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所沢店
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自然を演出するには

投稿日:2023/2/1     更新日:2023/2/1

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coordi by Kurumi matsuda

photo&Write by Tatsuhito goto

 

自分がなりたいカメラマン像というのはこの仕事をしている人なら誰しもが思い描いているものだと思います。

 

たとえば自分であれば被写体の自然な瞬間だったりそこにカメラマンが居ないのではないかと思えるほどに自然な写真を撮れるカメラマンになりたいと思っています。

 

この被写体の自然な動きというのは小さい子であればカメラマンだったりコーディネーターの声掛けで誘発することが出来ると思います。

 

ですが年齢が上がり大きい子になればなるほどこちらの話が分かるようになりこちらのお願いを全部やってくれるようになりますよね。

 

子ども自身の自然な動きを撮るよりもこちらでポージング等の指示をしてその通りにやってもらい撮影を進めるというのが当たり前になってくると思います。

 

どっちのほうが自然な動きの写真が撮りやすいかと言われれば小さい子だと思います。

 

では年齢が高い子だと自然な動きが撮れないのか?と言われればそんなことはないですよね。

 

ここで重要になってくるのはカメラマンのポージング指示でいかに自然に見せることが出来るかだと思います。

 

そして今回のお写真の男の子は昔からライフスタジオに来てくれているベテラン8歳さんでした。

 

撮影もとても上手でこちらのお願いは全部聞いてくれる子でした。

 

自分は考えます、どうやったら自然なポージングに見えるだろうか。

 

インテリアを見て考えました。

 

立つの?座るの?体の向きは?いろいろと考えました。

 

そして出た答えが今回のこのお写真です。

 

用意した樽に光源とは反対向きに体を向けてまたがって座ってもらいました。

 

そして顔だけは画角外で座って見守るママとパパの方を見てもらいました。

 

こうすることにより重心とは逆の方向に顔が向くので自然に見えると考えました。

 

いわゆるS字を意識しました。ここら辺のお話は所沢店のさっちゃん先輩に教えてもらっていたので本番で使おうと考えてました。


また、この前ボケも自分的には大事なポイントだと思います。

 

お花のお部屋に合うように草花の前ボケを入れました。

 

ラフでカジュアルすぎる足元を程よくぼかしつつカメラマンの存在を隠せるように、なんとなく物語性を感じるような。。。

 

そんなことを考えながらシャッターを切りました。

 

この写真が正解なのかはわかりません。

 

が、少しでもこの子の自然な瞬間を演出できていたらカメラマンとしては嬉しく思います。

 

またこれからもいろいろなポージングを学んで自然に見せるポージングの引き出しを増やしていけたらと思います。

 

毎日が勉強で写真は楽しいですね。。。。。

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