Photogenic
所沢店
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空間を残す
投稿日:2017/5/20
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photo by volvo
write by takumi
今まで僕が書いてきた写真分析とは異なる内容になるかもしれない。
何故か、完全に僕自身の感情に任せて写真を選び、感情に任せて書き連ねるからである。
誰にも止められまい。
僕はこの写真を見て純粋に「好きだ」と思ったのです。
この撮影に入った自分は何もできなかった。
いや何もしたくなかった。
しないのが正解だった。
お兄ちゃんはただただ優しい、妹たちを見て「かわいいなぁ、かわいいなぁ」と言う。
僕はその姿を見て何よりも美しいものを見ているようだった。
今思い返しても優しい気持ちになれる。
そして優しいお兄ちゃんの気持ちは伝わっていて、妹たちは常にお兄ちゃんのそばへやってくる。
テクテク足で。
この撮影もそうだった。
お兄ちゃんに先にクマの近くに座ってもらった。
そこに彼女らは自ら近寄っていきました。
そして出来た形をボルボさんはそのまま残してくれました。
僕はその方法が許されたその空間をともに作れたことがとても嬉しかった。
僕はできる事なら被写体に指示をしたくない、それは彼らが自ら動き表した姿を残していくことがこの仕事の一つの要素だと考えているからだ。
そしてこの文章を書きながら気づいたことがある。
「写真は空間を残すこと」なのだと。
楽しい雰囲気を作るのではなく、美しい条件を積むのではなく、現実をそのまま未来まで残していくことを写真と言うのだと思った。
だから僕はこの写真を見てあの時の感情に浸ることができる。
あの時の情景を浮かばせることができる。
いつまでも彼らを愛していけることができるのだと感じることができるのだ。
だからこそ撮影の時間がどれだけ大切なのかに気づきました。
write by takumi
今まで僕が書いてきた写真分析とは異なる内容になるかもしれない。
何故か、完全に僕自身の感情に任せて写真を選び、感情に任せて書き連ねるからである。
誰にも止められまい。
僕はこの写真を見て純粋に「好きだ」と思ったのです。
この撮影に入った自分は何もできなかった。
いや何もしたくなかった。
しないのが正解だった。
お兄ちゃんはただただ優しい、妹たちを見て「かわいいなぁ、かわいいなぁ」と言う。
僕はその姿を見て何よりも美しいものを見ているようだった。
今思い返しても優しい気持ちになれる。
そして優しいお兄ちゃんの気持ちは伝わっていて、妹たちは常にお兄ちゃんのそばへやってくる。
テクテク足で。
この撮影もそうだった。
お兄ちゃんに先にクマの近くに座ってもらった。
そこに彼女らは自ら近寄っていきました。
そして出来た形をボルボさんはそのまま残してくれました。
僕はその方法が許されたその空間をともに作れたことがとても嬉しかった。
僕はできる事なら被写体に指示をしたくない、それは彼らが自ら動き表した姿を残していくことがこの仕事の一つの要素だと考えているからだ。
そしてこの文章を書きながら気づいたことがある。
「写真は空間を残すこと」なのだと。
楽しい雰囲気を作るのではなく、美しい条件を積むのではなく、現実をそのまま未来まで残していくことを写真と言うのだと思った。
だから僕はこの写真を見てあの時の感情に浸ることができる。
あの時の情景を浮かばせることができる。
いつまでも彼らを愛していけることができるのだと感じることができるのだ。
だからこそ撮影の時間がどれだけ大切なのかに気づきました。
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