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所沢店
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「そこにいるのはひとりだけれど」

投稿日:2021/9/28

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Photo by moriya , coordinator by hanyuko

 

 

偶然なんです、この写真が撮れたのは。

 

 

とっても可愛い彼女がそこにいて、

とっても可愛い瞳でこちらを見つめていて、

引き込まれそうに思ったから思わずシャッターを切った。

だからこの写真が生まれたんです。

 

 

 

お前が考えて撮ったのか?と聞かれたら、「途中まではそうです」としか答えられないのが私の未熟な点でしょう。

 

なぜ「途中まで」なのか?

それはその言葉の通り、私の頭の中には「俯せ上手な彼女に布を被せて」「赤ちゃんらしさ(可愛らしさ)をより引き出せたら」というところまでしか考えられていなかったからに他なりません。

より赤ちゃんらしさを醸し出しているこの仕草は被写体の彼女自身がくれたもので、

リラックスしているこの表情はパパとママが楽しんでくださっていたからで、

その空気感を作り出してくれていたのは他ならぬコーディネーターのはにゅこです。

 

そこにいる全ての人が関わって、みんなが一体になっていたから私はこの瞬間に立ち会いシャッターを切ることができました。

だから、この写真を「私」が撮れたのは偶然なんです。

 

 

先日OGであるターナーさんがいらっしゃった時にこの写真を見て、「ようちゃん的にはこの子に撮らされた感じかな?」とズバッと一言いただきました。笑

ええ、ええ。まさにその通り。

この瞬間、彼女の魅力が爆発していたのです。

「今」「ここで」「シャッターを切らない理由は」「ない」。

彼女の仕草、瞳の力、エトセトラエトセトラ。それらが私の気持ちと指先に力を込めていました。

私が場面整理をする前に、彼女にシャッターを切らされた。「いつとるの?いまでちょ!」と言わんばかりの可愛さに思わず指先に力を込めた。言わば被写体の彼女主導の1枚です。

そういった意味では・・・うん、カメラマンとしては・・・悔しい可愛い1枚・・・。笑

 

 

この写真は私にとってとても勉強になった1枚です。

はにゅこに「この写真好きです!!」と言ってもらえて、工藤さんに「ここはとてもいい。ここをこうしたらもっといい」というアドバイスも頂けて、ターナーさんに自分の痛いところを突いて頂けて。笑

撮影中だけではなく、撮影後にもたくさんの人に支えられているとこの写真を通して実感することができました。

 

では私に次できることは何か?それは撮影前のたくさんの準備でしょう。

それは物理的なことだけではなく、もちろん頭の中の考えも含めて。

 

私が前に進むための1枚。

この写真を撮らせてくれた被写体の彼女、それから、この写真に関わってくださったパパママ、はにゅこ、先輩方に応えていけるよう、精進あるのみです。

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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