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[8月のクリスマス]ウンピョSTORY5

投稿日:2018/8/9

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撮影が終盤を迎えた頃、新婦さんが恥ずかしそうに言いました。

 

[撮ってもらいたい写真があるんですけど。。。資料の写真も持ってきました。。。]

 

資料を見て、似ているように撮影をしました。

写真は平凡かもしれませんが、新婦さんの満足度はとても高かったのです。

理想的な姿です。

表現したい美しさを伝え、撮影者はその要求に積極的に答えるという状況。。。

 

普通、被写体の直接的な要求を受ける撮影者は困惑します。

持ってきた写真の資料は、その1枚を撮るために様々な専門家が総動員され、

専門のモデルによって表現された写真です。

写真は、カメラのシャッターを押したからといって撮られるわけではないからです。

実際、1枚の写真を創りだすために撮影者ができる事は実はそんなにないのです。

与えられた条件と環境の中で写真は創られます。

 

[8月のクリスマス]は、お互いにコミュニケーションをとっていく中で、撮影していきたいです。

被写体自ら自身の美しさと表現の仕方について想像し伝えてほしいのです。

また、撮影の特定したテーマを設定し、被写体と撮影者が一緒に創り上げていきたいのです。

こんな過程の中で生まれる写真が[良い写真]になる可能性が高いのです。

写真の撮影は1次的に被写体のための行為です。

 

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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