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[8月のクリスマス]みうSTORY3
投稿日:2018/8/20
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数ヶ月前に、家族写真の教育プログラムを行いました。
家族写真の撮影は、レゴのブロックを組み立てるのと似ています。
最初に全体像を想像し、ひとつ、ふたつと形を作っていきます。
組み立てる核心ポイントは、構成要素となる一つ一つが、互いに相互関係を持ち、全体的なバランスが合うということです。
特に、家族写真が持つ科学的な香りが表現されなければなりません。
場所を選ぶに当たり、その場所と家族から溢れる情緒の繋がりを考慮します。
1枚目の写真を撮影している時、ひっかかるものがありました。
何か物足りない。一般的だ。予想可能な写真。。。
ここにどんな調味料を入れたら味のある写真が作れるのか?。。。
子供が立ち、手を伸ばして上にある木の淵を掴むことで、
視線が写真全体に広がり、若干、緊張感を演出することができました。
一歩間違えるとバランスが崩れます。
この写真の良し悪しを論ずる前に、難易度を高くする事によって起きる変化です。
この写真の中にあるたくさんの線に、生命力が与えられ、各自に役割を与える効果が生まれました。
1枚目の写真は、横の線が写真のイメージを多く支配しており、
真ん中にある柱が横の線の強さを抑えようとしていますが、力が及びません。
子供が立ち、手を伸ばすことによって、右側と、上部にある多くの線が見え始めます。
若干の物足りなさも必要で、その物足りなさの原因を把握し、
全体を変化させられる決定的な動きを伝えなければなりません。
このような、一連の作業が、呼吸をするように自然に流れるようにできるカメラマンになりたいですか?
シンデレラプロジェクトにその答えがあります。
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