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所沢店
7つの習慣を読んで②
投稿日:2020/5/20
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はい、第2弾です。ですがまだ7つの習慣の1つ目にも辿り着いていません。
今読んで理解しようとしているのはあくまで心構え、根っこの部分。
すでに私の「なるほどパラメーター」と「心が痛いパラメーター」はスカウターで見るとフリーザー並に上がっていますが今回も張り切って行きまっしょい!
習慣の定義
『習慣の引力は、あなたが行きたい場所に行くのを妨げているかもしれない』
これはまたしても「わかる〜・・・」となってしまいました。非常に、身に、覚えがある。
「こうやったほうがいいんだろうな」とか、「多分自分が間違ってるんだろうな」とか、頭のどっかでわかっているけどやめられなかったり、違う選択ができなかったりすることって今までに何度もありました。
それはきっと本書で言うところの「正しい習慣が身についてないから」であったり、「原則(考えの根っこの部分)」に原因があったのでしょう。
しかしながら著者はこうも言っています。
『とてつもない力であるからこそ、習慣の引力も効果的に使えば、人生に効果性をもたらすために必要なバランスと秩序を生み出せるのだ』
と、なると必要なのは習慣に対する理解ですね。そも私にはきっとそこが欠けている気がする。
本書では以下の3つが交わる部分を習慣と定義しています。
・知識:何をするのか、なぜをそれをするのか
・スキル:どうやってするのか
・意欲:それをしたいという気持ち(動機)
知識があっても、そのためのスキルがあっても、自分にそれをする意欲がなければ習慣として身につくはずもない。ということですね。
先日所沢店で討論を行った際にも少し出てきた、「人にやらされていると思うか、自分でやりたいと思うか」に似ている気もします。
でも、これって実は結構難しいと思うんですよ。
上記3つ全てを機能させることが難しい、ということではなく、例えばこれと違う形が自分に習慣として身についていたとして、それを変えて行くことがとても難しいことなのではないかと私は思うんです。
言ってることはわかるし自分が変わらなきゃいけないのもわかる、でもじゃあ実際にはどうしたらいいのよ。みたいな。
そしたらやっぱりここでもちゃんと書いてありました。
『自分のあり方/見方を変えてみなさい』って。
『自分のあり方/見方を変えることは、上向きのプロセスである』
『あり方を変えることによって見方が変わり、見方が変われば、さらにあり方が変わる』
なるほどこれならわかりやすい!以前にも出てきたインサイドアウトってやつですね。
これを繰り返すことで螺旋を描きながら上へ上へと成長していく。
そうすることによって、自分の古いパラダイム・習慣を断ち切ることができ、個人としての効果性、人間関係の効果性の新しいレベルに到達できるという。
は〜〜、まとめて見るととっても難しく思えてしまうのだけど、一つひとつ解決していくとちゃんと腹に落ちるのがこの本のすごいところだと思う。
成長の連続体
『7つの習慣は、断片的な行動規範を寄せ集めたものではない』
『成長という自然の法則に従い、連続する段階を踏んで、人間関係の効果性を高めて行く統合的なアプローチである』
『依存から自立へ、そして相互依存へと至る「成長の連続体」を導くプロセスである』
この本はHowTo本ではありませんよ、と。私もすぐにHowTo求めちゃうからな・・・。
ていうか、こういう本は大体がHowTo本だと思っていた偏見ありましたほんとすいません。
で、気になる言葉が出てきましたね。以下にまとめます。
【依存<自立<相互依存】
・依存=他者→アウトサイドイン
・自立=私→インサイドアウト
・相互依存=「私たち」=お互いの能力を合わせて結果を出す
依存状態にある人は、望む結果を得るために他社に頼らなくてはならない。
自立状態にある人は、自分の力で望む結果を得られる。
相互依存状態にある人は、自分の努力と他者の努力を合わせて、最大限の成功を手にする。
これを読み始めたところで、「えー!自立が一番上じゃなかったのー!?」と思ったもんですが、読んでくうちにやっぱり「あ、そりゃそうよね」とすぐ理解。
単純に、自分一人でできることなんてたかが知れていて、他の誰かと力を合わせた方が何倍にも強いに決まってる。
カメラマンとコーディネーターの関係に置き換えると私は少しわかりやすいですね。
簡単に言ってしまえば、カメラマンだけ頑張ったところでいい撮影にはならないし、コーディネーターだけ頑張ったところでいい撮影にはならないと私は思っています。
いい写真が撮れなかったのはコーディネーターのせいだ、と考えるのも違うと思いますし、いい写真が撮れていないのはカメラマンのせいだ、と考えるのも甚だお門違いだと思う。
自分の思い通りにならないという被害者意識は内的な依存心ではなく、外的な要因に依存しているからでしょう。
だから、まずは自分に矢印向けようぜ、と。
自分の責任だ、自分で選択をして結果を出すんだ、と。これがここでいう「自立」とインサイドアウト。
でもね、多分、カメラマンとコーディネーターが2人とも「相互依存」の考えに達していたら、自立状態の時よりももっといい撮影になるんだと思うんですよね。
『相互依存の段階に達した人は、他者と深く有意義な関係を築き、他の人々が持つ莫大な能力と可能性を生かすことができる』
これを互いに持っていたら、すごく素敵なものが生まれると思う。
なんか余談なんですけど、これONE PIECEのルフィみたいだなって思ったの私だけですかね?私だけですかね。すいません。
アーロン戦のところのさ・・・、俺にはできないことがたくさんあるから仲間に助けてもらわなきゃ生きていけねぇんだけど、でも俺はお前に勝てるよ的なところ・・・。
ルフィは自分にできないこととできることをちゃんと理解していて、仲間もそれを理解していて、だからこそ力を合わせて一つのことに立ち向かうっていうさ・・・。
麦わらの一味は相互依存の関係なのかな・・・って・・・。
・依存から自立へ成長するためには人格の成長に不可欠な私的成功をもたらす習慣(自制)が必要
公的成功(社会的に認められること)よりも先に私的成功(人格の形成)を成さねばなりませんよ、と。
この「自制」をテーマにしたのが第1、第2、第3の習慣。
相互依存の土台の上に個々人の個性を生かした公的成功を築いて行くことが第4、第5、第6の習慣。
そして、第7の習慣は「最新再生」。成長という上向きの螺旋を生み出す継続的改善。
あ、これ最初に戻る感じがしますね。
「人格は繰り返し行うことの集大成である。」
んんんんん、全ては繋がっている・・・。
効果性の定義
『7つの習慣は、効果性を高めるための習慣である。』
まず効果性とはなんぞと。簡単に言ってしまえば「長期にわたり高い効果をあげることのできる能力」(で、合ってるんかな)。
そして真の効果性は二つの要素で成り立っている、と。
一つは成果、二つ目はその成果を生み出すための資産あるいは能力。この二つのバランスがとれて初めて効果的なのだと。
著者はこれを「P/PCバランス」と名付けています。
Pは成果(Production)、すなわち望む結果を意味し、PCは成果を生み出す能力(Production Capability)を意味する。
むむむ、また難しそうな言葉が出てきた。
よく言う、典型的なブラック企業ってやつに当てはめるとわかりやすいかもですね。
売り上げをP(成果)として、従業員をPC(成果を生み出す能力)とする。
会社は売り上げを上げるためにどうバランスをとるのか。
「売り上げを伸ばすためにとにかく働くんだ!やる気がないなら辞めてしまえ!」
なんて言ったら本当にやめますよね、多分。
P(売り上げ)だけを追求したら顧客や社員との関係が崩れる。かと言って、逆にPC(従業員)だけに力を入れてもいけない。著者はこれを「寿命が10年伸びるからといって毎日3〜4時間ジョギングするようなもので、伸びた寿命の10年間をジョギングに費やす計算になることに気づいていない」と揶揄しています。
これって、従業員側から考えても面白いですよね。
例えばP(成果)を賃金アップとして、PC(成果を生み出す能力)を努力とする。
「結果は出なかったけどたくさん努力しました!給料上げてください!」
これじゃあ、ねぇ。一蹴されてもおかしくない。
もしそれでいて「頑張ってるのに認めてくれないなんてブラックだ」なんて言おうものならちょっと理解できない。
あ、なんで私がこれを理解できないのかって、もしかしてこの例えと私は原則が違うからっていうこと?なのか??
と、とても極端な例をあげてみましたけれども。
『P/PCバランスを維持するには高い判断力が要る。それこそが効果性の本質である。』
短期と長期のバランス。ふむ、短期と長期のバランス。
良い成績を取ろうという意欲と、真面目に授業を受けるバランス。なるほど。
これもなかなか実践が難しそうです。
でもこのP/PCバランスがうまくとれたら、真の効果性に繋がるというのはものすごく腹に落ちました。
第1の習慣「主体的である」。
第2の習慣「終わりを描くことから始める」。
第3の習慣「最優先事項を優先する」。
これら私的成功の習慣を身につけるために、今の自分の習慣を断ち切ること。
それができれば自分の本質を知ることができ、自分の内面から自分自身を定義できる。
正しいか間違っているかは他社が決めるのではなく、自分で判断できるようになるのである。
これはまず今の私が目指すべき場所かもしれませんね。
今の状態ではまず「再新再生」なんてことは言えないし、まだまだ理解も浅いです。
まずは「私的成功」を。依存から自立へ、そして自立から相互依存へ。
PとPCのバランスをしっかり考えながらの行動が必要になるのだと思います。
はい、今回も脳みそに汗かきました。なんか前のところより難しくなってる気がする。
うまく書けてはいないけど、書きながら頭の整理ができたのでそれはよかったな、と。
次回も脳みそに汗、かきますよっ!
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