Staff BlogShinyokohama

Satoshi Ito (chappy)
新横浜店

伊藤智

こんにちは!
新横浜店の伊藤です^^

ライフスタジオでは「チャッピー」と呼ばれています♪
東北の山形出身ですが、時々岩手、さらには大阪にも住んでいたのでぜひぜひ地元トークに花を咲かせましょう♪
またディズニーやミュージカルが好きなのでぜひぜひ趣味トークも致しましょう!!

ブログでは
・share×2
(日常生活での出来事)
・写真分析
・book report
(本で学んだことの備忘録)
のカテゴリで上げていく予定です!

皆さんと素敵な時間を過ごせることを楽しみにしてます!!

写真分析#48 閃光少年

2019/10/31

264 0

写真とは自分自身がとてもよく表れるものだと思います。

撮っている被写体は自分自身ではない全くの別の人なのに、不思議と自分が表れます。

それはおそらくカメラマンそれぞれに、好きなものがあるからだと思います。

 

ある人は「笑顔」が好きだったり。

ある人は「関係性」がわかる家族写真が好きだったり。

またある人はその子の内面、本質が「生命力」として溢れている写真が好きだったり。

 

十人十色とはよく言ったもので、カメラマンによって出来上がる写真は異なります。

もちろんライフスタジオのカメラマンには一定水準の技術が求められますが、特段撮影における決まりはありません。

各々が感じた「その人」を表現するために、自分の中の引き出しから最も適した技術を使用し、適応していくこと。

それこそがライフスタジオが起用している写真の上達法なのだと、僕に写真を教えてくれた師匠、大内あかねさんが教えてくれました。

 

その話を受け<もっと写真で自分が思うその人を形にできるようになりたい>

そう考え、理想に少しでも近づけるよう日々もがき続けています。

1歩1歩経験を積み重ね、最近は写真を上手くなるためのコツは、大きく分けて3つに分けられるんじゃないかと感じています。

 

1つ目は、いろんな人の顔や体型などの外的情報を知ること。知った上でどのアングル、角度、ポーズが適当なのかを理解すること。

(外的要因に関するデータの収集)

 

2つ目は、その人自身がどんな心情なのか、何を思い、どう感じているのかを考え、その人とどう向き合っていくべきなのかを常に念頭に置きながら観察すること。

(内的要素の考察)

 

そして3つ目は、色んな表現方法を知ること。それによって自分が考える「その人」を最も近しい形で写真の中に表すことができるからです。だからただ色んな写真を見るだけでなく、雑誌や本、音楽や映画など、様々な芸術に今まで以上に気を配って触れる機会を増やしています。(自身の想像力と表現力の蓄積)

 

以上3つを積み重ねながら、考え、撮影した写真について分析していきたいと思います。


写真分析【閃光少年】

 

はじめましての写真の彼は下に5つ年の離れた弟がいます。

日々の生活ではおそらく一端の兄として弟の面倒を見ている、そんな所作が見てとれる男の子でした。

しかし自分にだけ当たっていた注目が離れていくのはやはり心寂しいところがあったのか、弟の撮影中に遊びという名の乱入が数回(笑)

 

話せばもちろんわかってくれる彼ですが、その表情は何かを訴えかけているようでした。

 

《僕をみて》

 

そんなストレートな彼の感情を受け取ったように思います。

だから僕はその投げかけに写真で答えたい、そう考え、思考を巡らせました。

彼の、彼だけの、彼のための写真を残すにはどうしたら良いのかを考えます。

 

そんな時、頭にふと浮かんだのは自身が敬愛して止まない、

椎名林檎の「閃光少女」という曲でした。

 

何だか眩しくてつい目が惹かれるような。

今日という一瞬の中、閃光のように生きる彼を残したい。

 

そう自身の中のイメージを決定しました。

次にイメージと彼をつなぐ方法を模索します。

 

閃光は全てが明るい場所よりも暗いところから一筋の光が瞬く感じが良いだとか。

彼に合わせて選ばれたコーディネートがカッコいいテイストだったとか。

彼自身がこの場所を気に入ってくれたからだとか。

いくつかの理由でロケーションを廊下に決定しました。

 

次にいつもとは違う、彼だけの「閃光」を付与します。

メインルーム入口の扉についた窓ガラス。

角度を調整することで様々なもの反射させることができる特徴があります。

今回目をつけたのはメインルームのモニターの青い光。

その反射をちょうど彼がいる位置に合わせ、最後に彼へ一声。

 

「僕をみて」

 

その瞬間にイメージが彼に繋がり、

写真として生み出せた、そんな実感を得られました。

 

日進月歩。

歩みを止めることなく、

人と、写真と、自分なりに向き合いたいと思います。

 

この記事をシェアする