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横浜
投稿日:2011/6/4
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先日、横浜店に二日間だけであるがお世話になりました。
本当は学習休暇中に、他店舗で撮影しようかなと計画していたのですが、震災で水戸店は学習休暇が残念ながらなくなってしまった・・・
私はどうしても撮影のマンネリ化を脱出したくて、今回無理を言って2日間だけ横浜店に行かせていただきました。
協力していただいた幹子リーダー、横浜店の船田店長はじめとするスタッフの人に感謝します。
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カメラマンなら誰でもぶち当たるマンネリ化の壁・・・・・
アイディアが浮かばない。撮影がすべて同じになってしまう。なにが良いのか悪いのか分からなくなってしまう。などの壁が定期的に訪れる。
私はその状態が続いていたので、外に出る方法を選択しました。
今回の目的は、「横浜のポイントを探し出し、どのように撮影すればポイントを活かすことができるか」である。
ポイントを探し出すことを再燃したかったのです。
ポイントとは横浜店の特徴を最大限に活用される撮影とは?である。
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横浜店の自然光はどの角度から入ってきてどのくらいの強さなのか?
画角はどうするのか?
露出は?
どこで撮影するのか?
前ボケは?
背景に何を入れるのか?
画面のどこに被写体を配置するのか?
被写体と背景、前ボケとの露出比はどのくらいか?
被写体の適正露出は?
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私は撮影しながらこれを完璧に考えてイメージしてからシャッターを切る。というのは不可能であり、せいぜい2つか3つが限界である。
なので撮影以外の時間にインテリアを目の前にしてこれらを考えながらイメージして良い答えが出たらシャッターを切ってみる。
良いイメージが出なかったらシャッターは切らない。
とりあえず切ってみるというのがあまり好きではないのです。
これは私にとってポイントを見つけていく作業なのである。
奇跡を待つほど、撮影時間は長くないのである。
そして、探求作業をして実際に撮影して私が感じた横浜店のポイント(特徴)を整理してみました。
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横浜店は、自然光と蛍光灯のバランスを必要以上に意識して撮影する技術を要するスタジオだと感じた。
午前中だと9割のインテリアが自然光に影響され、なおかつ蛍光灯やタングステンも付いているので、露出や色温度に気を配らなければならない。
午前に入る大量の自然光と午後に入るわずかな自然光。
極端に言えばこの二種類の異なる光の質をうまく使いこなすことが横浜店のポイントではないかと思いました。
白いトタンを通した光となにも通さない光の質の異なった特徴も知らなければならない。
そしてなぜ自然光と蛍光灯を同時に使用するのかを考えなければならい。
大抵の理由が補助光として使用したり、絞り値を深くしたいという理由になるだろう。
単に明るくしたいということだと思います。
ここで注意したいのは、補助光の使い方だと思う。
私は基本的に光の方向(メインライト)は一つの方向と決めています。
左から光が当たって右に影ができるように意識するということで、それがもっとも違和感のない自然な写真になるからそうしています。
一つの蛍光灯で撮影する場合に、横に置くのもそうした理由になるでしょう。
ですが、光を二つ以上使用する時には、補助光が不自然な光にならいように注意をしなければなと思いました。
正直、横浜店での撮影はこれらに頭を使って撮影するので、頭が疲れたのですがとても楽しかったです。
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撮影者としての情熱が今回の横浜店勤務で蘇るような感覚になりました。
それは良い写真を撮影するための要素を探すという探求心が湧き出すような感じであった。
そしてこのような気持ちを忘れずに、すべて水戸店に注ぎ込むことが私の使命と考えます。
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