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あなたのプロジェクトを応援します 4 小林

投稿日:2018/4/24

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あなたのプロジェクトを応援します 4
                                       
PROJECTOR-GENIC14

 
夢でこんなことがよく起きます。私は何かに追われ、逃げようと一生懸命走るものの、その場から動く事ができません。恐ろしい存在に襲われるだけの状況が繰り返されながら、耐えられなくなったころに眠りから覚めます。体からは汗が流れ気分も良くありません。ライフスタジオで起きている状況と似ていませんか?何かに向かい進んでいるように思っても、現実はそのままの状態、疲労感が押し寄せ計画と目標に対する懐疑心が芽生えだします。

ONE POINTは以前とは違い肯定的です。やろうとする内部の熱気が維持され、成果と言える様々な出来事が起きました。ところが問題は、やった事と、成された事を区分しないという事です。多くの事を行い、その中で起きる小さな勝利がありますが、それがやった事が成された事になったという核心だとはいえません。いつかは疲れ、予想もしていなかった事が起きるかもしれません。だから自ら表さなければならない。やった事を成された事として作らないといけないと、強調しています。特に、現在の撮影予約は生存を脅かす水準に近づきながら、これからは、本当に[自ら表し、やった事を成された事として作る]ことがより重要になりました。
だから、今日は自ら表しながら、やった事が成された事として作った彼女を紹介しようと思います。

先に、私の無知蒙昧さを反省します。数年前の面談の時、彼女を[名前のないテーブル]と規定したと言います。私には記憶はありませんが、面と向かって言われた当事者は、正確に記憶していました。[名前のないテーブル]は、存在感がなく決められた事を行う人を意味していたのでしょう。私は些細な事として話をし笑ったかもしれませんが、彼女は何かしら傷を負いました。ところが、私が人を見間違えるにも見間違え過ぎました。すぐに目には入らなくとも、彼女なりの道を自ら作り出していました。1つ1つ確認しながら自分の速度で進んでいた事を、私の先入観で動かない人と断定してしまいました。

この文章で、短いですが反省文を1つ提出致します。小林。。。私に15秒時間をください。
 
囊中之錐(錐の嚢中にあるが如し)という故事成語があります。
袋の中の錐という意味で、
才能に恵まれた人は、人の中に混じっていても、他の人の目に現れるという事を比喩した言葉です。
あなたの事を少しでも知っている人なら
あなただけの美しい香りを知っています。
ところが私は知りませんでした。
今になってやっとわかりました。
私こそ名前のないアスファルトについているチューインガムです。
私の無知蒙昧による無礼をお許しください。
あなたはONE POINTの宝です。
これからあなたをONE POINTの表象として敬います。
名前のないアスファルトについているチューインガム李濟旭より
 
小林は写真についてずっと話をしていました。写真で何かを継続して行っていました。多くの人が写真の話をします。写真がやりたいと話しますが、写真を継続して行っている人はほとんどいません。毎日シャッターを押すのと、写真をする事は違う話です。小林は自分の置かれた条件と環境で自分独自の方法として写真を継続して行っています。その結果物として、今回のプロジェクトを[PROJECTOR-GENIC14]と設定しました。[考えたように生きなければ生きるように考えるようになる]という本があります。
普通の撮影者は、カメラ越しに見ながら良いと思う角度を探し、撮影をします。そのため、似たような、どこかで見たような、特別ではない写真が作られます。先に考え、イメージを決定し被写体に変化を与えた時に、自分独自の写真を作ることができます。見えた通り撮影をするのと、イメージを確定し作っていく事は決定的な差があります。小林のプロジェクトは、質的変化のための太く丈夫な綱のようなものです。自分の写真の世界に対する果敢な変化は、小林の写真の質を高めることのできる機会です。
このような機会が訪れたのも、写真を継続して行ってきたから可能な事です。

このプロジェクトが作られた背景は[自尊感]でした。[自尊感]は、誰かと比べるのではなく、自分の基準で判断し、行動してでてきた結果を謙虚に受け入れる力です。ただ受け入れるというのは愛ではありません。相手の中に積極的に入ろうとする過程、その過程により知るようになったまた違う姿。また違うその姿を表現しようとする熾烈さから愛は作られ維持されます。結局、闘争の過程です。[自尊感]は、そのような闘争の歴史です。何かを行ったからといって、誰かからもらう補償ではなく、相手に深く入り知ることにより、失敗しもう一度入る過程自体が[自尊感]だと考えます。
 
一歩下がっていた過去から
一歩前へ勇気を持って進もうとする小林の姿は美しいです。
 
 

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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