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[8月のクリスマス]みうSTORY1
投稿日:2018/8/20
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6年~7年前に、みうちゃんの撮影をした時もそうでしたが、
今回の千葉での撮影でも、久しぶりに会ったみうちゃんは、
[蝶のように舞い、蜂のようにさす]を思い出させてくれました。
みうちゃんは、年頃の女の子とは少し違いのんびりと行動しています。
大人っぽい面があるということです。
自分自身の世界の中で、自分自身の速度で、自分自身の動きを見せてくれているような印象です。
時々、私の事を見透かしているかのように見ているという印象もありました。
見える姿は蝶のようにひらひらのんびりと飛んでいるものの、私の弱点の部分を見抜かれているような感じでした。
そうすると、防御姿勢に入るという意味ではありません。
愛が始まる時によくある、感情の状態のようなものです。
関心を持つようになり、それと同時に関心を持ってもらいたいという気持ち、
彼女の行動に集中しながら自らを確認する過程ではなかっただろうかと思います。
被写体を愛するカメラマンは、見えないものが見える可能性を持っています。
同時に見えるものが、見えなくなるという短所もあります。
どちらが良いのかわかりませんが、人間の存在を表現する写真において、愛が持つ長所は決定打となります。
たとえ、歪曲され大げさになったとしても、その人に対して贈る愛は、他では創りだす事のできないエネルギーなのです。
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