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頑張って仕事をしたあなたへの贈り物

投稿日:2010/2/5

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恵比寿のインテリアが始まった。

 

きれいに種類別に分類されている木材と工具・・・

木屑が少しもない状態で、どんとかまえているHITACHIの裁断機、

そして、私のペンチ・・・

 

インテリアを始める日はこうやって整頓された、それ自体が新鮮だ。

もちろん2時間後にはグチャグチャになって木屑にまみれていくことになるが・・・・

 

恵比寿のオーナーが言っている。

“恵比寿店を、ライフスタジオのモデルハウスにする”

この言葉の意味を掘り下げてみると

現在のライフスタジオの成功と限界を適切に分析して

限界を超えていく、その何かをみつけていく・・・・ということになるが・・・・

見つけたのか?見つけたいのか?

少し見つけて、もう少し、探してみることにたいする期待をもっているのだろう。

そんなときに、インテリアが少しでも助けになればと思うのだが・・・

どうしてもオープンの始まりはインテリアであり

成功を左右する、基準になっていくから・・・・

 

どうしたらいいだろう?

 

考えた末、名案が浮かんだ。

部屋ごとの、徹底した担当制・・・

 

担当制では、メインの撮影室、サブ撮影室、廊下、お風呂場、モニター室をそれぞれ分担し

2ヶ月間にわたり各担当者の徹底した責任下における仕事をする。

インテリアが完了したら、その担当者の名前と

若干のコメントをその空間に書き記し、個人のブランドを造っていこうと思う。

 

あめと鞭

 

これがどれほど楽しく意欲をかきたててくれる名案だろうか?

適切な責任少し逃れられる脱出口を準備できたことは、経験からくる技術でもあるだろう・・・

 

でも、今日の朝お風呂場を受け持つことになったワカコの表情を見ながら

“こいつ、1ヶ月後には目の下のくまが消えなくなるんじゃないか?”と、心配が先立った。

 

一つの空間を創造するということは、とても簡単に見えて、難しい。

難しいというよりも、不可能だといっても言い過ぎではない。

空間の創造というものは、一種の総合芸術の性格をもっている。

素材はただの木材とペンキであるかもしれないが、その空間のイメージを作るためには

自分の中にある全てを搾り出さなければならない。

自分の全部を出し切ったとしても、常に30%は不足する。

2%不足なものを埋めるために飲み物を飲むが、

30%という大きな割合を、何で埋めていけばいいのだろう・・・・

 

それでも、

人間には常に抱えられるだけの出来事だけが、与えられるようになっている。

 

何がわからなかったのかということを、知ること・・・

それが、30%を埋めてくれるだろう。

それも、頑張って仕事をした自分自身の全てを出し切った人にだけ与えられる

贈り物なのだ。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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