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月刊8月のクリスマス 3月 子供と賞 優秀作品
投稿日:2019/4/23
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四角形の端の処理は、カメラマンにとって溜まりに溜まった宿題のようなものです。ピタッとバランスよくはまっていながらも、余裕のある写真を撮りたいと思いますが、簡単ではありません。四角形を埋めることのできる素材は、カメラマンの撮影ポイントにあります。フレームに入れると写真が完成するようなことと同じです。
初心者のカメラマンによくある最大のミスが、人の顔だけを見ている事です。撮影の技術が良くなるほど、四角形の端の処理が良くなります。
屋外に出ると、このような構造物を見つけます。その構造物の前に立って、被写体をどのようにこの中に入れるのか悩みます。このような構造物は、四角形の端の処理が自動的に成され、被写体に集中させる力を発生させます。ところが、現実には、私たちの思うようにはなりません。ほとんどの割合で比率が合わないのですで。大人をうまく入れたいという気持ちは切実ですがなかなかうまくはいきません。残念なことが頻繁に発生します。
この写真は、ただひたすら子供の後ろ姿に集中することができます。その後ろ姿が与える余韻がこの写真を記憶の中に留めておくようになります。写真は私と時代を反映します。映画[ショーシャンクの空に]での主人公を思い出し、マニュアルで動く私たちのドライな生活が浮かび上がります。
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