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そのか5
投稿日:2018/7/30
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世の中にはただで得られる物はないと言われています。
被写体がカメラを見ずに遠くを見つめている場合も同じ原理が適用されるように思います。
被写体がカメラの正面を見つめると半分は成功です。
人間の顔が持つ印象は複雑で様々です。
顔の構成要素が一つの基準で並べられた状態でカメラに入ってくると、
イメージの形成はその分容易になります。
これまで磨き上げた技術に若干の調味料を加えると一定の水準を維持することが出来ます。
被写体がどこか分からない遠くを見つめることは
様々な推測を伴ったイメージの分散のリスクを持つようになります。
意味もなく見つめる遠くの山は写真の力を落とします。
そのため遠くの山を見つめる理由と名分をどのくらい持っているのかが重要になります。
従ってこの写真は特別な意味を持つのは難しいです。
そのかの個人技によって基本を超えていますが撮影者の技術はあまり見られません。
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