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息子とお出かけ@国立科学博物館

投稿日:2017/6/11

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上野にある国立科学博物館に行って来ました。1年前に息子と二人だけで行ったことあり、今回が2回目。
 
博物館では現在特別企画で「卵からはじまる形づくり~発生生物学への誘い~」の展示をしていました。





この展示では「私たち人はもちろん、ニワトリやハエも、植物までも、その体は、たった一つの細胞(受精卵)からスタートしている」という話から始まります。
息子に見せたくて行きましたが、興味深い生命誕生の話で大人も結構面白かったです。
息子にはまだ少し難しかったかもしれないですが、パパもママもみんな0.2mmの卵から誕生が始まったことは何とか理解したみたいです。
 
私が一番興味深かった話は以下の内容でした。


オーガナイザーの発見
シュペーマンというドイツの発生学者が研究した内容で、この研究により1935年のノーベル賞も受賞したそうです。
 
研究内容としては
発生が進むと胚のそれぞれの場所の細胞はどの部位の細胞になるかある程度決まります。
どのように決まるのでしょうか?実は胚のある場所には、リーダー格の細胞がいて、周りの細胞に「神経になれよ」,「眼になれよ」などと呼びかけているんだそうです。
これがわかったのが上の「オーガナイザーの発見」でした。リーダー格の細胞を他のイモリの胚に移植するともう一つの体が出来たことで発見したそうです。
 
私たち人を含めたすべての生物は精密なシステムで誕生していることで改めて驚きました。
いくら人間が進化した精密機器を作ったとしても、この生命が持っているシステムには及ばないという生命の驚異を感じました。
 
これと関連し、別の展示館で見た以下の文章も印象的でした。
 

現存する生命の「しくみ」はただ一つである。
 

地球上に現存する生き物すべては生命活動のための設計図を持っている。この設計図はDNAという共通の「言語」で書かれている。
これですべての生き物はよく似ているとのこと。生き物たちはこの共通性の上に多様性化したことを示している。

 
この文章を読んで、根本的にすべての生き物のスタートは一緒で、どんな人間でも原点に戻ると同じしくみで誕生した同じものであると感じました。
しかし、私たちは生きていく中で、これを忘れているのではないかと思いました。多様性だけを見て、根本的に違うものと扱ってしまうことです。
他人や生き物すべてが同じであることを考えると人に対する考え方も少し変わるのではないかと感じました。難しいことではありますが。。
 
大人が意味深い内容ではまっている間に息子は本物の化石が出るガチャガチャをしていました。
結果は5000万年前のサメの歯でした!
いくら化石だとしてもだった動物の歯が出たことにガッカリ・・・
口を尖らせて悲しい顔をして帰りました。




5000万年前のサメの歯の化石↑

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