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「Movie Story 8」UDON
投稿日:2018/2/23
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「Movie Story 8」
UDON
[ずっとそこにある奇跡]
映画[UDON]で最も記憶に残る台詞です。
放送局で企画会議をする場面に出てきます。[ブームを作るためには、聖地が必要です。整地があれば人が集まり、人が集まれば話題になって、話題になれば知名度が高くなりブームになる可能性が高くなります]。必ずブームになるということではなく、誰かが発見してくれなければなりません。そのためメディアで話題を作り、異常過熱減少が発生します。ブームの終わりに放送局の企画会議がもう一度映ります。[ブームとは火がついた瞬間が頂点です。だからこれからは落ちることしかありません]。映画も同じ内容で展開されます。ブームを起こしながら所期の目的を達成したように思いますが、ブームが収まり、いつそうだったのかというような静けさが訪れながら、もう一度退屈でつまらない日常に戻っていきます。人もばらばらになり、各自生きる道を探しますが、主人公の努力で松井製麺所がもう一度ドアを開ける状況になったことを表現した台詞が[ずっとそこにある奇跡]です。
持続しなければならないこと、継続して変化しなければならないこと、持続しながらも変化しなければならないこと、この間で涙を流し、笑い合って、喧嘩して和解することは私たちの人生と同じです。持続するだけでは楽しさがなく、新しいものだけを探して行けば道を失ってしまい、適切な綱渡りはなんとも人間らしくありません。映画[UDON]は変化せず持続しなければならないことについての話です。メディアでブームを作り、数多くの人々が関心を持ったといっても、変化してはいけないものがあります。写真館も同じです。美しさを表現し、楽しい思い出を記録する遊びの空間は写真館の存在理由です。写真館の人気が上がったからといって、同じ人員で撮影を増やしたり、撮影時間を減らしたり、商品の価格を根拠もなく上げたりすることは出来ません。しかし持続しなければならないことと、変化しなければならないことについての誤解をしている人たちがいます。
UDONと同じで、いつでも同じ味を出すことと写真館は少し異なります。写真は変化しなければなりません。終わりがないと言いますでしょうか…継続していい写真を生み出すための努力が必要で、雰囲気や条件が変わる場合にはお客様に根拠を提示しなければなりません。写真館の概念や役割、人間に対する愛情は維持しながらも、時代の要求、撮影者の維持はより高い段階へと上がっていかなければなりません。ライフスタジオ形態の写真館と写真ブームがあり、今は少しずつそのブームが収まってきています。写真館は増え、予約は減り、競争力が下降しながら、これからライフスタジオ内で潜在していた不満がひとつふたつと出てくると思います。離れていく人も出てくるでしょうし、敵対的関係に変わることもあるでしょう。大切なことは状況変化においてあなたは何をしたのかについて自分なりの答えを持っているということです。またその答えに相当する行動をしているのかに対して堂々としていたく思います。写真館と写真が持っている普遍性を維持しながらライフスタジオだけの特殊性を確保しようとする努力が2018年小さな結果として作られることを願いします。
いつかライフスタジオを見て、このような言葉を言う人を見てみたいです。
ず. っ. と. そ. こ. に. あ. る. 奇. 跡.
映画[UDON]は[ソウルフード]だという素材で人間の鋭敏な部分にやわらかく触れています。お父さんと息子間の愛憎戦線、人生自体をひとつの主題で繋げていく達人精神、故郷への哀愁とそれと関連する人生の物語、資本主義と日常の人生が対立し連結される点を自然に繰り出す映画[UDON]は私の主観ではありますが、日本映画の代表作品の内のひとつです。しかしこのような類の映画がとても多いということは問題です。過去への哀愁を刺激する過去志向的な映画が日本映画の大部分を占めています。学生時代の愛を秘めし人達、人間性回復の誇張された主張、現実逃避のロマンチックな解釈が大部分の内容を占めています。わざわざ高いお金をかけてまで映画にする必要があるのかには疑問がわく映画が多いです。小説や漫画が原作の映画が特にそうです。少し残念なことではありますが、時代が変化すれば映画も変わっていくことでしょう。
香川県にスタジオCOCONがあるため讃岐うどんを何度か経験したことがあります。東京のうどんとは違いました。特にうどんを食べるというよりかは飲む人が多いです。自然に食べる速度が速くなります。噛む人は飲む人についてくことは出来ませんよね。一度はうどんを飲んでみたのですが、胃のなかがふつふつとしました。映画のシーンで出てくる上り坂や平坦な地形には慣れています。
近いうちにCOCONのなおこに会いに香川にいかなければですね。うどんも一杯たべて、長い端を渡れば[ずっとそこにある奇跡]も、もう一度考えてみることにしましょう。
UDON
[ずっとそこにある奇跡]
映画[UDON]で最も記憶に残る台詞です。
放送局で企画会議をする場面に出てきます。[ブームを作るためには、聖地が必要です。整地があれば人が集まり、人が集まれば話題になって、話題になれば知名度が高くなりブームになる可能性が高くなります]。必ずブームになるということではなく、誰かが発見してくれなければなりません。そのためメディアで話題を作り、異常過熱減少が発生します。ブームの終わりに放送局の企画会議がもう一度映ります。[ブームとは火がついた瞬間が頂点です。だからこれからは落ちることしかありません]。映画も同じ内容で展開されます。ブームを起こしながら所期の目的を達成したように思いますが、ブームが収まり、いつそうだったのかというような静けさが訪れながら、もう一度退屈でつまらない日常に戻っていきます。人もばらばらになり、各自生きる道を探しますが、主人公の努力で松井製麺所がもう一度ドアを開ける状況になったことを表現した台詞が[ずっとそこにある奇跡]です。
持続しなければならないこと、継続して変化しなければならないこと、持続しながらも変化しなければならないこと、この間で涙を流し、笑い合って、喧嘩して和解することは私たちの人生と同じです。持続するだけでは楽しさがなく、新しいものだけを探して行けば道を失ってしまい、適切な綱渡りはなんとも人間らしくありません。映画[UDON]は変化せず持続しなければならないことについての話です。メディアでブームを作り、数多くの人々が関心を持ったといっても、変化してはいけないものがあります。写真館も同じです。美しさを表現し、楽しい思い出を記録する遊びの空間は写真館の存在理由です。写真館の人気が上がったからといって、同じ人員で撮影を増やしたり、撮影時間を減らしたり、商品の価格を根拠もなく上げたりすることは出来ません。しかし持続しなければならないことと、変化しなければならないことについての誤解をしている人たちがいます。
UDONと同じで、いつでも同じ味を出すことと写真館は少し異なります。写真は変化しなければなりません。終わりがないと言いますでしょうか…継続していい写真を生み出すための努力が必要で、雰囲気や条件が変わる場合にはお客様に根拠を提示しなければなりません。写真館の概念や役割、人間に対する愛情は維持しながらも、時代の要求、撮影者の維持はより高い段階へと上がっていかなければなりません。ライフスタジオ形態の写真館と写真ブームがあり、今は少しずつそのブームが収まってきています。写真館は増え、予約は減り、競争力が下降しながら、これからライフスタジオ内で潜在していた不満がひとつふたつと出てくると思います。離れていく人も出てくるでしょうし、敵対的関係に変わることもあるでしょう。大切なことは状況変化においてあなたは何をしたのかについて自分なりの答えを持っているということです。またその答えに相当する行動をしているのかに対して堂々としていたく思います。写真館と写真が持っている普遍性を維持しながらライフスタジオだけの特殊性を確保しようとする努力が2018年小さな結果として作られることを願いします。
いつかライフスタジオを見て、このような言葉を言う人を見てみたいです。
ず. っ. と. そ. こ. に. あ. る. 奇. 跡.
映画[UDON]は[ソウルフード]だという素材で人間の鋭敏な部分にやわらかく触れています。お父さんと息子間の愛憎戦線、人生自体をひとつの主題で繋げていく達人精神、故郷への哀愁とそれと関連する人生の物語、資本主義と日常の人生が対立し連結される点を自然に繰り出す映画[UDON]は私の主観ではありますが、日本映画の代表作品の内のひとつです。しかしこのような類の映画がとても多いということは問題です。過去への哀愁を刺激する過去志向的な映画が日本映画の大部分を占めています。学生時代の愛を秘めし人達、人間性回復の誇張された主張、現実逃避のロマンチックな解釈が大部分の内容を占めています。わざわざ高いお金をかけてまで映画にする必要があるのかには疑問がわく映画が多いです。小説や漫画が原作の映画が特にそうです。少し残念なことではありますが、時代が変化すれば映画も変わっていくことでしょう。
香川県にスタジオCOCONがあるため讃岐うどんを何度か経験したことがあります。東京のうどんとは違いました。特にうどんを食べるというよりかは飲む人が多いです。自然に食べる速度が速くなります。噛む人は飲む人についてくことは出来ませんよね。一度はうどんを飲んでみたのですが、胃のなかがふつふつとしました。映画のシーンで出てくる上り坂や平坦な地形には慣れています。
近いうちにCOCONのなおこに会いに香川にいかなければですね。うどんも一杯たべて、長い端を渡れば[ずっとそこにある奇跡]も、もう一度考えてみることにしましょう。
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