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福岡プロジェクト3

投稿日:2011/6/29

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松下幸之助

30年前…今は電気を使用する商品がいろいろあるが、当時は白黒のテレビから始まり、次に冷蔵庫と移っていった。洗濯機は冷蔵庫がでた5年後、家で見ることができた。父が今日冷蔵庫が来るからと、姉とウンボンドンの丘で冷蔵庫を運んでくるトラックを23時間待っていた記憶は今でも鮮明に覚えている。今の子供達がプレイステーション3を待つことの10倍は真剣だった。それから56年後、賃貸の家をでて、連立住宅を購入した。1つ屋根の下で3つの家族が同じトイレを使うこともなく、大家のおじさんの「早くでてこい!」という高圧的な言葉に、急いで用を終える必要もなく、ゆっくりと排泄の気分を満喫することができる条件が作られた。父の財布が膨れてくることにより、愛嬌のある程度の贅沢をするようになった。バトミントンを始め、花を育て、朝早く薬水のでる場所に行った。そして、ある日、古いラジオの変わりにmade in japan の最先端カセットレコーダーを購入した。その時私はパナソニックを始めてみた。それから長い期間パナソニックがその機械の名前なのだと思っていた。「日本ではカセットレコーダーをパナソニックというんだ。。。」

「松下幸之助-日本が生み出した経営の神様」を読みながらその時のパナソニックを思い出すことは、私にとってあまりにも自然なことだった。そのパナソニックから世の中に触れるようになり、音楽を知った。10年が過ぎても、一度も故障することなく私達の家族の耳を楽しませてくれた。だから、パナソニックはmade in japanを信頼する象徴になった。

創業主にはいつでも神話が存在する。松下幸之助は創業主神話の典型的な姿を見ているようだ。ソニーやトヨタとは違う文化を持ち、社会に貢献する持続可能な会社を作ることが一番印象的だ。今だからこそ経営に対するさまざまな技法があるが、日本で資本主義が動き出してから気丈集団が現れ始めすその時代に、神と呼ばれる理由がわかる。週5日勤務を始め、賃金引上げ、事業部を作り、専門経営陣を登用し、危機を機会に変える努力など。。。

松下幸之助の人生が込められた本を何冊か見た。実際特別興味をそそるものはなかった。その時代に適切な選択と行動、そして自身独自の原則を守っていくことが、結局は成功へと繋がるという話が少しでてきただけだからだ。歴史の本を読むように「そうだったのか」程度の感想を持ち、今回もそうだった。でも書店に行き、この本を選んだ理由はあったはずだ。パナソニックに対する信頼、日本を知りたいという欲求、私が知らない真正な何かがあるはずだという期待があったからであり、もう一度読んだが探すことができなかった。

2年後にもう一度読もう。これを理解する地点まで成長したのか自分で確認してみなければ。

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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