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写真サークル
投稿日:2017/4/16
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サークルの運営が6カ月間行われ、整理と計画が必要な時期になりました。
サークルは、情報、映画、哲学から進行されます。
情報は、自身のことを全て外に広げ整理し、再び自身の中に入れていく過程です。情報は、1ヶ月に1度、自身と私達を客観化させる作業です。この過程を通して、再び1ヶ月を過ごすことのできる力と余裕を確保するのです。現在は、まだ情報はそれほど活性化されてはいません。その理由は皆さんもよく知っている通り、何をどのようにするべきかよくわからないからです。そのため、自由な形の方法から少しだけ強制性を含めていくことを提案します。参加者全員5分間の発表を行います。内容は自由です。自身と私達を取り巻いている全ての内容の中で各自の悩み、障害物、起きた事実、各単位に対する評価、今後の計画等。自身のアンテナに引っかかっている内容を5分以内で発表し、必要な場合は質疑応答と、議題設定等を行う方法で公論化するということを進行します。
映画は、1本の映画を一緒に見て、話す時間です。一緒に何かを経験するということはとても良い事です。問題は時間です。情報、映画、哲学を1日で進めるため、時間の制約があり、その中で映画上映の2時間が争点となります。一緒に見ることと、論議することの中で選ぶとするなら、一緒に論議することのほうが、より価値がある事だと思っています。なので、映画は各自が家で集中してみて来て、一緒に論議する内容は、事前に告知してもらい準備してくるという提案です。
哲学は、「写真人文学」の本を元に行っています。個人的にはとても良い教材だと考えます。現在2つのイシューが提起されました。ONE POINT「写真」項目の2018年の教材として「写真人文学」を使用するために、サークルで事前学習を行うことと、工藤がこの写真の学習を個人プロジェクトとして行う事になりました。そのため、4月のサークルは1章から始めます。
整理すると、情報は、各自が5分間発表する。映画は、各自が事前に映画を見て来て出された主題の準備をし、サークル当日は討論だけをする。哲学は、4月から第1章から工藤中心に2018年のための準備を行う。です。
この6カ月、各個人の間にある見えない壁が本当に硬いという考えに至りました。サークルという自由な集まりでさえ活力が生まれないのは、本当に不思議なことです。世の中にただでできることはないといいますが、人間関係は本当に難しい事なのです。このような限界がある分、可能性に対する期待があるため、サークルを行っています。私が20代の頃流行った言葉が、「熱い心と冷徹な理性」ですが、この言葉はまさにサークルに似合う態度ではないでしょうか。それでは。。。
***写真は、新宿御苑で2チームに分かれ討論している場面です。外でも熾烈に討論する姿は美しいですね***
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