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所沢店
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繋げる。

投稿日:2023/10/31     更新日:2023/11/1

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coordi by Kurumi matsuda

photo&Write by Tatsuhito goto

 

綺麗で目を引く写真とはなんだろうか。

画角が整理されている写真?

光が綺麗な写真?

インテリアが綺麗な写真?

どれも間違いではないと思う。

それを踏まえた上で私が思う綺麗な写真は、

これら全てのバランスがいい写真だと思う。

どれか一つだけ綺麗でもいい写真とは言えない。

これら全ての要素がそつなくバランスよく混ざることで綺麗な写真になるのです。

更に、混ぜるだけではなく馴染ませることも大事だと考えます。

私の思う馴染ませるというのは、

被写体と、インテリア、小物など、

画角の中の要素を関連付けて繋げていくことです。

例えば、今回の被写体の彼女は、青い洋風のお着物を選びました。

そして髪飾りも植物系と言うことだったのでインテリアは、新しくできた青い薔薇とアジサイのインテリアで撮ろうと決めました。

この日は曇りだったと言うこともあり普段よりも自然光が少ない状況でした、ですがそのおかげで後ろの棚の中の電球が綺麗に写ると同時に、窓から入る十分とは言えない程の光により被写体とインテリアに明暗差が生まれました。

この時点で、インテリア・光・被写体が揃っている状態。

もうひと工夫なにかで、写真全体に関係性を作りたいと考えた結果。

彼女に青い薔薇の枝先を持ってもらうことにしました。

そしてそのまま枝の付け根まで視線を送ってもらいました。

まるで枝に付いているお花を大事に手で包み込んでいるかのようなイメージでした、

そしてシャッターを押す瞬間、自分の中で、全てが繋がった感覚がありました。

自分で撮りながらも自然と口から、綺麗と呟いてしまうほどの感覚。

とても気持ちの良い感覚でした。

ただ全ての撮影においてこの感覚・思考を適用していくのは少し難しく、今後の課題です、、。

今回は、たまたまとても上手な彼女が被写体で、ちょうどいい天候で、自分の意図を理解してサポートしてくれるコーディネーターの方がいて全てが揃った上で生まれた一枚だと思います。

この感謝を、繋がりを忘れずにこれからも頑張っていきます。

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