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2010年上半期評価

投稿日:2010/8/2

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*2010年上半期評価(教育プログラムを中心として)

                                                               

-. はじめに

 

時間の変化をとめることはできないが、それを冷静に客観的に見ることはできる。早い速度で時間が過ぎながら、私たちがどこへ向かっているのか判断する前にここまで来た。少し遅いかもしれないが、私たちが来た道を振り返りながら私たちの意志と行動、そして、現実と理想の感覚を予測してみる時間が必要であり、まさに今がその時である。2010年私たちが向かおうとしたその場所をもう一度思い出して見ると、何か希望と喪失がすれ違っているような姿であった。朝早く家を出ると霧がかかっているように、期待と迷いの中で浮遊している人間にならないようもがきながら、喪失よりも希望が少し前を歩いている。来年ギャラリーと倉庫型スタジオを計画できるのもこのような希望が集まり一緒に行くのではなかろうか?

 

-. 2010目標要約

 

リーダー会議にライフスタジオの運営体系が移動しながら、自然と役割が教育プログラムに集中するようになった。去る2年余りの過程はライフスタジオのすべての構成員達が‘人’、そして‘教育’の重要性を認識する過程であり、私たちが行こうとする方向がそこであったということに同意した。なので、2010年の教育目標をライフ人と設定することになった。

一貫性を持っている教育と実践

日常的な活動による自身の習慣化への移行

内、外部の顧客が常に確認できる開かれた空間

到達できそうな目標1年単位実行

同じ課題を同時に遂行できる教育プログラムにより、一緒にライフ人になること。

 

目的意識的に一定の期間、刺激と変化の過程を共にすること。

これが、ライフ人と教育プログラムの関係であり、2010年教育プログラムを展開する理由である。

 

2010年が特別な理由は、真正性という主題を選定したことである。

 

主題を選定した理由は、人が方向性を持つために良い方法であると判断したからだ。

漠然と本を読み、討論するよりも、何かの目的が設定され、共にその道を歩んでいるという関係性を知っていくためである。そして、別途月別に主題を選定しその過程を具体化させた。持続的で蓄積される措置としてライフ手帳を製作し、自身の成長を自ら、そして全て共有するための方法としてライフ手帳が製作された。      

 

ライフスタジオで起きる2009年の教育関連事業の基準は

一旦人の心の扉を開き、出発点上に立たせようであった。

何か閉ざされており、止まっているという問題意識から出発したことにより、

世の中から体によいという薬をいろんなところから買い求め一緒に食べるようになる。 

以外にその薬の効果があったのか、体が少し動かせるようになった。

もう、その出発点上に立っているという感じだ。ならば、どこに向かって走っていくのか?自分が自分として生きていく為に 一番良い方法は何か?

自分が社会の中で生きてきて良かったという実感を得るのに良い方法は何か?

ライフスタジオの全ての構成員達が同じ出発点に立った。

共に行く一番良い方法は何か?

適度に、中途半端に自らを慰労することではない、

真正性の視覚でもう一度、自分自身、他者、社会、顧客、写真、関係を再開説することが一番正しく、効果的な方法だと思う。

1月:各個人に2010年は何か?(スタッフ個人の2010年計画書) 

 23月:成功と自己実現の関係(次郎物語、窓際のトットちゃん、デミアン)

45月:資本主義とライフスタジオの緊張と希望(資本主義はなぜ自壊したのか、レクサスとオリーブの木、奇跡の経営)

6月:関係同床異夢:(王子様、愛するということ)

78月:どんな社会を夢見るのか?(世界の半分が飢えるのはなぜ?、自由論、木を植えた人)

9月:真正こそがライフスタジオの根本原理なのか?(ビジョナリーカンパニー2、ブルーオーシャン戦略)

 

 

習慣化、一貫性、具体的な価値の獲得が必要だという共感体が形成された。

 

         ①いつも持ち歩きながら

持続的に学習と教育の主題に対する認識を拡散させ

各自変化発展の状況を確認し、話すことのできる

その何かが必要である。

 

そのために、ライフ手帳を作り2010年教育プログラムの中心を作ろうと思う。

 

ライフ手帳製作と実行の目的は

*. 今まで皆が同意している、ライフスタジオの理念とビジョンを明確に認識

*. 各個人の2010年目標と進行過程を確認

*. 各個人の活動内容を共有し、拡大

*. 学習と教育の習慣化

*. 真正性認識実践媒介体

 

-. 進行過程

 

上半期教育プログラムを評価するなら

*. ‘という主題からの接近

*. 読書討論日常化構築

*. リーダー討論する熱心さの不足

*. 討論方法未熟

*. 討論進行者する特別教育必要

*. 本の内容の深い理解不足

 

まず、大きな成果をあげるならば、読書と討論の形態がある程度根付いてきたということだ。最初に始めたときは、熱意をもちながら行い、少し過ぎると冷めていくのが普通であるが、もうその峠を越え、日常的に普遍化されてきた。

日常的になると、後についてくるのが、倦怠と水準を高めるための欲求である。現在ライフスタジオでも、そのような姿が見られている。日常という固定概念と、価値を高めるという圧迫をどのように解決していくかにより、発展の矛先が決定される。

 

進行過程に対する大部分の意見は、討論方式に対する難しさであった。熱意の不足というよりも効果的に自分の考えを伝え、他の人の話を聞きながら、討論を通し真理に繋がる方法を知らないことが1つ目に指摘される。事実、本を読むことよりも考えを共有し、自分の限界を設定し、これを、克服することがより重要である。もうライフスタジオが読書よりも討論を重要課題として設定する時がきた。

 

教育チームの活動も中途半端な状況である。読書と討論に対する熱意を持っている人達が自発的に集まり、各自の胸の中にある欲求を吐き出した。そして、一定期間を過ぎながら、方向性に対する悩みが始まり、その中心動力を探すため、形態変化を行っている途中だ。各自が知っていることと、知りたいこと、そして、個人的な努力が結合される形態が最適の状況であるならば、まず知りたいことに対する明確な設定が必要だ。知りたいことに対する設定と、そのための個人的な努力が少し加わる形態にならなければいけない。

 

-. 下半期計画

 

*. リーダー達の変化

ライフスタジオが殆どの力を注いでいる部分が教育プログラムであるが、この部分で主導的に行動しなければ、他に何で行っていくのか?

リーダー達が各支店で読書と討論を含む教育プログラムとして、リーダーシップを発揮することが一番効果的である。討論の方法に関する問題もリーダーシップのカテゴリーから考えてみる価値がある。

リーダー達が教育プログラムを通し発展する方法を提案する。

1つ目、リーダー会議前までにホームページに各個人主題をアップする。

2つ目、ホームページにアップされる支店別討論はリーダーが作成しアップする。

3つ目、リーダー達の図書館勤務をリーダー会で積極的に支援する。

4つ目、教育チームの集中討論にリーダー達が参加する。

 

*. 教育チーム集中討論

討論をどのようにすれば良いのかについての悩みがライフスタジオで始まった。これは、自分が持っているものを、より生産的にしたいという熱望により始まったものだ。そのため、教育チーム集中討論を始めた。2回進行した結果ある程度効果的であったと判断した。

教育チームの目的を2つに設定した。

1つ目、主題に対して、もう少し深く入りながら真理に繋がる道を提示すること。

2つ目、討論の方法に対する学習を通し討論の効率を高める。

 

2つ目の目的に対して、討論方法論に関する別の本を選定し学習する予定だ。

 

教育チームでの集中討論を通し、各支店で起きている読書と討論の水準が少しづつ上がり、参加者たちが討論過程を通し自分の人生を能動的に作っていくことを願う。

 

*. 下半期教育内容の変化

今年初めの計画では、昨年と同じ9月初めまで全体会議を行い、101112月は全体会議と、教育プログラムを行わないというように計画していた。勿論今回のリーダー会議のシーズン計画により変わると思うが、もしシーズン期間も平常時と同様に行うのであれば、

9月 経営者の条件(ピーター・ドラッカー)

10月 これからの「正義」の話をしよう-いまを生き延びるための哲学-

11月 ビジョナリーカンパニー2

12月 ブルーオーシャン戦略

で、進行していく。

*. 2011年教育プログラム担当

教育プログラムを担当するということは簡単なことではなく、反対にとても簡単なことでもある。結局、目的を教育の水準と見るのか、でなければ管理とみるのかによって簡単であったり、難しくもなる。

教育プログラムは水準でなく、管理と見る。低い水準の本の選定とその論議過程を管理することが、高い水準を決定し、管理しないことよりも効果的な選択になる。

教育プログラムを担当するということ自体が、自身の水準を高めるのと同じことである。

一個人が担当するのも可能であるが、一つの支店で担当するのもひとつの方法だ。

 

遅くても8月中に教育プログラムの責任者が選定され、34ヶ月程度の準備過程が必要である。

 

-. 最後に

 

教育プログラムを行っていくと、今まで何を考えてきながら生きてきたのかという後悔と共に、無限の可能性を確認することになる。私たちが行くべき方向が見えてくるようで幸いだ。

インテリアを行っていると、その構造や美しさに対し主に考えるが、結局はその場所から、どのような香りが出てくるのかが重要である。

教育プログラムはそのような香りを作ることではないだろうか?

 

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