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社会に一歩踏み出す

投稿日:2017/7/31

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先日息子のサッカー大会がありました。息子は幼稚園のサッカー教室に通っていて、練習自体は週2回ボールで遊ぶぐらいの感覚でした。週末に練習試合の様子を見てもまだ年長のため、パスを交わして最後にゴール決めるサッカーではなく、ボールが行く方向に全員が一生懸命追いかけるお団子スタイルのサッカーです。
 
そのため、サッカー大会がどのような試合になるかがとても気になっていました。特にうちの息子はそこまでサッカーが好きではなく、練習試合時でもあまり走らないタイプです。こんな息子が「大会に出て試合が出来るのか?」とも思っていました。
 
当日は35度を超える蒸し暑い日で、大人も立っているのが辛いぐらいの暑さでしたが、
試合は前半後半あわせて20分、全部で3試合をしました。
 
結果は、3戦全敗でした。
 

※キックオフの前には集まって作成会議!?

相手のチームも全員がボール追いかけるスタイルは変わらないのですが、チームの中で圧倒的に優秀なプレイヤーが一人いるかいないかがチームのレベルを大きく左右していました。ドリブルとキックが上手な子は小学校低学年のようなレベルで、小さいうちからこんなに差があるんだと驚きました。
 
息子も休みの時間に「相手強いね!」と小声でつぶやいていました。息子は少し自信感がなくなったか、「試合に出たくないな」とも言いました。でも、交代しベンチになるとまたそれも寂しく感じるようでした。
 
息子には複雑な感情があったと感じました。相手が強すぎて、勝つ可能性は少ないと分かっているけど、負けたくはない。でも今の自分の実力では何もできない。
 
息子は少しずつ広い社会に足を踏み出そうとしています。
 
公園でパパやママとサッカーをする時はいつも自分が1位でしたが、本番の社会ではみんな本気で戦うから中々勝てない。だから自分も本気にならないといけない。でも、強い相手がいることを分かったからより頑張るようになって、上を目指していく。
 
自分の意志とは関係なく急に広がる社会
息子も社会の競争原理に自然に参加するようになりました。
今回のサッカー大会をきっかけに、これから息子も少しずつ心も体も強くなったらと感じました。
 

負けた後の脱力感?!


ちなみに私は、望遠カメラでずっと撮影をし気がついたら全身が真っ赤になっていました。。
 

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