何度も反省文を書くようになります。

れいりにも本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

れいりは全体的なバランスがとても良い人です。

そのバランスを、歪曲させ少し違ったれいりの姿を創りだしたいという欲がですぎたようです。何というか。

第一ボタンを掛け違えて1日がめちゃくちゃになってしまいました。

れいりも気づいたことでしょう。

あたふたしている私の姿を見ながら彼女は何を思っていたでしょうか？

 

 

いつも斜め目線で椅子に座り、みんなが苦労して撮影した写真の問題点を指摘しながら、

私の権威を引き上げようと努力しました。

いざ、私がカメラを持ち、人を動かそうといろんな事をやってみますが、思ったようにはいきませんでした。

何かすごいものをみせなければならない。

という強迫観念が私をより縮こまらせ、れいりの比率をむしろ崩してしまいました。

 

 

周りの人からは、カメラを持った時間も長く、まだ勘が戻っていないだけだと慰労してくれますが、

私の実力は私だけが知っています。勘が戻っていないのではなく、

これが私の現実であり、勘が戻ったら少しよくなる程度だということを。。。

 

 

仕事が成される原理という次元で見てみると、現在私は何をしなければならないのか？

 

 

今は、暗いトンネルの中にいるということを認める事。トンネルの先を予測する事。

その予測を具体的に広げ、黙々と進んでいく事。柔軟に変化に対応する事。。。

 

 

紅葉の木の色が一番きれいに色づく11月あたり、私のバブルが1つ2つと抜けていきながら、

私自身と真に出会うその瞬間のために、これから繰り広げられる100余りの撮影を1つ1つ準備する事。