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[8月のクリスマスフォトコンテスト入選]
投稿日:2019/1/7
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自然が見せる驚異的な姿に「わあ…絵になるな」という言葉が自然と出てきてしまいます。
本能であるかのようにカメラを持って、その瞬間を記録します。
この瞬間を持続させたいという小さな願いであるとも言えるかもしれませんが、そこには私の所有物にしようとする欲心もあります。
この写真は何か違うと感じました。
自然が見せる驚異的な姿から、どこか自分が小さな存在に感じる理由はなんなのでしょうか?
この写真は自然と人間が完璧な調和を成しています。このような自然の前では人間の余裕が感じられます。
そこには存在しない私の嫉妬、同時にそこにはいない自分。その境遇を私自身が悲しげに見ているからでしょうか?
世の中の人達は自分を表すことに慣れていません。この世界には規制があまりにも多いです。
大人であれば、こうでなきゃいけない、男性であればああでなきゃいけない、お金がなければ飢えなければならない。
基準を少し厳しめに捉えましたが、そのように出来ない数多くの自分の姿が、また自分の頭を下げてしまいます。
このような状況に適応しながら頭を上げていくのはいつも不安です。
写真はあなたを見ますが、結局は自分自身を見ることになります。
[私を見つめさせてくれる写真の力]
私はこの写真から感じます。
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