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Eyes On You

投稿日:2024/4/25     更新日:2024/4/25

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coordi by Narumi Tera
photo&Write by Fumiya Miyazaki

 

目を見つめるという行為。

 

それは最も難しく、最も簡単な行為だと考える。
ただ、それは見つめ合う関係値によって常に変化を遂げる物なのではないだろうか。

人間には五感があり、その中でも視覚というのは人と人を繋ぐのに一番重要な五感だと思います。

人にはそれぞれ自分にしか見えないものがあって、
撮る人によって写真が変わるように子供には子供の大人には大人のそれぞれの視点があるのです。

私だったら初めましての人と目を合わせるのと、凄く仲のいい人と目を合わせるのだったら恐らく後者の方が苦手でしょう。

これは人によってそれぞれだとは思いますが、目を合わせるというのは自分にとってはそれだけで自分の考えや思っていること、意志が伝わる行為だと感じます。

特に家族や兄弟と目を合わせるのはとても抵抗があるかもしれません。
私が今、実の兄と目を合わせてと言われても嫌で仕方がないです。

この写真はソファーを境にしてお互いの目を見つめ合っているそんな写真です。
もちろん指示したのは「お互いの目を見て」というものです。恐らく「お兄ちゃんの目何色?」だったり「今どっちの方が笑ってる?」などの指示だったらこの表情になってはいないでしょう。

ただ私が撮りたかったのは、この二人がお互いの目を見ている。それによってこの二人の性格や考えていることの違いがわかるようなそんな一枚。

どちらも笑っているわけではなくどちらも真剣な表情で見ているわけでなく、お互いがそれぞれ好きな様に見ている。これが一番大事だと自分は思います。

お互いの見る世界。
二人だけに通じる世界。
私のカメラからのぞいた世界。

この子たちはお互い目が合った時に何を思うだろうか。
そんな想像が膨らむ写真。

私は、人の目に映るその世界をそっと大事に見つめていきたい。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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