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すれ違う風なら…………..
投稿日:2011/12/2
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すれ違う風なら…………..
静岡の一日は単純だ。お酒を飲んで寝れば太陽が30度くらいで起きて正常であれば地上に光を放って一時間以内に起きる。タバコをくわえお湯を沸かす。マキシムモカゴールドを一口飲めば、私の体の細胞を起こすのに十分だ。窓を開けてその日の天気と風を確認する。釣りに行くべき時間を決める。風が強ければ午後に決めて、太陽が呼べばすぐに走って向かう。
インターネットができないので、パソコンをつけてすぐに文章を書き始める。
直営店オープン計画書は上手くいかない、5ページを越すのに1週間かかった、文章にならなければ単純な人生が狂ってくる。つりにいっても、音楽を聴いてみても、本を読んでみても長くは続かない。今日は乱れた心で釣りに行きふぐだけ10何匹釣った。手のひらぐらいのふぐを釣れば申し訳ない気持ちが先に来る。食べる事もできないし針をはずそうにも胸がはれ上がる…….
家に帰りまた文章を開き直営店オープン計画書を開いたがただ一行も先に行かない。布団で2時間以上転がりやがてカンチョル、ソンスンと共に飲み途中の焼酎を出してきた。昆布を水に浸しコチュジャンを準備した。ヘッドフォンを頭に装着して音楽を聞いた。聞こえる音楽の音律に合わせて昆布をコチュジャンに合わせて左手には焼酎ビンを持ち右手にはコチュジャン昆布…一杯飲んでアルコールを鼻で確認した瞬間昆布を口の中に投入…昆布にコチュジャンが焼酎を呼んで焼酎はまた昆布の海の香りを呼んで…歌が終わればまたこの過程を繰り返しながら私の末梢神経は最高潮に到達する。
あそこに一人星ひとつ
私の寂しさを知っているのか
私を置いていく事も出来ず
夜毎にあの場所にだけ
私は悲しくても生きるべきだね
私は悲しいから生きるべきだね
この人生が過ぎてみないと分からないのに
私がこの世界に生きた理由が
私が行って覚えるこの
悲しみさえも愛するように
この人生が過ぎてみないと分からないのに
ずっと先の日…………………………….
私が行って悲しむこの
悲しみの中にも幸福だったと信じさせてくれ………………………..
旅立つ事を喜べる人達と出会いたい…….
すれ違う風ならば昆布の海の香りで満足することを………………
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