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[8月のクリスマス]そのかSTORY18

投稿日:2018/8/16

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写真を創りだすためには、神経をたくさん使わなければなりません。

その中で、写真全体に影響を与える色味は、高い技術を必要とします。

日が昇り始める明け方、日が沈もうとする瞬間、真っ暗な夜、

雨の降る状況でのホワイトバランスの調整などが使われます。

自分独自の色味を創りたいのに、そうできない撮影者がほとんどです。

撮影者のスタイルや技術力を現す基準になることもあります。

雑誌で特定したイメージを表現するための主要な道具が色味なのです。

照明の色温度を調整し表現しようとするイメージに合う背景を別で制作します。

色味を創るのが難しいため、撮影後フォトショップを使った編集作業により、

ほとんどの色味が作られるというのが事実です。

だんだんと、写真の世界は撮影よりも編集作業が重要になってきています。

 

この写真は、色味を創るためにありとあらゆる事をしました。

毎回インテリアを作りながら、黄色の照明を設置しますが、きちんと使用していないという現実に憤慨し、

[ならば私が見せてやる]という自慢心から、このように撮ってみましたが、結果はこの程度です。

黄色の色味がほんの少し出ています。

これはたいした事のないように見えると思いますが、自分自身では満足しました。

私たちの何ともいえない感情と似ている部分があるこの色味と、そのかの表情が何かを語りかけています。

その正体は何でしょうか?

 

 

 

 

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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