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MMK⑥働くことがイヤな人のための本

投稿日:2012/7/22

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仕事とはなんだろうか?」「人はなぜ働かねばならないのか?」「生きることがそのまま仕事であることは可能か?」

引きこもりの留年生、三十過ぎの未婚のOL、中年サラリーマン、元・哲学青年の会社経営者といった人物との架空対話を通して、人間が「よく生きること」の意味を探求する。

私はとくに働くことが嫌だからこの本を手にとったわけではない。しかし、仕事に対して深い理解もないからこの本を読んでみようと思ったし、「日々お金を稼ぐために、仕事を励むことの何がいけないのだ?」と友人に聞かれたら私は「いいんじゃん」としか言うことができない。だから読んでみようと思ったが、期待通りの本ではなかったーーーー。

「日々お金を稼ぐために、仕事を励むことの何がいけないのだ?」と友人に聞かれたら私は何も言う事ができない。だから読んでみようと思ったが、期待どおりの本ではなかった。。

「なぜ働ければならないか?」という生きていれば誰でも持っている疑問に対して、筆者の哲学的な回答であまり理解も共感もすることが難しくて、正直よけいに訳がわからなくなりました。

私が馬鹿なだけだと思うがあまり理解できなかったが、一応まとめてみました………。

働くことは社会のなかに生きることであり、社会のなかに生きることは不条理にさらされることである。

人生とは「理不尽」の一言に尽きること。

思い通りにならないのが当たり前で、いかに粉骨砕身の努力をしても報われない事があり、のんべんだらりと暮らていても頭上の棚からぼたもちが落ちてくることもある。

いかに品行方正な人生を送っても罪をかぶることもあるし、いかに悪態な人生を送っても賞賛され賛美されることがある。

社会に出て仕事をするとは、このすべてを受け入れるということ、その中でもがくということ、その中でため息をつくということなのだ。

こうした不条理の波を乗りこなす人を、自称社会不適合者と蔑視する。

彼らは人間性を捨てていて、こうした傷ついている自分たちこそ善良な人間なのだ。

しかし筆者にそうした人々も「自己欺瞞」の罠に陥っているという。

筆者にとって働くということは不条理と向き合い悩むことで、つまり哲学をすることである。

「なぜ仕事をしなければならないのか」という健全な悩みに対して、辛抱強く自分の声を聞く訓練からさらに何が自分にとって重要なのかとことん見る訓練をしなければならない。

自分がたまたま生まれてきて、生きる一条の意味を探り当て、充実した生きる道を探すこと。

それは広い意味で生きる道というのは自分の仕事を探していることにほかならない。

人生は理不尽なものだから、自分の思っている程うまくはいかないよ。成功しても失敗しても目をそらさずに受け入れなさい。ということなのだと思うが、「すべてを受け入れる」について私は本を読んでいて理解できなかった。この本のタイトルが「不条理の人生ー哲学のすすめー」というタイトルだったら本の内容に納得していたかもしれない。

仕事とは、生きるとは、を理解するのには哲学を学ぶのは良いヒントを与えてくれるのは認める。だが、どうしても『人生は不条理』ということに納得できなかったのだ。

なぜならば、物事をうまくいかないなかった時に本当は自分に問題があるのに、人生は不条理だから。といいわけしてしまいそうだから納得できないのだ。

 

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