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あなたのプロジェクトを応援します。1 「カツスタイル」

投稿日:2017/12/30

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あなたのプロジェクトを応援します。1


                       
カツスタイル
 
 

ライフスタジオのスタッフによくする質問です。

[どんな人と働きたいですか?]

この質問を自分にしてみました。

[私はどんな人と働きたいのか?

一緒に仕事をするにおいて、一番重要な事は何なのか?]

しばらく考え、少しぬるい結論に達しました。

[ずっと継続してやっている人]
 

仕事をするというのは、2種類あります。

元々決められている仕事と、自分自身が自ら決めてやる仕事。

出勤して掃除をし、撮影をして業務を行い退勤する仕事は、以前から決められている仕事です。この仕事を行ったときにでてくる結果は、時間の経過と給与です。自分の時間を使い、決められた仕事をし、給与をもらい、生活資金として使います。これまで、数多くの試行錯誤の結果、投入したものと比べ、良く算出されたもので固められた仕事です。必ずやらなければならない仕事です。この仕事は、一緒に仕事ができる土台となります。人間の人生の土台が、衣食住であるように、写真館という組織を運営している基本動力です。自ら決めてやる仕事は[なぜ]という質問に答える行為です。1人の人を愛し、その人といろんな時間を共にします。[なぜ]その人を愛し、一緒に時間を送っているのかと質問すると、特別な答えを探すのは難しいのです。その人と一緒にいると、ただ良いのです。ただ良いので自分が持っている全てのものを投入します。それが愛する理由です。理由と聞いた瞬間、不純物が混ざったようにも感じます。以前から、決められている仕事に対する[なぜ]は、答えが簡単です。写真が好きで、給料をもらうから。お客様との時間が好きだから、等。簡単に答えられます。ところが、自分で決めてやる仕事は、計画書で書いてはいるものの、具体的に[なぜ]この仕事を自らやるのかに対する質問に答えるのが難しいのです。なぜならば、その仕事自体が目的だからです。愛自体が目的の時の[なぜ]愛するのかと、質問されたときに答えに困るのと同じです。それ自体が良く、やったら楽しいからです。山を登っている人に、なぜ大変な思いをして山に登るのかと聞くと、大体は[そこに山があるから]と拍子抜けするような答えが返ってきます。今、各個人がプロジェクトを進めています。[なぜ]という質問をしてみてください。

ところが、問題は自分が自ら決めた仕事は、量が少ないだけでなく、やっていくうちに大変な部分がでてきたらそこで辞めてしまいます。もう一度、以前から決められている仕事だけを行う人になります。目標も明確で特別な難しさがない世の中に戻ります。自分が決めて自らやるという事は、特別なことではありません。ある意味当たり前のことなのです。ところが、世の中は当たり前ではないことで溢れかえっています。だから、人生は難しいのです。以前から決められている仕事だけをすると、特別な問題はなく人生も面白くありません。人間がそうなのです。決められている事と、自分が自ら決めてやる事の間でバランスが必要です。自ら決めてやる事が慣れてくると、それも既に決められたことに変わります。そして、もう一度自ら決める新しい仕事を探します。このような善の循環構造が変化発展プログラムです。このような変化発展プログラムが必ず必要なのにも関わらず、自ら決めることのできない様々な理由があるでしょう。

自ら決めてやる仕事には、必要な時間があります。始める時の緊張感、最初の失敗があり、半ばで面白くなり、それと同時に難しく苦しさもあり、最終的には自分のものとなる過程が必要です。一生をかけて終わる事もあるでしょうし、1週間、1ヶ月、1年、10年...仕事にはこの過程を循環させる時間が必要です。この過程のところどころに障害物があり、各種の誘惑と言い訳の墓が潜んでいます。多くの難しさにも仕事が終了する過程において、2つが重要だと思っています。

1つ目に、ずっと継続してやる。
2つ目に、新しく起きる出来事を受け入れる。

当たり前のように思うでしょうが、重要なことです。ずっと継続してやると、いつかはできます。困難に直面したら、少し中断もし、面倒くさくなったら仕事の名前と変えて、また計画を立てたらいいのです。結局は仕事はずっとしなければならないのです。自分が自ら設定した仕事は自分の全ての事なのです。反対に、自分の全ての事は自ら決めた約束に溶け込んでいます。そのため、仕事はずっとやらなければなりません。その仕事をやらなければ、あまりやる事がありません。以前から決められている仕事だけをやるだけです。誰かが、始めようとする時に一番先に浮かぶことは、その人が他の条件で自分が自ら決めた仕事をしようとするのか、そうでなければ、他の条件で以前から決められている仕事をもう一度探しだすのかということを確認します。決定的な違いがあります。ライフスタジオを辞めることが重要なのではなく、自らが決めた事を辞めるのかが重要な問題です。自分が予想だにしなかった事が発生すると、失敗と規定したり、その場に座り込んでしまいます。または、花道だけを予想していて茨の道が出てくると、その道は私の行くべき道ではないと言います。自分が予想できていなかっただけで、当然出てくるべきして現れる道です。起きた出来事を受け入れ、その条件で自分の地図を修正しなければなりません。やった事が成された事になる作業でも[ずっと継続すること]が重要です。やった事を成された事にする間に[自ら決めてずっとやらなければならない]を入れなければなりません。ただやる事は、成されたことにはならず、[自ら決めてずっと継続すると成されるとういことの意味]を知るようになります。

私はどんな人と働きたいのか。に対する答えを言いながらここまできました。私が考える仕事とはこのような事です。だから、一緒に働きたい人は[ずっと継続してやっている人]です。上手、下手という問題ではありません。自分が自ら決め、継続してやる人、起きた出来事を受け入れながら継続して、自分の道を修正していく人と仕事がしたいです。
久しぶりに、ライフスタジオで[ずっと継続してやっている人]に出会いました。[カツ マサヒロ]です。
カツは自分の主題とプロジェクトを[行動]と[写真]にきめました。[行動]と[写真]自体は目立つ主題ではありません。
ところが、1年以上カツは自ら決めて[ずっと継続してやっています]。

会って話をしてみると、本当に水準が低いです。[ん????どうしてこれをこんな風に考えるんだ???本当に驚きでいっぱいだ!!!]という事を、何回も感じました。幼い頃から約20年間狼に育てられ、初めて人間の文明に接する人から感じるような驚き。しかし、それよりも驚くべき事は、どん底まで落ちて、這い上がる力です。自分の現在の状況を受け入れ、次に行くべき場所と見つめるカツが、私の言う[ずっと継続してやっている人]です。
2018年、カツの個人プロジェクトは[カツスタイル]です。ゴリラのキャラクターでいろんな素材を使用し、自分のブランドを作ろうとしています。[カツスタイル]は、自ら決めた事です。そして、自らやっています。多分、なぜそれをやるのか質問すると[ただやっている]と答えるのではないでしょうか?自らやる事を決めた時は、特別な理由がありません。それ自体が自分自身だからです。

人間から発見できる一番美しい姿は、[人生に対する肯定]だと思います。一番低い姿勢で一番高い所を見ている人間の謙遜さと決意が同時に確認される瞬間が一番魅力的なのです。甲子園の選手達がまさにそうです。カツは、お客様に自分を自ら現しています。お客様はその姿を見て、謙遜さと決意を発見できると信じています。お客様から頂く小さな応援が集まり、カツが[やっている人]から[成された人、できた人]へと前進しています。

[カツスタイル]は、必ず成功します。なぜかって?カツは自ら決めた事を[ずっと継続してやる人]だからです。
 

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