Photogenic
所沢店
自分の撮りたい写真。
投稿日:2023/10/29
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coordi by Narumi tera
photo&Write by Tatsuhito goto
カメラマンになり丸1年が経ちました。
この1年様々なことがありました。
楽しいこと、嬉しいこと、大変なことなど
本当に色々な出来事があり、その度に考え、学び、修正し実践に移す。この繰り返しの日々でした。
簡単な言葉で表現すると〝自分自身との戦い〟だったと思います。
そんな日々の中でふと、考えたことがあります。
【自分がライフスタジオのカメラマンとして撮りたい写真ってなんだろう?】と。
単に撮りたい写真や、好きな写真ならたくさんありますが、
重要なのはライフスタジオのカメラマンとして、という部分だと思います。
ここで働き、お仕事としてカメラマンをやらせていただいている以上、一番はお客様の欲しい写真・好きな写真を提供できるようなカメラマンであることが望ましいと思いますが、それだけであれば他社の写真スタジオさんでもできることだと思います。
ライフスタジオにしかない魅力だったり特徴はなんでしょうか?
自分は一つ、真っ先に浮かぶものがあります。
それは【関係性】です。
被写体となるお客さまとの関係や撮影するカメラマン・コーディネーターとの関係性は
写真の質や出来上がりに大きく関わってくると思います。
この関係性があることで、お客様の欲しいであろう写真・好きであろう写真に+αのご提案、
撮影者から見たお子様の普段見られないであろう表情や雰囲気の写真の提案が可能になると考えます。
この人と人との関係性がライフスタジオの強みであり魅力だと思います。
ですが、この提案も少し間違えると自分が撮りたいだけの自己満足になってしまうでしょう。
大事なのは目の前にお客様に合ったご提案なのか。
お子様・状況に合ったベストな提案なのか。
この写真の撮影時点の状況として一日の最後の撮影枠で3シーン目ということもあり、太陽の光・自然光はほとんど
消えてしまっている状況でした。
そんな状況だからこそ一番輝くインテリアが所沢店にはあります。
それがこの写真のインテリアです。
暗い室内に灯る特徴的な電球の明かり。
この時間だからこそ生まれる明暗差がこの写真に非日常感を演出してくれます。
そして何よりも被写体の彼女。
とても元気な彼女、スタッフがどんなに変なふざけ方をしても、なんでも楽しんでくれて笑いの絶えない彼女だからこそ
あえての笑顔ではない、ふいの表情。
この状況・彼女だからこそ輝く一枚。
結論が遠回りになってしまったが、自分の撮りたい写真はそんな写真だと思う。
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