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中央道
投稿日:2009/3/23
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長い夜に走る中央道は、私を満たしてくれた。
どこかに早く行かなければいけない・・・という人生の緊迫観念が
時に私たちを疲れさせる。
忙しく過ぎていく都市での生活が
私たちをつくりあげる栄養素でありながらも、
エネルギーの過剰でもある。
新しいなにかを探して、また違う都市名古屋に向かっているが
暗い道路で感じる小さな余裕が、私を振り替えさせる。
何度も問いかけてみる。
会社とは、私にとってなんだろう?
そして共に仕事をする同僚たちにも聞いてみる。
あなたにとって会社の仕事とはなにを意味するのか?
懐疑論的な考えになりながらも
朝起きたら今日すべきことに対する現実に
こっそりと退いていくそのわけのわからない“わからない”という思いに、苛立ちを覚える。
目標、ビジョンよりも“情熱”が重要だと、
誰かが言っていたが正しい言葉だ・・・
目標は自分なりのマニュアルができ、方向と方法に対してはある程度の形ができた。
でも、その情熱は
計画することもつくりだすこともなく、私と関係なく突如に目の前に現れるので
目標と計画に対する過剰が多くなる・・・
仕事に対する仕事をつくり、その情熱をよびおこしているようだ・・・・
本屋にいくと
“1年だけ狂え”という本が売れていた。
その中には自分が何に対して狂うべきなのかを調査し、選び出すことからはじめて
少しずつ水準を高めていく方法が書かれている。
これからは狂ったように情熱を持つことも、徹底して計算しなければいけないという退屈さを感じる。
名古屋での1ヶ月、じっくりと自分の中に入ってみたい。
その中で東京に戻る中央道では、結論のかけらでもつかめていたらと願う。
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