最近、また本を読むのにハマっています。

自分の思考が足らないと思った時、何かにつまづいたとき、心が疲れている時、私はときどき本が読みたくなります。

 

今回読んだのは、

『日日是好日〜お茶が教えてくれた15のしあわせ〜』

 

この本を読み終えてまず最初に思ったことは、お茶はこんなにも奥が深く、面白いということ、また自分の生き方についても考えさせられました。

 

実は私、抹茶がとても好きで、高校生の時は茶道部に入っていたぐらい…！

3年間やって、副部長までやらせてもらいましたが、今思うと、正直その時はお茶のことを全然分かっていなかったな〜と。

お茶は決まり事が多く、覚えるのも一苦労。

ですが続けていれば、たくさんの決まり事の向こうにも、少しずつ少しずつ自由というものが見えてくるのだとこの本を読んで思いました。

 

お茶でもよく掛け軸などに使われ、この本のタイトルにもなっている“日日是好日”という言葉。

私は、毎日が良い日になりますようにという意味だとずっと思っていましたが、「天気が良い日も、雨の日も、どんな日もいい日」という意味だそうです。

 

晴れの日は太陽の暖かさに心がポカポカしたり、雨の日は雨の音を楽しんだり…

自然に目を向けてみれば、退屈な日や季節は1日もなくて、人はどんな日も楽しむことができ、そのことに気づく絶好のチャンスの連続の中で生きている。

自分で気づくこと、自然を五感で感じること、それがすごく大切だと感じました。

 

 

“色んなことがあるけれど、気長に生きて行きなさい。じっくり自分を作っていきなさい。人生は、長い目で、今この時を生きることだよ。”

 

 

本書のこの言葉が、ずっと私の心の中に残っています。

焦らなくていい、目の前のことを精一杯頑張って、今を楽しんで、自分をゆっくり作っていけば良いんだ、と心が軽くなりました。

 

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読んで良かった〜。

そう思えた一冊でした。

 

この本実は映画にもなっていて、樹木希林さんが出演されています。映画も気になったので、観てみようと思います。

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤお茶をやっていた方、やっている方、やっていなくても興味があったり、心を静かに潤したい方におすすめの本です。

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ぜひ、読んでみてください！

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次はなんの本を読もうかな…