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ライフスクール通信 1.

投稿日:2011/2/14

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ライフスクールの最初の集まりはどうでしたか?

 

いろいろな意見と修正しなければならない部分、そして初めてのことで動揺したりする部分があると思います。直す部分は直し、難しい部分は一定の期間難しいと思います。そして、動揺するようなことは時間と共に解決されていくでしょう。

私はライフスクールの初日を通し、とても気分が向上し、期待をもちました。こんな熱意で最後まで続けば、何かが変わると思いながらライフスクールの理由と目的が達成されていくような予感がしました。

 

ライフスクールをする理由は簡単です。各自自分の人生に対する態度と方法を変えていこうというものです。この言葉をもう少し簡単にすると、原理を理解し主体的に人生を見つめ、自信をもって行動していくために表面的だけで何かをしっていると思い込んでいる人生の原理と主題にたいし、具体的な学習と討論の過程で自ら発見していこうというものです。人生に不安を感じるのは知るということ以前に、予想することができないからだと思います。正確に知ることができなくても、私たちは予想することができます。ライフスタジオをって入社したということは、なんとなくこうじゃないか・・・という予想ができたからなのだと思うし、何かしらの期待をもち、努力をします。また子供を生むと最初はわからないことだらけです。しかし、私たちはある程度予想し、勇敢にも結婚をして自分に似た子供を生み、苦しくても生きていきます。予想をすることができなかったり、予想すること事態が不可能な人生を生きるということは、不安の連続であり結果に対してどうしようもない判断をしてしまいます。本質に対する疑問と解釈よりは、目の前に見えるものを理由に考え、自分に対して無条件に矢を向けてしまう状況を多く、目にします。一時的に平和が訪れたりもしますが、すぐにそのような行為に対して回避的な感情をもつようになります。それが信実ではないためでしょう。

 

初日、韓国チームではなぜ私たちはこんな内容を知らずに今まで生きてきたのだろう?という討論をしました。二コマコス倫理学で楽しい人生、名誉な人生、観照的な人生に対しての話をしながら、こんな内容は本の中だけにあり、私たちの人生に適応しないということがおかしなことなのか?という問いに対し、すぐに返事をすることができませんでした。i-phoneが発売されi-phone4まで進化しながらそれがいつ発売されどんな機能の追加がなされ、価格はどのくらいなのかに対してはすぐに調べても、本当に重要な自分自身の人生に対してはどうして無関心なのでしょう?多くの意見が一致するのは教育をはじめとした社会の環境がそんなことについての話はしなかったし、そんなこと自体知らずに生きてきたということなのです。だから、そんな経験をすることがなかったし、必要を感じなかったから知識も自分の中に入れるべき理由がなかったということなのです。

 

ライフスタジオがなぜ、人に注目し教育に神経を使っているのかは、こんな社会環境と関連しています。資本主義が高度に発達しながらも、自分自身の人生と原理に対する内容はそんな風に売り買いができません。コンビ二でアイスクリームを売ることは簡単でも、あなたは誰ですか?ということを5分間考えましょうということを1000円で売ることは簡単ではありません。人生の本当の主題は、生産することなのにこの社会の基準は消費がすべてだという決定的な違いがあります。二郎の父親が言うように、私たちの社会にある学校の役割を言わなくても、全人的な人格形成のための社会環境と少しずつ遠ざかっていることは事実です。

ライフスタジオは条件を作ろうとしています。私と社会の構成要素と、作動原理に対して自ら学習し、共に討論をしながら知っていくことのできる条件を作り、少しだけいい社会のために存在する組織でありたいと思うのです。そのような条件さえ作りだすことができれば、芽は勝手に育ち、その結果である果実は勝手に社会に提供されます。このような考えがもっとも具体的に表現されたものが、ライフスクールなのです。

 

そして、知識と経験のバランスにポイントをあわせています。

いつも私が例に出す「冷蔵庫に材料がない」とは、知識に関する話です。材料がないから何を作ることもできず、生唾だけをのみこまなければならないのです。知識を要れ、知るという世界に入っていくことがなければ、ハムスターが理由もなく走っている車の車輪のようなものになります。がんばって走っているから誠実な人だろうし、道徳的にも問題のないように見えます。しかし、走ってふと後ろを振り返ってみると、何も残っていない。そしてもう一度誓うのです。「がんばります」は、もうこれ以上必要のない言葉になりました。がんばることは基本なのであり、うまくやる必要があります。知識を利用して目標を達成する能力を持った人が知識労働者であると昨年勉強しました。知識を日常的に自分の中に入れていく習慣が、ライフスクールの第一目的です。

そして頭の中でいくら考えても仕方がないのです。現実に適応させ、変化させて応用し、進化させなければ私とは関係ない知識になってしまいます。だから経験が重要になるのですが、私たちは他に何かを準備する必要がないのです。それは「現場」にあるのです。スタジオにいつも新しいお客様が来て、関係を作っていきます。そして1週間が早いといいながらスタジオのスタッフ同士が出会います。今学習休暇を開始して1ヶ月程度しかたっていないですが、韓国、フランス、台湾、インドへ、もっと広い世界を経験したという話を聞きます。

知識と経験、理想と現実、観念と実在の調和の取れたバランスのために、ライフスクールをするのかもしれません。

 

その次は安定と熱情のバランスの中で自分の人生の目標を具体化させ、行動する段階に入っています。ここで2011年の主題であるYou can Flyが登場します。この言葉はおそらく、安定と情熱のバランスにポイントをしぼっているし、相模プロジェクトの最終目的になるでしょう。そし

て、相模プロジェクトの中心はライフスクールです。

 

今までライフスクールがどんな病気にも効く薬のように説明してきましたが、自分をあわれむことから抜け出してくることのできる総合ビタミン剤程度にはなれると思います。だから、ライフスクールに参加する皆さんにはお願いしたいことがいくつかあります。

 

-. 難しいという言葉はこれからは言わないようにしましょう。感情に任せてなんとなくこなしていく内容では何事もなしえないとは思いませんか?難しいのは当然であり、分厚くたちそびえる自分の固定概念と無知という監獄からでるということは、難しいことなのです。難しいから、一緒にそこから抜け出そうとライフスクールをするのではないですか?だから、これからはわからないとか難しいという言葉を使わないようにしましょう。その代わり、どこまでわからないのかという話をしましょう。がわからないのか明確にしていきましょう。たぶん、どこまでがわかってどこまでがわからないのかということは、自分のための報告書から確認できます。知っていることを各報告書が50点であれば、知っていることと知らないことを明確にしている報告書が100点をもらえる報告書なのです。コンピューターの前に座ってライフスクールの読書と討論の課程をゆっくりと考えてみると、またある考えが浮かんできます。そしてその考えそのものはとても忙しいからもう少し深く、深刻に引き出してみてください。そうすると英雄のごとくあらわれてくれるでしょう。

 

-. やる以上は、とことんやろう。サウスバウンドを読まずにきた人は少ないと聞きました。それも自由なので良い悪いの対象にはなりません。しかし、自分がやろうと決めたのであれば、23回読んで一緒に内容を深めていくところまで整理してみましょう。各自の2011年計画を見ると、ライフスクールがとても重要にあがってきます。そのような計画をもつのであれば、きちんと準備をして、情熱を持って質問し、答え、恥ずかしくても何度でも向かっていくべきではないでしょうか?

もう一度強調しますが、やろうという意思をもってライフスクールを自分の人生でどんな機会にしていくのかということを考えるスタッフなのであれば、しっかりやっていきましょう。多くの質問が自分の中で繰り返されても、迷うことなく受け止め、考え、そして質問し、そしてまた事由します。その過程を少し繰り返していきましょう。一緒に・・・・・

 

-. ライフスクールは本を見てその構造を把握し真理を探し出すという形式を知っていこうとする過程です。各自が持っている感情を訴える場所ではないのです。感性よりは理性に光をあてようという明確な目標意識を持っているため、今後は討論の構造を把握し、形式の原理を探す高度な時間になっていくと思います。だあ、準備もこのようにしてください。

代表的な例があります。循環勤務をしていますね。多くの循環勤務の参加者は循環する支店において自分が学ぶことだけを考えます。だから、アリストテレスが話すように実践的知恵が生じないのです。学ぼうとしてばかりいるから、それによって構造と変化の原理に関心がなくなります。その支店はいい、悪い、雰囲気がいい、システムがない程度の話しかできないのです。なぜいいのか、なぜ悪いのか、雰囲気がいいのかシステムがないのか知ることもできずに知らなければならないという考え自体を、もっていないのです。実践的な知恵とは私の中で起こる現象を把握し、その原因を探して根本的な答えを探すという行動です。その過程真理ることになるのでしょう。これらは理性で受け止めるという訓練ができていない結果であり、受動的に物事と現象を理解する癖から始まります。だから、ライフスクールは構造の把握と単語に隠れる真理をさがしていくエネルギーを必要とします。日常使わない筋肉を使うとつかれてイライラしますが、どうしようもないのです。そういう世の中に構成されているのですから・・・・

 

-. 少し前に一人のスタッフがどうやって本を読めばいいのかわからないという質問をしてきました。何を中心にどんな内容を探し出すのか、まったくわからないし、残ることはおおよその流れだけだという悩みでした。とても難しい質問であり、また今ライフスクールの参加者には似たような悩みを持つスタッフが多いでしょう。私にもわかりません。そのときに答えたのは「基準」をもってみろといいましたが、答えが正解とはかけ離れているようにも感じますが、その程度しか答えることができません。

たとえば次の月にノルウェイの森は韓国の題名が喪失の時代です。この本を喪失というめがねをかけてみたらどうでしょうか?主人公が通う酒場、本、言葉を喪失という基準で見ると、それが少しは違って見えてくるでしょう・・・著者が言おうとするメッセージはその時代の若者たちの悩みであり人生だというならば、結局失われていく過程の傷が集約されたものだと、私は理解しているのです。守ろうとする心と消えていく苦痛の中で成熟していき、またより保守的になったりもします。小説のおおくの内容と文章の展開が陰暗としていて喪失からうける痛みと傷のイメージを強くするために配置されています。ただ流れだけをみれば最後を除いた部分は少し憂鬱な気持ちになりますね?喪失という単語を排除したら、ただ流れだけが残り自分の意図したものとはまったく違う結果になる可能性が高いです。ソフィーの世界も同じですが、なぜ哲学の歴史を勉強するのか?をしらなければ、この本はただ哲学者たちの人名事典になってしまうでしょう。各自の水準にあった基準を決め、読書をしていくと何かが解けていくような感覚とともに多くの疑問が浮かんできます。それをライフスクールにきて一緒に討論をしながら解決していくことが、理想的です。

ライフスクールと関係した読書は各自が基準を決めてください。その基準は私も班長たちも提示をしたりしますが、各自が基準をもって読み、考えて討論をすればより熾烈なライフスクールになるでしょう。

 

-. 宿題です。題名 '2011年ライフスクールは自分にとって○○だ。' という題名で私にメールを送ってください。分量は関係ありません。単語でもいいし、文章でもいいし、長文報告になってもいいです。皆さんが考えるライフスクールに対する基準と希望と運営者との感覚を近づけるための意図を持っています。私のメールです。

sinmindong@hotmail.com

 

第一回のライフスクールが終わり、参加した数人に話をきいてみると、事前に内容に対する整理が必要だという意見が多くでました。全体を把握できていないから、スタートもできないという抗議じみた意見も多かったです。また各班の水準と雰囲気がまったく違うのも指摘されました。ですから・・・・

 

事前に私と班長たちが会議を通して討論の進行方法を決定し、論議の主題を選定するようにします。

そして討論の前に討論の主題と内容に対する公示をします。皆さんが最小限の準備ができる条件をつくり、より内容のある討論ができるように準備します。

それでは、ソフィーの世界の討論の方向については、数日以内にアップします。

 

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