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7つの習慣を読んで①

投稿日:2020/5/12

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【インサイド・アウト】

正しい生き方なくして真の成功はありえない。

 

 

 

私は結構なおバカだと自負しておりますので、正直最初に「インサイド・アウト」「パラダイムシフト」という文字を読んで「カタカナわかんない」となったのですが、自分語に変換してみて自分の人生に置き換えて考えて見ると「ああ〜〜、なるほどね」と腹に落ち、【正しい生き方なくして真の成功はありえない】の意味を理解したように思います。

 

 

『何を見るかというよりも、どのようなレンズを通して見ているかが問題であり、そのレンズこそが一人ひとりの世界観をつくっているのである。』

 

この文章を読んだ時、「これは確かに」と頷いた自分がいました。

当然、一人ひとりものの見方も違えば価値観も違いますし、価値観が違えばものの見方も変わります。

自分はこう!って思ってずっと物事を見ていると考えは中々変わらないものですし、あなたはそうなのねって思って人を見ていればもちろん見方も考え方も変わりません。

なんで理解してもらえないんだろう、理解できないんだろうっていう悩みは、きっと自分自身のレンズを通した世界だけを見ているからなんでしょうね。

それでは気づけないことも多くなるのは当然だなぁと。

誰かに何かを伝える時もそうですよね。「なんで伝わらないんだろう」って時、よくありません?

そんな時は相手の立場、相手の立ち位置に自分がついて言葉を考えてみるといいかもしれません。そうしたら、適切な言葉や考え方が見つかるかもしれない。自分の言葉や態度が、適切ではなかったことに気づけるかもしれない。

これは当然のことかもしれませんが、これが中々難しいのは身を以て体感している方も多いのではないでしょうか。

 

 


 

 

第一の偉大さ、第二の偉大さ

カタカナわかんないと先に書きましたが、ここでは漢字がわかりませんでした。おばかですね。

ので、読み進めながら下記のように整理。

 

・第一の偉大さ→優れた人格を持つこと→コミュニケーション力、個性を伸ばすこと→個性主義

・第二の偉大さ→才能に対する社会的評価→人格の成長(誠意、謙虚、誠実さなど)→人格主義

 

 

で、途中まで読んだ時に思ったんですよ。まるで「第一の偉大さ」がいけないことのように書かれてません?ほんとでござるか?って。

そしたらちゃんと書いてありました。いらないってことではないんですよって。それでめちゃくちゃ理解しました。

 

『個性を伸ばすこと、コミュニケーションスキルのトレーニング、他社に影響を及ぼす戦略、ポジティブシンキングといった個性主義の様々な要素が成功に不要だと言いたいわけではない。それどころか不可欠な場合もある。』

『確かに成功にはこれらの要素も必要だが、あくまで第一の要素ではない二次的な要素だということだ。』

『信頼という土台がなければ、成功は長続きしないのだ。』

 

はい!これ!!めっちゃわかる!!!ってなりません?笑

特に私のお仕事、コーディネーターに置き換えたらすごく同意できたんですよ。

コミュニケーション能力、本当に不可欠な要素です。特に私は自分の持ち味はこれではないかと思うくらいに大事に思っています。

ただ、大事なのはその土台なんですよ。お客様からの信頼がなければ、もっと言えば、信頼を得られるような自分の考えに基づく行動がなければ、いくら喋りが上手かろうと信用は得られないのです。

そして、それがないままたくさんのお客様と出会ったとしても、それは自分の心にもお客様の心にも残らないモノになってしまうかもしれません。

 

『(個性主義の)二次的要素だけでは、長続きする関係は築けない。真の誠実さや根本的な人格の強さがなければ、厳しい状況に直面した時に本当の動機があらわになり、関係が破綻し、結局のところ成功は短命に終わるのである。』

 

本当にその通りですね。

 

逆に言えば、コミュニケーション能力がさほど高くなくても、はたまたお子様を笑わせられるような技術がまだそこまで多くなくても、とにかくその子を想って行動を起こし続けることによって、例え笑顔の写真が残らなくてもお客様から絶大な信頼と感謝をいただけることだってあります。

 

『突き詰めれば、あるがままの自分、人格が、どんな言動よりもはるかに雄弁なのである。』

 

 

・・・もしかしてvolvoさんがよく言う「汗をかくことが重要」っていうのはこういうこと?

 

 


 

 

パラダイムの力

パラダイムとは平たく言えば物事の「見方」であり、物事をどう認識し、理解し、解釈しているかである。

 

・経験による条件づけが、私たちのものの見方(パラダイム)に強い影響を与えていることがわかる。

・全てが無意識のうちに私たちに影響を与え、私たちの頭の中の地図、ものの見方、すなわちパラダイムを形成しているのである。

・態度と行動は自分が持っているパラダイムから生まれることもわかる。

 

「パラダイム」って言われるとどうもカタカナで専門用語っぽくて難しそうでわかんない!ってなるんですけど、なるほど上記説明のような「物事の見方」って言えばよくわかる。

それでいて、確かにそれは自分にもあるわって納得。

 

「態度と行動は自分が持っているパラダイムから生まれる」っていう部分。

これはもう身に覚えがありすぎます。

経験による条件づけが私たちのものの見方(パラダイム)に影響を与えているとして、その見方が態度と行動を生み出している。こう言うとかなりしっくり来ますね。

例えば私の場合、多分27歳の時にライフスタジオに入社したのですが、それまでの社会人経験で培った価値観や固定概念、プライドなどが自分の成長の邪魔をしていたという自覚がものすごくあります。

「今までこうやってきたから」「今まではこうだったのに」とか、色々。自分の今までの経験が新しい場所での吸収を妨げていたんですね。

ものの見方を変えればすぐにでも新しい世界が広がっていたというのに。

 

と、そんなことを今になって思えるということは、本書でも書かれている「視点は立ち位置で変わる」ということにも繋がるのではないかと。

あの時はそうは思えなかったし見えなかったけれど、今はあの時とは違ったものの考え方や見方ができるようになっている。それはなぜかというと、私自身に「パラダイムシフト」があったからなんですね。

 

パラダイムシフトっていうのは、簡単に言えば「価値観の変化」。(で、合ってます?)

私に置き換えて言うならば、「仕事とはなんぞや」の部分でパラダイムシフトが起きたわけです。

私自身にどんなパラダイムシフトがあったかは、具体的なところは先日の理念ブログに書きましたのでここでは割愛させていただきますね。

(コーディネーターを極めると決断したあたりの話です。お恥ずかしっ。)

 

その当時は「パラダイムシフト」なんて言葉をしっかり理解していたわけでもなく自覚もそこまでなかったわけですが、自分自身でも仕事との向き合い方や進め方、人との付き合い方などに対して自分の考えが変わっていった自覚がありました。

その時のことを思い返しながら本書を読むと、まるであの時の自分の心境の解説本を読んでいるかのように思えます。笑

 

 

『しかし、パラダイムシフトがプラスに働こうがマイナスに働こうが、あるいは一瞬にして怒ろうが徐々に進行していこうが、一つのものの見方から別の見方に移行することは大きな変化を生む。正しくても間違っていても、私たちのパラダイムが態度と行動を決め、ひいては人間関係のあり方にも影響するのである。』

 

これすごい怖いことじゃないですか・・・?どちらにせよ、パラダイムシフトというのは人にものすごい影響を及ぼす変化であると。

だからこそ考え方の根底、本書でいうところの「原則」「人格主義」というものが大切なんですね、きっと。

 

 


 

 

成長と変化の原則

『現在の能力レベルが10段階の2であるなら、5に達するためにはまず3になる努力をしなければならない。』

『何事も一歩ずつしか進めないのだ。』

『学習の第一歩は、自分の無知を認めることである。』

『同僚と有意義な関係を築くためには、まず相手の話を聴けるようになることが第一歩だ。それには精神的な強さが要る。』

『感情のままに動き、相手のことは考えずにそれらしいアドバイスをするのは簡単である。しかしそれでは確かな人間関係は築けない。』

 

痛・・・、あいたたた・・・・。この胸を貫くような言葉たち・・・。

この項目はもう本当に耳と胸が痛すぎて・・・。

なんで痛いかって、きっと心当たりがあるからなんでしょうねぇ・・・。

しかし、向き合わねば。真の成長はないのだよ、私。

 

 


 

 

新しいレベルの思考

『インサイド・アウトとは、一言で言えば、自分自身の内面から始めるという意味である。』

 

私の言葉に言い直すなら、「原因を外に求めず、自分に矢印向けて考えようね」というニュアンス。

何か難しいことにぶち当たったり、ミスをしたり、できないことがあったりすると、その理由や原因を自分以外の何か(外的要因)にしてしまったりすること、ありませんか?私はあります。すいません。

でも、それだと人は成長しないということも私は知っています。

自分に矢印を向けて考え、「なぜそれは起きたのか」を考える。その「なぜ」を考えることが重要なのだと私は思います。

この考え方は、実は結構昔から(具体的にはスポーツインストラクター兼営業をしていた頃から)持っていました。

というのも、当時私の教育担当だったマネージャーがこの考え方を教えてくれていたんですね。

まぁこの考え方が実に苦しかった!笑 「なぜ」を考えていくと、絶対自分の悪いところがわかるんですよ。笑 誰だって自分に原因があるとは中々考えたくないじゃないですか。

でも「なぜ」を繰り返すと、自分に原因があることに辿り着けるんですね。

それでもって、「なぜ」が出なくなった時に初めて「じゃあ次はどうする?」という改善の一手に辿り着けるんです。

ただ単純に、何かを人のせいや環境のせいにだけしていたら、成長できるわけがないじゃないか。そういうこと。

 

当時もそのマネージャーの存在は本当に有り難かったですが、今になって改めてこの考え方を教えてくださったことに感謝です。

ていうか今思えばあの人「7つの習慣」読んどった・・・。私は読まないって断っとったアホめ・・・。

 

 

『信頼されたければ、信頼されるに足る人間に”なる”。』

『才能を認めら得たければ(第二の偉大さ)、まずは人格(第一の偉大さ)を高めることから始めなければならない。』

『自分との約束を果たすことができて初めて、他者との約束を守ることができる。』

『自分自身を高めずに他者との関係が良くなるわけがない。』

 

くぅっ!ぐぅの音も出ない!

全くもってその通りですね。本書でいう「私的成功」を「人格の形成」と置き換えるならば、まずは自分の内面を見つめ、思考し、アプローチをしなければ「公的成功」には至りませんよ、と。

何にもやってないのに、「信じてください!」なんて言葉は言えませんよね。極端ですがそういうことだと思います。

ずっと昔にとある方に言っていただいた、「自信がないっていうのは、自信が持てるだけそれをやっていないってこと」という言葉をなんだか思い出しました。

 

 

インサイド・アウトは、人間の成長と発達をつかさどる自然の法則に基づいた継続的な再生のプロセスである。

 

 

 

 

 

 


 

ぶはっ!脳みそに汗かきました・・・。

こういった本は正直なところ毛嫌いしていた人生でしたので、ほぼほぼ初めて読みました。

理解が遅いのでマーカー引っ張って、付箋貼って、わかんなかったら何度も読み直して・・・。

結果、結構読みやすい!それに、自分だけでやっているのではなくて、みんなでやっているというところで非常に取り組みやすいと思いました。

 

次回も脳みそに汗、かきますよっ。

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