とても可愛らしい男の子とのストーリー。言葉で思いを伝えること、相手に表現し投げかける事、それによって生まれる喜びやうれしさ。その大切さをカメラマンが強く実感しているからこそ、彼女は家族との出会いを文章に残し続けています。「言葉で思いを伝える」きっかけにもなったような、家族との出会いをご紹介します。 口下手な私がそれを重要視しはじめたきっかけは、何よりも、出会ったご家族や子どもたちからもらう言葉に私自身がとてもパワーをもらっていたからです。私も、きちんと思いや考えを言葉で伝えられるようになろう。そう思い始めて、いろんなことを経て、いまの自分と、関係や繋がりがあります。 今はライフスタジオである程度経歴のあるものの立場として、口うるさくみんなに『目の前の人に全力で、丁寧に』と伝えていますが、その度に、自分はどうか?と、何度も振り返ります。今回お話しする男の子は、『言葉で思いを伝える』ことを大事にしている男の子。かわいくてかわいくて、まっすぐに感情をぶつけてくれるお子様やパパママからの嬉しい言葉に、私たちは日々支えられているのです。 【言葉を相手に届けるそのパワーを教えてくれた、あおちゃんfamily】彼がいつも言葉をくれる分。私からもしっかりと、言葉を届けていきたいと思います。 初めての出会いは4歳のお誕生日記念撮影 出会いは彼が4歳のお誕生日の記念撮影でライフスタジオ横浜青葉店に訪れてくれたところからスタートします。赤ちゃんの時から一年に一度ライフスタジオを訪れてくれていたファミリーで、実は以前一緒に働いていた「おいちゃん」が何度か入っているお客様でした。そのためお話を聞いたこともあるし、写真を見たこともあって、初めましてなのに勝手に親近感を持ちながら、あおちゃんファミリーとの「初めまして」を交わしました。 (撮影:ライフスタジオ横浜青葉店:Photograper:小林香織) 瞳がまん丸で、髪の毛もくるりんとしていて、元気で、人懐っこく、可愛いあおちゃん。撮影に入って一瞬でメロメロ。虜になりました。お誕生日記念の撮影はバースデーブースで。 (撮影:ライフスタジオ横浜青葉店:Photograper:小林香織) 一生懸命頑張ってくれることもあれば、彼自身がやりたいことに大人たちが翻弄されることもあり、それが楽しくて楽しくて、さきちゃんとともにとにかく「可愛い〜〜」を連呼しながら穏やかに撮影は進んでいきました。 そして事件は起こります(笑) 撮影も終え、写真を見ていくモニターも終え、さあもうお別れの時間が迫って来たぞというとき。ふとしたきっかけであおちゃんの感情が爆発。泣き出してしまいました。もうその泣き方が、本人はものすごく真剣だし一生懸命訴えているのだけれど、可愛くて可愛くて。さっきまで大好き!楽しい!嬉しい!という笑顔満点だったあおちゃん。が、大粒の涙を流しながら、 「みんな、大っ嫌いなんだから〜〜〜〜〜!!!!!」 「全部つまんない〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」 「もう嫌だ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!全部嫌〜〜〜〜〜〜〜!!!!」 もう止まりません(笑)結局最後まで大泣きと感情が止まらず、そのままバイバイすることに。今の自分の感情を、必死に訴える彼が、たまらず可愛くて可愛くて。でも同時に「彼の中で悲しい思い出になっていないか?」と少し不安にもなりました。 撮影を終えた家族から届いた嬉しい便り また会いたいな〜と、思っていたその矢先、手紙が届きます。白くまちゃんに、さきちゃんと名付けてあおちゃんが可愛がっていると・・・(さきちゃんとは当日撮影に一緒に入ったスタッフの名前) 私とさきちゃんは大感激でした。そしてそのエピソードは語り継がれ、「可愛いあおちゃん」「プレゼントのしろくまにさきちゃんと名付けたあおちゃん」として他のスタッフも知っています。 そして次の年、見事再会を果たすことができました。 再会を果たした、ライフスタジオ青葉店での七五三の記念撮影 5歳の記念の七五三の撮影で、慣れない着物でもあおちゃんの可愛らしさ全開の撮影となりました。袴姿で和傘を手に撮影を楽しむあおちゃん。慣れない着物姿でも楽しそうに撮影が進みました。もちろん彼の大好きな「しろくまのさきちゃん」も一緒に^^(撮影:ライフスタジオ横浜青葉店:Photograper:小林香織) さきちゃんサイドのストーリーはこちらよりどうぞ!くまのさきちゃんとあおちゃん-Butterfly18- 変わらない、まん丸の瞳に、くるくるの可愛い髪の毛。そしてコロコロと変わる表情に、予想できない行動。(笑一瞬一瞬が常に彼らしさ全開で、可愛くて仕方がなくて。可愛いの中にも、やっぱり一年の成長を感じることもあり。その一瞬を逃すまいと撮影を進めていきました。そしてまたお手紙をもらいました。 6歳を迎えた今年のライフスタジオでの撮影 そして今年の再会。今年は6歳を迎えての成長の記録を写真に残しました。いつもいつもお手紙を書いてくれるあおちゃん。出かける寸前に書いたというこちらはいまも私たちのロッカーに貼ってあります。ちょっとずつお兄さんになり。 スタジオの大人びた衣装に身を包み、クールに決める姿。やんちゃで元気な部分に少し少年らしさも見えて。可愛らしい衣装に身を包んで、それに合うスタジオのインテリアで可愛らしいポーズと共に。(撮影:ライフスタジオ横浜青葉店:Photograper:小林香織) まっすぐ感情を伝えてくれるところは、初めて出会った時から変わらない。伝えるって大事だな。伝えられた方も、嬉しいんだな。彼の真っ直ぐな言葉に、私は改めてまた大切なことを振り返れたと思います。さらにあおちゃん&ママさんから、後日届いたお手紙とプレゼント↓↓ 彼と家族のためにカメラマンとして私に出来る事 たくさん言葉をもらった私にできることは、全力で楽しむ彼の一瞬を、さきちゃんが全力で引き出してくれた彼の一瞬を、いまを、逃さずにシャッターを切ること、彼のための表現を残すこと。そしてこうして、私も言葉にして思いを綴ることでした。その時の楽しい思い出が、あおちゃんファミリーにも、そして私たちにも、共通の思い出として残る幸せをとても感じています。いつも本当にありがとうございます。 伝えていくことの大切さ ライフスタジオに入り、これまでいろんなことがありました。自分と向き合って、人と向き合って、仕事と向き合って、人生と向き合って。疑問や壁にも直面し、乗り越えながらここまで来ました。相手の気持ちに寄り添い、伝えることの重要性をいろんな場面で感じます。それは、スタッフ同士でも同じで、後輩に教えるときも同じで、お客様と向き合うときも同じで。相手のために、自分の考えや思いを出していくこと。そして相手の考えと思いもしっかりと受け取って、それを繰り返し、つなげていくこと。諦めないこと。一方的では、何も生まれないこと。内にあるものは出さなくては意味がないこと。 いろんなことを学び、今があります。それに気づくことができたのは、出会ったご家族や子供達、一緒に大切な思いを共有しながら働く仲間がいたからこそ。 あおちゃんは、私に「言葉でちゃんと相手に思いを伝える」ことの、重要性とその喜びを教えてくれました。いつもあたたかく見守ってくださり、全面的にお任せしてくださるパパさん、ママさんにも本当に感謝の気持ちでいっぱいです。出会えてよかった、本当にありがとうございました。 バタフライを書くたびに、大切なことを振り返ります。これから先も、目の前の人を大切にできる、ちゃんと思いや考えを出せる人でありたいと思います。努力を怠らず、そしてその思いや考えを共有し続けていこうと思います。 あおちゃん、大好きだよ! ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
カメラマンとして信頼されることのうれしさ [ライフスタジオ青山店 Kuroki Reiri] -177
2022/1/6
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カメラマンとしてライフスタジオで長年撮影を続けてきた黒木玲理さん。こちらのご家族との初めての出会いから、節目節目に記録してきた彼女の写真。その過程の中で、いただくご家族からの嬉しい言葉の数々。そして玲理さんの中で湧き出てくるご家族への想いをご紹介します。 彼女との初めての撮影は1歳の記念撮影 こんなはずじゃなかった、とママさんは言った。 そして私も、同意した。 まさか、こんなに大爆笑の絶えない撮影になるなんて………… はじめまして、は、彼女が1歳の時でした。私が当時所属していた、ライフスタジオ新横浜店での出会い。大きなパパさんと美しいママさんと、ニコニコのBabyちゃん。何回か担当させていただき、改めてママさんからご指名をいただいた際の撮影は、私の休職の時期と相まってご迷惑もおかけしてしまったものですが、「黒木さんに撮って欲しくて」というパパさんママさんの言葉が、その時の私にとって帰る場所になりました。モニターでママさんと交わした言葉や涙は、私のカメラマンとしての人生のチャプターになるような時間でした。 その時のお話はこちら▶︎LIFE FAMILY 113 共感と信頼 そして迎えた入学の記念撮影と七五三の記念撮影 昨年は、彼女の一年生の入学記念撮影でした。ランドセルを背負って、すっかりお姉さんになった佇まいで、私に対しても敬語を使っていました。コロナ禍での新入学。私には想像もつかないような環境の変化の中に飛び込んでいく、新一年生の彼女を眩しく見つめた、2020年のこと。あれから1年経って、私はライフスタジオ青山店に勤務することになりました。そして本当にありがたいことに、パパさんママさんは「黒木さんに撮って欲しくて」と、彼女の七五三撮影の為に、ライフスタジオ青山店まで来て下さいました。 この1年、きっとたくさんのことが彼女本人にも、パパさんママさんにもあったでしょうし、そんな1年分の思い出話をしたりしながら、彼女の成長にちょっと涙したりするのかも知れないな、なんて思いながら、撮影の日を楽しみに楽しみに、待っていました。 小学校ってきっと、ものすごく世界が広がる刺激的なコミュニケーションで溢れてるのでしょうね。1年間、そんな中で揉まれた彼女はなんだかものすごく面白い方向に変化していて、ヘアメイク中からすっかりゲラ子ちゃんの様相を呈していました。 最初は可愛らしく恋バナ程度だったのが、どんどんボルテージが上がってくるともはやマシンガントークが止まらない。美少女なその外見から裏腹に、『人体の不思議』みたいなものにハマりつつあるらしい彼女は、そのマシンガントークの端々にちょっとシュールな人体組織の話が散りばめられて、会話の内容はさながら魔女のレシピかと言うような…………いや、訳わかんないと思うんですが、具体的記述が憚られるような、なんかそんな話で盛り上がり続ける撮影時間。 うーん、去年の敬語使ってた子どこ行った??(笑) とにかく止まらない言葉のシャワーに寡黙なパパさんが「いやもう、ほんと、黙って…」と何度仰っていたことか。 ただ、その自由な発想から展開される言葉のチョイスや語彙の広さに、私も西やんも徐々に病みつきになってしまい(笑)、支度時間を含めればおよそ3時間、彼女は喋り続け、私たちはそんな彼女に翻弄されっ放しでした。 ライフスタジオ青山店で撮影した写真の数々 七五三を記念した、着物を着ての写真。色鮮やかな着物に身を包んで、美しくヘアもセットし、ほほえむ彼女。七五三の記念という晴れの日に、一段と輝く姿で、楽しい思い出と共に記録していきます。ドレスを着ての撮影で大人びた写真。自然光が降り注ぐ窓際で、ドレスに身を包んで、洋装姿の写真も収めます。着物だけでなく、ドレスやカジュアル衣装も着て、今の彼女のたくさんの姿と表情を表現していきます。(撮影:ライフスタジオ青山店 / カメラマン:黒木玲理) カジュアルなワンピースを着ておしゃれにトータルコーデした写真。小さい時から写真を撮り続けている間柄、撮影中に過去の話も飛び交い、緊張もほぐれ、彼女自身も自然な姿を見せてくれます。 撮影が終わった後、ママさんは 「なんかどっと疲れた……」と苦笑い。 「今日は、黒木さんと感動の再会をして、もっとじーんとするような話をたくさんしながら思い出を振り返りながら撮影するはずだったのに〜。こんなはずじゃなかった……」 そう言うママさんに、私も、 「うん、そうですね。なんか思ってたのと違いました」とすっかり同意。 でもまあ、これも、子どもの成長に伴う面白い関係性の変化、ということで。 写真を撮るということを通して見えた彼女と彼女との家族との関係性 大人にとってはほんのつい最近のことのように思える、数年という単位で、彼女はすっかり『赤ちゃん』から『女の子』に成長しました。見守る、というスタンスでカメラを握っていたのに、今となっては、彼女はカメラを通り越して私とダイレクトにコミュニケーションを取ってくれる。そこに如実に表れるのは、私と彼女の関係性。私と、彼女たちご家族との関係性。 【信頼されることが嬉しい間柄】。 このご家族との関係性は、そう規定できます。 遠くても来てくださること、任せてくださること、楽しみにしてくださること。 そういった信頼に応える仕事をしていきたいと、切に思っています。 彼女の成長を見守らせてもらえることは、とても嬉しい。 彼女自身から、友達のように扱ってもらえることも。 来年は、どんなテーマでおしゃべりをしてくれるのか、今から楽しみにしています。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
「一緒だから、もっと楽しい」 撮影を通して家族がくれた喜び [ライフスタジオ横浜青葉店 Morohoshi Hisyo] -176
2021/12/15
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ライフスタジオでは、ただ単に写真の残すだけではなく、「楽しい思い出」も写真と共に家族の心に残るような撮影をしています。人生の写真館だからこそ、家族の節目に寄り添い、この時間が家族にとって尊い時間となるように。これからご紹介する家族とのストーリーは子供達がたくさんの喜びをカメラマンに表現してくれたストーリーです。子供達から次の撮影の指名までも頂きました。カメラマンからも家族の晴れの日に力いっぱい答えようとする想いが伝わってきます。ぜひ家族とのストーリーお読みください。 2回目の撮影でもらった子供達からの嬉しい贈り物 ライフスタジオへ七五三の記念撮影に来てくれたご家族。撮影前の支度中、ご家族との久々の再会で話に花を咲かせていると今回の七五三の記念撮影の主役である姉妹二人がもじもじしながらこちらにやってきた。 「ほら、渡すんでしょ」お母さんに促されるようにして受け取ったのは2通のお手紙。1人1通ずつ描いてくれたのだろう。驚きつつ開いてみて、瞬間胸がいっぱいになる。つたなく、しかし力強い文字で書かれた「たのしかった」という前回の誕生日の記念撮影に来てくれた時の感想やカメラマンやコーディネーターである僕たちの似顔絵。可愛らしいイラストやシールでデコレーションもしてあり、二人の気持ちが直接伝わってくるようだった。 手紙はなんと、前回の誕生日記念の撮影後すぐに家に帰って書いてくれたのだというからなお驚く。あの日から今日まで、自分たちで書いた手紙を見返してはこの日を楽しみに迎えてくれたのだろうか。 自分達の出来る最高のカタチで家族に答える ならば尚更、今日も二人の、いや家族みんなの期待に応えたい。目一杯楽しもう。写真に残そう。それが僕たちにできる、ライフスタジオからご家族に贈る「手紙」なのかもしれない。お手紙と、照れくさそうに笑う二人を見て体中にエネルギーが湧いてくる。カメラを持つ手に、グッと力が入るのを感じた。 初めての出会い、そして指名カメラマンとして呼んでくれた自分の名前 佐伯ファミリーとの出会いは今年の5月と、実は新しい。そして同時に、私がライフスタジオ青葉店で撮影したお客様の中で初めて撮影の指名を頂いた方でもあった。 その日は誕生日記念の撮影を「かしこまらずに自然な感じで」とご要望頂いていたので、ご家族の空気感を最大限生かす為、どんどん遊びを変えながら撮影を進めていったのを覚えている。画面から飛び出してきそうな笑顔溢れる家族写真(撮影:ライフスタジオ横浜青葉店 / Photographer:諸星飛翔) 二人とも初対面の人に対しても壁がなく、元気でよく笑いよく遊ぶ。しかしドレスを着れば途端にプリンセスになる一面もあったりとまさに変幻自在。頂いたお手紙から察するに、事前のご要望通り(そして私たちの願い通り)この日を楽しんでくれたのだろうか。あれから半年が経った今でも、写真を見れば二人のキャラクターやご家族の人柄が溢れんばかりに伝わってくる。 楽しかった初めての撮影を経て、子供達からの「また会いたい」 そして今回の再会。姉妹の7歳と3歳の七五三の記念撮影でライフスタジオを訪れてくれた。 「前回遊んだのが楽しかったようで」との事で、私諸星と、コーディななちゃんのダブルで指名を頂いた。ママさんパパさんから信頼を頂いてご指名を頂く事はあるが、お子様みずから「また会いたい」と言ってくれるのは珍しい。支度が仕上がるまでの間しばらく手紙を見て、二人のひたむきまっすぐな感情に自分なりに応えたいと思った。 ももちゃんりっちゃんの特徴は、無垢さだ。そのエネルギーはいつだってポジティブで、全力。だからお互いに思いやり、助け合う。一人でもできる、でもみんなでするともっと楽しい。 ママさんから前回頂いたご要望「かしこまりすぎず、自然な感じで」は今回の家族写真でも忘れない。今回は七五三だが、「ただ着物を着た写真」以上の、二人の魅力を引き出す写真を撮る事に力を尽くす。 家族写真では、みんながお互いを祝福している様子が伝わるよう撮る。一人一人の優しい表情に、見ているこちらも心が温かくなるようだ。 姉妹写真は、大好きな人が隣にいる幸せを感じる写真となるように。ただくっつくだけでなく、関係性の現れやすい手のアップや背中合わせ、二人で同じ事をしている様子なども神々しい。(撮影:ライフスタジオ横浜青葉店 / Photographer:諸星飛翔) 改めて感じたライフスタジオという場所とは そんな一家に夢中になって撮影しながら、改めて思う。ライフスタジオとは、ただ写真を撮る為の場所ではなく写真を通した何かを再認識したり、体験したりする場所なのかもしれない。写真を撮る行程で、あらためて「おめでとう」とか「大好き」とか、そういう自分自身の、もしくは家族の気持ちを確認し合う場所。日頃から伝えられている人も、伝えられていない人もみな。だからみんなが幸せになれる場所なんだ。 だからみんな、「写真館」のはずのライフスタジオに、「行きたい」「楽しかった」となるのではないか?遊んでくれるお姉さんお兄さんなら、幼稚園や学校、その他レジャー施設にもたくさんいるはずなのに。 ならばこそ、どの瞬間も絶対に見逃さない。 その後も姉妹の、家族の愛をもれなく映し出す為にシャッターを切りまくった。 撮影後、ドキドキしながらお客様に写真を見てもらうと、「今日もよかったです」ママさんは目一杯の笑顔で答えてくれた。佐伯ファミリーは私にとって、【お客様に写真を通した先に何が提供できるのかを改めて考えさせてくれたファミリー】です。子供たちが僕たちに手紙を書いてくれたように、僕達の写真が子供たちに、ラブレターとなって届きますように。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
積み重ねてきたライフスタジオでの撮影、10年間成長を記録してきたご家族との今そしてこれから [ライフスタジオ青山店 Kuroki Reiri] -175
2021/11/30
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ライフスタジオで10年目を迎えたカメラマン。出会った大切な家族との思い出と家族への想いをご紹介します。ライフスタジオではただのフォトスタジオとしてお客様とスタッフという関係で接しているのではなく、それを超えた関係が多く存在しています。カメラマンとして、いちスタッフとして出会った出会いかもしれませんが、いつしかご家族がかけがえのない存在に。人生に寄り添うカメラマンの姿とは、そういう姿なのかもしれません。 積み重ねてきたライフスタジオでの撮影の数々 2011年にライフスタジオに入社した私は、今年の夏で入社10年を迎えました。そして、ありがたいことに、入社当時に撮影を通して出会ったお客様とのご縁が、今だに続いていたりもします。フォトスタジオでの10年という節目と言うか、ちょっと当時は想像もしなかった時間の経過というか、そういうものが今年はより胸に迫る再会が多いのです。 初めての出会いはお兄ちゃんの3歳の七五三撮影 OuriとYuumi。彼らとの再会も、そうでした。 初めての出会いは、私の最初の所属であった今は無きライフスタジオ浦安店。まだ研修期間が終わったばかりの、ぺーぺーの私が撮影のコーディネーターで入らせてもらった、Ouriの3歳七五三撮影が最初の出会いでした。そこから、妹のYuumiが生まれ、鉄壁の繊細ガールがゲラゲラゲラ子ちゃんに変貌し、兄妹揃ってずっと大爆笑しながら変顔を繰り出しまくる撮影が恒例となりました。 成長を感じさせてくれる毎年恒例の誕生日記念撮影 毎年、秋が始まる気配を感じる頃にYuumiの誕生日記念の撮影をして、年の瀬の気配を感じる頃にOuriの誕生日記念を撮影していました。年に2回のその撮影が、1年の締めくくりに向けての私のルーティーンのようなもので、Ouriの撮影を終えた頃に「今年も終わるなあ……」と来るべき師走に向けてのラストスパートを意識するのが常でした。 でも、10歳を迎えた頃から、Ouriの誕生日記念撮影はなくなりました。年に2回の撮影から、1回へ。その変化は少し寂しく、とは言えそれもまた成長を感じる一面でもあり、改めて年に1回のその時間を大切に、大切に過ごすようになりました。 ライフスタジオで出会ってから10年目の今年、2021年 Ouriは13歳を迎えようとしていて、Yuumiは気が付けば9歳になっていました。今年は、初めてのライフスタジオ青山店での撮影でした。お兄ちゃんの3歳の七五三撮影から、ハーフ成人式の10歳の年も超え、撮影に来てくれる家族。小さい時から大きく成長した変化を近くで一緒に感じてきました。 Yuumiは女の子だからか、まだまだ撮影を楽しんでくれている様子。そしてOuriは、明らかに思春期に片足を突っ込んでいました(笑)。 「おおぉぉい!!おうちゃん!!!!くろきだよぉぉぅ!!!!!」とウザめに絡むと、苦笑いしながら目線を逸らされました(そりゃそうだ)。毎年めちゃくちゃふざけまくっていた兄妹の姿を思い浮かべ、なんとなく分別がついてきてしまった目の前の彼の姿を眺め、10年という時間がもたらす子どもの成長についてしみじみと、本当にしみじみと感慨深く、息をついたものでした。 「おうちゃんにもいつか思春期が来るんですかねえ」「想像もつかないわぁ」なんて言ってた数年前が思い起こされます。思春期は、来ました。そりゃそうだ、そういうものだ。ひとの成長を10年も見守らせてもらっていながら、そのひとがいつまで経っても無邪気なままだったら、それはそれで心配かも知れない。しかも、男の子だし。 とは言え、少し気まずそうに、ぎこちなさそうにはするものの、Ouriからは刺々しい拒絶の雰囲気は感じませんでした。10年間、ライフスタジオで撮影をしながら、それなりに色んな思春期の少年少女たちを見詰めてきた経験上、本当に本気で拒絶の雰囲気が出ている子にも出会ったことがありますが、10年の付き合いはそこまでの拒絶には至らないところでまだ私たちの関係性を繋いでくれていました。 私にとっては、ふたりはかけがえのない存在 親でも先生でもない、親族でもない、ただの写真館の、たまたま担当したスタッフです。それこそ、OuriやYuumiにとっては私って何なんでしょう(笑)。でも、私にとっては、ふたりはかけがえのない人なのです。思春期になろうと、ちょっと気まずそうでも、ひょっとしたらあと数年で撮影に来てくれなくなるかも知れなくても、それさえ成長だと喜べるくらいの、大切なふたり。 この10年を、ライフスタジオという場所で一緒に笑い合ってきたふたり。また会おう、その約束が、私を10年も現場に居させてくれました。自分の置かれた状況が、環境が、どれだけ変わっても、自信がなくなっても、どんな時でも、秋になったらふたりに会って写真を撮る、という約束が、私の道標になってくれていた10年間でした。 青山店はライフスタジオの1号店で、私たちが初めて出会った浦安店を思い起こさせるようなインテリアが1箇所だけ残っています。そこにOuriがいることが、私にとってこの10年を物語るような1シーンでした。無邪気に笑っていた、ふざけまくっていた男の子は、今となってはぎこちなく、それでも私のカメラの前にいてくれました。小さくて華奢で繊細だった人見知りの女の子は、そんな兄を少し茶化しながら撮影を楽しんでくれるようになりました。 10年という時間。まさか、こんなに長い間あなたたちを見詰めさせてもらえるなんて、思ってもみなかった。 その変化と成長を見詰めさせてもらった10年間。あなたたちとの10年間。 (撮影:ライフスタジオ青山店 Photograper:黒木玲理) たまたま担当した写真館のスタッフである私のちょっと重ための想いなんて、あなたたちはまだ知らなくても良いと思います(笑)。でも、どうかこれからも、年に1回の写真撮影くらい付き合ってやるか、と思ってもらえたら、嬉しいです。毎年会ってるあの人に会ってやるか、くらいの感じで来てくれたらもう、充分です。 【思春期さえも受け入れられる関係性】。 10年経って、私たちはそんな感じになって、そしてこの先は正直どうなっていくかはわかりません。それでも何となく、Ouriに背を抜かれて悔しがる自分の姿が目に見えるようで、きっとそんな瞬間があと数年でやってくるように思います。少なくとも、その頃までは、まだ私に写真を撮らせてくれるんじゃないかなと、思っています。 …と、思っていたら、何気なくママさんは言ってくれました。 「成人までは、ねえ?」 その言葉に、Ouriは少しめんどくさそうに、でも満更でもなさそうに、笑いました。 私がそもそも飲めないけれど、いつか、お酒を酌み交わせる日が来るかも知れない。 そんな日に向けて、私はまた撮り続けることができます。 まだまだ、よろしくね。来年もここで、待っています。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
フォトスタジオで10年間カメラマンが撮り続けたストーリー [ライフスタジオ青山店 Kuroki Reiri] -174
2021/11/12
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今回はライフスタジオで10年間カメラを握り続けるカメラマン (Kuroki Reiri)さんと、彼女が1歳の時ら成長を記録し続けるとある女の子とその家族との出会いをご紹介させて頂きます。子供写真館やフォトスタジオという枠を超えて繋がり合う歳月とストーリーです。 ライフスタジオで10年間撮影を続けるカメラマンとして 2021年7月で、ライフスタジオに入社して10年を迎えました。フォトスタジオという環境に入社したばかりの当時は、何が何だかわからないまま怒涛の日々で、写真は好きだったからそれを仕事にできていることはとても嬉しかったけど、10年後もそれを続けていられるなんて、当時の私に信じられたでしょうか。 私が入社した頃に生まれた彼女も、今年で10歳。昨年の撮影の時に、「来年はお互い、10周年記念だね」と話していました。おとなではないけど、子ども扱いも似合わない、そんな年齢に彼女がなったということが、改めて不思議。目の前の彼女が生きてきた人生分の時間、私はライフスタジオでカメラを持っていて、そしてずっと、ずっと、彼女成長する過程や記念日を撮り続けさせてもらいました。 7歳までは年に2回彼女の記念撮影をしていたから、ライフスタジオの撮影履歴的には17回目。その全てに、ずらりと並ぶカメラマンとしての自分の名前。それ以外に、たまに七五三のお詣りや、初めて髪を切る日なんかに同行させてもらって撮影する時もありました。数少ない、私を旧姓のあだ名で呼ぶひと。本当は38歳の女の人が中に入ってる、と周囲に言わしめる程のおしゃまさん。けたたましく笑い、飛び跳ね、撮影を楽しんでくれるけど、着物を着る時だけはちょっと苦手でいつも苦しそう。華奢で小柄で、長い髪と大きな瞳がトレードマーク。 あーちゃん。 この10年で、私は何度その名前を呼んだのでしょう。 初めての撮影は1歳のお誕生日記念の撮影 (バースデー撮影) 初めて会った時は、1歳のお誕生日の記念撮影で、バースデー当日に来てくれました。1歳赤ちゃんの姿の記念撮影。ライフスタジオ浦安店で、その日の最終枠で、夏の陽射しが眩しい撮影でした。撮影後にパパさんからいただいたメールでは、75カットの写真を『作品』と言ってくださって、年末のクリスマスシーズンにもライフスタジオで記念撮影をお願いしたいと書かれていました。プクプクとした赤ちゃん感の残る写真。気持ちの良い光に包まれてシャッターを切った1枚。 (写真/撮影:ライフスタジオ浦安店) 振り返るカメラマンとしての当時の自分 当時、ライフスタジオ入社1年。カメラマンとしてはデビューしてから4ヶ月程度で、撮影者としての技術も人間性も、多くの課題と問題を抱えていたカメラマンだったと思います。そんな私への、初めてのご指名。自分の写真が誰かにとって価値を持つことができたということを実感して、ものすごく嬉しくて、だから次に会う時にはもっと写真が上手くならなきゃいけない、と思ったものでした。 それからは、半年に1度の関口familyの、あーちゃんの撮影は、私にとって大きな意味を持つものになりました。良い写真を残そうとする、挑戦。半年の間に新しく得たもので彼女を表現しようと準備して準備して、半年分の集大成のような気持ちで臨むのですが、実際のところはそこで結果を出すというよりは、新たな課題を見付けさせてもらうことの方がずっとずっと多かった。 同じ半年という時間なのに、私の半年分なんて屁でもないくらいあーちゃんは大きく成長していて、いつも私の平凡な想定の上をいく。そんなあーちゃんに追いすがりながら、それでも一生懸命に彼女の成長を記録するカメラマンとしてシャッターを切って、その時の、その瞬間の『あーちゃん』というひとを、記録して記憶して、表現し続けてきました。 1,275カット。 数々の誕生日の記念撮影と、七五三撮影、ハーフ成人式の記念撮影…… 彼女の人生10年分の、写真たち。 家族と共に撮影後の記念撮影も思い出として 一緒に誕生日を祝ったり、彼女と家族の成長を撮影しながら、共に実感しながら、思い出として残したみんなでの記念写真。 ライフスタジオで成長を記録してきた写真の数々 スタジオのドレスの衣装を着て、降り注ぐ西日を逆光にぐんっと大人びたような1枚。 初めての七五三撮影。3歳の記念写真はライフスタジオ横浜青葉店で。七五三撮影準備中の無邪気な笑顔が可愛い1枚。4歳のお誕生日記念のバースデーフォトはライフスタジオ新横浜店にて。ケーキを目の前にとびっきりの笑顔も見られました。7歳の七五三の記念撮影もライフスタジオ横浜青葉店で一緒に記録しました。袴を着てのハーフ成人式の記念撮影。10年という月日を噛みしめながら押すシャッター。鮮やかなハーフ成人式の袴に袖を通す一段と大人びて見える彼女。 10年という月日はいつしか親戚のおばちゃん的カメラマンに ただの写真館のカメラマンと、たまたま担当させていただいたお客様、というスタートでした。いつしか関口familyからは親戚のおばちゃん的カメラマン、と呼ばれるようになり、赤ちゃんだったあーちゃんは10歳の女の子になりハーフ成人式を迎え、「ママにはないしょね」と言って自分で手紙を書いてきてくれたりするようになりました。 10年続くご縁なんて、若い頃には想像できませんでした。しかも、仕事で出会ったご縁が10年続くだなんて考えてもいなくて、そんな繋がりが自分の人生にこれだけ多くの影響を与え続けるだなんて、それがこんなにも幸せなことだなんて、当時の私は本当に本当に、知る由もなかった。 彼女がいたから、カメラマンとして10年という時間を生き続けることができました。毎日必死に、真剣に、汗にまみれながら転がり回って笑いまくるような、こんな幸せな10年間を過ごせたのは、間違いなくこのライフスタジオという場所で出会った仲間たちや「また会いましょう」と言い合えるたくさんのご家族のおかげです。 そして、あーちゃんは、関口familyは、そんな私の10年を共に過ごして来てくださいました。 カメラマンとしての存在理由を与えてくれるひとたち 私のライフワーク。私のカメラマンとしての時間を、共に生きてくれるひとたちが、関口familyです。最初の約束は、あーちゃんが20歳になるまで。まだまだ、約束の半分。私はこれからも、毎年、彼女と共にカメラマンとしての年齢を重ねていきます。 【カメラマンとしての存在理由を与えてくれるひとたち】 私と関口familyとの関係性は、写真館のカメラマンとたまたま担当したお客様、というところから始まって、進化し、深化し、今はこうなっているように思います。そして、この先きっと訪れるであろう彼女の思春期も反抗期も、ちょっと楽しみにしちゃうくらい私は彼女が大好きです。 10歳、おめでとう。あなたも、わたしも。 10年、ありがとう。 そして、これからもよろしくお願いします。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
だいすきなふたごちゃん [ライフスタジオ横浜青葉店 Nakagawa Misaki] -173
2021/11/5
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だいすきなふたごちゃん (For Kikuchi Family) 私たちはいつまで関係を紡ぎ続けることができるでしょうか。こどもたちと、ご家族の方々と。スタッフとお客様という垣根をこえて、関係をしていくこと。先輩たちの姿を見ていると、それは当たり前のようで、でもとっても難しいことでもあると思います。 それでも、人と、関係をつなげていきたいと思うのはそれがライフスタジオで働くことの醍醐味であるからだと思います。 出会いは2017年。 1歳のお誕生日できてくれた可愛いふたごちゃんたちも今年で4歳になりました。はじめの年はかおちゃんと、2年目からはなっちゃんと一緒に撮影を担当させていただいています。出会った年からふたりのことがかわいくて、かわいくて、青葉店では私となっちゃんが溺愛しているふたごちゃんとして有名なふたりです(笑) 出会った頃はこんなに小さかったふたごちゃんたち。4歳のお兄ちゃん、お姉ちゃんになった今もまだ赤ちゃんだった頃の印象が強くて、会うたびにできることが増えていく2人。ふたりももう4歳なのだから、自分でお着替えだってもちろんできるはずなのに、ふたりにまだまだ赤ちゃんでいてほしい私たちは、「えー?!いつのまにそんなことができるようになったの?」と毎回驚いてしまいます。 3年目。出会い頭からご機嫌さん、テンションMAXなふたり。ぎゅーっとだきつきにきてくれるふたりに大感動な私となっちゃん(笑)この年からふたごちゃんたちの中に、私となっちゃんの存在というのがしっかりと認識されはじめたのでした。さきちゃん!なっちゃん!と呼んでくれるふたごちゃんたちのどれだけかわいいことか…!!! この年は夏に横浜青葉店で行った6周年のお祭りイベントにも遊びに来てくれていました。ママさんは毎回、ライフスタジオでの撮影のことを、SNSであげてくれています。 私たちの思いはママさんたちとこどもたちにも伝わっている。 いつも「さきちゃん、なっちゃんありがとう」と言葉を添えてくれるママさんの優しさを嬉しく受け止めています。 毎年、指名をいただいているわけではありません。でもふたりの撮影は私となっちゃんのふたりで担当をするし、きっとこどもたちもママさんたちもそう思ってくれている、と信じています。言葉にしなくても、同じ気持ちでいてくれてるんじゃないか…そう思っているご家族です。 ふたりはどんどん大きくなっていて、できることもどんどん増えていて、この先どんな成長をしていくのだろう、と楽しみにしています。できることなら、この子たちが大人になるまで、それこそ、青葉店のかかげる「ときには親戚のような」写真スタジオのスタッフとしてその成長を見守っていきたい、というのが私となっちゃんの願いでもあります。 私にとって、【ライフスタジオという場所で人と関係をするということ】を大切にさせてくれるファミリーです。 特別なことは何もないし、ただ毎年撮影を担当している。それだけのことにおもうかもしれません。でも私たちはたったそれだけのことを、とても尊く、大切に考えているのです。だからこそライフスタジオにいることを選択し続けている。お客様を家族のように思うことをゆるしてくれる場所、それがライフスタジオという場所なのです。 撮影から繋がった関係を、ずっと継続していけるかどうかは私たち次第です。この先もゆるされるなら、ママさんたちと一緒にふたりの成長を見守らせてください! 来年はどんな姿を見せてくれるのかな?楽しみにお待ちしています! ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
一緒に、大事に。[ライフスタジオ横浜青葉店 Kobayashi Kaori] -172
2021/10/28
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一緒に、大事に。(For Kizaki Family) 出会いを、どう繋げて行くかは自分たちの行動にかかっていると思います。 そして、同じ思いで一緒にその出会いを大事にしてくれる、共感してくれる人がいることは、関係を繋いでいくことにおいて、とても重要なことだと思います。 今回お話するファミリーとの関係も、偶然の再会からここまでご一緒することができるようになったのも、一緒にその出会いを大事にしてくれる人がいたからこそだと思います。 ライフスタジオは関係性を大事にしています。それはお客様とだけではなく、スタッフとも。もちろん、それぞれの意見が食い違ったり、ぶつかったり。人間ですから、いろんなことがありますが。それでも、互いに大事にしていることを受け止めあって、一緒に大事にしあって、一緒に笑って、悩んで考えてくれる人がいることは、何にも変えられないものだと私は感じています。 History 初めての出会いは、新横浜店。4人きょうだいさん!ということで ワクワクもしつつ、気合も十分に入れつつ、撮影に入りました。 長男ゆいくん、長女ここちゃんの二人はとっても落ち着いていて頼りになり、もうその時すでに下の子たちのパパママのような存在でした。そして、まだ最初は少しモジモジと緊張していたようにも思います。 そして構って欲しさにやんちゃっぷりを披露する次男はるくんとマイペースに遊ぶ三男つきくん。家族写真やきょうだい写真の時はお兄ちゃんお姉ちゃんに助けてもらいつつワイワイと撮影し、その後それぞれ一人ずつの撮影が始まりました。 みんな一斉に撮影する時は、どうしても下の子達の気をひくために必死になってしまうので(それも賑やかで楽しいのですが^^)それぞれ一人ずつと向き合うこの時間は、きょうだいが多い子達ほど、とてもワクワクする時間だったりします。 一対一で向き合うと、家族で一緒にいる時と、また違う一面が見えます。 特に、お兄ちゃんお姉ちゃん、上の子たちにはきょうだい写真の時には頑張ってもらうシーンが多いので、リラックスして向き合う(一人になって逆に緊張しちゃう子もいますが^^)一対一の大事な時間。 また会えるかなあと、初めましての出会いが終わり、その1年後、青葉で再会をすることになります。それが、私にとってこのファミリーとの関係をつなげていくきっかけになったと感じています。2回目の再会は下のはるくん、つきくん、二人とママでご来店。その時のエピソードは先になっちゃんがブログに綴っていますので、こちらをどうぞ(笑) なっちゃんの木崎ファミリーのバタフライブログ めちゃくちゃ可愛くて、本当に忘れられない撮影です。 そしてすぐに家族全員で撮影をする日が訪れ、また全員に再会することができたのですが、子供達それぞれの個性や一挙一動に、一緒になって可愛い!と共感してくれて、一緒になってこの空間を大事にしてくれたなっちゃんの存在は大きく感じています。 互いの視点から家族を見つめながら、一人一人の個性に目を向けて行きます。 撮影をしていて、一人一人としっかり向き合いたい!と思っていても、どーしても撮影の時間は限られていて、子供達の体力のことなども考慮してどんどん撮影を進めていくことが第一になってくるのですが、そんな中でも、あの子がこんなことを言っていた、こんなことをしていた、こんなことに興味があるんだ、と、一緒になって家族と向き合って情報を共有しあうことが、本当に大事だと感じます。 そのおかげで、自分のカメラマンという役割を全うしつつも、家族と向き合う時間を大事にできているのではないかと思います。そして最初は偶然の再会でも、次も絶対入りたい!という気持ちで一緒にいるものですから、自然と逆指名が定着し、指名をもらい、今に至ります。指名をもらえたのも、ご家族との時間、空間を二人で大事にしていることが伝わったからではないかなと考えます。 昨年からは5人目の四男あまちゃんも加わり、益々賑やかに。 撮影の時間は相変わらず賑やかで、賑やかマックスで(笑) なかなかゆっくりおしゃべり〜ということも出来ないですが、この時間がいつもの木崎ファミリーとの時間で、家族の一年に一回の思い出の中に、毎年携わらせてもらえていることを、本当に嬉しく思います。 そして今年の再会で、ついに集合写真を撮影することができました!やった〜〜!!なっちゃんと昨年から、次は絶対集合写真撮りましょう!と話していたものですから嬉しかったです。お手伝いしてくれた、ゆりちゃんも一緒に^^♪ また、来年も。 長くここにいると、そう言った約束も当たり前のようにするりと言葉が出てきて、こうして関係をつないでいけることは本当にこの仕事の魅力で、それがあるから、自分もまだまだ、頑張らなくては、と毎回思うのです。 子供達の成長を感じることが嬉しかったり、ご家族と再会を重ねるごとに近づいていく距離感が嬉しかったり、一緒に入るスタッフと、その家族についていっぱい話したり、笑ったりする時間が、楽しかったり。その一つ一つが、何にも変えられない最高の時間なのです。 もちろん、そうするためにも、自分の力を高めて行く必要があります。木崎ファミリーは5人きょうだい。年齢、性格も違えば、それぞれの主張がありますので、一筋縄ではいかないこともあります^^;それも含めて撮影の醍醐味であり、楽しい時間であり、そこで自分ができることを最大限やりたい、楽しい時間にしたいと思います。だから、努力がずっとずっと必要です。 性格もそれぞれの子供達。一人一人に魅力があります。個性はそれぞれの魅力で。そしてその成長を一緒に毎年見られることができて、残すお手伝いができることは本当に嬉しく思います。 5人だからこそ見えるそれぞれの個性もあり。そして一対一でしか見せない、それぞれの個性もあり。それをファインダー越しに見つめるのが、毎年の楽しみでもあります。 いつも賑やかに、それはもう賑やかに撮影が終わり。気がつけばもう帰りの時間、となり、あっという間の時間の流れにさみしくなります。また、来年、とハイタッチをして、帰る姿を見送りました。今年もまた会えて嬉しかったです。 Important thing 最初にもお話ししましたが、私個人がどれだけご家族に対してあれをしたい!これをしたい!と思っていても、体は一つしかないし、目も二つしかないので、どうしたって限界があります。だから、同じようにご家族との出会いを、この時間を大事にしてくれる人の存在は、とても大事だと思います。それは、もちろん、どの撮影も同じで。 カメラマンもコーディネーターも一人の人間ですので、見方や感じ方も人それぞれですが、そのそれぞれの視野で、その時間を互いに大事にできることが、お客様にとって楽しい空間となる、一つのキーワードなのだと思います。 バタフライで今まで自分の行動が大事だと書いてきましたが、それももちろん第一です。それでも、一人ではできないこともあります。気がつかないこともあります。互いの見解を共有することが、撮影の空気感にもなり、自分にとっても新たな発見につながることもあり、それが仕事の楽しみの一つでもあると思います。ああ、そんな感じ方もあるのか、考え方もあるのか。それを互いに大事にしながら一緒に向き合うことができるから、楽しい撮影の空間ができるのだと思います。それが、ライフスタジオの魅力なのではないか、それを大事にしないといけないのではないか、そうも思います。 木崎ファミリーと繋がり、いまのように毎年会うことができるようになったきっかけも、偶然の再会を一緒に最高の時間にしようとしてくれたなっちゃんがいたからこそだと思います。 そうして互いに信頼を預けながら撮影ができることで、目の前の相手に、まっすぐ向き合うことができます。 この撮影だけにとどまらず、どの撮影においても同じことが言えます。それがあって、自分の思いに忠実に、相手に誠実に向き合い、撮影を行うことができるのです。 木崎ファミリーとの出会い、そして関係を振り返り、「関係をつなぐためには、一緒に大事にしてくれる人がいてこそ」そんなことを感じます。 大好きなファミリー。そして一緒に大好きと言ってくれる人がいて。そんな空間がたまらなく好きだから、まだここにいたい、そう思うのです。そして自分の役目を向上させていきたいと考えます。 カメラマンとして、それぞれの個性を75カットに収めるのはいつも緊張しますし頭を悩ませます。「その時の自分はどんなだったか、きょうだいの中にいる自分はどんな顔をしているのか、家族の中にいる自分はどんな顔をしているのか」いつかそれぞれが振り返った時に、ちゃんとその時の関係性や自分のことが伝わるように丁寧に残していきたいと考えます。いつかまたそれぞれが大人になった時にも、いまと変わらない賑やかな空気で一緒になって笑ってて欲しいなと思います。 また、会えますように。今年もありがとうございました!! ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
Sasaoka Family [ライフスタジオ所沢店 Takagawa Natsuko] -171
2021/10/21
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Sasaoka Family 私にとって慶ちゃんは、そんなに早く大きくならないで~、と思わせてくれる男の子です(笑) 今年度で小学校を卒業する12歳の男の子なのに、ひたすら「可愛い~」と言いながら撮影させてもらいました(笑)だって、可愛いんです。 出会い 出会いは2018年。2017年はサキちゃんと五明さんで撮影していて、撮影の合間の2人の会話でどれだけ撮影が楽しいか、どれだけ慶ちゃんが無邪気で良い子か伝わってきたのを覚えていました。なので、2018年に担当するとなった時は、とても楽しみでした。その日だけで、すっかり慶ちゃんとご家族のファンになっていたので、お見送りのときには「来年も私も会いたいな。でも五明さんは絶対だし、サキちゃんもめちゃくちゃ入りたがってたし、じゃんけんかな。。。」と真剣に苦悩しました。 2度目! この年は、ママさんから「赤ちゃんの時と同じように、くまさんと撮ってほしい」というご希望を頂いてました。それは、“これまで”と“今”、そして“これから”にも愛情を感じるご希望でした。 3度目 2020年になり3度目の再会をさせて頂いたわけですが、慶ちゃんの成長にびっくりしました。シンプルに身長が高い!大きい!声が低い…!衣装も160なの…⁈1年でこんなに変わるものなのかと、本当にびっくりしました。思わず「慶ちゃん伸びたね~!!」と一言目で声かけると、「うん、それみんなに言われる~」といつも通り飄々と答えてくれました。見た目がだいぶお兄さんになっていたため、ホリゾントで転がる姿や、話し方などいつも通りの「可愛い」を見つけて安心しました(笑) 私たちは割と日常的に慶ちゃんの話をします。たぶん1か月に1度は「慶ちゃん」という言葉を口にしているんじゃないかなと思います(笑) それくらい可愛いのです。そのため撮影時はいつでも待ちに待った瞬間なので、楽しくて仕方ないのです。あと、パパさんも素直な慶ちゃんが可愛くて仕方ないんだろうな、とも思いました(笑)その後はひたすらいつも通りのイメージの「動く」「元気!」な慶ちゃんを撮りました。 カジュアル衣装に着替えてからは、今度はかっこよく、大きくなった慶ちゃんを撮ろうと決めました。背中を大きく、大人の人みたいに。今年は慶ちゃんを気遣って、あまり撮影を覗かずにいて下さっていたママさんとパパさん。そんなところにも、慶ちゃんのご成長と、ご家族皆さんが尊重し合っているということを感じます。撮影終わりに「来年までライフスタジオに来る」と慶ちゃんがママさんと約束してくれたことを聞いて、嬉しくなる一方で、やっぱりその後は難しいかもしれないんだと寂しくなる自分がいました。 「いつか、スタジオで会えなくなるかも。」 寂しいけど、それって普通のことなのです。何ならまっすぐに成長されているのがわかる、嬉しいことなのです。 自分なりに、ぐるぐる考えてみました。会えなくなるのは確かに寂しいけど、成長は嬉しい。どんなお兄さんになっていくのかは、楽しみで仕方ないです。寂しいのは、会わない期間で「関係が途切れてしまうんじゃないか」ということでした。 関係さえ途切れなければ、例えば慶ちゃんが成人を迎えた時、はたまた結婚して子供も生まれた時、スタジオに来てくれるかもしれません。(その時私が何歳で、ここにいるかどうかは、また別の話です(笑)) だから、私にできるのは、来年でもそれ以降でも慶ちゃんが写真を撮りに来てくれた時に、“今まで”も“これから”も全て含んだ写真を撮れるような努力をしていくこと。そして、ご家族の宝物になったらいいな、その写真を見た未来の慶ちゃんが、「このときの俺、良い感じじゃん。」「恥ずかしかったけど、悪くないな。」と思ってくれたらいいな、と思います。言葉で浮かばなくとも、写真を見て明るい気持ちになってくれたらいいな。 もちろん今までの写真もそうであったらな、と思います。どんなに時間が経っても、「あ~!こんとき恥ずかしかったんだよな~!」となりそうな心当たりもありますが。。。笑 これから とりあえず私は、慶ちゃんファミリーに毎年 年賀状を送ろうと思います。そして、ママさんパパさんが大切に想うご家族の時間を、優しい慶ちゃんを、一緒に大切に残せるように真摯に写真に向き合っていきたいと思います。このご家族は私にとって【関係を続けていきたいご家族】であり、【写真を撮る理由と大切さを考えさせてくれるご家族】です。 どれだけ時間が経っても、ご家族の記録がずっと続いて行けばいいな、出来れば見守らせてもらえたらいいな、と思います。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
一歩踏み出す勇気 [ライフスタジオ横浜青葉店 Kobayashi Kaori] -170
2021/10/15
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一歩踏み出す勇気 (for Ooi Family) 元気いっぱい、名前を呼んでくれる、彼らとはもう何度撮影を一緒にしているだろう。子どもたちが成長するとともに、自分ももっと成長しなくてはと、いつもいつも感じます。 撮影をご一緒するうえで、自分の役割は変われど、いつだって大切に思う気持ちは変わりません。 いつだって全力で出迎えます。 一つの出逢いをしっかり結ぶために、「また会いましょう」につなげていくために、まずは自分の気持ちに正直に行動していくことが大事だと教えてくれた、ご家族のお話をしたいと思います。 History ↑かごにはいっちゃう小ささ(笑)かわいすぎる!!! そして一生懸命撮影を頑張ってくれるひろくんの一挙一動にもうメロメロ。撮影が楽しくて、ひろくんが可愛くて仕方がなくて、勝手に、次回も絶対撮影入りたい!と思っていました。 そして、3歳のバースデーがやってきました。 谷津さんカメラマン指名で予約が入ったのを、見逃さず。 「谷津さん・・・!一緒に入ってもいいですか・・・?」 「お~一緒に入ろう~」 そんなやりとりをして、谷津さんに便乗させてもらい(笑)また再会を果たしました。 なんと、ひろくんに弟が誕生していました! その次の年、青葉店でのお正月イベントにご家族をご招待することに! その当時、指名をもらっていた谷津さんは別の店舗のスタッフだったため、そのイベントにはいなかったのですが、「私が会いたいから、うん、呼ぼう!呼びたい!」ということで、お誘いさせて頂き、またまた、楽しい時間をご一緒出来ました。 そんなこんな、賑やかな毎年。 2017年の撮影を最後に、谷津さんはライフスタジオを卒業することになり、私が撮影を引き継ぐことになりました。最初は谷津さんの撮影や写真が好きでご指名頂いていたFamilyだったので、それはもうプレッシャーが凄かったのですが、私が谷津さんの分も、まだまだ子供たちの成長やご家族の思い出をしっかりと残していきたい!と強く決意し、今に至ります。 今でも毎年賑やかな撮影で再会。 最初に出会った頃は、あんなにも小さかった二人。今やもう元気いっぱいで、元気いっぱい過ぎて(笑)もう毎回汗だく(笑) でも、ふと見せる表情がすでに大人っぽかったり、話をしていて感じる成長や、マイブームの移り変わりに、一緒に成長を見守ってきた私は、いままでのことを振り返ったりなんてして、毎回ジーンとしてしまいます。完全に親戚のおばちゃん化しています。 そして今年、ママさんからこんな嬉しいサプライズプレゼントがありました!!スタッフマスク!!!そして、 らいふくんのマスク!!!(ママに聞かれて、らいふくんの顔幅を、初めてはかりました。笑) 「ひと笑いしてもらえたらと思って^^」と、手がみを添えてありました。嬉しすぎて、さっそくマスクを着けて今年の撮影に入らせてもらいました!! 今でも思うのは、二回目の再会で、「一緒に入らせてほしい!」とお願いしてよかった!ということや、勇気を出してイベントに誘ったことなど、色んな場面で一歩踏み出したことで、今の関係があるのかもしれない、と思います。こうして関係を続けてきたこと、これからも続いて行く事、本当に嬉しく思います。 Important thing 「継続した関係は、まずは自分から踏み出さなくてはいけない」 色んなきっかけがあります。それにしっかりとアンテナを張って踏み出すことで、繋がりは生まれます。最初は、また会いたいな、谷津さん指名いいな~、一緒に入っても良いかな~、みたいなところからスタートして。いつしか、「こばちゃんも、一緒に」と名前を呼んでもらえる様になり。今はファインダー越しに、Familyの記録を、思い出を残すお手伝いをさせてもらっています。 「またね」を繰り返し、約束を果たしてきた結果の「今」。時間が経つにつれて、その意味を、その何たる嬉しさをものすごく感じるようになっています。今まで書かせてもらったButterflyでも、「会いたいから、自分から」入らせてもらっているご家族がいますが、名前を呼ばれるのを待つのではなくて、ちゃんと自分の「また会いたい」という感情に正直に動いていこう、と思えた、最初のきっかけは、彼らFamilyだったようにも思います。 また秋にもお会いする予定です。お誕生日。また盛大に賑やかな撮影になることでしょう。また楽しい撮影が出来るように、しっかり体力蓄えて(笑)準備しておかなければと思います。 ここ数カ月、Butterflyを書く手が止まっていました。 でも、コロナの影響で店舗営業が出来なくなってしまったり、自分や周りの変化があったり、いろんな変化の渦の中で、この仕事を、ライフスタジオって何だろう、と考えることが多くありました。そしてライフスタジオという場所で、自分はどうあるべきなのか。 答がはっきりとある訳ではないけれど、それでもずっと大事にしてきたことは、これからも大事にしていきたいことは、関係を繋いでいく事で。その為には、やっぱりこうして、想いや考えを書いたり、伝えたりしていくことが、 「ライフスタジオ」という物を体現していくのではないかと、改めて思いました。 色んな考えがあると思いますが、ライフスタジオは、やっぱり、何がいいかって、人と人が作り出す、関係や、時間や、それら諸々。「魅力」なのだと思います。 ここからまた、自分の思いと向き合い、相手の思いと向き合い、「伝えていく事」をスタートさせていきたいと思います。 「彼らへの一歩が、今の私に繋がっている」 殻を破り、一歩踏み出させてくれるきっかけをつくってくれた、大切なファミリーです。 また会える日を、楽しみにしています。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
泣いて笑って泣いた物語 [ライフスタジオ仙台店 Chiba Yoshihiro] -169
2021/10/4
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泣いて笑って泣いた物語 (for Sato Family) 私が仙台に来て濃い時間を過ごしたファミリーです。 きっかけはブランチ仙台×ライフスタジオの撮影イベントで来てくださり、その後ご予約をいただき、地域コミュニティ「ブランチカレー部」でも一緒というほぼ毎月会っていました。スタジオのご近所に住んでいることもありふとしたタイミングでばったりなんてこともあったのです。 ※ブランチカレー部:カレーをみんなで作りみんなでカレーを味わうブランチ仙台で定期的に行われているコミュニティ。千葉は副部長やってます。 さてそんな佐藤ファミリー、私とアサヒ君との関わりの一覧をご覧ください。 この日はカレーを振舞うことしかできませんでした。 以上が時系列で見る私とあさひ君の関係です。 突然関東から仙台にきた聞いたこともない写真館「ライフスタジオ」の最初のイベントに参加してくださり、小さな地域のコミュニティ「ブランチカレー部」で一緒になり普段撮影しているご家族さまとはまた違った関わり方もしたゆえに特別な存在でした。 きっかけは小さなことからですが過ごす時間が重なると大切な存在になります。そう強く感じました。 私は会うた度に写真を撮るかカレーを用意するくらいしかしていないけど積み重ねた結果私に心を開いてくれました。それだけあさひ君が成長した証拠でもあるし、私の粘り勝ちということでもあります。 そして初めて会った日に被っていた帽子を最後の日に被っていた姿を見ると大きくなったなあと感じます。 はじめはあんなに笑っていた 。3回目はこれでもかって程不機嫌で泣いてしまうシーンも。それ以降はずっと不審な目線で私をみていました。年が明け歩くようになったあさひ君は笑いながら私のもとに歩いてきてくれた。 日本最後の撮影は抱っこを求めるように来てくれた 。そして韓国へ !遠く離れてしまいますがまた会ったときは思いっきり抱っこしたいです! またいつか仙台で待っているから!!! あーちゃんにまた会える日まで!! 忘れてほしくないそんな気持ちを込めて、日本タクシーのトミカをプレゼントしました。 そして別れ際に一緒に写真を撮りました。 ママさん撮っていただきありがとうございました。 また日本に帰ってきた際には撮りにきますと言ってくださいました。 いつの日か、あさひ君の成長ぶりも見たいし、私も成長して待っています。 [笑って泣いて笑った物語]私にとっての佐藤ファミリーとの思い出をそういう言葉で表します。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
Kizaki Family [ライフスタジオ所沢店 Takagawa Natsuko] -168
2021/9/24
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Kizaki Family この「可愛くて仕方ないっ」という気持ちをどうやってまとめたら良いんだろう?と、ずーっと悩んでいます。笑まとめる自信はないけれど、ひとまず書いてみます。ここまでは、普通に可愛くて楽しい撮影でした。しかし、撮影後のモニタールームで、私にとってきっと一生忘れられない出来事が起こるのです。 カメラマンで、はるやつきとコミュニケーションがあまり取れてなかった私は、嫌がるはるを後ろからぎゅーっと抱きしめてました。笑すると、はるがじたばたしながら「やだやだ!きらい!あっちのお姉さん(こばちゃん)の方が好きなの!!」と私を振り払いました。 本当に大ショックでした。笑 すぐさま「何でよ〜」と笑顔でまたちょっかいをかけましたが、泣きそうなくらい本当にショックでした。笑 その後、「なっちゃん折り紙ちょうだいよー!」と折り紙を欲しがるはるに、「なっちゃんのこと好きって言わなきゃあげない〜」と大人気ない返事をする私。とは言いつつも、もちろん渡そうとした瞬間、突然はるがクッションに顔を突っ伏したのです。そしてそのまま、 「…………ほんとは恥ずかしいだけなの。…ほんとはなっちゃんのこと大好きなの!」 また泣きそうになりました。 2018年で1番ときめいた瞬間でした。 「はる〜!!!」とまた後ろから抱きしめようとすると、「やだやだキライ!あっちのお姉さんの方が好きなの!!」とはるは振り払います。めっちゃ笑顔で。笑何だよ〜可愛すぎかよ〜。その後も満面の笑みで「なっちゃんシッシッ!」と手を払ってくるはるを、こばちゃんとママさんと私は微笑んで見つめるのでした。笑 2ヶ月後。再会は早く訪れました。もともと毎年ご家族写真を撮りにスタジオに足を運んでくださっていた木崎family。そのため前回から、この日を予約して下さっていました。 この日はご家族大集合!撮影空間にご案内すると、パパさんがそれまで抱っこしていたはるを下ろしながら「いや〜、今日までうるさかった〜。笑」と一言。ママさんにも聞くと、前回の撮影を終えてからずっと「こばちゃんとなっちゃんって人がいてね」「こばちゃんとなっちゃんのとこいつ行くの?!」とたくさん話してくれていたそう。笑お兄ちゃん、お姉ちゃんも頷いていました。笑 この日の撮影は、こばちゃんがカメラ、私がコーディネーターでした。皆さんとたくさんお話したかったため。。。笑 撮影はもちろん楽しく進みました。はるがやっぱりツンデレだったり、前回より弟の顔をしていたり、つきがマイペースで可愛かったり、ここちゃんがめちゃくちゃ女の子らしくて可愛かったり、ゆいとくんが優しくて素直だったり、家族全員で好きだというコナンの話をしたり。ご家族皆さんで話しているときが、本当に和気あいあいとしていて、仲の良さが伝わってきて素敵だなと思いました。また、皆さんと会いたい、絶対次も入る!と心に誓い、その日は終わりました。 そして1年後。 青葉店に木崎familyのご予約が、私とこばちゃん指名で入りました。しかもなんと、赤ちゃんが生まれて、7人家族になっているとのことでした。私もこばちゃんも楽しみで仕方ありませんでした。 当日、チャイムが鳴って玄関に迎えに行くと、 「あのねー、3歳になったんだよ~」と、言いながらつきがドアを開けて入って来てくれました。笑 「つきがしゃべってる!!大きくなってる!!!」 「こんにちは~」 「お久し振りです~!」 「3歳になったの~」 「僕も大きくなったよ!」 「大きくなってる!」 「あのね~」 「こばちゃーん!つきがしゃべってる~!!!」 「え~!あ、こんにちは~!」 一気ににぎやかになりました。笑 スタッフルームの前から玄関までの廊下を振り返るとご家族皆さんがいて、子どもたちはみんなしゃべってて、にぎやかで。何だかそのにぎやかさが、すっごく嬉しくて心地よくて。子どもの頃、親戚の家で年に一度集まった時の雰囲気に似てるな、なんて思っていました。将来、孫が出来たらこんな感じで帰ってきてくれるのかな、、、とすら思っていました。笑 あと、びっくりしたのは長男ゆいとくんのご成長…!去年までは4人で一緒に、わ~!っと2階に上がっていたのに、今年は大人と一緒に後からゆっくり上がっている姿に、何だかじーんと来るものがありました。 ***** 大好き過ぎて、ここまでエピソードを書き連ねてしまいましたが、ここからしっかり考えてみたいと思います。笑(もう少しお付き合いくださいね。笑) 私は、子どもたちのことだけではなく、ママさんパパさんを含めた木崎familyのことが大好きです。撮影前も、撮影中も、モニタールームでの時間も、楽しくて大好きです。最初に楽しいと感じたきっかけは何だっけな~、と振り返ると、一つ思い当たりました。それは、1番最初のはるのツンデレ、を見た後に、ママさんと目を見合わせて思わず笑いあったことでした。 ここまでの文章でお気付きかも知れませんが、私はけっこう一直線に可愛がってしまうタイプです。笑そのなかで、ママさんと思わず目を見合わせて笑ったこと、「見ました?今の」「かわいい~!」という思いを共有した瞬間が、楽しくて仕方なかったのです。私に「かっこいい~!」と言われたはるが口をとがらせて照れ隠ししてたときも、(声出して笑うとたぶん拗ねるので、大人は静かにニヤニヤするだけ。笑)つきのマイペースさが溢れたときも、笑モニタールームで沖縄旅行の話をして下さったときも、私たちと一緒に楽しんで下さるのです。 笑いあって「何それ可愛いですね~!」という思いを受け取ってもらえて、楽しいを共有し合えているような時間が嬉しくて、楽しくて。そんな気持ちが積み重なって、皆さんのことがより大好きになったんだと思います。そして、私の欲目かもしれませんが、そんな時間が積み重なってママさんたちもより一層楽しんで下さっているように思うのです。 私にとってこのご家族は【共有することの楽しさを教えてくださったご家族】です。 次にお会いしたときは、一緒に写真を撮りましょう!と約束をしました。これからも、ご家族の記録を一緒に残させていただければな、と思います。またお会いできることを楽しみにしています。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
約束は時に形を変えて [ライフスタジオ青山店 Kuroki Reiri] -167
2021/9/17
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約束は時に形を変えて (for G family) 撮影から、半年近くが経とうとしています。それでも、彼女との再会についてはまたこうして言葉にしたいな、と、ずっと思っていました。 次に会う時には一緒にラーメンを食べよう、と約束していた女の子。彼女と再会するまでに、その話を何度しただろうっていうくらい、楽しみにしていたラーメンの約束。しかし、紆余曲折を経た再会の時に、その約束は少しだけ形を変えました。約束した通りにはできないけど、だからやらない、ではなくて、その時にできるやり方で、ほんの少しのユーモアと、悪戯心を込めて。 * 彼女とのお話は、以前にもButterflyで書かせていただいています。 →Butterfly24 次の約束。 今回は、その続きの話。予約のお名前の中に、彼女の名前を見つけたのは、2019年の春のことでした。 「あの子が来る……!!!!」 「れいりさん、ここの最後の撮影枠で予約取ってくれてますよ」 「ラーメンどうしようか、出前にしようか、作ろうか」等々、私とsakiちゃんは盛り上がり、そのままわくわくと彼女との再会を待っていました。 が、しかし。 撮影日が近くなった頃、ご本人が体調を崩してしまって泣く泣くのキャンセルに。その後、再度予約を取り直すまでに(ママさん曰く)『お話ししたいネタがたくさんあって〜〜』と言うくらい、何だかご家族の間でも色々あったご様子(笑)しかし、予約を取り直してくださるその都度に、『黒木さんと中川さんに撮影をお願いできれば……』と書き添えてくださっていました。ふたりで揃って彼女との再会を果たしたのは、秋も深まる頃でした。 1年4ヶ月振りの再会。私たちにとっては、楽しみに待っていただけに『そんなに経ったっけ…??』というくらい、すぐにアクセスできる記憶なのですが、7歳の女の子にとってはそれなりに長い時間だったのでしょう。「お久し振りです〜〜〜!!!!」と飛び込んだホリゾントで、彼女は恥ずかしそうにパパさんの後ろに隠れてしまいました。 その代わり(?)、眩しいくらいの元気な笑顔で再会を喜んでくださるパパさん、ママさん。そして、話が盛り上がる中で、あっという間に本領を発揮し始める、7歳になった女の子。あどけなさが少し影を潜めて、背も伸びて、少しお姉さんになった印象で……ランドセルを背負う彼女の姿に、少しの寂しささえ感じてしまうくらいで、もっとやんちゃで、無邪気で、いたずらっ子だったのになあ……なんて、感慨深く思い返してみる訳ですが、撮影を進めていくと、安心しちゃうくらい彼女は彼女のままでした。さらさらの黒髪の美少女が、笑うとついつい、ゲヘゲヘしちゃう。何かを企んでいる時が良い表情。撮影は遊びの延長線上で、そこには楽しいことばっかりが転がっていて、彼女が拾い上げてくれるそういう『楽しいこと』を、私たちは一緒に投げ合いながら時間が進んでいきました。 そんな中、私は決してラーメンの約束を忘れてはいませんでした(笑)しかし、この時のご予約は、紆余曲折を経て取り直していただいたご予約だったので、1日の撮影の中で真ん中の撮影枠だったのです。当然、次の撮影の方もいらっしゃる関係上、そうそうラーメンを食べているわけにもいきません(さすがに)。勿論それは、パパさんママさんも、彼女自身もわかってくれていました。とは言え、待ちに待った再会で、この約束を反故にするのは私自身が納得できかねるところもあり。 メロンソーダをおごる約束だった男の子には、メロンソーダがなくてオロナミンCで手を打ってもらいました。 ピザパーティーをしよう、と約束しているご家族もいるので、彼らにも最終件で予約を取ってもらわないといけません。 B’zファンのご家族には、撮影中のBGMからモニターミュージックまでセレクションしてお出迎えしないといけないし。 赤ちゃんの頃に、20歳で成人するまで撮って欲しい、と言ってくれたご家族との撮影は、まだあと12年残っています。 小さくても、思いつきでも、大切な約束の数々。そういう約束が、未来に繋がっていくのでしょう。その小さな約束を守ろうとすることが、再会を願う私の姿勢。また会いましょう。その時には、こんなことをしましょう。そういう約束が、私と『あなた』をまた出会わせてくれる。 * 次の約束は、今度こそ本当にラーメンを食べることと、人生ゲームをすること。予約のお名前の中に彼女を見付けたら、私は自宅のクローゼットの中にある人生ゲームを引っ張り出して、3ヶ月先を楽しみに待つでしょう。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
人を、出会いを、大切にするために。[ライフスタジオ横浜青葉店 Kobayashi Kaori] -166
2021/9/10
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人を、出会いを、大切にするために(for K Family) 「ご無沙汰してます~!絶対こばちゃん入ってくれると思ってた^^」 玄関にお出迎えに言ったら、そう笑顔で言ってくださったママさん。うれしすぎる、第一声。私も会いたかったです!3年ぶりの再会でした。 History 翌年も、一緒のペアで撮影を入らせていただきました。2歳になった彼女は、戸惑いながらも一生懸命お話を聞いてくれて、緊張しながらもお願いしたことを頑張ってくれるスーパーな2歳さんでした。その可愛さに私もまなちゃんも大悶絶。笑そこから、3年・・・ 予約の名前を見て、すぐに顔が思い浮かびました。彼女は6歳になっていて、入学の記念の撮影。えー!入学―!!うそー!!!!えーーーー!!!!!店舗で叫びました。笑 頭の中の印象は赤ちゃんだったころの彼女。私は過去の写真を振り返りつつ、ウキウキが止まりません。 どんな女の子に成長しているだろう。でも、お久ぶりだし、もしかしたら覚えていないかな、どうかな、と思いつつ。そわそわと、当日を迎えました。 そして、当日。玄関先でママさんから、第一声、「こばちゃん絶対入ってくれると思ってた~^^」という言葉をもらい、もう胸がいっぱいの私。そして何より驚いたことは、今まで撮影に入ったスタッフのことをよく覚えていてくれることです。まなちゃんのこと、かおちゃんのこと、そして私のこと。「こばちゃん、全然変わらない~^^」なんて。いやいや、ママさんパパさんこそ、本当に変わらない。明るくて、優しくて、いつもにこにこ暖かい笑顔でお話ししてくださいます。 一緒に撮影の思い出を振り返っては、盛り上がり。いつも、すごい嬉しいなと思うのは、ママさんもパパさんも撮影を楽しんでとっても盛り上げてくださるのと、私たちのことをいっぱい褒めてくださること。^^ すごいな~! このタイミングでその言葉チョイス!さすがだな~! ライフスタジオ最高! など、いろいろ。笑 全部、言葉にして伝えてくださるのです。 そして、それは確実に彼女にも受け継がれており。撮影の流れで彼女にめがねをしてもらい、その時サキちゃんが「そのめがねかけると、こばちゃんはどんなふうに見える~?」と聞くと、「美人さん!」と言ってくれました(笑)まさか、6歳の女の子の言葉から「美人さん」が出てくるとは。そのほかにも、「さきちゃんも、こばちゃんも、大好き~」と言ってくれたり。 なんというか、もう身に余りまくるほど、うれしい言葉をたくさん言ってくれるのです。一緒に過ごす、その時間丸ごと。愛おしくて、優しい時間。そんな言葉がぴったりはまる。再会して、またこうして家族の大切な時間をご一緒させてもらい、とてもとてもうれしかったです。 はじめて会った時から、5年がたっていても、そんな風に感じないのは、なんでだろうと考えました。すぐにわかりました。この出会いを、お互いに大事にしていることが、伝わるからだと思いました。 パパさん、ママさんから、言葉にしてくださったこと。本当にうれしくて、この再会や、感情を、ちゃんと文章にしたい、と思いました。 また会えて、うれしかったです。 覚えててもらえて、うれしかったです。 言葉のひとつひとつが、私の力に、支えになります。 「また会いたい」そう言い合えることが、とても幸せです。 さきちゃんや、かおちゃん、青葉のスタッフとともに、また待ってますね。 帰り際最後にパパさん、ママさんにブログに書かせてもらうことをお願いすると、快くOKしてくださいました^^本当に、ありがとうございます!!!! Important thing 今、お店は休業をしています。静まり返ったスタジオは、何だか本当に不思議で、寂しくて。 毎日、たくさんのファミリーに、こどもたちに出会って。 話して、触れ合って、遊んで。 笑って、笑って、いっぱい笑って。 うれしい、とか。たのしい、とか。愛おしい、とか。 感情をたくさんもらって。 そんな日常が、本当にかけがえのない幸せな日常だったな、と感じています。今やるべきことはたくさんあります。今を大事にしなければ、その先の未来がまた遠くなってしまう。だからこそ、未来のためにも、今やるべきことにちゃんと向き合っていこう、と思います。 こうして、文章を書くことも私たちのやるべきことの一つです。面と向かって相手に伝えたり、コミュニケーションを取ることももちろん大事だけれど。それだけが手段ではなくて。こうして言葉を文章で残したり、届けたり。どんな場面でも、方法でも、大事なことは、「向き合う・考える・言葉にする・行動する」こと。それを、どんなことにおいても「とめない」こと。 再会した時のうれしい気持ちや、もらった言葉や、それに対して自分がどう感じたのかとか。それを考えれば考えるほど、人との出会いというものが本当にかけがえがなくて。再会も本当に当たり前ではなくて。誰かと一緒に思い出を共有したり、感情を共有したり、そういった日々がとっても自分のやりがいや、支えでもあり、すごく大事だと感じます。 出会いを振り返れば、「また会いたい」であふれています。その「また」のための、今、この時間を過ごしていかなければ、と思います。 パパさん、ママさん、そして彼女のように。人を大切にできる言葉で、思いをちゃんと伝えていけるような人になりたいと思います。 【人を、出会いを、大切にするために必要なことを教えてくれたファミリー】 また、会える日を楽しみにしています。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
こんな時だからこそ。[ライフスタジオ青山店 Kuroki Reiri] -165
2021/9/6
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こんな時だからこそ。(for S Family) 『撮影検討中』と書かれたお客様情報のメモと、自分で書いた『黒木撮影入りたい』のメモを見ながら、少し複雑な心持ちで、その時を待っていました。2018年の春に撮影を担当させてもらって以来、今年3回目の再会となる、ご家族との話です。 今回は、世界的に蔓延している新型肺炎の流行によって、商業写真館である私たちの撮影においても、何の不安もないとは言い切れない状況が続いていました。予約していただいた日の前日に、ママさんから撮影をするか少し迷っている、というご相談の連絡があったと聞いた時、「そりゃそうだよな」と思ったのを覚えています。 私たちにできる最大限のことはしながらも、目に見えないウィルスを完全遮断することの難しさはわかりきっていて、お客様にも一定の同意を得た上で撮影をしていました。ご不安な方はお振替やキャンセルの対応をさせていただいていて、ライフスタジオとしても営業を続けていくことに葛藤が伴う時期でもありました。 しかし結局、その日、私たちは再会を果たしました。 お腹が捩れる程の大笑いが伴う時間。楽しくて楽しくて、ひたすら楽しかった撮影。私が、ライフスタジオで撮影をしている、その意味と理由を、再確認させてもらえた撮影でした。 * 前述の通り、彼らと初めてお会いしたのは2018年の春のこと。 賑やかな男子3兄弟は、そりゃあもうふざけまくっていました。長男はそこそこ思春期に差し掛かろうかというところで、できればちょっと澄ましていたいのに、ふざけまくる弟たちのせいでついつい笑ってしまうし、弟たちはとにかく当時流行のお笑い芸人のネタを繰り出してはスタッフを大爆笑させて誇らしげだし。 この時の撮影の中で生まれた写真たちは、横浜青葉店のLifebookのサンプルになったり、私の写真分析としてUPされたり、後々には青葉店のHPでの、家族写真Galleryのバナー写真になったりもしました。 * その翌年。 私は、再び彼らと対峙することになります。 前回の経験を活かして、この時はそれぞれのソロ写真から撮り始めてみたものの、結局兄弟写真と家族写真でふざけまくる男子たち。しかも、撮影後半でボルテージが上がりまくっているので尚のことふざける。ふざけ倒す。 ママさんからは、2018年の写真分析へのコメントやライフスタジオのインスタイベントへの参加を通して、度々その胸中を教えてもらうことができました。 私たちにとって、『写真を撮る』ということは日々の仕事でもあり、毎日のことでもあります。しかし、毎日の1件1件ごとに、そのそれぞれのご家族ごとに、『写真を撮る』ということに求められている想いが、確かにあります。それこそふざけん坊ズな男子たちを追い回しながら、家族の日常は忙しなく、慌ただしく過ぎていくのでしょう。そんな日々の中で、年に1回の撮影に『何』を求めて来てくださっているのかを、私たちは知っていなければならないと、思っています。 『子どもたちが増えて大きくなるにつれて、個人の写真、家族写真なんて日常に追われて全く残せていない我が家なので、こちらに1年に1回必ず撮影に伺うことにしました』(写真分析へのコメントより抜粋) 『この写真を見ると、普段余裕のない母の気持ちもほっこり。子どもたちも成長していく中で、いつまで家族写真が撮れるかなぁと思いますが、この写真を超える瞬間をまた楽しみに今後もよろしくお願いします!』(インスタイベントでのキャプションより抜粋) ママさんのこれらの言葉は、私がカメラを持つ手に、ファインダーを覗く目に、ふざけまくりの男子たちの耳に届くように声を張り上げる腹の底に、奮い立つものを与えてくれます。彼らのふざけっぷりを、得意げな笑顔を、ふとした瞬間の気配を、表情を、空気感を、隣り合う家族の体温さえも、思い出せるように記録したい。そうできる技術はまだまだ足りないけれど、そうしなければいけないし、そうできるようになりたい。 年に1回の、貴重な機会であるのは、撮影者にとっても同じだと、そう思わせてくれました。 * 2020年、3回目となる今年の再会は、本当に悩ましいところではありました。しかし、こんな時だからこそ、求めてもらえるのであれば全力で応じようと思っていました。一般的には、写真撮影は生活に必需なものではなく、見送ることもできるというのは重々に承知しています。決して、お客様に無理に来てもらうこともしません。でも、それでも『今、撮りたい』と望まれたのであれば、写真を生業とする者の端くれとして、求められた価値を提供したいという想いはありました。 いつかこの先、何年後かに、家族みんなで笑い合いながら写真を見返す日の為に。そんな未来に振り返れる『今』を残すことが、『写真を撮ること』の何よりの意味と価値だと、そう信じています。 結果的に、彼らはその日、やってきました。 サッカーボールを携えて、いつもと変わらないふざけっぷりで(いやむしろ年々パワーアップしてやしないか…?)、全然ひとの話を聞かない感じで、各々勝手に椅子を持って来たりひっくり返ったりしながら、撮影は幕を開けました。パパさんママさんは相変わらず大爆笑で、私とsakiちゃんはひーひー言いながら何とかかんとかまとめようと必死で、あっという間に時間は過ぎていきました。 「敢えて言わなかったけど、クロちゃんで良かった。もう、こんなにおふざけな撮影でも、クロちゃんならもう知っててくれてるから」と、ママさんは笑って仰ってくれました。ええ、十分に存じ上げております。そして、安心してください。ふざけん坊ズな彼らの記録を、10年後、20年後の家族団欒の場までお届けするのが、私の役目だと思っていますから。そういう写真を1枚でも多く残したくて、私はライフスタジオにいます。 【わたしがライフスタジオで写真を撮る、その理由】。 年に1回の貴重な機会をご一緒して、その時の楽しさを、ふざけっぷりを、その現場の熱量を、家族の空気感を、ありったけ写真に込めて記録する。そういう撮影をしたい。これからも、そうしていきたい。 * あの日から少し経って、事態は少しずつ変化して、今はライフスタジオも一部臨時休業という措置を取らせていただいています。いつも通り、の日々のありがたさを痛感している毎日ですが、笑い声の溢れるあの撮影空間に戻る為に、今はこうして自分の中の理由や、写真の意味や価値について、改めて考えています。 生活に必需ではないけれど、ひとの心に温かいものを灯してくれるのが『写真』です。今を越えたら、きっとまた、みんなで笑い転げながら撮影する日々が戻って来ます。また来年も、あのふざけん坊ズたちに対峙する、その日の為に。その先にある、いつか遠い未来での、家族みんなで写真を見返す日の為に。写真を撮り続ける、その理由は、いつだってカメラの前にいてくれるそのひとたちに、あります。 こんな時だからこそ、ふざけん坊ズたちの写真が愛しくて、仕方ないのです。 ライフファミリー 「あなたに会えてよかった」 これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。 このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。 【ライフファミリーの一覧に戻る】
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