Photogenic
所沢店
scrollable
未来の幸せ
投稿日:2017/9/9
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photo by VOLVO
write by takumi
僕が数ある写真館の中からライフスタジオを選んだ理由がここにあるかもしれません。
「写真に写る皆が生き生きしている。」
写真には技術が必要です。
特定のカメラさえあればさえあれば撮れるわけではありません。
そんなとしたら僕たちはおまんま食いそびれてしまいます。
ですが大切なのは技術だけじゃありません。
その人たちにとって大切な時間を、沢山の優しい思いと一緒に詰め込んで凝縮させ、1枚1枚にして未来に残してあげることだと思います。
この写真からも撮影者、被写体、ママパパの思いが感じられます。
きっとこの家族はこの写真をいつまでも大切に持っていてくれるはずでしょう。
なんでこんなにもこの写真に引き込まれるのでしょうか?
「余計なものが1つもなく、大事なものが強調され、詰め込まれている。」からだと思います。
この写真の構図の中に収められているのは、大きく分けて3つ、
光で澄んだ緑、背景と色を合わせて入った前ボケ、ドレスをまとった姉妹。
この3つです。
たった3つでこんなにも鮮やかに姉妹の今を写しこんでいます。
まずこの写真に爽やかな風を吹かせているのが光です。
反逆光、斜め右から入ってくるこの光が背景の緑、彼女らの髪、肌、に明るくもメリハリをつけてくれてます。
時間帯によって変わる光は時に逆光ではふわっとし過ぎてこの写真が生んでいる「爽やかさ」を消してしまうことがあります。
この写真の雨上がりの澄んだ空のようなイメージは、この光によって構成されています。
次に前ボケ、
前ボケは植物の緑を利用したものとみられます。
変に目立つような色を使うのではなく、背景に統一した色合いをチョイスしたことによって、すっきりと余計なものの一切ないイメージになります。
またこのイメージというものは写真を見るときにとてもポイントになります。
写真を見た時に「あの時はこうで、こんなんだったよね」とあとからいろんなことを思い浮かばせてくれています。
その役に立つのが前ボケです。
この写真はメリハリがついていて、前ボケを入れない場合だとピシッピシと四角く縁どられた「写真」になってしまいます。
ですが、写真を見るときに本当に見たいのは「姉妹写真」ではなく「二人の思い出」であると思います。
だから柔らかく縁取りをするように前ボケを利用し、未来の幸せの邪魔にならないようにしたのではないかと思います。
次に二人の姿、
きっと声掛けは「向かい合わせでおでこをくっつけてみて。」くらいだと思います。
ですが、その指示された言葉を通り越し、
微笑みあい、お姉ちゃんが優しくエスコートし、見つめあう、彼女たちの動きになっています。
きっとカメラマンはこの姿を待っていたのではないでしょうか。
これも思い出の話です。
「あの時カメラマンさんが指示してくれた動き」よりも「2人の仲よさそうな姿」の方が何倍も愛おしさを感じさせてくれます。
こうしてすべての事に意味を付けて撮影すると、「撮影」ではなく「思い出」にすることが出来ます。
この写真の魅力はそうした1つ1つの大切な思い出を逃さなかった、たくさんの人たちの優しさにあると感じました。
write by takumi
僕が数ある写真館の中からライフスタジオを選んだ理由がここにあるかもしれません。
「写真に写る皆が生き生きしている。」
写真には技術が必要です。
特定のカメラさえあればさえあれば撮れるわけではありません。
そんなとしたら僕たちはおまんま食いそびれてしまいます。
ですが大切なのは技術だけじゃありません。
その人たちにとって大切な時間を、沢山の優しい思いと一緒に詰め込んで凝縮させ、1枚1枚にして未来に残してあげることだと思います。
この写真からも撮影者、被写体、ママパパの思いが感じられます。
きっとこの家族はこの写真をいつまでも大切に持っていてくれるはずでしょう。
なんでこんなにもこの写真に引き込まれるのでしょうか?
「余計なものが1つもなく、大事なものが強調され、詰め込まれている。」からだと思います。
この写真の構図の中に収められているのは、大きく分けて3つ、
光で澄んだ緑、背景と色を合わせて入った前ボケ、ドレスをまとった姉妹。
この3つです。
たった3つでこんなにも鮮やかに姉妹の今を写しこんでいます。
まずこの写真に爽やかな風を吹かせているのが光です。
反逆光、斜め右から入ってくるこの光が背景の緑、彼女らの髪、肌、に明るくもメリハリをつけてくれてます。
時間帯によって変わる光は時に逆光ではふわっとし過ぎてこの写真が生んでいる「爽やかさ」を消してしまうことがあります。
この写真の雨上がりの澄んだ空のようなイメージは、この光によって構成されています。
次に前ボケ、
前ボケは植物の緑を利用したものとみられます。
変に目立つような色を使うのではなく、背景に統一した色合いをチョイスしたことによって、すっきりと余計なものの一切ないイメージになります。
またこのイメージというものは写真を見るときにとてもポイントになります。
写真を見た時に「あの時はこうで、こんなんだったよね」とあとからいろんなことを思い浮かばせてくれています。
その役に立つのが前ボケです。
この写真はメリハリがついていて、前ボケを入れない場合だとピシッピシと四角く縁どられた「写真」になってしまいます。
ですが、写真を見るときに本当に見たいのは「姉妹写真」ではなく「二人の思い出」であると思います。
だから柔らかく縁取りをするように前ボケを利用し、未来の幸せの邪魔にならないようにしたのではないかと思います。
次に二人の姿、
きっと声掛けは「向かい合わせでおでこをくっつけてみて。」くらいだと思います。
ですが、その指示された言葉を通り越し、
微笑みあい、お姉ちゃんが優しくエスコートし、見つめあう、彼女たちの動きになっています。
きっとカメラマンはこの姿を待っていたのではないでしょうか。
これも思い出の話です。
「あの時カメラマンさんが指示してくれた動き」よりも「2人の仲よさそうな姿」の方が何倍も愛おしさを感じさせてくれます。
こうしてすべての事に意味を付けて撮影すると、「撮影」ではなく「思い出」にすることが出来ます。
この写真の魅力はそうした1つ1つの大切な思い出を逃さなかった、たくさんの人たちの優しさにあると感じました。
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