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良い習慣の共有第2段 横フレームは全体の平均を10%アップすることができる。

投稿日:2011/8/15

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良い習慣の共有第2

横フレームは全体の平均を10%アップすることができる。

 

撮影を始めてする人には幾つか良くない共通点がある。被写体にあまりにも近づきすぎるだとか、45度傾けることなどがそうなのだが、その中で一番良くないことが横フレームの極端な使用だ。

何故そうなるのか?

人が縦で縦のフレームから始める。縦が10カット程度を占めるとすると、

「次は何を撮ろうか?」

「いったん角度変更」

理由はない。できることがそれしかないので、いったん横にカメラを回す。横カットは5カットしか撮ることができない。

「次はどうしよう?」

「じゃあ前に!!

自分の中で自分なりの技術がないために、前に接近するようになる。接近し10カット撮り、広角のほうにズームレンズを回す。広角レンズを何回かおすと、これ以上近づくことができなくなり、もう一度後戻りしようにも自分の自尊心が許さない。そうしながら自分のしらないうちにカメラをまた横にまわすようになる。このように縦から自然と横に展開し、45度カメラを前に移動し、新しさを模索する。

問題は無意識の中で起きる縦から横に回すことが習慣化されること。縦から横に行くことをおかしいと思わずに、当然だと思う。だから自分が撮影したものをずっと見ていても、どこに問題があるか知ることができなくなる。[多様な横]ばかりあるため、問題を認識できなくなり、撮影現場では治せなくなる。そのように1年程度撮影すると、自分なりの横フレームは固まってしまう。ここまでくると、横フレームの使用は減ってくるが、自分なりの美しい横写真はでてこない。そして、横写真は家族写真に限る。このような考え方をするようになる。

‘横は何か物足りない時に使用するサービスだ!!!!!!!!!

以上のような状況展開が大げさだと思うか?100名程の撮影者を観察した結果横写真に対する自分なりの考えを持っている人が思い浮かばない。撮影者でなくても横写真1枚も思い浮かばない。(最近李ウォンボクリーダーの写真から発見)

普通横フレームで撮ろうとするカメラは美しい場面を探すようになる。縦写真は意図して入ったり、すぐに見つけるケースが多いが、横はたくさん探さないとならず、探せない場合も多い。だから、探し出せず放浪する撮影者は被写体の顔に神経を集中するようになる。被写体の視線を意識したクローズアップを撮るが、胸元のおかしなラインまでみることができない。水を飲むと自然と行くトイレのように横写真も縦写真10枚撮ると自然と行う、そのようなものだ。私達の意識が命令しなければならない。横で撮影する条件が作られた。と認識された時、脳から命令し、私達の手が動かなければならない。目的意識的な脳の命令から同時に手が動くことを繰り返しながら、自分なりの横フレーム写真がでてきて、それが自分の武器になる。脳の命令には一種の公式がある。その公式を慣らす方法は2つしかない。瞬間過ぎる子供の写真ではなく、ゆっくりと顔の輪郭とバランスを探すことのできる大人や、ウエディング写真の持続的な経験、そして写真評価作業を討論と文章の形式で繰り返し、人為的な論理を作る方法がそれだ。この2つがないために、横写真で良い場面を発見することが難しく、結果的に全体写真の平均を下げる主犯になってしまう。

横写真で良い写真を作る確率が低いのは、ごく当たり前のことだ。人は縦であり、フレームは横だから…バランスが崩れた人を正常的に戻し、高い何かがないのであれば、バランスの崩れを避けることができない。

横フレームの代表的な失敗は↓の写真のようなお腹と、胸の間からフレーミングされたクローズアップの場合大部分被写体がみる所に余白を与えることだ。子供がみつめる右側に何かがなければバランスが崩れながら、意味がわからない‘ボ~’とした写真になりやすい。視線と余白の関係を説明しようという意図からこのような写真をたくさん撮るが、その関係が説明できないのであれば、ただ‘ボ~’とした写真になってしまう。視線と余白の関係だ何だと、何もなく[ただ]前に配置する撮影者もいるだろう。真ん中に置くのは何か変で、被写体を右側に置くという発想にもならないため、[ただ]左側に配置する。(人間の視線が45度下にいくと、カメラを一緒に回す場合もある。)

映画を注意深く見ていただきたい。映画は全てが横フレームだ。バランスは基本だが、話の展開自体がバランスを維持する場合が多い。話というバランス軸は、みる人々に予想をさせる。主人公の心理状態やその後の暗示など、横フレームの中でいろいろな構成要素を位置づけている。

特に横写真が難しい理由は、四角形の中に入っている要素を構成しなければならないからだ。横フレームから見える人は基本的に不均衡だ。この不均衡を均衡に帰するためには構成が必要だ。撮影者が持っている幾つかの武器(レンズ、距離、高さ、照明、小物、インテリア、フレーミング、ポーズ…)を使用し、構成要素を再配置しなければいけない。この再配置が結局撮影者の唯一の技術である。このような再配置は経験を通して得られもするが、写真の解説でより効果的にわかるようになる。写真の解説作業なくして、現場の経験に頼ってばかりいると、とてもゆっくりとしか良くならない。または、自信の怠けを隠すために[感覚]を引っ張り出してくる。お前は感覚があるから良くて、私は感覚が低いから少ししか良くない…これは[感覚]ではなく[方法の選択]に関する問題だ。

自分の写真をよくよく見てみなさい。横写真が全体の平均を下げているのか…、場所が変わっても同じ形態の横写意が繰り返されるのか…、‘横写真はこれだ’と言えるくらいの写真があるのか、唯一良い横写真が家族写真ではないか…

そしたら8月は横フレーミングに対して一緒に研究してみよう。

★. 被写体の上半身が画面いっぱいに映っている横フレームは大部分顔の一部分に鋭利され、果敢なトリミング戦法が入らないといけない。頭の部分から上の余白が多ければ余白ではなく、必要ない空間になる可能性が高い。そして、眉毛の上の部分は下の目、鼻、口と比較して特別な構成要素がないために、意味を付与することが簡単ではない。クローズアップは圧縮と集中が重要なのだが、眉毛の上部分がその圧縮と集中を低下させることもある。だから眉上部分をどのようにカットするかが始めの課題だ。

★.どの部分に余白を与えるのかにより、完成度は決定される。視線がある方に相互作用する、その何かがない場合が大部分である。あるとしても、特別でなければ平凡なスナップ写真程度で留まる。だからまず、視線が行く部分を画面の端に集めるようになると、相互作用しなければならない負担がなくなる。

★.目の位置が重要だ。写真のイメージは目の状態で決定される場合が多い。目の黒い色が見えなかったり、目が閉じているようでは集中度が落ちる。だから、横でクローズアップ撮影をする時は、眉上をカットするのかをまず決定し、次にどの位置が被写体の目をよく表現するのか考えないといけない。確信は目にある。もし位置は良いのに目が問題だとするならば、顔は固定したまま目の動作だけを上下左右に動かせばよい。

.横写真は正面写真よりは側面をみている状態を撮影するのが望ましい。正面をみている時の顔の表情や、左右にある構成要素が必要だ。あるかもしれないが、ない場合がより多い。側面写真は365日、24時間撮影者に良質の材料を提供してくれる。良い位置をつかむことも重要だが、被写体の顔の部分で[瞬間移動]することが重要なポイントだ。被写体を動かすよりは撮影者が移動することが、より効果的だ。撮影者と一緒に有機的な作業も重要であり、撮影者自身が[瞬間移動]する技術が必要だ。この時、フレーミングを[絞るように]しなければならないが、これは文章では説明が難しいため、教育時間に説明する。

★.作戦を立て撮影に臨む。白い背景での家族写真はポーズごとの撮影形態を心にとどめ、フレーミングを始める。そうすると失敗が少なく良い写真が出てくる確率がそのくらい高くなる。しかし、横フレームでクローズアップを撮影する時は画面いっぱいに顔が入り、その時から旅行が始まる。探して見つからなくとも、シャッターを押し時間が過ぎてもまた押して…結局良くない写真が撮られ、全体の平均を下げることになる。横フレームで良いクローズアップは大体決まっている。世の中の全ての事がそうだが、知ってみると簡単だ。人はカメラに向かい45度程度曲がっており、頭は下に向かっているが、目は若干上を見ていて、手で鼻や口元を触っていると、カメラは眉から約5センチ上を境界線にし、目を左側に集め、左の境界線5センチ前から留まり、目は何かを示そうとする決定的瞬間にシャッターをカシャ…横フレームクローズアップは既に状況を作り、作戦を立てていくと、短い時間の中で効果的な写真を作ることができる。また、横フレームクローズアップは写真に力が積まれており、人に対する集中度が高いために、全体の写真を占める比重が高くなりながら重さの中心をつかむ役割をする。勿論良くなければそれくらいの損害もあるだろう…横フレームでうまく撮影されたクローズアップ写真1枚は、周りの10カットをよりよく見せる力を持っている。そして、大部分の写真に1つ2つの原理のみが適用されている。撮影者が必ず持っていなければいけない武器でありながら、いつどんな状況でも使用できる効果的な技術だ。

.始めていく空間で一番先に見ることは壁と光の相互関係だ。背景と光の量と種類を見て、被写体の位置やポーズ、イメージを構成しないといけないためだ。そのくらい背景になる壁が重要であるが、横フレームクローズアップでも重要だ。壁の位置と被写体に安心感を提供する。大きく単純なイメージの壁により、人に集中することのできる条件でありながら、壁の状態が全体のイメージを上昇させる可能性を持っている。普通壁にくっついている被写体をクローズアップで撮影する場合、縦よりは横で表現した方が容易であるが、これは余白と人間の相互作用がイメージを形成するからである。この時、カメラは90度を維持することが良い。ぎこちなく移動すると、ぎこちなく映る可能性が高い。

★.撮影するものが何もなければ、被写体を寝かせる。カメラも床に付ける。そして、横でシャッターを押す。それだけでも平均以上の写真を撮ることができる。ポーズが自然で床の単純さから被写体に集中することができる。この時は手と頭の関係が重要だが、これも撮影教育の時間に説明する…

★. A4程度の大きさの黒い分厚い紙を準備する。中央に横13センチ、縦10センチ程度の四角形をカッターで切る。そして、その紙の中央にある正四角形で自分のスタジオを見てみる。自分のスタジオにある背景の中で一番カッコ良い空間を探しなさい。探した空間に被写体を想像上で置いてみる。子供から大人まで被写体を移しながら、一番適切な位置とフレーミングを悩んでみる。被写体の上下左右を悩んでみると、横フレームの重要だという構成を知ることになるだろう。これが横フレーム撮影の核心である。李ウォンボクリーダーが最近撮影したものがサンプルになるだろう。

. 被写体を横に作ることも一つの方法だ。手や足を広げると横フレームが作られる。また、小物を利用することもできるし、被写体の近くに象徴物があるとそのくらい横フレーム撮影が容易になるだろう。

それでは横の世界にはまってみましょう。

 

毎月全体会議の前にftpに写真をアップすること忘れずに…

次の良い習慣を共有プログラムからは写真表下団が運営…

そして、先月のカット戦法はスタジオkの岡村さんが1等をとりました…

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