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Book log03:風にのってきたメアリー・ポピンズ

投稿日:2021/4/23     更新日:2021/4/23

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こんにちは、横浜青葉店さきです^^

今回は「こどもの頃に読んだ本を読み返してみよう!」第3弾です。

 

1Book log01:だれも知らない小さな国

第2弾Book log02:十二国記、白銀の墟玄の月

 

ライフスタジオは映画を見る人は多いけど、

本を読む人は意外と少なくて、寂しいな~と思う今日この頃です。

友人にも本を読むタイプの人はほとんどいないため、

普段、好きな本について話すことはほとんどありません。

最近はYOUTUBEで読書好きな人の動画を見ています。

人の本棚を見るとわくわくしますね。

 

今回ご紹介するのはこちらの本。

 

風にのってきたメアリー・ポピンズ/P.Lトラヴァース著 林容吉訳


 

-内容紹介-

東風の吹く日に、こうもり傘につかまって空からやってきたメアリー・ポピンズ。

バンクス家で子どもたちの世話をすることになった彼女は、ちょっと風変わり。

子どもたちをふしぎな冒険の世界へと導きます。

ユーモアあふれる空想物語。

−岩波少年文庫「風にのってきたメアリー・ポピンズ」より引用

 

 

こどもの頃から大好きなこの1冊。

私が読書にはまるきっかけとなった1冊でもあります。

 

ディズニー映画でご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか!

その原作がこちらになります。

※ディズニー映画では「メリー・ポピンズ」

 

↑ハピネスイズヒアではメリー・ポピンズとバートの出演があったため、

私のテンションは爆上がりでした。

美しい・・・衣装も可愛い・・・(*´Д`)

(でも実はディズニー映画のほうは見たことがない)

 

小学校3年生の時に図書室で読んだこの本が、私の読書熱に火をつけました。

幼きころの私は、この本との出会いをきっかけに海外児童文学にはまっていくことになります。

 

メアリー・ポピンズのシリーズは全4冊。

・風にのってきたメアリー・ポピンズ

・帰ってきたメアリー・ポピンズ

・とびらをあけるメアリー・ポピンズ

・公園のメアリー・ポピンズ

 

原作のメアリー・ポピンズはちょっと気難しくて、

ショーウィンドウに映る自分が大好きなナルシストで、

こどもたちに厳しいばっかりの、一見嫌なやつです。

こどもたちがちょっとでも面倒な質問をしたり、口答えなんてしたりすると、

とっても恐ろしい顔でこどもたちをにらみつけます。

ディズニー映画での優しい印象とはだいぶ違うかもしれません。

 

それでもなんだか不思議な魅力を持つ彼女のことがこどもたちは大好きです。

スタジオで働いていてもたまに思うことですが、

こどもたちは単に「優しい人」だからその人を好きなるのではないのかもしれません。

その人のもっと内面にあるものを感じとっているのかも。

こどもはそういう能力が備わっているのかもしれないなと思うのです。

 

私もこどものころ、彼女のことが大好きでした。

そして彼女の周りで起こるちょっと不思議な出来事のとりこになった一人でした。

こどものころ、「こんなことないかな?」一度は考えたことがあるような空想が、

この物語の中には詰め込まれているように感じます。

空想好きなこどもだった私にはぴったりの1冊だったわけです。

 

描いた絵の中でデートをしたり、空中に浮いてお茶会をしたり。

世界一周できる磁石とか、こうもり傘で空を飛んだりとか…、

小さなカバンから次から次へとものを取り出したりするところとか、

この少し不思議な世界観、いま改めてみると、なんだかちょっとドラえもんっぽいな…(笑)

 

個人的に「風にのってきたメアリー・ポピンズ」では、

バートとメアリー・ポピンズがバートの描いた絵の中でお茶会をする話がとっても好きです。

絵の中には絵の中の世界があって、その世界はどこまでも広がっていて、限りがない。

「だれだって、じぶんだけのおとぎの国があるんですよ!」

シンデレラでもロビンソン・クルーソーでもないけど、

人は誰でも自分という人生の主人公なのだ、とも思えるセリフ。

自分の世界を持っていていいんだ!誰かと同じ夢を見なくてもいいんだ!

そんな風に思わせてくれるセリフでした。

 

その他のお話もドキドキワクワクする、ちょっと不思議な素敵なお話ばかりとなっています。

 

 

この本に関しては、大人におすすめ!というよりは

本当にこどもにおすすめしたい1冊です。

大人があーだこーだと考えて読むよりも、

こどもたちに純粋に不思議な世界を楽しんでほしいな。

かなり古い本なので、今ではなかなか見つけるのは難しいかもだけど…

大人になる前に、こどもであるうちに、ぜひ読んでもらいたいなぁ。

こどものうちだからこそ、感じられる、楽しめる世界観があるんじゃないかなぁと思うのです。

 


 

さて、今回も長々と語らせていただきました。

需要あるのかこのブログ…と思いながらも、今後も続けていきます。

来月も超有名作品をご紹介しようかな。

今回はディズニーだったので、次回は…。

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