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名古屋での全体会議
投稿日:2009/2/19
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菊と刀の討論過程で「ライフスタジオと自分の応分の場を占めるということ」に対する主題について、参加した。
まず、質問をしてみた。
「各自がライフスタジオで仕事をする理由を実現しているのであれば
ライフスタジオと自分の応分の場を探し出したということではないでしょうか。
では、短い文章で自分がライフスタジオで仕事をする理由を定義してみてください。」と。
深刻な悩みと共に考えている姿がみえる。
まずは入ってくるとしゆきの特有の表情・・・・(若いのに世の中のすべての問題を抱え込んでいるかのような顔。)
私の頭の中でいくつかの単語が回っている。
ライフスタジオでいつも重要だといってきているそのような単語であり
それが関係をつくりながら総体的な人生の問題と捉えられるのではないか・・・という結論に到達した。
「私がライフスタジオで仕事をする理由は
ライフスタジオと私の人生を一致させるためです」
なんだか大げさで、幼稚な言葉に恥ずかしさを覚える。
ライフスタジオのミッションステートメントは
“変わらない共通の価値を自らの主体性で実践する”である。
これは、完結型ではなく現在進行形であり、
私たちが追求する考えに基づいた部分だと理解している。
だから、一緒に関係を作って行きながら、変化し、発展する過程が重要だと信じている。
私たちの人生そのものも、変わらない価値を発見するための過程ではないだろうか?
今は忘れてしまったが
マルクスレーニン主義に浸っていた20歳前後に
人間・社会・世の中のつながりについて悩んでいたころ
遠くの山をみては早くあそこにいきたいと、もがいていた。
社会での生活をしながら少しずつ、その山は遠のき
今ではもうどこにも見つけられなくなった。
今はその山の存在よりも関心の集中が自分にあつまっている自分自身を発見しながら
既成世代になっていっている・・・
悲しい現実だ。
もう一度ライフスタジオをその山だととらえてみようと思う。
20歳のときに見ていた山は不確実性による挑戦の対象であったとすれば
今のライフスタジオは関係と、分配の具体的な実体をもっている。
・・・・そうではなく
実体ではない、可能性をもっているという言葉が正解だと思う。
もう一度繰り返せば
今まで自分との戦いの中で変わらない価値を探してきたのだとすれば
これからはライフスタジオの中で関係と分配の可能性を実体にしていく努力が必要だ。
それがライフスタジオと私の人生を一致させていくことになり
それがライフスタジオと私の適切な応分の場を探すことになるだろう。
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