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ライフ通信1
投稿日:2010/10/11
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リーダー会議で話している内容や、現在ライフスタジオの方向性などに対して気になることがあったでしょう?そのために作りました。ライフ通信。今年までは私がまとめます。一生懸命伝えたいと思います。ボードにアップされている内容以外のものを伝えようと思います。質問のある方はコメントに記入をお願いします。
現在リーダー会の最大の争点となっているものは、来年の方向性と、集中できる方法です。
その理由はライフスタジオがある分岐点にさしかかったためです。あちらにいこうか、こちらに行こうか選択をしなければならない時期なのです。
約4年前、青山店をオープンしながらライフスタジオが始まりました。何もない地面にヘディングをするという言葉がありますが、その言葉が当てはまる状況でした。美容室と交渉しチラシをまき、コミュニティーを作っていきながら、私達が生きていく道をひたすら探し回る時期でした。所沢、水戸、名古屋、成城、横浜に続く店舗オープンでしたが、ライフスタジオの収益モデルが検証されたのは、横浜店をオープンした2年目のことでした。その時までを1期と見ることができます。
以後、人が増えシステムが必要になり、センターを運営しながら教育プログラムを始め、ラサモを作り、教育チームが作られながら、ライフスタジオの内部文化が定着していきました。ライフスタジオの競争力と、内部文化に同意する内部スタッフによる店舗オープンで量的拡大をする時期でもありました。また、今年の初めからオーナー達がまず変化発展しなければならないという意識の中でリーダー会議をライフスタジオの中心事業として決定し、ここまで来ました。多分、今年までをライフスタジオの第2期と見ることができるでしょう。
整理してみるとライフスタジオが作られて、経済的自立を確認できた時期が1期、ライフスタジオが行くべき方向と人を中心に置く内部文化が互いに調和する時期を2期といえるでしょう。
今までの全ての活動はライフスタジオの目標は‘変化発展する人’だということを、全てのスタッフが確認する過程でした。
それでは、来年から始まる、第3期は何を意味するのでしょうか?結局‘変化発展する人’になるために具体的な行動をしなければならず、しないといけないのです。ここで重要なのは具体的で直接的な行動を意味します。少し残った利益でいかにも素晴らしいスローガンを立て、お互い良い人だと呼ばれる、そのようなゆるい行動ではありません。目的意識を持ち、具体的な方法と集中が要求されます。
約1カ月前から、リーダー会議では、このような論議が始まり、ある程度進行してきました。
テーマスタジオ、新しいウエディングブランド出資、ライフスタジオ全国展開、全てのスタッフのリーダー化、アメリカ進出、韓国進出等など。個人の考えの違いにより、最初は少し違う意見に分かれましたが、その後、人に集中しなければならないという意見が集まりました。なので、自然と‘1年に本を100冊読む’ということに決まりました。本100冊というのは、具体的に100冊を意味するのではなく、図書館勤務、旅行、ライフギャラリーで討論及び、顧客との直接的な触れ合い、余暇活動、インテリア集中参加等、さまざまなプログラムを作り、各自が自由に選択し行うという意味です。集中して、自信を見つめ学習し、様々な経験をしながら変化発展する自分だけの方法を習慣に繋げることが目標です。このような内容を成すために、少なくとも、1年に2カ月以上の時間が必要だという意見まで共有しました。スタッフに1年に2カ月以上の時間を提供するためには、2つの方法があります。
1つ目は、今の人員で行うが、撮影と、売上が減るということ。
2つ目は、もう一人雇用して、現在の撮影を維持しながら追加出資が発生するということ。
どちらにせよ、売上が減り、人の雇用により、1か月に約30万円以上の利益が減ることになります。問題はそれを、ライフスタジオ全体が公式的に公表し、共に進行するのかということです。これを行う支店と、できない支店が必ず出てくるであろうし、このような事態になった時どのような強制力を動員するのか?
できなかったり、行わない時、1か月に30万円を会社の別途通帳で管理し、その金額を‘人の変化発展基金’として使用する方法が提示されました。
結論を出せず、次の会議でもう一度案件としてでてきました。各支店の社長が別々で行った時に起こる悩みもお互い違うため、時間はだんだんと過ぎて行きました。
2つの種類の投票をしました。
1つ目、全体が一緒に進行するのか?賛成9、反対3
2つ目、やるなら一緒にやるか、やらないならみんなやらない-4 各支店で独自にやる-8
この結果から各支店が独自に強制的ではなく、行うことに決定しました。
このような結論に至ったことが残念ではありますが、適切な結論だったと思います。方向性は皆さん同意するということを確認でき、選択する際に各自の事情が違うため実行する時期がお互い少しずつ異なってくるでしょう。
しかし、一つ個人的な願いとしては、会社に利益が発生し、その利益をどこに使うのかについて、各リーダー達の計画がなければなりません。インセンティブを渡すからといって、その他の利益を全て、会社又はオーナーのポケットへという無意識的な考えでは問題があります。私達がもっている資源をどこに集中するかにより、未来の私達の姿が違ってくることを信じます。
単純にその利益を人に使えというわけではありません。正確な計画と、判断の中で各自が行う行動に責任を持たなければならないのです。
…….
来年のライフギャラリーオープンを前にし、リーダー会議では二つの場所を訪れました。
約2カ月前に千葉にある自動車関連のお店、そして、少し前に飯能にある林の中に1000坪…
決論は飯能にある林の中の1000坪に決定しましたが、残念なことに不動産から断りの連絡をもらいました。お店としてはだめで、静かに人を探すという理由で断られました。もう一度その地域でさがしてみようと思います。
ギャラリーをしようとする理由は3つあります。
一つ目に、‘私達がお客様にできることは何なのか?’ないのです。撮影し、CDを渡しお金を頂き終わりでした。本当にありがたいお客様に何かをしてあげるというよりは、経済的な関係を排除した状態で出会いたいという心が先にでてきます。その関係が持続されるなら私達が言っている‘日本の写真文化を変えて人が変化発展する理想’に少し近づくことができるのではないでしょうか。
二つ目に、お客様の要求だけに対応する写真館、それ以上を願っています。お客様が予約の電話をする時だけが私達が出会えるということ自体に写真館の限界を感じます。その瞬間経済的な関係が基本に位置付けられるのです。ライフスタジオを一度でも経験して下さった方は、いつでも自由に来られ思い出を記録し、人生の小さな余裕になるような空間を期待します。
三つ目に、蓄積された人生を生きたいという欲です。お客様だけの美術館は時間が過ぎながらその価値が大きくなります。夢と希望が保管され、積み上げられながらその場所に愛という生命体が生まれる姿を想像します。これが私達が写真を媒体としてこの社会を生きている理由ではないでしょうか?
11月から工事を始め、2011年3月オープンを予定しています。
各支店からオープン費用を出すことになりました。嬉しいことです。
…….
次に、シーズン対策に対する内容です。
私達がシーズンだからといって撮影を増やさず、同じシステムを維持することを決定しました。それでもシーズンのため、予約がとれなくてもお客様の予約状況の確認連絡が殺到しています。だからといって撮影を増やせば全体的なサービスの質的下落はさけられません。
なので、少しでもお客様の要求に答える方法に対して論議しました。
10月15日からウニョンリーダーの主導の下、野外撮影を行うことに決定しました。もうすぐ計画書がボードにアップされるので参考にしてください。
そして、次の会議で渕本リーダーが2011年シーズン対策としての方法を発表することになりました。これも期待していて下さい。
……
ライフブックとデザイン室に対する話がでました。ここでは、私個人の意見をお話します。デザイン室はいつも後ろを追いかけている状態です。スタジオで出た確定された結果を問題なく進行しなければならないため、そのようになるのです。そのためいつもスタジオの要求に受動的に対処していくという悪い癖がつきます。良くできればそれは当たり前のことで、問題が起きると全てがデザイン室が悪いとなります。韓国や日本全てで発生するデザイン室の限界なのです。何日か前に私はこのように言いました。‘スタジオの店長の能力が10だとするとデザイン室の責任者の能力は100なければその店長と対等になれないのだ’と。少し大げさに話しましたが、‘経営者の条件’にでてくる‘目標を達成する能力を持っている知識労働者’にならなければ、デザイン室を運営していけないという意味です。これが、構造的な問題でありその構造を変えるというのは言葉で言うように簡単ではありません。リーダー会議で“公式的に話さないということに対しては悪いと思うけれど、物量を減らすことに対しては悪くない。そうすればデザイン室の内部文化は作られる。”これは自慢ではありません。スタジオで撮影者が毎日3件撮影しながら毎日10件撮影しろといわれたらどうでしょう。それでもやらなければいけないと思うところがデザイン室の問題点です。そのために、コンピューターの前で夜まで夜勤をしながら徐々にやつれて辞めていくのです。勤労意欲は低くなり、給料はそれよりも低く、内部文化はそれよりももっと低いのが普通のデザイン室です。韓国の金チーム長が4年間その悪いサイクルを壊すために努力していますが力が足りません。いつも言います。デザイン室はもっと高い場所からみれば対等に話すことができる。今までそのように仕事をしてきたし、よくやってきました。しかし先に提示し、状況を主導しなければならないのに未だにデザイン室はそこまで行くには遠いのです。
ライフブックにはライフスタジオのアイデンティティーがたくさん込められているため、これを主力とするといいました。なので、スタジオの多くのスタッフの努力により多くの販売につながりました。その販売の速度にデザイン室はついていけません。デザイナー一人がスムーズに作業できるようになるまで1年の時間が必要です。今でも水曜日を除いて毎日10時まで夜勤をしています。これはお願いや申し訳ないという問題ではなく、システム調整だと思います。10月の1ヶ月間の結果を見てシステム調整の範囲を決定したいと思います。
……
次のリーダー会議の宿題は来年の各自の計画です。リーダー長、教育プログラム担当者、リーダー達の有休活動、役割分担等の話が次のリーダー会議の主な主題です。リーダー達が少しずつ変化してきています。来年は成果が目に見えてくることを期待しています。
それでは次のライフ通信まで。。。さようなら。。。
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