Photogenic


所沢店
scrollable

背中。

投稿日:2023/10/23

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coordi by Narumi tera

photo&Write by Tatsuhito goto

 

私は子供の後ろ姿の写真が好きです。

理由はたくさんありますが一番は、とても自然な写真に見えるからだと思います。

自然な写真というと少しふわっとしているので、

ここではカメラマンの存在を感じさせない写真と定義します。

 

自分がこの写真を撮る際に意識したところは大きく分けて2つあります。

◾️光の選択。

◾️できる限りカメラマンの存在感を消すこと。

以上の2点を意識してシャッターを切りました。

 

・光は窓から入る自然光を反逆光として使用することにより、被写体の2人が立体的に見えるようにしつつ、前ボケにも光が当たるようにと考えました。

また、多少なりとも写真の中に光と影のコントラストができることにより、この1枚の写真が物語チックな雰囲気になると思いこの光を選びました。

・そして今回1番考えたと言っても過言ではない、自分の存在感を消すためにはどうすればいいか、

スタジオの構造上、被写体と十分な距離が取れず物理的に存在を薄めることはできない。

ならば、カメラマンの存在感感じさせないような演出をするしかない。

まずは前ボケ。

インテリアの雰囲気に合うようにお花と葉っぱの前ボケを2層にして配置。

この配置もできる限り写真の中の余白を消すような意識で考えました。

そして被写体の2人の体の向き。

あえてカメラマンに背を向けて座ってもらうことでカメラマンの存在を薄めることができました。

また、撮影前・撮影中から彼女達の仲の良さをとても感じていたので、彼女達だけの空間で仲良くナイショ話をしているかのような雰囲気を表現したいと考えていたので自分の中のイメージともぴったりハマりました。

ここまで自然な演出等の話が多く出てまいりましたが、それと同じくらい重要な要素。

それは2人の衣装です。

インテリアに合ったお揃いのオフホワイトドレス。

雰囲気に合ったお揃いの花冠。

これらの要素が1つでも欠けてしまうとこの写真の完成度が落ちてしまう。

このコーディネートをしてくれたなるみんには本当に感謝です。

そして一番は被写体の彼女達。

たくさんふざけまくる我々大人達に嫌な顔1つせず一緒に楽しんでくれたと同時に、可愛さと元気で我々の心を癒してくれました。

そして優しく見守ってくださっていたパパさんママさん、この撮影に関わってくださった全ての方への感謝を忘れすに、これからも精進していきたいと思います。

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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