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Satoshi Ito (chappy)
新横浜店

伊藤智

こんにちは!
新横浜店の伊藤です^^

ライフスタジオでは「チャッピー」と呼ばれています♪
東北の山形出身ですが、時々岩手、さらには大阪にも住んでいたのでぜひぜひ地元トークに花を咲かせましょう♪
またディズニーやミュージカルが好きなのでぜひぜひ趣味トークも致しましょう!!

ブログでは
・share×2
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・写真分析
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(本で学んだことの備忘録)
のカテゴリで上げていく予定です!

皆さんと素敵な時間を過ごせることを楽しみにしてます!!

写真分析#42【可能性のかたまり】

2019/7/31

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Photo by Chappy
Coordi by Momoka Matsumoto

 

子どもの時に写真館で写真を撮っていたら

自分はどんなふうに写っていたんだろうと最近思う。

 

もちろん幼少期、通っていた保育園でのお遊戯会の様子や

小学校の運動会で見事に転んでいるときの泣き姿は写真やビデオとして実家に残っている。

大人となった今、見返せば懐かしく、田舎ならではのノスタルジーに駆られる時もある。

しかしあくまでもそれらは日常の一部を切り取っているモノなのだ。

 

写真館で写真を撮るということは非日常そのものであり、

それこそ自我が芽生えた状態で連れてこられたら

最初は緊張や警戒するのが当たり前だと思う。

見知らぬ場所、見知らぬ人にいきなり写真を撮られるというのは

いささか恐怖ではないだろうか。

 

だからこそ僕たちは必ず挨拶をして、

自己紹介をして、その子がどんな人なのかを知るために、

まずは自分たちがどんな人間かをさらけ出すよう努めている。

 

限られた2時間半ほどの間にどれだけその人と心の距離を詰められたかで

写真の質や価値が大きく変わるからだ。

 

それがポートレートの醍醐味であり、

ライフスタジオが大切にしていることの1つだと思う。

 

今回はそんな非日常を演出する僕らが日々撮影している写真の中から

その子に近づこうと模索した1枚の写真を分析したいと思います。

 

 

写真分析【可能性のかたまり】

写真の彼女は10歳。

3人兄妹の真ん中で、多分昔から妹の立場も姉としての役割も理解している、

そんな大人びた優しい女の子でした。

今回は妹ちゃんの7歳の七五三記念に加え、

彼女自身のハーフ成人式撮影。

初めてライフスタジオに足を踏み入れてくれました。

 

一緒に撮影を作ってくれるコーディネーターのモモちゃんは、ご家族に出会ってすぐ

「美男美女揃いです!!めっちゃ好きな雰囲気の子たちです!!!」

と少し興奮した様子で伝えに来てくれ、

その目は(いい写真撮ってくださいね)と物語っていました(笑)

 

実際にご挨拶に行くと、眩しい夏の日差しに負けないくらい

爽やかなご家族がそこにいました。

いい色に焼けたお兄ちゃんとパパさんは普段サッカーをしていて、

着物の着付けが終わった妹ちゃんはおちゃめに動き、

その様子を見てママさんと彼女は笑いながら見守っています。

 

[部屋の中が幸せな空気で満ちている]

 

そんな温かな雰囲気に自らも加えてもらえるよう、

挨拶をし、皆さんと話してから撮影を始めました。

 

兄妹撮影の時にはパパとママの一番好きなところを聞くと

真剣にみんなで話し合ってくれ、その様子に癒されすぎて

カメラを置こうかと思う瞬間もありました。

 

そうこうしている内に、ついに彼女の番はやってきました。

 

「撮られることを楽しみにしていた」

とモモちゃん越しに教えてくれた彼女。

そんな彼女の期待に応えられるよう、

彼女の想像を越える写真を撮りたい。

 

彼女の持つどこかフランスチックな雰囲気、透明感、

スタイルの良さを生かし、考えながら写真を撮り進めていきます。

 

撮影が終盤に差し掛かり、ふと、10歳という節目を迎えた彼女は

大人になったら何になりたいのか、気になり聞いてみました。

「…デザイナー」

そう少し照れた様子で教えてくれた彼女。

 

その瞬間に、

ああ、彼女はこんなにも眩しくて純粋で。

可能性に満ち溢れているんだなと、

僕の中で何かの感情がこみ上げてきました。

 

そんな真っ白な彼女と彼女の色鮮やかな可能性を対比させられるような写真が撮りたい。

 

そう直感的に考え、モモちゃんに廊下のレコードを床に敷き詰めてもらいました。

 

彼女の無限の可能性を多様なレコードに置き換え、

彼女と可能性を繋ぐヘッドフォン。

そしてどれを選ぶのかは彼女次第。

そんなイメージを込めて。

 

彼女に魅せられて湧いた写真。

彼女にとってこの写真が将来、

楽しかった記憶を思い出せるモノであると嬉しいです。

 

そう願います。

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