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イメージ写真

投稿日:2017/3/29

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個人的にイメージ写真は、苦手である。
なんというか、イメージ写真っていうのははっきりとしなくて曖昧だから、くすぐったくなる。
例えば、詩というものもどちらかというと苦手である。
はっきりとストレートに言ったらいいのになぁ。と思ってしまうのだ。
白なら白で、黒なら黒だとしたくなる。
だから、写真でいうと説明的な写真を好む傾向があるのかもしれない。
このように私はイメージというものが、とてもはっきりとしない曖昧なものとして認識している。
そして、私にはあまり感受性が豊かではないのだなぁと自分にがっくりする。
ある時、だれかとドライブしていた時に桜が咲いていて「なんか桜ってきれいだなぁ。」と言うと「え?そんなことを思う人だったの!?」
と異常に驚かれた。どうやら他の人にもそう思われているのだろう。
そうは言っても、人間からイメージという機能は切り離すことができない。
イメージは、目の前に実体として存在しない何かを見ることである。
桜はただ在るだけであり、桜がきれいだというのは、私のイメージから意味が作られている。
桜が普遍的な美しさを持っているのであれば、誰がどう見ても美しいと感じるはずである。
このようにイメージは個人的なもので、現実に間接的でもあるし、直接的なものである。
では、なぜ人はイメージするのだろうか?
どしゃぶりの雨の日に傘を持たずに出かけることをイメージすると、全身が雨に濡れて風邪を引いてしまって、仕事に行けなくなって
しまうかもしれない。とイメージする。だから、雨に濡れないために傘をさすのではなく、雨に濡れたら悪いことが起きるイメージ
をするから傘をさすのである。
結局は、イメージは自分にいいことが起こるためにする。のである。
確かにイメージは触れることができない曖昧なものだが、確かにイメージは現実的なものと結びついている。
「もしかしたら、この先にいいことがあるんじゃないか」
というイメージを持つことは、意外にもこの先を変える力を持っている。
だから、 美しいイメージ写真とは、自分が重要だと思う価値と結びついて発展していく具体的な写真だということだ。
 

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