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新横浜店
フォトスタジオ運営ノウハウ公開。「物件選び」のおすすめポイントとは?
投稿日:2019/2/21
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Instagramの人気により個人で活躍しているカメラマンも多くなっています。出張撮影がハウススタジオ型に続く新しい4世代の写真館として注目を集めています。しかし、出張撮影は低価格で気軽に撮影できるメリットもありますが、天候に左右され、安定して撮影が出来ないリスクも抱えています。そのため、フリーカメラマンとして活動しながらゆくゆくは室内スタジオの環境を持ちたいと思い、スタジオをオープンするケースも少なくありません。
多くの撮影経験があるカメラマンでも室内のスタジオを作ることになった場合、撮影に影響する数多い要素をどのようにインテリアに反映するか悩む方も多いと思います。そのため、ライフスタジオの社長が書いた「写真館オープンマニュアル」を基にライフスタジオのようなスタイルのスタジオをオープンする際の「物件選び」について紹介したいと思います。
今回はその1回目の内容として「物件のスタイル」について説明いたします。
1.ハウス型スタイルから倉庫スタイルへ
ライフスタジオは日本初のハウス型フォトスタジオと言われています。ハウス型のスタジオとして1号店の青山店から5〜6年間10店舗以上の店舗がハウス型の物件でした。一軒家のハウス型の物件は自然光の確保が容易で、基本的に部屋が作られている状態のため、撮影空間、カウンセリング室、事務所等のインテリア費用が比較的に安く抑えられるメリットがあります。また、友達の家に遊びに行ったようなリラックスした雰囲気も演出しやすいメリットもあります。
但し、空間の狭さや天井の低さなどで写真が平面的になってしまう決定的な限界があります。このような短所を克服するため、自然光を活かして撮影するスタイルのフォトスタジオにもっとも適した物件は「倉庫型」であるという判断に辿り着きました。
2.倉庫型の物件のメリットは?
1)高い天井と広い空間は統一感のあるインテリアができる
2)写真の表現範囲が拡大される。
3)各種レンズ、背景と人、深度、空間の中の光、団体写真などにおいて効果的
倉庫型の物件は写真で表現できる空間の美しさと写真館が求める主題の実現という側面から見て単独建物である倉庫がぴったりです。
3.倉庫型の物件のデメリット?
倉庫方物件の短所も勿論あります。インテリア費用はハウス型物件に比べて2倍以上掛かります。光熱費のランニングコストも高くなります。また、倉庫は基本的に外壁だけがある物件が多いので、インテリアには繊細な注意と高い技術力が要求されます。また、空間が広いため、レイアウトや空間の区切りなどを一から考えて作らなければなりません。また、一から作り上げることで人工的で不自然な雰囲気のインテリアが演出されてしまうリスクもあります。
日本で初めてハウス型のスタイルのフォトスタジオを作ったライフスタジオもはじめの5〜6年間10店舗以上の店舗はハウス型の物件でオープンをしました。今は上記で説明した倉庫型のインテリアに対するリスクもカーバーできる技術力が蓄積され、ライフスタジオでも草加店をはじめ、千葉フォレスト店、大阪1号店が代表的な倉庫型スタジオとしてオープンしました。
倉庫型のスタジオのインテリアと撮影された写真を紹介します。
【ライフスタジオ千葉フォレスト店】
【ライフスタジオ大阪1号店】
皆さんいかがでしょうか?倉庫型の物件の魅力は感じられますか?
次回は物件を決定する際の考慮すべきポイントをご紹介します。
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