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ますみ1
投稿日:2018/7/20
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ライフスタジオで赤い色を見つけるのは容易ではありません。インテリアする際、木工作業を行い、色を塗る過程で赤い色は恐れの対象です。写真に綺麗に映りにくいという面もありますが、赤色を塗った瞬間、一生懸命作ったセットが崩れるケースがよくあります。赤い色のイメージを作るのは難しいのです。なので、赤い色の系統はできれば避けたいのです。
だからと言って、赤い色を無視することはできません。ペンキを塗ってみると、思っているほど色は多くありません。赤い色を避けると出てくるのはグレーや青です。バランスをとるために、どこかに赤系統の色味が必要になります。必要ですが、いざ色を塗れないというもどかしさがありました。
そこで思いついたのが赤い色の布です。布と壁では少し印象が変わってきます。それも、自然光しかない場所での赤い色の布。。。布やさんへ行き、何回も迷った末にこの布を掴みました。設置し解体するのが簡単にできるよう、床の面にコンクリートの穴を作り、白樺の木をその中にさして布をかけました。
ますみさんがドレスルームからこの衣装を着て出てきた時、迷わずに赤い色の布の前に行きました。黄金色と赤い色。。。
こんな写真を見ると[無国籍]という単語が思い浮かびます。東南アジアのリゾート地のようでもあり、東ヨーロッパのクールで慣れない地のようでもあります。一旦、半分は成功です。
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