出典：https://www.owlspot.jp/events/performance/post_120.html

息子が学校から「春春/ボムボム」おどる韓国むかしばなしという舞台のちらしをもらってきました。

日韓の舞台ということで非常に興味があり、すぐに予約をしました。

東アジア文化交流事業の一環で、どのような舞台になるか非常に楽しみでしたが、想像よりも面白く観に行ってきて本当によかったと思いましたので、皆さんにもシェアします。

 

舞台を通し様々なことを感じましたが、まずは日韓の両キャストが出演しており、日本語と韓国語を交えながらキレのある踊りやユーモアも溢れる演技で、うまく文化の融合ができている舞台だと思いました。

 

昔の韓国の田舎のお話で、主役の女の子のチョムスニの背が伸びないと、結婚できないと女の子のお父さんから言われ、男の子は毎日畑で働き３年と７か月。

いつか春がくるのではないかと期待してもなかなか来ない春。

現実社会でもこんなふうに餌をぶら下げられ頑張っている大人ってたくさんいるよな…なんて感じてしまいました。少し風刺もあり考えさせられる内容でもありました。

 

久しぶりに舞台にいってみて、ドラマはいかに自然に演技をし、リアル感を出すことが重要ですが、舞台はオーバーリアクションで見ている人を魅せる演技だと思いました。

あまりのオーバーリアクションに見始めは引いてしまう自分もいたのですが、ひとりひとりの演技によって観客が引き寄せられ、ホールにいる全員を巻き込んでしまう不思議な空間でした。素直にいい部隊だと感じました。

 

もっと日韓の文化融合が進むと良いなと願いつつ、またこのような機会があったら是非見に行きたいと思いました。

ちなみに、春春は28日まで公演しているようです。