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積み重ねてきたライフスタジオでの撮影、10年間成長を記録してきたご家族との今そしてこれから [ライフスタジオ青山店 Kuroki Reiri] -175

投稿日:2021/11/30     更新日:2021/11/30

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ライフスタジオで10年目を迎えたカメラマン。出会った大切な家族との思い出と家族への想いをご紹介します。ライフスタジオではただのフォトスタジオとしてお客様とスタッフという関係で接しているのではなく、それを超えた関係が多く存在しています。カメラマンとして、いちスタッフとして出会った出会いかもしれませんが、いつしかご家族がかけがえのない存在に。人生に寄り添うカメラマンの姿とは、そういう姿なのかもしれません。
 

積み重ねてきたライフスタジオでの撮影の数々


2011年にライフスタジオに入社した私は、今年の夏で入社10年を迎えました。そして、ありがたいことに、入社当時に撮影を通して出会ったお客様とのご縁が、今だに続いていたりもします。フォトスタジオでの10年という節目と言うか、ちょっと当時は想像もしなかった時間の経過というか、そういうものが今年はより胸に迫る再会が多いのです。
 

初めての出会いはお兄ちゃんの3歳の七五三撮影


OuriとYuumi。彼らとの再会も、そうでした。
初めての出会いは、私の最初の所属であった今は無きライフスタジオ浦安店。まだ研修期間が終わったばかりの、ぺーぺーの私が撮影のコーディネーターで入らせてもらった、Ouriの3歳七五三撮影が最初の出会いでした。そこから、妹のYuumiが生まれ、鉄壁の繊細ガールがゲラゲラゲラ子ちゃんに変貌し、兄妹揃ってずっと大爆笑しながら変顔を繰り出しまくる撮影が恒例となりました。


成長を感じさせてくれる毎年恒例の誕生日記念撮影


毎年、秋が始まる気配を感じる頃にYuumiの誕生日記念の撮影をして、年の瀬の気配を感じる頃にOuriの誕生日記念を撮影していました。年に2回のその撮影が、1年の締めくくりに向けての私のルーティーンのようなもので、Ouriの撮影を終えた頃に「今年も終わるなあ……」と来るべき師走に向けてのラストスパートを意識するのが常でした。 でも、10歳を迎えた頃から、Ouriの誕生日記念撮影はなくなりました。年に2回の撮影から、1回へ。その変化は少し寂しく、とは言えそれもまた成長を感じる一面でもあり、改めて年に1回のその時間を大切に、大切に過ごすようになりました。
 

ライフスタジオで出会ってから10年目の今年、2021年


Ouriは13歳を迎えようとしていて、Yuumiは気が付けば9歳になっていました。今年は、初めてのライフスタジオ青山店での撮影でした。お兄ちゃんの3歳の七五三撮影から、ハーフ成人式の10歳の年も超え、撮影に来てくれる家族。小さい時から大きく成長した変化を近くで一緒に感じてきました。
Yuumiは女の子だからか、まだまだ撮影を楽しんでくれている様子。そしてOuriは、明らかに思春期に片足を突っ込んでいました(笑)。

「おおぉぉい!!おうちゃん!!!!くろきだよぉぉぅ!!!!!」とウザめに絡むと、苦笑いしながら目線を逸らされました(そりゃそうだ)。毎年めちゃくちゃふざけまくっていた兄妹の姿を思い浮かべ、なんとなく分別がついてきてしまった目の前の彼の姿を眺め、10年という時間がもたらす子どもの成長についてしみじみと、本当にしみじみと感慨深く、息をついたものでした。

「おうちゃんにもいつか思春期が来るんですかねえ」「想像もつかないわぁ」なんて言ってた数年前が思い起こされます。思春期は、来ました。そりゃそうだ、そういうものだ。ひとの成長を10年も見守らせてもらっていながら、そのひとがいつまで経っても無邪気なままだったら、それはそれで心配かも知れない。しかも、男の子だし。

とは言え、少し気まずそうに、ぎこちなさそうにはするものの、Ouriからは刺々しい拒絶の雰囲気は感じませんでした。10年間、ライフスタジオで撮影をしながら、それなりに色んな思春期の少年少女たちを見詰めてきた経験上、本当に本気で拒絶の雰囲気が出ている子にも出会ったことがありますが、10年の付き合いはそこまでの拒絶には至らないところでまだ私たちの関係性を繋いでくれていました。
 

私にとっては、ふたりはかけがえのない存在


親でも先生でもない、親族でもない、ただの写真館の、たまたま担当したスタッフです。それこそ、OuriやYuumiにとっては私って何なんでしょう(笑)。でも、私にとっては、ふたりはかけがえのない人なのです。思春期になろうと、ちょっと気まずそうでも、ひょっとしたらあと数年で撮影に来てくれなくなるかも知れなくても、それさえ成長だと喜べるくらいの、大切なふたり。

この10年を、ライフスタジオという場所で一緒に笑い合ってきたふたり。また会おう、その約束が、私を10年も現場に居させてくれました。自分の置かれた状況が、環境が、どれだけ変わっても、自信がなくなっても、どんな時でも、秋になったらふたりに会って写真を撮る、という約束が、私の道標になってくれていた10年間でした。

青山店はライフスタジオの1号店で、私たちが初めて出会った浦安店を思い起こさせるようなインテリアが1箇所だけ残っています。そこにOuriがいることが、私にとってこの10年を物語るような1シーンでした。無邪気に笑っていた、ふざけまくっていた男の子は、今となってはぎこちなく、それでも私のカメラの前にいてくれました。小さくて華奢で繊細だった人見知りの女の子は、そんな兄を少し茶化しながら撮影を楽しんでくれるようになりました。


10年という時間。まさか、こんなに長い間あなたたちを見詰めさせてもらえるなんて、思ってもみなかった。
その変化と成長を見詰めさせてもらった10年間。あなたたちとの10年間。
(
撮影:ライフスタジオ青山店 Photograper:黒木玲理)

 

たまたま担当した写真館のスタッフである私のちょっと重ための想いなんて、あなたたちはまだ知らなくても良いと思います(笑)。でも、どうかこれからも、年に1回の写真撮影くらい付き合ってやるか、と思ってもらえたら、嬉しいです。毎年会ってるあの人に会ってやるか、くらいの感じで来てくれたらもう、充分です。

【思春期さえも受け入れられる関係性】。

10年経って、私たちはそんな感じになって、そしてこの先は正直どうなっていくかはわかりません。それでも何となく、Ouriに背を抜かれて悔しがる自分の姿が目に見えるようで、きっとそんな瞬間があと数年でやってくるように思います。少なくとも、その頃までは、まだ私に写真を撮らせてくれるんじゃないかなと、思っています。

…と、思っていたら、何気なくママさんは言ってくれました。
「成人までは、ねえ?」
その言葉に、Ouriは少しめんどくさそうに、でも満更でもなさそうに、笑いました。

私がそもそも飲めないけれど、いつか、お酒を酌み交わせる日が来るかも知れない。
そんな日に向けて、私はまた撮り続けることができます。

まだまだ、よろしくね。来年もここで、待っています。

 

ライフファミリー


「あなたに会えてよかった」
これはお客様と私たちとの宝物のような出会いの記録。

このかけがえのない関係がこれからも続くように願いを込めた、私たちからのラブレターです。


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