私たちは今まで何をしてきたのか？

日本にきて６年が過ぎた。ライフスタジオも14個の店舗ができた。100人余りの人がライフスタジオで少なくはない給料とつらい労働に耐えながら1日1日を生きている。彼らに夢は何ですか？と聞いたなら、どんな答えが返ってくるだろう？

少し前にお酒を飲みながらこんな話をした。

「私たちはどれだけ恵まれていると思うか？私たちが行っている撮影行為によって幸福を感じてくれる人々がいるではないか？特別なマーケティングをしなくても予約もちゃんと入るではないか？方向性に同意し、共に行こうとしているのではないか？こんな良い条件でこのくらいしかできない私たちは馬鹿なんじゃないのか？」

何かをやるにおいて、こんなにも良い条件の中で私たちは何をしてきたのか？

2～3年前、内部強化という言葉がはやった。量的な拡大を志向し、内部を強化しようとするものであり、方向性を決定し、実行するかについて多くの話がでた。しかし、振り返ってみると内部強化ではなく、内部維持であったように思う。もっと具体的にいえば、オーナー達の関係維持に近い。実質的な内部とは、具体的に様々な出来事の起きる支店の現場であったのに、オーナー間の関係が内部であったのだ。このような状況を一言で言うと「不安の同居」

リーダー会議が無くなり、全体会議、ライフサークル、撮影研究所などで、ライフスタジオの構成員達が横的に繋がってきながら、リーダー間の関係は春に雪が溶けるように、早い速度で形態がなくなってきている。リーダー間の接続面が減った分、リーダー達の現場での接続面が増えたことだろう。リーダー達が先に、共にする文化と、別々に一緒に(共に)を実現し、それが支店に拡散する絵を描いていた。これからは、リーダー達が地上に下りてきて、各自の変化発展プログラムを稼動させ、現場で新しいエナジーを発揮していく瞬間である。

しかし、今日も曇った天気が続いている。