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そのか13
投稿日:2018/7/30
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[笑うか笑わないか]で、表情を2種類に分けられる程に、人物の写真において「笑み」は決定打となります。
ところが、笑みはいつも[自然な]姿を伴わなければなりません。
ぎこちない笑みは、特別な副作用があるように見えます。[人為的だ]という印象は、思っている以上に人間の感情に影響を与えます。
[自身が騙されていたり、騙されそう]という脅威は自身の中で強烈な防御を伴います。
自然な笑みは、見ている人に信頼を与えます。
撮影を行いながら、被写体に笑ってといいます。
でも、おかしいでしょう。
体を捻じ曲げたようにポーズをとった状態で、ただ笑えと。。。
撮影者がおもしろい言葉で自然に笑みを誘導していくと、笑顔を引き出す事ができても、
ただ[笑ってください]と言う言葉に気分を害し、怒る被写体もいます。
モデルは自身でイメージトレーニングを行います。
周りの状況と関係なく、自身が何かの状況を設定し、自然な演技をします。
一般人は、ただ笑おうとするためぎこちなくなります。
もし、自身がカメラの前で笑わないといけない事になったら、
映画の一場面や雑誌で見たようなモデルを想像してみてください。
笑みにも様々な種類があります。悲しい笑み、爆笑、軽い微笑み、作り笑い、苦笑い、等。。。
自身が笑みの種類を決め、頭の中で状況を設計してみること。。。
写真が2倍よくなります。
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