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momo.
新横浜店

松元桃花

ライフスタジオNo.1の自称おしゃれ番長、ももちゃんです!
コーディネート、ヘアメイク、デザイン、アトラクションのように楽しませること。
おまかせください^^
私の魔法で、新しい自分に出会えること間違いなしっ!

出身は鹿児島で、パンと温泉が大好きです。
性格はまったりマイペース気味ですが、
「誰よりも楽しく温かく」をモットーに、
素敵な思い出の欠片と空間をお届けできるよう、
一生懸命頑張ります!

皆さんに会えるのを心から楽しみにしています。

#13 忘れられない写真

2019/7/23

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Photo by Ouchi Akane

 

こんにちは!ライフスタジオ新横浜店のももちゃんです。

 

私はいつも写真分析を書くとき、できるだけ論理的・技術的にそして視覚的に書くことを意識しています。

ただ、今回は個人の感情として好きな写真について書いてみたいと思います。

 

この写真が撮影されたのは、私がライフスタジオに入社して間もなくのころでした。まだ、一人では撮影に入ることが出来ず、3人目として撮影に入らせていただきました。

 

思い返せば、

写真を仕事にしたい。と思ったのは実は結構唐突でした。

田舎で、貧乏で、何の特技も才もない私は、限られた条件の中で、最善な選択をしていった結果、システムエンジニアになりました。そして、上京して3年半、必死で続けていましたが、いつしか自分が本当にしたかったことや意志はどこにあるのか、を考えるようになりました。

 

私の「好き」は何だろう?どこにあるのだろう?

音楽、ライブにいくこと、服を買うこと、美容院にいくこと、雑誌をみること、かわいい人を発見すること、かっこいい人を見つめること、色を塗ること、人と違うことを発見すること…

そうやって自分の「好き」と向き合った結果、好きなものの共通解として

人が美しく変化する瞬間、が好きなのだと思いました。

 

一度きりの人生だし、結婚して頼もしい旦那さんもいるし、自分の好きを仕事にする。そんなドラマや本の主人公のようなことを恥ずかしいけどやってみよう。そう思ったのが最初のきっかけです。

 

人が美しく変化する瞬間に立ち会える仕事は案外たくさんありました。美容師、

スタイリスト、広告雑誌映像系…そんな中、ライフスタジオはとても異質なものに見えました。

 

子供写真館なので、その写真を買うのはその子達の親なのにも関わらず、スタッフの自由意志で提供される品質の写真。

普通であれば、この背景で、この衣装で、この光で写真を撮影します。とイメージ通りの写真ができあがるはずです。

まるで、メニューも何もない頑固親父の居酒屋のような。

そんなイメージを受けました。

面白そうだなあ、働いてみたい、とても大変そうだけど。そう思いました。

ただ、私は正直子供のことはそんなに好きでもありませんでした。(今も子供だから無条件に可愛いとか、子供という存在自体や社会的カテゴリが好きだとは思いません。「子供」ではなく「人」と向き合っているので。)

 

そんなこんなで、一見さんお断りの場所に飛び込むような気持ちで入社して、この写真が撮影された時期は、毎日自分に足りないところを痛感し、「子供」が未知数で得体のしれない存在に見えることもありました。

 

3人目としてこの撮影に入った時も、どんな方法を使えば、「子供」をコントロールして写真が撮影できるのかということばかり考えていました。

 

でも、2シーン目に入って衣装部屋で、「レースのスカートはどんな匂いがする?」そう声が掛けられた時、この子の仕草と輪郭がとても美しくて、さっきまでネチネチと考えていたことが吹き飛びました。静かに聞こえるシャッター音と私の瞼が連動している感覚がして、得も言えぬ鮮烈が脳内で弾けました。

 

被写体が美しく変化する瞬間を創ること。

これを仕事にしたい。と私の中でしっくりきた瞬間でした。

 

私がなぜここにいるのか、どんな写真を撮影したいのか、

ふと立ち止まったときに思い出すことができる忘れられない写真です。

 

あのときの鮮烈を今度は自分が作れるよう、そして、それを誰かに伝えることができるように、これからも被写体と写真と自分と向き合っていきたいと思います。

 

 

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